1月15日 額田中学校 北村校長先生・永井先生からの学び(今井・下野)

 こんにちは!7期生の今井美羽です。本日は額田中学校の校長先生、研究主任の永井先生にオンラインで質問会を開催していただきました。自分の小学生、中学生時代を振り返ってみても、校長先生と直接お話することは無かったので、今回校長先生に、質問させていただけるということで、少し緊張しました!!!!!
 
 沢山質問させていただき、沢山の学びをさせていただきました。その中から今回私が特に印象に残ったことについて取り上げ手お話したいと思います。
 
 それは、子どもたちは皆「学びたい」「分かりたい」と思っているということです。今回質問会を開催していただいた額田中学校では、一斉授業ではなく、グループによる「学び合い」を重視した授業を行っています。このことを玉置先生が共有してくださった新聞記事で読んだ時に、失礼ながら、私は、本当に上手くいっているのだろうかと疑問を抱いていたのです。

 自分の過去の経験から、グループ活動は一部の人だけが行って、グループの中の数人は全く参加しないというイメージを持っていたからです。でも、今日の質問会で実際の「学び合い」の授業のやり方などのお話を、校長先生や永井先生から聞かせていただいて、少しでも疑いの感情を抱いた自分をぶん殴ってやりたいと思いました。グループ活動に全員が参加するには、子どもが食らいつく様な教材、問いを提示すること、そして、子どもたち一人一人に授業で活躍の場をつくってあげることが大切であるということが分かりました。面白い教材だったら、子どもたちは自然に参加してきます。さらに、活躍したいから積極的に学び始めます。最後は、グループ全体で追究した達成感を得るという、この体験を積み重ねていくことで、さらに学びたいと子どもが思うのだということを学びました。子どもたちは皆「学びたい」「分かりたい」と思っていて、そこをどう引き出すかは、教師の腕にかかっているのだなと思いました。
 
 改めて、額田中学校の校長先生、研究主任の永井先生!お忙しい中、私たちのためにお時間を頂きありがとうございました。また、先生方と私たちを繋げてくださった玉置先生ありがとうございます。玉置ゼミの先輩方とも初めて一緒に学ばせていただき、嬉しかったです。ありがとうございました。

p.s.玉置先生のZoomに初めて参加しましたが、玉置先生のカメラの画質がとてもキレイで驚いておりました。とても良い機材を色々使われているのだろうな〜と思いながら(笑)
先生の後ろにあるものも鮮明に映っているので、何が置いてあるのかな〜と、質問会に集中しながらも、すごく気になってました。(今井)


 こんにちは、7期生の下野です。1月15日に額田中学校の北村校長先生、研究主任の永井先生から、「学び合い」について沢山の貴重なお話を伺いました。

 先輩方の鋭い質問や、同期の率直な質問を通して、私は、「学び合い」を「子ども達の居場所づくりである」と位置づけました。
 
 学校は、学びの場です。ほとんどが授業等の学びの時間で構成され、それ等に付随し部活動、委員会活動、友達関係での悩み等が子ども達の世界には取り巻いていることでしょう。「学び合い」の主旨は、「みんなで授業をみんなで分かるようにする」。「みんなで」とありますから、誰かが一人ぼっちで考えることはありませんし、教師が「意図的指名」を行う等、子ども達其々が活躍できる場を与えるといったテクニックでみんなが活躍することができます。つまり、子ども達にとって「授業が居場所」となるわけです。
 
 「学び合い」により、学校の大方を占める授業が自分の居場所となる。それは、とっても素敵なことです。「学び合い」の中で友達と話す機会が増え、協力していくことが定着していくと、自己有用感や自己肯定感、協調性等の社会性を育むといった面も期待できるかと思います。しかし、これは後から見て自ずと付いてくるものです。蓋を開けてみれば、こういった力がついていましたというものでしょう。では、「学び合い」において一番大切なこととは何か。それは、「授業から学校を楽しい」と子ども達が感じてくれることです。授業が自分の活躍の場となり、居場所となる、「学び合い」にはそういった意義があると私は捉えました。

 7期生として、初めて先輩方と今回のZoom説明会にご一緒させていただきました。前述した通り、先輩方の鋭い質問は7期生の私にはまだまだ思いつかないものばかりでした。先輩方の着眼点、事例の深め方に感銘を受けるとともに、自分の未熟さを痛感しております。子どもの実際を知る機会がめっきり減ってしまったコロナ禍で、こういったオンラインという形で、子どもの事を知る、そして教育を考えられることに感謝しなければならないと感じた説明会でした。

 今私に出来ることは、まずは、「学び合い」について自分が教育実習ではどんなことに取り組みたいか課題意識を明確化することです。そして、視野をまた一段と広げられるよう今回もまたしっかりと出力し、得た知見を自分のものとできるようしたいと思います。

 改めまして、額田中学校の北村校長先生、永井先生、またこの様な機会を設けてくださった玉置先生、ご一緒させていただいた先輩方、そして同期の今井さん、本当にありがとうございました!(下野)
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