12月16日授業ゼミからの学び(木下)

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 こんにちは。5期生の木下です。今回は12月16日に行ったゼミでの授業について書きます。

 私は今回の授業で最後の授業だったので、正直何の教科の授業にするかとっても迷いました。小学校実習で行った算数の研究授業にもう一度挑戦しようかと考えましたが、中々進まず…そんな時に道徳の教科書をパラパラと見ていると「あれ?この内容どこかで見たことあるなあ」と感じる教材がありました。

 「すれちがい」という教材で、2人の女の子が考え方のズレから喧嘩に発展してしまうという内容です。どこでこの内容を見たかというと、「ちびまる子ちゃん」の漫画でした。私は小学生の頃ちびまる子ちゃんが好きで、お手伝いをしてもらったお小遣いを、ブックオフに売っているちびまる子ちゃんの漫画に費やしていたほどです。道徳の教科書に載っている教材とほぼ同じ内容であったので、今回はちびまる子ちゃんの「たまちゃん、大好き」という回を教材にして授業を行いました。小学生時代に熱中して読んでいた漫画が、このような形で役立つなんて思ってもいませんでした。

 授業が終わり、良かった点と反省点どちらも出てきました。その中で、もしもう一度同じ授業をするならば一番取り入れたいことは、「自分の立場を数直線上に表して、立場がみんなの意見によって変わったら簡単に立たせる」ということです。数直線に自分の立場を表すことで、立場がはっきりと表現できずどちらの気持ちもわかるという子どもや、どちらかといえばこっちの立場という子どもが考えやすくなると感じました。

 また、自分の変化を簡単に立つことで、私が卒業論文のテーマで扱った全員参加の授業につながるなと感じました。

 今回で計3回の授業が終わりました。なかなか学生のうちにこんなにも多くの授業をすることはないと思います。そして、こんなにも多くの方から的確なアドバイスをいただけることもありません。4月から子どもを前に授業をすることは不安です。しかしゼミからの学びは私の最大の強みです。全ての回で多くの学びがあり、その学びは玉置先生やゼミの仲間からの助言のおかげであります。本当にありがとうございました。(木下)
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