「授業力&学級経営力」2020年9月号で「よい発問」の条件を掲載(玉置)

画像1
 授業名人が考える「よい発問」の条件として、この雑誌には次のように6条件を示しました。詳細はぜひ本書でご確認ください。


条件1 だれもが考えてみようと思う発問であること

 発問を聞いた途端、子どもが「よし!これなら私も考えることができる」と気持ちを高めるものでなくてはいけません。


条件2 考えれば考えるほど深い思考となる発問であること

 自分なりの考えが生まれても「これでよいのだろうか」と思考を継続させる発問であるべきです。


条件3 こどもをゆさぶる要素がある発問であること

 話し合いが収束に向かっていくときに、さらに考えを深めさせるゆさぶり発問は話し合いの質を高める効果があります。


条件4 様々な面や角度から考えさせる発問であること

 子どもたちに自ずと違う角度から考えてみようと思わせる発問であると意見交流は活発になります。


条件5 子どもから新たな疑問を生み出す発問であること

 考えているうちに「こういう場合もあるのかなあ」など、子どもに新たな疑問を生み出す発問づくりを心がけましょう。

条件6 子どもが思わず発してしまう定番の発問であること

 子どもが「先生はきっとこういう発問をするだろう」と予想できる定番の発問をいくつかもちましょう。(玉置)
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31