10月23日 第4回ゼミ 模擬授業を終えて(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。4回目のゼミで約20分間の模擬授業をやらせていただきました。やはり、自分が実際にやってみると学ぶことが倍以上にあります!学んだことを書きたいと思います。

 私が今回、行った授業は小学6年生を対象に、国語科の「きつねのおきゃくさま」という授業です。なぜ、この教材にしたかというと、白石範孝先生の書籍を読んで、「逆思考の読み」というのを学んだからです。これは、文章の終結部を取り上げてどうしてこうなったのか、問いとそれに対する答えを考えることで因果関係を探りながら冒頭に向けて読んでいく方法だそうです。この逆思考の読みをすることで、論理的な思考ができるようになるそうです。私はせっかくなら試してみよう、という思いで、今回授業をやらせていただきました。

 授業後、玉置先生に助言していただいたことは、発問が2つの意味を含んでしまっているということです。私は「なぜ、きつねは恥ずかしそうに笑って死んだのだろうか」という発問をしました。しかし、子どもの意見から出てきたのは、「〜のがなんだか恥ずかしい」または、「〜が嬉しくて誇らしくて笑った」という2つの読み取りが出てきてしまいました。両方間違いではない、しかし、小学4年生を対象にした際にはやはり、一つ一つシャープにして視点を絞って深く読み取った方がいいなということを学びました。

 もう一点、自分の反省としては教材研究がまだまだだということです。やはり、一番落としたいところでどのようにしたら、子どもにすんなり落ちるのか、子供目線になって教材を研究していくことの難しさを痛感します。一回一回の模擬授業を大切にし、自分だったらどんな授業展開にするのか考えながら他のみんなの授業を見たいと思います。

 玉置先生をはじめ、ゼミのみんな、ありがとうございました。(安部)
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