10月21日模擬授業での学び(中西)

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 こんにちは。5期生の中西です。後期ゼミになって初めての模擬授業を行いました。そこでの学びを書かせていただきます。

 今回は小学5年生の道徳で、「命」という詩を取り上げました。小児ガンの子どもが亡くなる4か月前に書いた詩です。

 この授業を行ってみて学んだことは、命について取り上げるにあたって、子どもの実態を教師がしっかり把握しておかなければならないという点です。ここ最近家族の誰かがガンで亡くなってしまったという子どもにとっては、この授業は精神的に大きな負担となってしまう可能性があります。実際に大きな病気にかかった子どもにとっても辛い記憶がよみがえるかもしれません。事前に保護者の方からの同意をとるなどの対応が求められます。「命」や「病気」「死」について授業で取り上げるときには、これらのことを意識して臨まねばならないと学びました。
 
 今回の反省点は、詩の読み取りに時間をかけすぎてしまったことです。内容把握も必要ですが、それ以上に子どもがその作品を通してどんなことを考えたか、なにを感じたかが大切です。その意識をもっと高くもつ必要があると学びました。

 道徳授業で私は「命」について取り上げたことがなかったので、正直かなり不安でした。「命の大切さ」についてその子なりの答えを出させることは、思っていたより難しく、まだまだ授業の改善が必要だと感じました。この反省や学びをいかし、次の模擬授業につなげていきたいです。(中西)

※良い授業に集中して写真を撮ることを忘れました。中西君の横顔でお許しを(玉置)
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