5/1(金) 和田先生の授業づくりに関するお話からの学び(木下、大久保、遠藤、古川、宮野)

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こんにちは!5期生の宮野です。今日は6期生ゼミに参加させていただき、和田先生の授業づくりに関するお話を伺いました。実践的な内容ばかりで、大変貴重な学びとなりました。以下に、参加させていただいた一人一人の学びをまとめました。
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本日は貴重なお話をありがとうございました。午前午後と違った視点でお話を聞けて、たった1日でたくさんの学びを得ることができました。

私が教育実習中、大失敗した授業と和田先生がおっしゃっていたミスをする原因が見事に繋がって驚きました。

私は教育実習中、子どもたちにしっかりと作業方法が伝わるようにと作業の手順を紙に書き、丁寧に説明をしました。今考えてみれば、とても長い説明であったなと思います。そのため、子どもたちの作業時間が少なくなり「先生もう少し時間欲しい!」と子どもから声が上がることもありました。その声に「じゃああと2分ね」と引っ張られている自分もいました。まさに悪循環である授業でした。「子どもに引っ張られて時間を延長したところで良い授業にはならない」という和田先生の言葉は、実際自分が経験したこともあり強く共感しました。

教育実習は終わってしまいましたが、今日のたくさんの学びを是非後期ゼミでの模擬授業へといかしていきたいです。(木下)

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私が印象に残ったお話は、発問して、子どもから意見を聞く際は、最低3人の意見を聞くまでは補助発問をせず、我慢するということです。

1人の子どもの意見を他に広める意識ではなく、大勢の子どもの意見をジグソーパズルのように集めていって、全体像が解明されていくように意識するというのは、考えたことがなかったので、新しく学ぶことができました。

教育実習では、私が求める内容を1人の子が喋ったら、それを広げるような授業をしていたので、今後授業をする際は、しっかりと意識して、臨みたいです。(大久保)

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今日の和田先生のお話ですが、とにかく実習前に聞きたかった!という思いが一番強かったです笑。しかし、実習を経験しているからこそ、自分が実際にやってしまった失敗と重ねてお話を聞くことが出来、とても勉強になりました。

中でも、じわじわ挙手のお話は耳が痛かったです。実際に私も小学校実習で、4人しか手が挙がらないことに焦った経験があります。その時手を挙げた子は皆、よく出来る子ばかりだったので、このまま出来ない子を置いて行ってはいけない、と思ってしまった事も原因の一つです。しかし、和田先生の「子どもの意見はジグソーパズル」というお話を聞いて、私はそもそも考え方が間違っていたのだと気付きました。

教師が子どもの意見を繋げる事は大切です。しかし、毎回教師がコメントしたり補助発言したりする必要は無いのだと感じました。まず挙手した子どもにどんどん意見を言わせておけば、他の子はそれを真剣に聞くはずです。何故なら分からない、答えが知りたい、と思うからです。そうして、教師が指示をしなくても、子どもが自分から答えを探そうと一生懸命になっていくのだと感じました。
焦って言葉を足すと、手を挙げてた子は勿論、頑張って考えていた子の思考も乱してしまいます。私はまず教師がコメントしないと、繋げないと、という気持ちを一度封印する訓練から始めたいと思います。そして、子どもの可能性を信じ、子ども同士が互いに互いの先生になるような授業作りを目指したいと感じました。(遠藤)

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今回お話を聞く中で、教育実習の様々な様子を思い浮かべていました。

 私の専門は数学です。中学校実習の際、図形を作図する場面で大幅に時間が乱れてしまい、とても焦ったのを覚えています。今回、「時間を決めるのは教師」という言葉で、はっとさせられました。

時間配分の決定権を持っているのは教師です。準備段階として、生徒の実態から考えるのはもちろんのこと、その場の生徒の様子をみて、授業を進行していくという判断もしっかりとできるようにならなければと改めて考えさせられました。(古川)

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和田先生の、「授業はジグゾーパズル」という言葉がとても心に残りました。

私は、実習の際、挙手が少ないことに気を取らわれ、その度に追加の説明やペアでの話し合いを入れていました。そして、授業時間を延長してしまうことが多かったです。
はじめに少ない挙手であっても、焦らずじわじわと多くの意見を取り上げ、全体像を広げていく、このことを念頭に置いて授業を行うようにしたいです。

そのために、子供の出た発言に対して、他の子にあなたはどう?と問いかけ、子供の考えを大切にした授業をしたいです。(宮野)

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和田先生のお話を伺い、教師になってこんな授業をしたいと再確認できた貴重な学びの時間となりました。今日の学びを採用試験での模擬授業や後期のゼミに大いに活かしていきたいと思います。

午前の5期生ゼミに引き続き午後の6期生ゼミと、貴重なお話をしていただいた和田先生、このような学びの機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました。(木下、大久保、古川、遠藤、宮野)
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