2月19日一宮市立瀬部小学校での授業参観・講演からの学び(齋木)

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 こんにちは!玉置ゼミ10期生の齋木です。今回は2月19日に参加させていただいたときの学びを記事にさせていただきたいと思います。

 今回は授業参観・玉置先生と和田先生による講演・EDUCOMEさんによる実演から6つの発見がありました。

 まず、授業参観を通しての学びです。授業参観では、4つ新たな発見がありました。

 1つ目。クラス全員が発言者の方に注目して、体ごと向けたり、その発言に対しての賛成・反対などのハンドサインがあったことです。こうした反応があることで、授業をみんなでつくっていると感じ、より温かい環境のクラスだと感じたので、こうしたことがとても重要であるということが分かりました。

 2つ目。「頑張った自分に拍手」という教師の言葉です。この言葉は1年2組の先生が発せられていて、上がった児童も上がらなかった児童もみんなが拍手されるので、自信につなぎ、きっと児童は「また拍手してもらえるよう頑張りたい」と思えるだろうと私は感じ、勉強を継続するための素晴らしい工夫であると思いました。

 3つ目。復習。どの授業を参観させていただいても先生方は復習から導入に入っており、復習がとても重要であるということが分かりました。また、今年の教育実習では、復習から新たな単元へのつなぎを特に意識して授業作りをしていこうと思います。

 4つ目。「わかくさ」という障がいのある子たちのクラスです。先生方はそのクラスの子たちは、進んでいる科目も学年も異なる中で複数人の授業をされ、1人1人丁寧に教えていらっしゃっていたので、そのクラスを見た途端「私にはできない」と感じました。また、片仮名がなかなか読めず苦戦していた子ができたとき先生も嬉しそうにほめていらっしゃったので、丁寧に親身になって進めていくことが大切であると分かりました。

 次に、玉置先生と和田先生による振り返りの大切さについての講義からの学びです。和田先生によると、振り返りは子どもたちの気付きを残すためにあるそうで、昔はタブレットがなかったため難しかったですが、今は1人1台タブレットが配布され、残すことが可能になった時代と仰っており、とても心に残りました。

 また、振り返りの教師の言葉も意識しないと児童たちが別のことを書いてしまう可能性もあるため、教師も振り返りの意味をよく理解し、言葉に意識して指示を出すことが重要であることが分かりました。そして、振り返りは授業の終末にやるだけではなく、次の授業の頭で扱うことで復習にもなるということも分かったため、前回の復習を振り返りを用いて臨機応変に使っていかないといけないということも分かりました。

 最後にEDUCOMEさんによる実演を受けて操作方法は分かったのはもちろんですが、スクールライフノートを上手く活用することで、児童の気持ちを把握し、怪しくなってきたらそばに駆け寄り、心の状態をキープすることができ、現在問題となっている不登校の対策が可能であることが分かりました。

 今回は新たな教育方針での教師がやるべきことについてたくさん学べたと思います。私も今回の学びを忘れないようメモして、教育実習でより良い授業をつくりあげていくためにもアウトプットしておこうと思います。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。(齋木)
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