11月6日第五回後期ゼミ道徳の模擬授業を終えて(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は、第五回ゼミで20分間模擬授業をさせていただいたことによる学びを記事にしていきたいと思います。

 授業は六年生の道徳です。教材は、七十八円の命という教材です。内容を簡潔にまとめます。

1,私は捨て猫に出会って可愛がった。その猫は赤ちゃんを産んだ。
2,鈴木さんというおばあさんが捨て猫を赤ちゃんも一緒に保護した。
3,あるとき私は、捨て猫をおばあさんがどこかへ連れていったという話を聞いた。
4,私は、学校で保健所ではないかという話を聞き、保健所を調べたことで恐怖心を抱き、捨て猫を心配した。
5,後日鈴木さんは、責任をもって飼うために、捨て猫を赤ちゃんを産めない体にするために病院へ連れていったと判明した。

という話です。主人公である私は、鈴木さんとの関わりにより、ただ可愛いと思うだけでなく、命に対する責任感を生き物に持たなければならないということを学んだという話です。

 さて私は、授業をするにあたり、鈴木さんが病院へ連れていく行為に対する葛藤と、私と鈴木さんとの可愛がる心の違いを考えさせるように発問を考えました。また、対話を実感させるために隣同士話し合ったことを踏まえて前後で話し合うという行為を行いました。

 結果として、話し合いは盛り上がったが、話し合ったことを全体交流するときに、意見をまとめあげることの難しさを味わうという結果になりました。

 玉置先生からは、保健所に連れていかれる動物の命の重さについて考えさせることをベースにすることで、出てくる意見が散らからなくなるというアドバイスをいただきました。

 教材論として、深いアドバイスをいただきましたが、何よりも私は、人を怖れず、一人語りにならないように、笑顔で授業をやりきったことが嬉しかった。今回の授業を通して、三年生前期や教育実習のときの苦しかった思いを精算することができたからです。

 授業が終わったときに、玉置先生と四期生の仲間は私に、包み込むような笑顔とうなづきをしていただきました。それを見た私は、苦しみながらも必ず苦しんだ分の笑顔と居場所にたどり着くと走っていた自分に、今そしてこれからの私は、望んでいた笑顔と居場所にたどり着き、走り続けていると伝えたいと思いました。

 それではまた次の記事でお会いしましょう。Have a nice day.(中澤)
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