5月1日和田先生のお話から学んだこと 第2弾

 第1弾に続き、5期生の感想をまとめていきます。

 和田先生の話を聞いて、自分もこうありたいという具体的な姿をイメージすることができました。

 それは、大抵のことをなんくるないさと捉える心のゆとりを持つことです。私はせっかち且つ心配性で先走ったり小さな事でくよくよしたりしてしまうことがよくあります。
 そういう時こそ少し立ち止まって、そんな急がなくて悩まなくて大丈夫、なんとなかなると自分に言いたいです。そして、それを周りの人に態度で示せる大きく広い心を持ちたいです。(宮野)


 今回の和田先生からのお話から、特に印象に残ったのは2つあります。

 まずは、「おもしろがる」先生になるということです。子供の間違いを突き詰めるのではなく、「こんな考え方もあるんだね!なるほど!」というように、笑顔で対応し、その後に間違いを指摘することで、子供も、間違うことへの恐怖心が少なくなり、先生のことを、「間違っていても認めてくれる」と思ってくれるので、学級運営の面から見ても、とても学びになりました。

 2つ目は、「忘れることのできる」先生になることです。子供の過去の失敗を出すことなく、「今」にしっかりと向き合い、正すことで、子供の先生に対する信頼度は上がるということを知りました。私も実際に教育実習の際、「A君は前もこういうことしたよね」と言ってしまいました。子供は決してわざとやったわけではないので、何度も過去のことを言われると嫌になってしまうそうです。ですので、今後はこのことに気をつけて、子供たちと関わっていきたいと思います。(杉山)


 私が今日一番心に残ったのは、忘れることの出来る教師になる方法です。私自身、小さい頃から失敗が多く、先生にそのことを言われて苦しんだ経験が沢山ありました。同じ思いを子ども達にさせたくなくて、この事は実習の時からずっと考えていました。

 何度注意しても廊下を走る子どもへの注意で、和田先生は以下のようにお話をして下さいました。「今は転ばなかったけど、明日は転ぶかもしれない。100万回のうちの1回は転ぶかもしれない。先生は、そのたった1回でも、あなたに傷ついて欲しくない。」なぜ注意するのか、子どもを思う気持ちが核なのだと伝わってくる言葉がけで、本当に感動しました。また、過去を掘り返すのではなく、その子のこれからを気遣う事を大切にしたい、と思いました。

 常に子どもの良いところを探し続けること。ずっと一対一で接するのではなく、クラスの仲間を巻き込んで大勢で遊ぶこと。全ての根底にある、「子どもの為に。」という気持ちが、魅力ある教師を作るのだと強く感じました。面接の時もそうですが、私はつい答えを探してしまうクセがあります。100点満点を求める前に、「子どもの為に。」を思い出すことを、これから必ず意識していきたいです。(遠藤)

 魅力のある教師ということで、過去の記憶のある教師にあった姿が沢山ありました。中でも印象に残っているのが「忘れることのできる先生」です。いわゆる自分は昔問題児でした。(大きくなってから恩師に教師を目指していることを伝えたらそう言われたからです。)

 その時過去のことを掘り返して叱ってくる先生というのはやはり自分のやった事が本当に悪いことというのがハッキリとわかりませんでした。その場の説教の時間が早く終わって欲しいという思いしかでてきませんでした。ですので自分も子どもの過去の失敗、間違いを忘れ、ネチネチ怒りたくは絶対ありません。丁寧に指導し、貴方が大事だということを伝えることのできる気持ちの良い先生になりたいです。面接でも「忘れることのできる先生」を活かして行きたいと思います。(生田)


 私が特に印象に残った言葉は「子どもが自分で答えを見つける話し方」です。まず、全体か個別に話すのかを判断し、子どもに語りかけるように話すことを心がけたいです。そして「子どもはどうしたいか」を聞き、子どもの気持ちや考えを引き出すこと、のできる話し方が大切だと学びました。私は授業と同じように、話しをする時も、子どもとのキャッチボールが必要だと考えます。そのため、子どもが教師の話をきっかけに、友達の考えを聞いたり、自分で考える時間を作り、子どもの考えを待つことのできる教師になりたいです。(長谷川)

→第3弾に続きます。
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