お母さんの学びメモ「第2回教育と笑いの会」

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 前小牧中学校PTA会長の斎藤早苗さんが、2015年12月19日開催の「第2回教育と笑いの会」の感想をFBに書かれていました。許可を得ましたので、そのまま紹介させていただきます。

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12/19開催の「第2回教育と笑いの会」でのお母さんの学びをメモしておきます。

教育漫才:野口芳宏先生・玉置崇先生
教育漫談:志水廣先生
講演:池田 修先生「『こんな時どう言い返す』ユーモア返答術講座」
校長落語:小林幹政先生(月の輪熊八)
プロ落語:桂 雀太氏
トークイベント:野口芳宏先生・志水廣先生・佐藤正寿先生・桂雀太氏・玉置崇先生・大西貞憲先生
「有田和正先生の授業におけるユーモアを学ぶ」

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●「笑い」の効能
今回の「第2回教育と笑いの会」も、全編を通して、とにかく笑って笑って笑いまくった。
顔の小じわが気になるお年頃なのだが(^^;)、そんな心配を吹き飛ばしてくれる「笑いのパワー」を一身に浴びることができた。
雀太さんがマクラで「笑うとナチュラルキラー(NK)細胞が活性化されて、元気になるそうだ」というお話をされた。
笑うと免疫力が上がる、という話はたびたび聞く。
「医学的に」とかそんな難しいことを考えていなくても、笑っていると、気持ちがスッキリする。
笑えるということは、心が素直な状態なのだろうと思うのだ。
だから笑えることは幸せなことだな〜と。
笑い涙をにじませながら、そんなことをぼんやり考えた。

●緊張と緩和
教育関係者はよく「切り返し」という言葉を使う。授業中の子どもの発言に対して、教師が返す言葉のことだ。
この切り返しにユーモアを混ぜると、よい空気の流れを作ることができる。
それまでぐぐぐっと緊張させてきていれば、ふっと緩めることができるし、逆に緩み過ぎているとなれば、そこに笑いを生むことで、次の緊張へのきっかけ作りにもなるだろう。
登壇者の皆さんが口をそろえて「『緊張』と『緩和』が大切だ」とおっしゃるのも納得だ。
ただ、この切り返しのユーモアは、なんでも言えばよいというものではないだろう。
池田先生は「適切ないじり」とおっしゃったが、そのためには相手のことを理解していなければならないし、適度な関係を築いていることも必要だろう。
そう考えると、「ユーモアある切り返し」の前段階の「コミュニケーション」が大切だということを痛感する。
「先生のためのユーモア集」みたいな本を読み漁る前に、子ども一人ひとりの理解を深める努力を忘れちゃいけないのだろうな。

●「落語」で上質な笑いを
今回の講座を受講して、どうやら私にはあまりユーモアのセンスがなさそうだ・・・ということを自覚した。うまい切り返しがパッと思い浮かばない。私は教師ではないけど、日常の中で、うまい切り返しができたらカッコイイな〜と思う。
ユーモアのセンスって、努力で身につくものらしい。
あの有田先生も、子どもに「先生はネクラだね」と言われて一念発起したそうだ。
まずは手始めに、池田先生がオススメしてくださっている落語鑑賞からだな。
そういえば、今年は愛狂亭三楽を聴いてないなぁ・・・(^^)

★ ちなみに「愛狂亭三楽」とは、私の芸名です。(玉置)

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