6月19日6期生ゼミでの学び(金子)

 こんにちは。6期生の金子です。コロナウイルスもだんだん落ち着いてきました。油断はできませんが早く日常が戻り、玉置先生とゼミ生とで対面して活動ができるのを楽しみにしています。

 さて、今回は6期生でのゼミで道徳の授業を行いましたので、そこでの学びを書きたと思います。私が授業を通して難しいと感じたポイントはいくつもあります。中でも特に言葉選びや、伝え方に難しさを感じました。

 伝え方については授業の計画時から難しさを感じていました。子どもにうまく伝えるにはどのような問いかけをするべきかがとても難しかったです。道徳の授業で価値観の押し付けにならないように、絶妙なラインの問いかけを考えるのに苦戦しました。また、実践したときに、私の伝え方がうまくいかず、生徒役のゼミ生を困らせてしまうような場面がありました。その時に、すぐ言いかえができればよかったのですが焦ってしまい、無理やりの問いのような形になってしまいました。何パターンか聞き方を考えておくなど、いかに子どもに伝わりやすいかを考え冷静に対処していきたいと思いまいした。

 言葉選びについて、ゼミ生の発言に私は、「よく読み取れたね」という声掛けをしました。授業終わりに玉置先生から読み取れたという言葉を使うと国語の授業になってしまう、とご指導をいただきました。自分が望んでいたことを子どもが発言したときについ「読み取れたね」という言葉を発してしまいました。物語から読み取るのではなく、想像しながら自分の考えを持つことができるのが道徳の良さであり、国語との違いだと思います。今後は「なるほど、よく想像できたね。」「そうやって考えたんだね。」といった子どもの考えひとつひとつを尊重できるような言葉をかけていきたいです。

 今回も活動を通して、多くのことを学びました。やはり実践して行っていくことで難しさを感じたり、得られるものの多さを実感します。いつもお世話になっている玉置先生、6期生のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。(金子)

※ 写真は、林文通先生撮影のある学校の一コマです。記事とは関係ありません。学校のワンシーンがとてもうまく切り取られていますので、使わせていただけるようにお願いをしました。
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