11月27日 4期生ゼミ 模擬授業の反省(秋田)

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 こんにちは。4期生の秋田です。今回は、ゼミでやらせていただいた道徳の模擬授業の反省を書いていきたいと思います。

 私は今回、4年生を対象にクラスが始まって最初の道徳の授業という設定で、「世界に一つだけの花」の歌詞を教材にしてやらせていただきました。

 私は以前の模擬授業でも道徳の授業をやらせていただいたのですが、前回の反省点をもとに教材研究を何度もしました。しかし、どこを主発問にしようか、ここでどんな発問をしようか、考えれば考えるほど分からなくなってしまいました。

 今回私は、歌詞の中にある「ナンバーワン」と「オンリーワン」を取り上げて、主発問は「ナンバーワンとオンリーワン、みんなはどちらが大切だと思いますか?」というものにしました。私は、子どもたちの中でどこか議論する場、「ん〜確かにそう考えればそうだな〜」と葛藤する場面を作りたいという思いがありました。しかしこれは、私たち大人でも難しい発問でした。また、この発問に答えはなく、それぞれの感性になってしまうものになってしまいました。

 私も卒論のテーマでとりあげている「考え、議論する道徳」ですが、どこで子どもたちに議論させたいか、揺さぶりをかけたいか設定するのは、本当に難しいものであるなと実感しました。

 ゼミ生からの助言として、この後クラスの友達のオンリーワン、一人一人がもつ種(良いところ)を見つけあって、カードに書いて渡すという活動をするというものがあったのですが、それはまだクラスが始まったばかりだとむずかしいのではないかという意見をいただきました。この意見をいただいて、確下にまだお互いをそんなに知らない子どもたちもいるので、これからやっていこうなど次の時間に結びつけたり、学級経営につなげていくのも良いなと感じました。
 
 また、子どもたちからきいた発言を1回束ねるということの大切さもゼミ生から気づかしてもらいました。私は、子どもの言葉をただ黒板に並べて次に進めてしまうという場面もあったので、数人の発言からそれを全体が納得できる形で1回束ねるという確認は必要であるとまなびました。

 今回も反省点、改善点がたくさん見つかる授業となりました。ご指導してくださった玉置先生、4期生のみんな、ありがとうございました。(秋田)
 
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