7月1日5期生ゼミでの学び (長谷川・古川)

 こんにちは!5期生の長谷川です。今回は「生きる力」や「対話」をテーマに様々な視点から考え、深めていくゼミ活動を行いました。

 「対話的な学び」では、対話を通して自己の考えを広げ深めることが大切であることや、授業の中では子どもの「分からないから教えて」という一言から対話が始まることを学びました。

 私は教育実習でペアワークが失敗してしまった授業のことを思い出しました。その原因の1つとして、自分の考えを伝えるだけで終わってしまい、子どもの考えが深まらない活動になっていたからです。しかし、当時の私は子ども同士が2人で話している様子から「なんとなく対話ができているのかな?」と考えてしまっていました。

 私は今回学んだことをふまえて、授業の中で真の対話を作り出すために、まず対話の前に子どもたち一人ひとりが自分の考えをノートに書いたり、考えを頭の中で整理したりする時間をとりたいと思います。そして、その後に対話を通して相手の良い部分を取り入れ、もう一度、自分の考えを再構築することで、自分の考えを広げ深めることのできる真の対話的な学びを実現したいです。

 また、私は授業や対話の中で「分からないから教えて」と言える子どもを育てるために「分からない」と言ってくれた子どもに対して「正直に言ってくれてありがとう」としっかり受け止め、褒めることが大切だと思います。そうすることで、子どもが「分からない」と言っても大丈夫だという安心できる授業の雰囲気作りをしていきたいです。

 今日は玉置先生から知識を学びインプットした後、実体験を交えて考えあわせながら話すアウトプットを沢山行いました。ゼミの最後には一人ひとりが学びを自分の言葉で話せるようになり、充実した時間となりました!玉置先生、ありがとうございました。(長谷川)

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 こんにちは、五期生の古川瑛理です。今日は、「対話的」、「主体的」というキーワードから掘り下げていきました。その中で今の三密を避けた対話的な学び、真の対話をしているかをどう捉えるのか、分からないばかり言う子どもに力を付けさせる方法を考えていきました。

 玉置ゼミの良いところ、多専修ゼミということもあり、自分一人だけでは思いつかない様々な意見が出て、深い学びを得ることができました。

 私は、その中でも最後のさいごに玉置先生の言った言葉が特に印象に残りました。「引きこもりになってしまった子、それは、助けてって言えなかった子」という言葉です。

 ゼミに入り、対話は、学校内だけではとどまらないということや何か困った時、悩んだ時、助けを求める為に重要な力となると学びました。授業を通して「分からない」と言えることは、そのきっかけになります。

 「引きこもり」というキーワードを聞いたとき、「分からない」というたった一言、この人とつながるきっかけがつくれるかどうか、小さな積み重ねができるかが、その人の一生に大きな影響を与えてしまうということを強くイメージさせられました。「分からない」と言えることは、人とつながる力であり、子ども達が社会に出たときに、生きていく力となります。

 学校も子ども達にとって、小さな社会であるということを改めて考えさせられ、安心して子ども達が「分からない」と言える環境づくり、そして対話の大切さを痛感しました。子ども達が安心して「分からない」と言える環境のつくれる教員になれるように努力していきたいです。(古川)
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