玉置先生の道徳模擬授業を受けての学び(中野、金子、池戸)

 玉置先生の道徳の授業を受けて

 玉置先生の道徳の授業は本当に楽しくて、今までの私の道徳の授業への印象が全然違うものになりました。登場人物の表情から何が起こったのかを、物語を読む前に考えさせたり、最初に物語の大まかなオチを言っておいて、なぜこうなったのかを考えながら物語を読むというのが新鮮でした。なぜ主人公の中で心情の変化が起きたのかというのを、自分の中で想像しながら読む文章は、いつもと違った観点で物語を見ることができ、登場人物の心情を読み取らなくてはならない今までのマンネリ化した道徳とはまた違っておもしろいなと思いました。

 私は本を読むことが好きなので小、中学生の頃、道徳の授業では物語を授業の進行よりも早く読んでいってしまっていました。なので、最初にオチを言ってあることによってその中の部分をより深く理解することができたので、私も道徳の授業をするときにこのテクニックを使ってみたいなと思いました。玉置先生、とても参考になる素晴らしい授業を行ってくださり本当にありがとうございました。(中野)


 今回玉置先生の模擬授業を受けて、自分が小学生のときとは全く違う形だったため、すごく新鮮で楽しかったです。私は、先生が文章を全て読み、そこから出来事や主人公の変化を考える授業を受けてきました。玉置先生は文章を読みながら、場面に応じて細かく発問をされたので、話が入ってきやすく、出来事や主人公の心の変化について発想することを楽しめました。そして1番大切な部分での発問は時間をかけて書かせることで、この物語で得て欲しい価値について追求することが出来ました。

 また、自由に発想すればいいよ、なるほどね、というさまざまな声掛けにより自分なりに考えてみよう、先生はしっかり聞いてくれていると感じ、自分の意見を考え発信するということに全く抵抗がなく、学び合いしていると実感出来ました。
その他にもさまざまな工夫があり、これから授業を構成する上で活かしていきたいものばかりでした。来週から頑張っていきたいです。(金子)


 6月5日の第7回目となる6期生ゼミで玉置先生に道徳の模擬授業をしていただきました。考えてみれば、玉置ゼミで色々なことをこれまで学ばせていただいていたのに玉置先生の模擬授業は一度も受けたことがなかったので、受ける前からとても楽しみにしていました。
 
 さて、内容に入るのですが、玉置先生の道徳の授業は自分にとって新しいことの連続でした。自分はこれまで道徳の授業では物語を子どもたちが音読して進めていくのが正解だと思っていました。ですが、子どもたちが一回や二回音読しただけで理解できるはずがなく、玉置先生の授業では物語は全て先生が読み進めていきました。聞いてみればなるほど、確かに。なぜ今までそんなことに気づがなかったんだろうと思ったことでした。
 
 もう一つ玉置先生の授業で印象に残ったのは場面場面における細かい発問が非常に多かったことです。主人公の気持ち、感情が揺れる度に先生は今この人はどんな気持ちだと思う?という発問をしていて、また、その答えに対して絶対に否定をせず、正答とは違っていても理解を示して子どもの意見を大切にする姿を見させていただいて授業というのはそうやって進めていくんだなという本当にいいお手本を見させていただきました。
この玉置先生の授業を参考にして自分も頑張りたいと思います。素晴らしい授業をしていただきありがとうございました。(池戸)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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