10月14日模擬授業での学び(長谷川)

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 こんにちは。5期生の長谷川です。10月14日のゼミで行った道徳の授業「今度は、ぼくの番」についての振り返りを書きたいと思います。

 今回行った授業内容は、題名にある通り「今度は、ぼくの番」と、主人公が決意をして、行動に移す場面です。私は教材研究を進めていく中で、揺さぶりの発問を、どんな発問にしようか、とても悩みました。今までは、主人公の心情変化に着目して「本当にそうなのか?」などと、揺さぶり発問をすることが多かったです。しかし、今回の教材は、揺さぶるような場面がなく、どうしたら子どもたちの考えを、もっと深められるのだろうか、と何度も発問を考え直しました。

 私が道徳の授業を終えて学んだことは「雪を降り積もらせるような道徳授業の展開」です。私なりの解釈ですが「雪を降り積もらせる授業」とは、まず、主人公の決意をしたときの気持ちを子どもたちに、じっくりと考えさせます。次に、自分の考え方や価値感を自分の言葉で多くの子どもたちに語ってもらいます。そして、雪のように、沢山同じ価値感を積もらせ、それらを蓄積することによってより深く、主人公の心情を想像し、自分ごととして考えることができるようになるのだと思いました。

 板書計画では、教育実習での反省を生かし心情曲線を取り入れたり、物語を読みながら「この時、ぼくはどんな気持ちだったのだろう?想像でいいよ、教えて」と、子どもたちに聞いたりすることで、主人公の気持ちを想像させて、少しでも物語に入り込めるような工夫を取り入れました。

 上手く行ったところもあれば、まだまだだなあ、と感じたこともあります。後期ゼミでは、総まとめとして、今までに学んだ知識を1つでも多く、模擬授業の中で実践していきたいです。(長谷川)
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