12/9 味岡小学校訪問&玉置先生の講話から学んだこと(宮野、北神、中西)

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 こんにちは、5期生の宮野です。味岡小学校の授業を参観させて頂き、子どもどうしで対話をさせることの難しさと、逆思考の授業づくりの大切さを学びました。

 1つ目に、子ども同士の対話を引き出す難しさです。授業を、子どものつぶやきに注目しながら参観させて頂きました。みていると、お互いに教えあったり、アドバイスをしあったりする姿も見られましたが、片方の子が一方的に説明して、聞いている子は無反応という場面も多々見られました。対話というのは、双方向のコミュニケーションがあって成り立つものだと思います。どうしても話し手に目がいってしまいますが、聞き手側の反応の仕方に関しての指導も対話を生み出す上では必要だと感じました。

 2つ目に、逆思考の授業づくりの重要性に関してです。授業を参観させて頂いた後、玉置先生のお話しから、改めてその大切さを感じました。目標を立ててから、それはどういう子どもの姿や意見があれば達成できたと言えるのかを具体的に考えてから授業づくりを始めることです。これまで、実習やゼミで授業をさせていただきましたが、単に目標をたてただけで終わっていました。逆思考の授業づくりをすることで、授業の中で価値づけるべき子どもの姿も自然と出てきます。これからは、よりシャープな授業を行うために、心がけて行っていきたいです。

 ゼミのセミナーで、実際に小学校へ行き、生の授業を見せていただくのは、今回が初めてでした。小学校によって、力を入れてみえる部分が異なり、とても興味深く勉強になりました。これから、出来るだけ多くの小学校へ行き、それぞれの小学校の特色や授業から、多くのことを学びたいと思います。(宮野)

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 こんにちは!五期生の北神です。今回は、味岡小学校訪問からの学びについて書きます。

 今回見せて頂いた授業はどちらもICTを活用した授業でした。タブレットを使った授業は他の学校でも見たことがありましたが、プログラミングを教科学習に取り入れた授業を見ることは初めてでした。私も、大学でプログラミングについて学習しましたが、とても難しかったです。子ども達は、私達大学生よりもずっと使いこなしていてすごいなと思いました。また、プログラミングについて理解することはできても、教科学習に取り入れる方法は全く思いつかなかったので面白かったです。

 これから、ますますICTを活用した授業が求められてくるでしょう。しかし、授業のゴールに、「子ども達に何を言わせたいのか」を考えて授業を作るということは忘れてはいけないと思いました。ICTを積極的に取り入れようとすると、つい、どの活動にICTを取り入れることができるかということから授業を考えてしまいます。それでは、授業の目標を達成することはできず、子ども達もICTを使いこなすことに重きを置くようになるということが分かりました。授業のゴールに、「子ども達に何を言わせたいのか」ということを軸にして授業を考える、逆思考の授業づくりを大事にしたいです。

 私は、現場の先生方の分科会に参加させて頂いたことが初めてでした。提案授業をもとに、現場の先生方が感じていることをたくさんお聞きして、ICTを使って学びを深めることの難しさを改めて感じました。私も現場に出た時に、ICTをツールとして上手く活用した授業ができるよう、もっと勉強したいです。とても充実した学びをさせて頂く機会を頂き、本当にありがとうございました。(北神)

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 こんにちは。5期生の中西です。12月19日の味岡小学校での学びを書かせていただきます。

 今回は、ICTを使った授業を見させていただきました。タブレットを使って、いかに授業のねらいを意識させるかということの難しさを感じました。タブレットを使ってばかりだと、タブレットと子ども1人の世界に入ってしまい、なかなか対話の場面をつくることができません。タブレットやPCはあくまでツールであり、学びを喚起したり確かめたりする道具としてうまく活用していくことが教師にとって求められると学びました。

 また、ICTを授業で上手く使っていくには、教える側はICTに関する知識と技術が必要です。国が小中学校の児童生徒に1人一台のPCを支給することを決定したことからも、今まで以上にICTを使った授業が求められます。正直なところ、私はまだこのICTを授業で上手く活用できる自信がありません。しかし私が教師となったときには、子どもたちは1人一台のPCを持っているということを意識して、ICTの知識や技術を学んでいきたいです。

 今回は初めてICTを中心に使った授業を見させていただき、自分がいかにICTの知識や技術が乏しいかということを実感しました。
新たな学びの場を与えてくださった玉置先生はじめ味岡小学校の先生方、本当にありがとうございました。(中西)
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