2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)での学び(生田・二宮)

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 こんにちは!5期生の生田朋也です。最近は黒糖かりんとうにハマっていてバイトの休憩中やゼミ終わった後によく食べています。

 今回は2/8(土)に行われた、教師力アップセミナー筑波大学附属小学校 山本良和先生の算数の「しかけ」と「しこみ」ということで、講演と模擬授業で学んだこと感じたことを書いて行こうと思います。

 山本先生の講演と模擬授業は大変楽しんでしまいました。自分は同じ5期生の二宮くんの講演記録のサポート役だったのにも関わらず、小学生の頃に戻ったように授業に夢中になってしまいました。

 山本先生の模擬授業はとにかく「しかけ」が沢山あり、5期生の酒井さんと「すごくワクワクするね」と話していました。

 そして自分は山本先生から次のような3つのポイントを学びました。1つめはとにかく自分の選んだ数字、記号そして考え、など自分を表現することで全員参加させる。お客さんをつくらない。

 2つめは生徒のちょっとした仕草、様子を見逃さない。これは模擬授業中でもそうでした。山本先生は生徒役のうなずき、何か言い出そうな生徒を見逃さず、つっこんでいました。

 3つめは子どもに考え説明させる。これは少し詳しく書いて行こうと思います。これは今回1番印象にのこりました。山本先生自体ほとんど答え、説明を話すことはあまりなかったのです。ほとんど子ども役の人が話していました。この姿は目指すべき姿だとおもいます。具体的にやっていらっしゃったのは、まず発表したいことがある人はサイレントでみんなに伝え、他の人がその人が何を伝えたかったのか説明するというものです。これは喋らず説明するこで、他のみんなが必死に解釈しよう聞く姿勢が生まれるからです。わからないからききたくなる。まさしく興味を引き出している姿でした。そして音声だと聞いてわかったつもりになってしまいます。サイレントにすることで思考をはたらかせ、答えだけきいてそこで終わってしまわないような工夫が大切なんだなとかんじました。

 今回の山本先生のお話、講演、模擬授業はもっと聞きたい、勉強したいと強く感じるものでした。まずは山本先生の書籍に手を伸ばし、山本先生のやり方、工夫、考えを盗んでみたいと思いました。またお話を聞ける機会があったら是非聞きたいです。山本先生はじめ、教師力アップセミナー関係者の皆様、ありがとうございました。(生田)

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 こんにちは、この記事を書いた日に年齢を一つ重ねました、五期生の二宮です。今までの自分を変えて、その変化を楽しめる一年にしたいと考えています。(笑)

 さて、今日は2月7日に参加させていただいた山本先生が講演の教師力アップセミナーで学んだことを二点書いていきたいと思います。

 一点目は「主体的・対話的で深い学び」の対話についてです。模擬授業の中で山本先生は「喋らずに説明しなさい。」とジェスチャーを使ったりホワイトボードを指差して自分の考えを伝えさせることを指示されていましたが「対話」が口で伝えるだけではないことを学びました。

 例えば模擬授業の中であれば、「喋らず発表できる人?」とジェスチャーで発表させ、別の児童役に口で説明させたり、立方体の展開図を考える時にその根拠をジェスチャーで表現したりするなど子どもが相手の考えを知りたいから必然的に聴く状況を作り、対話を生み出すきっかけになるということを思いました。ジェスチャーが自然に使える場面は、自分の専科である英語にはあると思っていましたが算数でも、使える場面があるとわかったので授業で仕掛けて対話を生み出したいと思いました。

 二点目は「もし〜〜なら……。」と発問することについてです。運試しと言って授業の導入をした後、山本先生は「もし、もう一度数を書いていいならラッキーセブンは他にもあるのかな。」と板書に起こしていました。授業の課題はこちらから提示すると主体的ではなく、やらさせれることになってしまいますが、このように尋ねることで自分なりの問題意識を持つことができ、全員参加につながるように感じました。教師の目線で課題を提示することは、授業の出来はさておき、自分も実習でしましたが、これでは子どもに問いや疑問を持たせることはできず主体性は生まれないなとわかったので、自分でも発問の仕方を見つけ算数だけでなく、すべての授業で活かしていけるようにしたいです。

 今回初めて文字記録をさせていただいて普通に講演を聞いたり、模擬授業で生徒役をしたりするより、授業の流れがよくわかり、変化に気づくことができました。聴きながら文字を起こすのでとても大変でしたが面白くもあると自分にとって新しい発見をしました。関係者の皆様、講演をしてくださった山本先生ありがとうございました。(二宮)
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