このご時世に思うこと(杉山)

 こんにちは。5期生の杉山です。記事を書くのが久しくなってしまいました。すみません。この間に色々と私自身が感じたことや、四方山話を記事にしていきます。

 新型コロナウイルスが蔓延し、政府による緊急事態宣言が出され、私達も大学に行けなかったり、これまで通りの日常が送れなかったりと、多大な影響が出ています。オンライン授業で講義が行われていますが、やはり対面の講義のほうが集中もできますし、より学びになると思いますが、今は仕方がないことです。

 私自身も、バイトや銀行に行くこと以外の「不要不急」の外出を避けて、ほとんど家にいるのですが、ふと思ったのが「学ぶことって楽しい」ということです。教員採用試験の勉強をすすめていくなかで、教職教養、一般教養、専門科目(私の場合は社会科)問わず、新たな知識を得ることや忘れていた記憶が蘇る感覚がどうも癖になるのです。今は友達と一緒に勉強することはできないので、ビデオ通話をしながら勉強しています。

 コロナ禍の中で感じているのが、「教養は大事」であるということです。ネットの掲示板やYahooニュースのコメント欄を見ることが私の日課になっており、世の中の人がどんな考えを持っているのかを確認しています。その中で、周りに流されただけの薄っぺらい知識で自分語りをする人や、この状況の中でとにかくストレスを他人にぶつけたい人などを何人も見てきました。私自身も、このコロナのことや政治のことなどについて、個人の意見をしっかりと持っているつもりですが、何が正解で何が不正解なのかが本当にわからないこのご時世、やはり「社会で生きていく上での一定の教養」は、本当に武器になるので、社会科の教師になって、こういった教養の大切さを生徒に伝えていけたらいいなと思っています。

 次に、こういうときこそ「思いやり」の精神を持つということです。私は普段から、コンビニや飲食店などを利用したときは、必ず「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」と言うようにしています。特にこんな状況の中で、私達に様々なサービスを提供してくれる人たちには、本当に頭が上がりません。私も飲食店と塾のバイトを掛け持ちして働いていますが、飲食店で、客の言動で気分を害されたことは何度もあります。なんでそんなことをするのか私は到底理解に苦しみますが、「残念な人だなあ」と思うようにしています。そんな中で、感謝の言葉を一言言えば、大変な従業員の人たちも少しは良い気持ちになると思います。

 「9月始業論」が噂されている中、世界や日本はどうなってしまうのか、私達の教員採用試験はどうなってしまうのかなど、不安なことが多いですが、普段の玉置ゼミや趣味をすることで元気でいます。こんな状況でも「深い学び」を提供してくださる玉置先生やゲストの講師の先生(和田先生など)、新たな視点で刺激をくれるゼミ生の仲間や友達に感謝を申し上げて、終わりにします。長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(杉山)

 写真は、最近読破した歴史の本です。日本人として知るべき内容がたくさん詰まった、杉山おすすめの本たちです。とても面白く、なにより「教養」が身につくので、ぜひ読んでみてください。
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