10月28日模擬授業での学び(矢崎)

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 こんにちは。五期生の矢崎です。今回は、ゼミで行った二回目の模擬授業の学びを書かせていただきます。

 今回私は、「ごんぎつね」の4、5場面で授業をさせていただきました。4、5場面はごんが兵十に自分が栗などを持っていていることに気づいてほしいという心に揺れを持ち始める場面です。私はこのごんの心の揺れに児童が気づける授業にしたいと思い、授業を構成しました。

 児童に範読を聞きながらごんの行動に直線、ごんの気持ちに波線を引いてもらいました。そこから、ごんの行動からごんの気持ちを読み取り、意図的指名をしました。最終的にごんの「引き合わないなあ」にスッポットを当てて、ごんのこころの揺れに触れる機会を作りました。

授業を終えてからの講評で
・何行目かを言わせるとよかった。
・今日の授業は道徳になっていないか。
・授業の核に近づいた時に早口になってしまっていた。
という意見をいただきました。

 やはり、道徳と国語の違いをまだまだ明確に自分が理解できていないと感じました。「文章から読み取ることができるもの」が国語だから、その文章からごんの気持ちを想像することは、道徳に傾きかけているということです。

 では、どのように展開していけばよかったのか。正直、今の自分ではわかりません。この国語と道徳の違いを明確にしていくことが重要であると思いました。また、授業の核に近づくと教師側の気持ちが高ぶっていることを今回悟られてしまったので、児童の前で走る授業ではなく、一歩下がりつつ児童に後ろから声をかけるような授業をしていきたいと思いました。

 あと一回、模擬授業をさせていただける機会があります。ごんの6場面に挑戦します。
今回の反省を活かして、国語と道徳の違いを明確にできる授業をしていきたいと思います。(矢崎)
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