9月23日のゼミでの学び(古川)

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 こんにちは、5期生の古川です。今回は先日のゼミの模擬授業での学びを書いていこうと思います。

 今回、私は算数で単位量あたりの大きさの模擬授業をしました。準備はあるしっかり程度していったと思っていたものの、なかなか思うような展開にはなりませんでした。その原因として大きく3つのことが挙げられると思います。

 第1に授業の前提が崩してしまったことです。何かを学ぶ時、その前に子ども達の既習事項があり、それと繋げて思考が広がっていくことが多いと思います。しかし、今回、模擬授業が30分ということで45分授業の中の省いた15分の説明があまりできていませんでした。そうすることで、前提が崩れ、展開が予想とかなり異なったものになりました。子ども達の学びが日々繋がっていること、キーワードを押さえることの大切さを学びました。
 また、ここから派生して学校を欠席してしまった子どもへの対応の配慮もきちんとしなければ、その子どもにとって大きな困難になる可能性もあるということも感じさせられました。

 第2に、子どもの意見を拾いきれなかったことです。模擬授業では、子どもに予想を立ててもらい、理由を聞く場面がありました。私は3つの選択肢があったのにも関わらず、一番多かった選択肢しか理由を聞けていませんでした。一人ひとりをその選択をしたのには理由があります。全員に聞くことはできないとしても、それぞれの選択肢を選んだ子どもに意見を聞くことができたら、より考えがより深まったのではないかと考えさせられました。

 第3に問いかけ方です。私は問いかけをする際に「言ってくれる人」「答えてくれる人」と言ってしまっていました。それでは、手を挙げない子どもは、言わなかった人、答えなかった人となってしまいます。ちょっとした言葉ではありますが、大切な配慮だと思います。一人ひとり何か書いてもらった際、書いたものにはそれぞれに理由があるはずです。理由があるという前提で意図的に使命をしたり、子ども同士を育てて繋げたりしていくことや何気ないように見える言葉選びの重要性を学びました。

 まだ、幸いにもこれから教壇に立つ前に模擬授業ができる機会があります。これらの学びを生かして再チャレンジしていきたいと思います。(古川)
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