10月28日模擬授業での学び(大久保)

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 こんにちは!5期生の大久保です!

 今回はゼミで行った模擬授業からの学びを記事にしていきます。今回の模擬授業では、私の卒業論文のテーマである作文教育に絡めた授業を提案しました。卒業論文を進めていく中で野口先生の本を中心に読み込んでいて、その中で絵話作文という取り組みに興味をもちました。それを基に私なりにアレンジして、挑戦しました。

 まず4枚の絵を提示します。それを自由に並び替えて、お話を作るということをさせました。

 その4枚の絵は、人によって並び方が変わるよう、色々な話が生まれる絵を選びました。

 野口先生流では、ここは口頭で登場人物を提示するのみなので、ここをアレンジしてみました。そこからは、ほぼほぼ野口先生流の絵話作文に則り進めていきました。

 私が今回の授業で最も意識したことは、作文という言葉を使わないことです。あくまでお話を自由に作る、想像力を膨らませることに重点を置きました。2年生を想定して授業したのですが、やはり低学年は作文教育の基盤ともなる学年だと考えます。「書くことが楽しい」と思ってもらうことのみを重視しました。

 授業を通して大変痛感したことがあります。それは、書いていく中で助詞や接続詞が間違っている子への声掛けです。今回は楽しむことを重視していたので、間違っている子へしつこく声掛けはしませんでした。しかし、学年が上がるにつれ、そういった細かい文法の間違いに児童自身が気付けるようにならないといけないと思います。如何に児童のやる気を削がず、また短い時間で間違いに気付かせる声掛けが必要になっていくはずです。私はその力が圧倒的に足りないと痛感しました。

 少しでも教師が困った顔をすると、児童にもその困りは伝わってしまいます。児童が私の予想の斜め上を行く書き方をしていたとしても、焦らず冷静に適切な声掛けをするだけの技量が必要だと感じました。

 今、卒業論文を進めています。私にできることは作文教育の進め方を知り、自分の中に落とし込むことだと思います。しっかりと書くだけで終えるのではなく、考えながら、自分の力としていくことを意識して書き進めたいです。

 ご指導してくださった玉置先生、授業を受けてくれた5期生と6期生の伊藤くんありがとうございました。最後までご高欄いただき、ありがとうございました。(大久保)
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