実習を終えて(生田)

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 こんにちは!5期生の生田ともやです。もうすぐで今年も終わりですね。

 自分は小学校実習、中学校実習と約8週間の教育実習を終えました。あまりにも濃すぎる8週間であっという間に終わってしまいました。いまだに実習での早寝早起きスーツに着替えの習慣が身についてしまっています。

 今回は中学校実習を終えてのことについて書いていこうと思います。

 中学生は小学生とは違い自分からはよってきません。わかっていたのですがここまでとは思っていなかったです。自分がこのいかつい顔のためか生徒から煙たがられてるのかと思いました。
 
 しかし、小学校実習の時とは違い比較的良い子が多く仲良くなるのにさほど時間はようしませんでした。毎日沢山の子に一人一人話しかけて、体調が悪そうな子がいたら大丈夫?髪の毛切ったこがいたら似合っているね!と声をかけたり、交換日記みたいなものがあって全員の交換日記にコメントを一人一人つけたり、昼休みは男子と外で遊んだり、時には女子とバスケットボール、そして授業によって子どもとの関係をどんどん作っていきました。

 授業では自分は国語をやらせてもらいました。自分は国語を専攻しているので授業は国語をやったのですが、今回は小学校実習の授業とは違い深く内容に入っていくのでしっかり国語だけに力をいれていきました。結果から言うと上手くできませんでした。そもそも自分は国語が苦手で、国語の苦手を克服するため国語を専攻したので覚悟はしていたのですがここまでできないものだと痛感しました。まず自分は知識が乏しいので、話に説得力がありません。なので毎回毎回教材研究と国語の勉強の両立でした。

 さらに、授業技術の面では国語という科目に必死になりすぎて、ゼミでの学びを意識することができませんでした。小学校実習の時は授業内容に余裕があったのでゼミで学んだことを意識する余裕があったのですが中学校では上手くいきませんでした。研究授業終わったあと玉置先生からアドバイスをもらったら思い出したように意識でき、落ち着いてやることができました。

 中学校実習は最後の3日間急性胃腸炎で入院するというトラブルもありましたが最後は別日にお別れ会を担任の先生が開いてくださってしっかりと締めることができました。

 と、順調にいったような中学校実習でしたが、どうも中学校実習中から終わったあとも違和感を感じていました。とある赤坂真ニ先生の本をよんでいてこんなことがかいてありました。

 静かなる荒れ「しらけ型」学級崩壊

 低意欲で緊張感に欠け、活気が見られない状態。かと言って明確な反発をすることもなく、指示をすればそれに従い、立ち歩く子もいなければ奇声をあげる子もいない。しかし淡々と授業はすすむ。

 自分は崩壊までにいってないにしてもこれに近いものを感じました。終わってからこれだと思いました。現場に居た時にはこの違和感がわからなかったのです。そう、彼らには熱を感じませんでした。日々の活動をこなすだけなのです。一見上手くいっている様に見えますがいずれ学級崩壊、上達が見られない、クラス会にまとまりがなくなってくるなどが起こってくるのではと思いました。こういったことについてもこれから学んでいきたいです。こういった形の学級崩壊はこれから増えていく様な気が自分はします。実際自分がかつて所属していたクラスもこれに近かったです。

 実習ではこういったことも学んでくることができました。こっからはこれを生かして教育採用試験に挑みたいと思います。(生田)

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