5月29日5期生ゼミ 栗木先生のお話から学んだこと 第2弾

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 第1弾に引き続き、ゼミ生の学びをまとめます。


 私は、「学び合いとは全ての子が支え合うことだ」という言葉がとても印象に残りました。授業は、これからの社会で生きていく力を身に付ける場です。学び合いを通し、困ったときに自ら助けを求める力、自分を見つけていく力を高めていくことは、児童同士の繋がる力にも関わっていき、結果として学級という垣根を越えて児童の成長に非常に大きな影響を与えると感じさせられました。
 
 この学び合いは思い立ってすぐ行うことのできるものではありません。私の卒業研究のテーマは、「明日も学校に行きたくなる学級づくり〜構成的グループエンカウンターを通して〜」なので、今回の学びを参考にし、まずは学級経営からどのように信頼関係をつくり、児童が安心して発言のできる環境をつくっていくかというところから考えていきたいと思いました。(古川)


 私は「学び合い」をすることで、子どもたち自身が「分からないのは自分だけじゃない」と気づき安心できたり、分かったつもりでいた子どもが「自分も分かっていなかった」と気づくきっかけになったりするのだと感じました。

 また、授業の中で、分かる子も分からない子も一緒になって支え合い、考え答えを導き出す過程や、分からないことに対して「分からないから教えて」とSOSの声を出して助けを求めることが、今後の社会を生きていくために必要な力だと思いました。

 栗木先生から学んだように、私も授業の中で、わかった人いる?と聞くのではなく、困ったことないかな?と聞く言葉がけをしたり、グループで話し合うだけの活動ではなく、互いの意見や分からないことを聞き合うグループ活動をしていきたいです。(長谷川)



 私が栗木先生からのお話で印象に残ったことは、学びは個で行うもので、そのための手段としてグループ活動があるということです。

 私は今までグループ活動で学ぶこと自体が目的だと捉えていましたが、グループ活動は目的ではなく、手段という考え方は学び合いの大切な視点だと感じました。そのように考えると、グループで分からないことを聞いて、ただ分かったふりをするのではなく、他者の意見を聞くことによって、しっかりと自分の意見を確立させることが大切なのではないかと思います。

 分からないことを分からないと言える学級が理想の学級だと私は考えるので、今回栗木先生から教えていただいたことを、しっかりと自分の学びに繋げていきます。(大久保)



 貴重なお話をして頂き、大変勉強になりました。お話を聞き、学び合いの奥深さを知り、真の学び合いを取り組むことの難しさを学びました。

 私は教師になり、「分からないことを分からないと言えるクラス」を作りたいと思っています。栗木先生のお話を伺い、そのクラスを作るための原点は学び合う学びにあると感じました。教師として、分からないことは分からないと言葉にする大切さを教えるだけでなく、「〇〇さんが困っているんだけどみんなはどう考える?」と投げかけたり、グループの話し合いの中で「困ってること、分からないことはない?」と聴き合いを大切にした学級経営をしていきたいです。

 学び合いの裏側には子どもの発言や考え、解釈を聴こうという姿勢や、どうやって子ども一人一人を輝かせるかという栗木先生の人柄の温かさや子ども想いなところがあるからこそだと感じました。

 今回学ばせていただいたことを吸収し、学び合いのできる温かいクラスや関係性を作れる教師になれるよう頑張っていきたいとより強く思いました。(二村)


 せっかく貴重なお時間を頂いているにも関わらず、参加するのが遅くなり申し訳ございませんでした。

 今日のお話を聞いて、子どもの意見を聞く時には、まず困ったことを出させることが大切だと学びました。教師が「分かった人?」「できた人?」と聞くから、子ども達は分からないことを恥ずかしいことだと考えるようになるのだと思います。このように授業の中で分からないと言うことができない子どもは、社会に出ても周りにSOSを出せず問題を一人で抱え込むようになるということに気が付きました。だからこそ、子ども達が困ったことを積極的に出し、それをみんなで解決していくという学び合いの授業が、これから困難な社会を生きていく子ども達にとって大切だと感じました。私も「困ったことは宝物なんだ」と子ども達に伝えられる教師になりたいです。(北神)


→第3弾へ続きます
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