「ちがい」を「喜び」に(矢崎)

 こんにちは。五期生の矢崎です。今日見たテレビ番組に感動した話を書かせていただきます。

 今日、「世界一受けたい授業」という番組を見ました。その中で、今世界で一番レベルが高いとされているミネルバ大学の特集がありました。

 ミネルバ大学には、キャンパスがありません。学生は世界7都市の学生寮を周り、そこで一定期間暮らし、学ぶことで幅広い教養を得ます。大学の講義は全てテレビ電話で行われます。その中で、設定されたテーマに沿って事前に学習してきたことを学生たちが議論し合います。

 テーマへの取り組み、発言、レポート、質問への回答などを踏まえて毎回、先生が五段階の評価を付けます。だから、定期テストというものがこの大学にはありません。そして、講義の中で先生は学生にアドバイスや質問をするだけで、教えることはしません。

 また、学生は暮らしている場所での社会奉仕を行うよう言われています。そこで、学生たちは自分たちが学んだ知識だけでは社会の課題には通用しないことを痛感します。それを痛感することが、これからを担う学生たちの未来のより良い姿につながると大学は考えているそうです。

 そこで学んでいる、初の日本人学生の人が、「違いに寛容になれることが大切だ」と話していました。私はこの言葉に感動しました。これからの社会に必要なのはこの「ちがい」に寛容になれる力なのではないでしょうか。

 自分と「ちがう」ということに人は、抵抗感を覚えます。でも、その「ちがい」に触れたとき、新しいことを知れたという「喜び」を感じることのできる人はこれからの社会でとても強いのではないでしょうか。

 その「喜び」を感じる為には幅広い教養と体験が必要です。その教養と体験を子どもたちに与えられる教育が求められるのではないかと感じました。

 まだ、私の教養は浅いです。今回の番組を見たことでもっと色々なことを知り、それを子どもたちにも伝えられる力を付けたいと思いました。(矢崎)
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