中学校実習に向けて

画像1
10月14日、「中学校実習実習特講」が2時間分ありました。

1時間目は玉置先生による講義。実習に向かう心構えと、自分がしたい理想の授業について考えました。実習校からは様々な評価をしていただいていることが分かりましたが、生徒と積極的に接することは常に心掛けたいです。また、理想の授業については、生徒自らが数学的活動を行うことで、実感を伴った理解ができるようにしたいと考えています。問題解決の能力を身に付けさせ、「自分にはこんなことができる」という喜びを味わってもらえるような授業ができるようになりたいです。

2時間目は学外講師による講義。岐阜市立東長良中学校の植田一弥先生のお話を聞きました。数学はよく「こんなことが何の役に立つの?」と言われがちです。しかし、筋道を立てて論理的に考えることで、解けた時の達成感は大きいものです。教科書「を」教えるのではなく、教科書「で」教えるようにしたいと思いました。そんな心に響くような実感をさせるためには、やはり正しさを追究していくことが大切だと改めて感じました。数学に惜しいはありません。間違っていることは間違っていると言える雰囲気づくりも欠かせないことが分かりました。

小学校実習よりも専門性が問われる中学校実習。今日の講義を受けて少し不安にもなりましたが、失敗を恐れずに挑戦しようと思います。最後に、教師に必要なことをブランデー「VSOP」にちなんでまとめて教えていただいたお話を紹介して終わります。(佐藤)

V…Vitality「活力」 S…Speciality「専門性」
O…Originality「独創性」 P…Personality「人間性」
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31