2月7日 小牧市立味岡小学校での学び(尾崎)

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 こんにちは!10期生の尾崎勇吾です!2月7日に小牧市立味岡小学校に赴き、授業参観及び協議会に参加させて頂きました。今回はそこでの学びについて記事にしていきます。

 今回は2限では4つの授業を、3.4.5限は1時間通して授業参観をさせて頂きました。授業の作り方や発問、反応など学ぶことが多くありましたが、その中で特に興味を持ち、着目したのがタブレットの使い方でした。1年時、2年時と学校ふれあい体験、教育実践観察に行かせて頂きましたが、今回のようなタブレットの使い方をしている学校はありませんでした。今までの殆どが教科書を映したり、電子教材のような使い方をしているだけでしたが、味岡小学校では授業内での活動や振り返りにも積極的にタブレットを使用していました。

 授業内での活動としては、3限に観させて頂いた、1年生算数「かずの大きさを比べよう」の授業が特に印象的でした。この授業での使い方は、おはじきを使った点取りゲームの結果を写真に撮って全体共有したり、隣同士で点数をタブレットに書き込んだりするものでした。このゲームの結果をロイロノート内に残しておくことで後で見返すこともできるし、自分でこなした作業なので学習内容が定着しやすいなどの効果もあるのかもしれないとも考えました。

 また、ほとんどの授業で振り返りをタブレット上で行っていました。放課後に行われた3限の授業分科会に参加させて頂いた際にも話が上がったのですが、タブレットで振り返りをすることによって手書きと比べて子どもの意欲が増したという話を聞きました。「手書きに比べて楽で、タブレットに興味があるだけなのかもしれないけれど意欲が出ていることは確か」とのことでした。

 自分自身、この活動を見て、「タブレットで振り返りを行うことによる内容の変化」について気になっていて、質問をさせて頂きました。それについて、「ロイロノート上で振り返りをふることで全体に共有ができ、クラスの前で発表ができる。それによって子どもが「嬉しい」などの気持ちを抱くことが増え、より意欲的に取り組むようになった。」や「先生と子どもの1対1のやり取りから、1対多になったことで「見られている」という意識が生まれ、適当な内容が少なくなった」との答えを頂きました。これについて、小学1年生からそのような変化が見られることについて驚いたと同時に、手書きではなかなか書けない長い文が書けることがとても大きな効果を生み出しているのだろうと感じました。

 今回はタブレットの使い方に着目して学び得たことを書かせて頂きました。自分が小学生の頃にはなかった活動でしたが、とても効果のある良いものであることを肌で感じることができました。今後もタブレット活動に目を向けながら学んでいきたいです。今回、このような貴重な学びの機会を設けてくださった玉置先生、そして学ばせて頂いた味岡小学校の先生方、本当にありがとうございました!(尾崎)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係ありません。
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