ゼミ合宿1日目の学び(長谷川)

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 こんにちは!玉置ゼミ9期生の長谷川理桜です。12月16日、17日とゼミ合宿に出かけました。学びの多い2日間であったため、1日ずつに分けて記事を書いていきたいと思います。

 1日目の午前中は、中川行弘先生から学ばさせていただきました。中川先生から頂いた資料の中から自分たちで学びたい内容を選び、全体で話し合いながら学びを深めていきました。

 その中で、『朝の会や帰りの会は必要なのか?』という話題が出ました。私はこの言葉を聞いた時初めに、どうして無くす必要があるのだろうかと考えました。朝の会や帰りの会が無くなれば、授業以外の時間で全体が同じ時間を共有する場面が少なくなり、ただ授業をするだけのために学校に来るようになってしまうのではないかと思ったからです。
 必要ではないと考える意見の中には、機械的でつまらない。やる必要性が感じられない。などといった意見がありました。確かになと思うこともあり、正解が分からなくなる中で中川先生から教員時代の朝の会での取り組み方を教えていただきました。

 中川先生の教員時代には朝の会や帰りの会の内容を子どもたち自身で話し合い決めていたそうです。子どもたちが主体的に取り組むことで、楽しくてもつまらなくても自分たちの責任となり、より意味のある会が作られていくと学びました。

 また、朝の会は今までやってきたからとりあえずやっていこう。といった思い込み業務を続けるのではなく、常にこれは必要なのか?このままで良いのだろうか?と考えていく大切さを知りました。

 午後からは稲田康代先生から色々な子どもたちへの配慮の仕方や関わり方について教えていただきました。

 私は、発達障害のある子どもを馬鹿にするような態度を取る周囲の子どもたちとの関わり方について質問させていただきました。

 稲田先生からルールは先生であることを伝える重要性について教わりました。「何かあったら先生に教えてね」と伝えることで、子どもたちにはルールは先生であるということを伝え、子どもから子どもへの注意や馬鹿にした声かけをする習慣をつけないことが大切だとだと思いました。

 多くの話を聞く中で、認めることの大切さや自己肯定感を乱さない発達段階や学齢に合った声かけの重要さについても考えました。この学びを将来の学級経営などに生かしていきたいと思います。

 1日目の夜は玉置先生にご飯をご馳走していただき、お家にまで招待していただきました。とても楽しい時間を過ごさせていただきました。その後9期生全員で旅館に泊まり、夜遅くまでトランプやおしゃべりを楽しみ、次の日の面接練習に全員で怯えながら寝ました。とても楽しかったです。

 素敵なお話をしていただいた中川先生、稲田先生そして玉置先生本当にありがとうございました。この学びを忘れることなくこれから生活していきたいと思います。(長谷川)

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