第5回6期生玉置ゼミでの学び(名桐)

 こんにちは。玉置ゼミ6期生の名桐です。この投稿では、第5回玉置ゼミでの活動報告をしていきたいと思います。

 今回は、私が「classroom portfolioのススメ」という題材について、玉置先生とゼミ生を生徒役として模擬授業をしました。そこでいくつか感じたことがあります。

 1つ目は、授業の下準備はとても大変ということです。大学の授業の方で、指導案の作成を何度かさせていただきました。しかし、それはある程度枠組みのあるものであり、先行実践などを参考にして作成していました。ですから、さほど大変といった印象は無いままその過程を終えていました。ですが今回は、題材を与えられただけであり、授業の仕方は自由でした。「どこから手をつければいいのだろう」というのが率直な気持ちでした。しかし、大きな枠組みを決め、以前和田先生が教えてくださった「授業はスパイラルだから」という言葉を意識すると、自分の言葉で授業を作りたい!と感じ途中から楽しくなってきました。普段何気なく受けていた学校の授業も、先生の裏での準備があってこそ成り立つものです。教師目線で考えられる立場になったからこそ、有難みを感じ、今度は自分の番だと意欲が高まってきました。

 2つ目は、褒めることの大切さです。準備段階で、ゼミでの学びをたくさん取り入れ、授業をどうやって進めていこうかと凄く考えました。「どういう発問がくるかな」「ここのグループ活動ではこの課題を提示しよう」と、まるで教師になった気分で構成を練っていました。そして、自分の発表が終わってみれば玉置先生やゼミ生の皆が褒めてくれて、内心とても嬉しかったです。まだまだ満足をするには程遠い内容でしたが、少しでも自分の頑張りを認めて貰えると、嬉しいものです。この時、次も褒めてもらえるように頑張ろうと素直に思うことができました。子どもっぽい発想と思われても仕方がないことですが、何かを原動力として努力することは、自分の過去の部活動での教えであり今も続けていることです。現段階での授業づくりの原動力は、先生や仲間からの言葉やサポートです。高めあえる仲間がいるからこそ私も頑張ろうという気になります。ですから、もっと皆を驚かせられるような、皆とともに高めあえるような活動にしていきたいです。

 玉置ゼミはまだまだ始まったばかりですが、それでも多くのことを現段階で学ぶことができています。改めてこのゼミに入れたことの喜び、そして高めあえる仲間がいることに感謝し、これからも頑張っていきたいです。(名桐)

※写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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