10月27日犬山中学校訪問での学び(木下)

画像1画像2
 こんにちは。5期生の木下です。今回は10月27日の犬山中学校訪問について書きたいと思います。

 中学2年生の社会の授業と中学1年生道徳の授業を見させていただくことができました。

 社会の授業は私も中学校教育実習では2年生を担当したこともあり、どこか懐かしい気もしました。授業内容としては「なぜ京都の看板は目立たないのか」という授業で自分ごととして考えることが難しい単元でした。しかし、中学2年生が「おっ」と思うようなスターバックスや身近なローソンを最初に持ってくることで、生徒たちからは「和風だ」「かっこいい」という声があがっており、まずは生徒を惹きつけるような導入の大切さをあらためて感じました。

 道徳の授業後には研究協議会にも参加をさせていただきました。授業クラスのことをよく知っている先生方からは「答えがあると活発に話し合えるが、自分の考えや予想を出すことが難しいクラス」ということを教えていただきました。その中で最初に全体に向けて個人で考えを発表する場を設けるのではなく、まずはペアで話をすると自分の本音を出しやすいのではないかという意見が出て私自身強く共感をしました。また、「もったいない」という言葉の意味を広めたマータイさんの写真を見て、生徒たちがマータイさんは何をした人か予想するという場面が1番雰囲気が柔らかく感じ、生徒たち同士が本音で話せているように感じたという意見も出ました。今回、この本音を出せるような授業をつくることの難しさをあらためて感じることができました。
 
 なかなかセミナーや学校訪問が難しい中でとても貴重な機会を設けていただきました。自分の学びも深まり濃い半日となりました。犬山中学校の先生方、生徒の皆様、そして玉置先生ありがとうございました。

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30