11月4日 いのちの授業を体験的に学ぶ(由原、久保、小林)

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 こんにちは、9期生の由原です!今日は、「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学びを記事にしていきたいと思います。今回は、玉置先生の道徳の授業に参加させていただきました。

 子どもの発言から問いをつくり、その問いを深めていくという、自分たちで授業をつくるという展開で進められました。子どもからの疑問などを問いにすることで、自然と意見も言いやすくなり、学びが深まっていきました。また、主人公の苦悩を自分を重ね合わせることで、共感する部分も感じられ、より主人公の道徳性の高さに気付くことができました。子どもの発言を聞くだけでなく、その発言から学びを深めるための発問があり、より深く考えることができました。このように、子どもたちの発言から授業を展開することで、一方的な授業ではなく、自分たちでつくる授業に繋がっていくのだと学びました。

 教育実習で道徳の授業をしてみて、子どもの発言を繋げて深めていく難しさを改めて感じました。私は、子どもの発言を問いに繋げていくことができず、いつも一方的な授業になってしまいます。今日の授業で、自分の中でしっかりと軸をもっておくことで、子どもの発言から授業をつくっていってもぶれずに授業することができると学んだので、軸をもつことを意識していきたいと思います。そして、子どもたちが自由に発言できるような授業をつくっていきたいと思います。

 玉置先生、山田先生、龍崎先生、そしていのちのセミナー関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。今日学んだことを、これからに活かしていきたいと思います。(由原)


 こんにちは!9期生の久保です。今回は、「いのちの授業を体験的に学ぶ」での学びを記事にしていきたいと思います。

 今回は玉置先生が、いのちの授業をされているのに実際に参加させていただきました。取り上げられたテーマは「戦争を取材するジャーナリスト」でした。最初に読んだ後、そのジャーナリストに伝えたいことや問いを聞かれました。すると、そこから授業を展開し、自分事として置き換えながら考えさせる授業でした。最後には、ジャーナリストの生き方をこれからの自分に生かせるとしたらどうしたいか、考える時間もありました。

 今回の授業を参加させていただいて、自分の道徳の授業を振り返りました。道徳は子供の率直な意見を引き出せることができる授業だと思います。私は、こう言って欲しいなとある程度の回答を求めるあまり、限定的な回答を期待する発問しかできず、率直な意見を求めるのに苦戦しました。

 玉置先生の授業は、子どもの素直な意見から広げていき、それでも最後こう言って欲しいと思う筋が通っていて、そこに着実にたどり着いていました。そのようにするために、追質問したり、付け足しさせたりして考えを深め、自然に真実に近づけようとしていらっしゃいました。とても勉強になりました。

 玉置先生の本場の授業を参加することができ、とても貴重な体験になりましたし勉強になりました。また、山田先生、龍崎先生、そしていのちのセミナー関係者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。   (久保)

 
 こんにちは。9期生の小林です。11月4日にじゅうろくプラザで開催された「命の授業」に参加させていただきました。

 「命の授業」と聞いていたので、子どもの自死を防ぐ内容の授業なのかなと予想して会場へ向かいましたが、実際には戦場を取材するジャーナリストの女性を取り上げた授業でした。最終的にその女性は戦地で亡くなってしまったのですが、彼女の生き方から私たちは「自分だったら」と、彼女の立場を想像し「命」について考えました。

 私は今まで教科書の内容の道徳にしか触れたことがなく、「命」を考えるために1人の女性の「人生」をテーマにして授業をするというアイデアが印象的でした。今回、玉置先生は授業前に「中学生になりきって」とおっしゃっていましたが、短くも充実し、良き影響を与えた女性のストーリーは、大人である私たちの心を動かすものでした。

 また玉置先生の授業では、どんな意見も肯定して受け止めてもらえる安心感がありました。自分の実習での授業を振り返った時、子どもたちは安心して発言することができていただろうかと不安になりました。正解のない道徳では、どんな発言も受け止めてもらえる安心感がとても大切だと思います。私も授業を受ける児童生徒に、安心感を与えられるような教師になりたいと思いました。(小林)
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