2月2日(日)教師力向上講演愛知教育会館にて(生田・中西)

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 こんにちは!5期生の生田と中西です!今回は2/2(日)に愛知教育会館にて行われた教師力向上講演での玉置先生の講演会で学んだことについて書いていこうと思います。

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 こんにちは!5期生の生田朋也です。

 最近は名古屋市のインターンシップで岐阜と名古屋を行ったり来たりと忙しい日々ですが、子どもと遊ぶと疲れがリセットされます。
「今を頑張れ。プレーをつなげ」
 昔監督に言われ続けた言葉です。現場に立つためにも「今」を頑張っていきたいです。

 さて、今回は愛知教育会館で行われた「教師力向上講演」に参加させていただきました。そしてそこで玉置先生の「教師としての大切な作法」を学びました。今回はそこで学んで印象に残ったことについて書いていこうと思います。

 今回玉置先生の講演会ということで、内容は玉置先生がいつもゼミでも大切にされていることでした。基本的な事ばかりでしたが、意外と気づかないうちにだれもがやってしまうポイントを的確に説明してくださいました。その中でも「物わかりが悪い教師になれ」は自分にとって今日聞いたなかで1番大切にしたいなと思いました。
 
 自分は小学校教育実習で授業をやってきたわけですが、結論を言うととっても単調な授業でした。楽しく、盛り上がった部分はあります。しかしその授業で学ばせたい1番大切な場面でどうも単調でした。それはなぜか。

 自分は教材研究をやっているためどうしても子どもに答えを求めようとしてしまい、やけに物わかりがよく、答えを半ば無理矢理引き出そうとしていたからです。子どもの曖昧な答えに自分が付け足してしまっていたのです。子どもからは恐らく「多少わからなくても生田先生が自分の言いたいことわかってくれる」と思われていたことでしょう。これでは子どもの思考は働きませんよね。あえて物わかりの悪い先生になることによって、子どもにその授業で一番大切な所を委ねたり、より思考が働くような授業を展開していきたいと思いました。
 
 そして玉置先生が教えてくださったABCDの原則
A=当たり前のことを
B=馬鹿にしないで
C=ちゃんとやれる人こそ
D=できる人

 これはわかりやすくて、本当に大事なことを突いていると思います。これは自分の中学校教育実習先にも貼っていました。玉置先生が考えたなんて本当に驚きでした。他の大学の教育学部のやつに自慢したいです。
 
 今回は教師として基本のことではありましたが、玉置先生がいつも私たちに言ってくれていることをギュッと詰め込んだ内容で、改めて自分の中に刻むことができました。どれもやってみたいことばかりで、明日からのインターンにでも実践できるものはしてみたいと思いました。玉置先生ありがとうございました。(生田)

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 こんにちは。5期生の中西です。2月2日に愛知県教育会館で行われた玉置先生の講演から学んだことを書かせていただきます。

 今回は「教師として大切な作法」という内容でした。私が最も印象に残ったことは、「物わかりが悪い教師になれ」という言葉です。子どもの言葉を、教師側が意図した正しい答えに言い換えてしまうことがあります。

 実は私が教育実習で授業を行ったときに、担当の先生からご指摘を受けました。小学校6年生の場合の数という単元で、子どもが「たぶん12通りだと思います」と答えたことに対し私は「そうだね。12通りだね」と言ってしまいました。「たぶん」と付け加えているということは、どこかで迷いがあったり自信がなかったり、どこか疑問に思ったりすることがあるはずです。12通りで正解であったとしても、「どうして、『たぶん』をつけたのかな?」と聞いてあげることで今その子がどんなことを思っているかをクラス全体で共有することができます。疑問に思っていることがあれば、今度は周りの子同士で相談したり、他の子を指名してつなげたりしていくこともできます。対話の場面を増やしていくことにつながるので、授業での物わかりが悪い教師となることをしっかり意識していくことが大切だと学びました。

 玉置先生がよくおっしゃられる「ABCDの原則」A=当たり前のことを B=馬鹿にしないで C=ちゃんとやれる人こそ D=できる人、は人としてとても大切なことだと思います。慣れがでてきてしまうと、さぼりがちになってしまいますが、教師として授業を行う前の教材研究など当たり前のことを馬鹿にしないでしっかり行うことを心掛けていきたいと思いました。

 今回もたくさんの学びを得ることができました。このような場を与えてくださった玉置先生はじめ関係者の皆さま、ありがとうございました。(中西)
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