2021年1月28日仕事日記

 本日は、今年度2回目となる東員町立東員第一中学校訪問。7時30分ごろに家を出て、学校へ向かう。学校近くのファミレスで朝食。届いている本日の予定や指導案を見て、事前勉強。

 10時20分ごろ学校到着。研究主任と打合せ、本日の僕への要望をお聞きする。すでに来年度の研究方針も出来ていて、来年度も関わってほしいとの依頼。4年目となる関わりは有り難いこと。

 来年度の町教委方針に「読解力の育成」が入り、学校はそれを受けて、国語を研究の軸にしたいとのこと。3時間目は国語授業参観。生徒がよく鍛えられていて、考え話し合うことが楽しいといった感じの生徒多し。「見方・考え方」を育てているかに焦点をあてて参観。授業後、「一生役立つことを身に付けさせる」観点で助言。

 4限は全ての学級の授業参観。わずかな時間だが参観すると気づくことあり。特に数学の先生には板書に残すべきこと、美術の先生にはポイント解説の方法について伝授。

 給食をいただき、研究協議会後の助言のために資料整理。

 5時間目は授業アドバイスツールを活用しながらの社会科授業参観。知識部分をオリジナルプレゼンでコンパクトに説明。課題を明確にして話し合いの時間を多く生み出す工夫が毎時間されていることがよくわかる授業。授業アドバイスツールで助言に活用できる場面をしっかり記録できた。使えば使うほどよさを感じるアドバイスツール。

 先生方の1時間余の研究協議。その方法も実に工夫されている。ワールドカフェ方式を取り入れ、さらにそれぞれのセクションで目標が提示されるという展開。

 僕の指導助言は、かつての自身の大失敗の授業の思い出語りから。教材研究不足(授業者の論理が先行しすぎ)、生徒の課題に出来なかった苦い経験を最初に語り、今日の授業でもそれを感じたと話す。あとは授業アドバイスツールでの動画を使って、場面ごとに助言。

 学習評価についての助言依頼もあったので、学習評価の概要、ふりかえり、心の天気・学びの天気の価値、そして読解力の育成へつなげて45分間の助言終了。

 校長室で少々の情報交換後、学校を出る。1時間弱で帰宅。

 20時から6期生・名桐君とzoom懇談。彼の悩みを聞いて助言。大学の学年暦が出されたのでスケジュール入力。ラクイチ数学のコラムを書いて、再度、編集部へ確認メール送信。

 研究室HP記事は27日開催のゼミ生有志とEDUCOMの皆さんとの座談会の記録第1弾。7期生の下野さん、吉久さん、高橋さんが、スクールライフノートを始めてわずかな期間で感じた率直な感想を書いてくれた。
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