「命を守る」ということ(矢崎)

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こんにちは。5期生の矢崎です。
今回は5期生の古川さんに誘っていただいた、東日本大震災の津波で息子さんを亡くされた田村さんご夫妻にお話を聞く機会をいただきました。そこでの学びを書かせていただきます。

息子さんは女川の津波警報が出ているなか、会社の業務命令により会社の屋上に逃げ、津波にあい、亡くなりました。
田村さんご夫婦は目の前にあった高台になぜ逃げさせることができなかったのかという会社への訴えと息子さんの命を繋ぐ活動を「健太命の教室」で続けていらっしゃいます。

田村さんご夫妻のお話しから、「命を守る責任」を強く感じました。
私が目指す教員という職業は子どもたちを守る責任があります。
田村さんご夫妻のお話を聞いて、この「守る」という言葉の重さを実感しました。
自分の指示や言葉が子どもたちの命を左右してしまうことに怖さを感じました。

息子さんは震災から6ヶ月後に見つかりました。しかし、面会は叶わなかったそうです。お母様は「抱きしめてあげればよかった。」と仰いました。
この言葉を自分が受け持つ子どもたちの保護者の方に言わせないように、子どもたちを「守る」という責任と想いを強く持ち、日常の防災を怠ってはいけないと感じました。


田村さんご夫妻が「私たちの活動の根源は息子への愛情がある」と仰いました。
そして、「息子を亡くしてから人生が一転しました。」とも仰いました。
大切な人を亡くすという経験はその人の人生に良くも悪くも作用します。
田村さんご夫妻はこの経験と共に生きてるいらっしゃると感じ、言葉では言い表せない気持ちになりました。

子どもたちにはもちろん、大人の方々にも田村さんご夫妻のお話しを聞いてほしいと強く感じました。
ぜひこの記事を読んでくださった方は「健太いのちの教室」のホームページを覗いてみてください。
きっと、感じることがあるはずです。

http://kenta-inochiclass.com/


貴重な機会を作ってくださり、初めての私を快く迎えてくださったaichikaraの皆さん、ありがとうございました。

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そして、田村さんご夫妻、貴重なお話を本当にありがとうございました。
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