2月2日愛知県教育会館での学び(木下・長谷川)

 こんにちは!5期生の長谷川です。今回は2月2日に愛知県教育会館で、玉置先生に「教師として大切な作法」について講義をして頂きました。1度は聞いたことのある内容も幾つかありましたが、何度聞いても為になることばかりでした。今回はその中でも新たに学び得たことをまとめます。

 私が今回新たに学んだことは「子どもの立場に立って考える」ことです。例えば、テスト1週間前。教師は覚えた方が点数とれるよ!という資料やプリントを子どもたちにたくさん配布します。教師側の思いとしては「少しでも点数が取れるように」と、子どもたちの為を思ってプリントを配布しているつもりです。しかし、子どもたちの立場に立って考えると、「テスト直前に大量のプリントをもらっても、やることが多く結局のところ何を勉強したら良いのか分からなくなってしまう。」ということが本音だと思います。きっと皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

 したがって、教師は子どもたちの為に、と思ってやるのではなく、子どもたちの立場に立って考えることで、本当は子どもたちが何をして欲しいのか、何を求めているのか、が分かるようになるのではないかと思いました。

 また、今回の例であれば、テスト直前に大量の資料やプリントを渡すことは、子どもたちのためではないとすれば、プリントはいつ渡すべきか、どの授業で渡すべきか、などと考えて計画立てて進めることができるようになります。
 
 私は塾でアルバイトをしているので今回のことを参考に、中学生の学年末テストに向けて、生徒の立場になって考え、計画立てて進めていこうと思います!そして、教師になった際も、子どもたちからの視点や考えを大切にした教師でありたいと思います。

 今回も新たな学びをさせて頂きました。玉置先生、ありがとうございました。(長谷川)

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 こんにちは、5期生の木下です。今日は2月2日に愛知県教育会館で行われた玉置先生の講演「教師として大切な作法」に参加させていただいた時のことについて書きます。
 
 今回の講演では玉置先生が他のセミナーでおっしゃっていたことや、普段の学校の講義の中でおっしゃっていたこと(ABCDの法則、物わかりが悪い教師になれ、児童生徒の出力場面を増やせなど)がいくつか登場し、自分の中でより深めることができました。その中でも、特に心に響いた2つのことについて内容について書きたいと思います。
 
 1つ目は、児童に「ゴミを拾いなさい。」と言う時にただ「ゴミを拾いなさい。」と言うのではなく、「みんなが過ごしやすいようにするにはどうする?」と趣意を考えさせて、最終的に「ゴミを10個前に持ってきてください。」と指示を出すことが良いことを学びました。この指示を出すことで、児童は必ず10個以上ゴミを拾って持ってくると言うのです。

 これは、以前セミナーの中でも玉置先生がおっしゃっていたことがあり、今回自分の中で深めることができたことの1つです。私は週に一回学校ボランティアに行かせていただいており、偶然ゴミ拾いを児童にさせる場面を見ることができました。この時先生は、玉置先生が良い指示であるとおっしゃっていたように「じゃあゴミを10個拾って先生に見せにきて!」と指示を出されました。実際に先生がこのように指示を出されていることにも感動したのに加えて、児童たちが周りの友達と競うようにゴミを拾っている姿を見ることができ、とても感動しました。

 2つ目は、「トップダウン」という言葉です。これは「トップが下に降りる」という意味で具体的な例として、教師が子供の立場に降りることや会社のトップが社員の立場に降りるということが挙げられます。トップダウンの良さは、私が夏まで所属していたよさこいサークルの中でもよく感じることでした。具体的には、チームの状況が悪くなってしまった時に、サークルの中で長と呼ばれる幹部の人たちが、他の仲間の声を個人的に聞いたり、全員でのミーティングを開くことでチームがより良い方向に向かっていったことを実際に感じることができました。いろいろな場面で良さを感じることができる「トップダウン」という考え方は素敵だなあとあらためて感じ、心に響きました。

 自分の中で多くのことを深めることができたセミナーになりました。講演をしていただいた玉置先生、ありがとうございました!(木下)
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