5月1日和田先生のお話から学んだこと(第1弾)

 こんにちは!5期生の二村です!
 5月1日に行われたゼミでは先週に引き続き、和田裕枝先生にお越し頂き、「魅力のある教師との出会い」についてお話を伺いました。今回学んだことをゼミ生一人一人が書いたので、まとめさせていただきます。大変勉強になるお話をして頂き、たくさんの学びを得たため、3弾に分けて記事を書かせていただきました。


 和田先生のお話を聞いて、子どもってすごいなと思いました。
 私達は、教師という立場になることで、子どもを教える対象にしか見れなくなります。でも、子どもも私と同じ一人の人なのだと改めて感じました。それを忘れたくないと思いました。
 それにきっと私より感情も考えも豊かです。
 完璧を求めすぎるのではなく、子どもから豊かさを分けてもらえるような授業や指導ができる教師になりたいと思いました。 (矢崎)


 和田先生のお話から、心に残ったことは、子どもへの注意の仕方です。いつも廊下を走る子に、「廊下を走ることはいけない」とただ伝えるのではなく、「まず、あなたも周りも怪我がなくてよかった。」と先生の気持ちを伝え、「でも、次どうなるか分からない。100回走って99回は大丈夫かもしれないけど、残りの1回であなたが怪我をしてしまうなら、先生はその1回が嫌だから走らないでほしい」と伝えるということです。
 頭ごなしに叱るのではなく、先生の気持ちを交えて、子どものためを思って、子どもを第1に考えて、伝えることの大切さを学ぶことが出来ました。(大久保)


 今回のお話で特に心に残ったのは忘れることのできる先生が魅力的であるというところです。
自分自身あまり根に持つタイプではないので、過去のことを引っ張り出してきて注意されたりきめつけらるのは嫌です。だから今までは自分がされて嫌だからしないでおこうと思っていました。しかしそれだけではなく、忘れてることは子どもたちに変わるチャンスを与えることにもなると今回知って大変驚きました。私は子どもは周りから毎日いっぱい吸収のてどんどん変わり続ける存在だと思っています。大人にはないその子どもらしさを尊重し、機会を与えていくことで子どもたちが自分自身の可能性や良さに気付いてくれたら嬉しいです。そしてそんな教師でありたいです。教師という仕事の魅力をさらに感じることができました。
 後半の心の温度の話は胸はきゅっと締め付けられるような気持ちになりました。そんなことも待っているかもしれないけど、人が好き、子どもたちが好きという気持ちを大切に向き合える教師を目指したいという覚悟ができました。
 自分の世界が広がる和田先生のお話もっともっと聞きたいと思ってます。これからもご指導いただけると幸いです。本当にありがとうございました。(酒井)


 和田先生のお話の中で「忘れることのできる教師」という言葉がとても印象に残りました。いつまでも子どもの失敗や間違えを覚えていると、「この間も同じことしたよね」「何回言えばわかるの?」などと子どもに伝えてしまいます。回数など関係がないということに気づかされました。
 私が中学生の時に、一度でも生徒を叱ると一日中機嫌が悪い先生がいました。私はその先生の印象があまり良く思えませんでした。忘れることのできる教師は、子どもたちにとって、その先生に対する印象も良くなり、信頼関係を築くことにもつながると学びました。(中西)


 和田先生のお話の中で一番印象に残っていることは、「なんくるないさ〜」と考えることの大切さです。学校現場では、命に関わることは重要視する必要があるが、学習に関してはそんなに悲観的に考えなくてもよいとされているそうです。そうすることで自分自身が待てる人になります。

 実習中、5年生だけれどなかなか九九の計算ができない子どもがいました。私はその子に対して「待つ」ことができず、「なんでわからないのか」となぜかその子どもよりも私が焦る時もありました。
 しかし、今ありがたいことにボランティアで実習校に行かせていただいています。そこで算数の授業を見てみると、驚いたことに九九が苦手だったはずのその子が友達と協力して計算ドリルを解くまでに成長しているのです。自分が悲観的に考えすぎて焦らなくても、子供は成長していくんだなあと感じ、今日の「なんくるないさ〜」のお話と繋がりが見えました。(木下)

→第2弾に続きます。

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