2月7日小牧市立味岡小学校での学び(河上)

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 こんにちは!10期生の河上です。今回は2月7日に訪問させていただいた味岡小学校での学びを記事にしたいと思います。

 今回5年生、2年生、1年生の授業計8つの授業を見させていただきました。全ての授業においてペアやグループ交流などを取り入れており、教師からの一方的な授業ではなく、教師−児童、児童−児童の相互的な授業でした。また、話し合いの際には児童たちはみんな積極的に話し合いをしており、一人一人が輝いており誰1人取り残されることはありませんでした。多くの授業を見学させていただきたくさんのことを学ばせていただきましたが、その中でも今回は2つ書いていこうと思います。

 1つ目は「指示」についてです。3時間目に1年生の算数の授業を見させていただきました。授業の中で先生が指示をすると児童は1回で指示を聞き、授業がとてもスムーズに進行していました。先生の指示は簡潔で的確であり、2回同じ指示は出していませんでした。私はこの授業を見てとても衝撃を受けました。1年生は45分間集中して授業を受けることはできないと思っていたからです。

 しかし、「指示」の仕方を工夫するだけで授業はスムーズに進行することを学びました。この授業から学年によって「〇〇はできない」と決めつけるのではなく、教師側が工夫をすることで「できる」環境をつくることができると思いました。指示は「1回で簡潔に」を意識していきたいです。

 2つ目は子どもの発言から課題の設定をすることの大切さである。5年生の理科の授業では「つかむ段階」で前回の授業を振り返りを行い、先生が児童に対していくつか質問をしていました。その時の児童の言葉を活用して本時の課題につなげていました。先生が決して答えを言うことはなく、児童が考えていました。児童の言葉を利用して本時の課題を設定していたので児童は興味関心をもち積極的に授業に参加していました。私も先生側から課題設定をするのではなく、子どもの声から課題を作る授業をしたいと強く思いました。

 味岡小学校の先生方へ
 味岡小で学んだことを活用し、教育実習やこれからの授業に臨みたいと思います。また、先生方の学びづける姿はとてもかっこよかったです。「学び続ける教師」はかっこいい!と身をもって感じることができた1日でした。本当にありがとうございました!!

 最後に、今回、玉置ゼミに入って初めての学校訪問でした。大学の講義では絶対に学ぶことのできない貴重な発見、学びがありました。これは玉置ゼミでしかできないと今回実感しました。この2年で多くの学校を訪問したくさんのことを学びたいです。(河上)

※ 写真は味岡小学校HPからいただきました。記事とは関係がありません。
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