高跳び

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11月20日、実習をさせていただいた小学校で提案授業があり、見に行かせていただきました。

提案授業の内容は、体育の高跳びでした。
高跳びは怖い・痛いというイメージがありましたが、授業では子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができました。
子どもの恐怖心をなくすために、バーを棒ではなくゴムにしたり、それぞれ直したいところ(振り上げ足を高くする、踏み切りを強くする、歩幅を合わせるなど)を練習できるようにグループ分けされていたりして、たくさんの工夫がありました。
自分で目標の高さを設定し、その目標にどれだけ近づいたか、目標より高く跳べたかに注目していました。低い記録だからダメということではなく、自分の目標に向かって挑戦していたので、無理な高さに挑んで嫌な気分になるようなことなく、楽しく高跳びができたと思います。
子どもたちの様子を見てみると、目標の高さが跳べた時に本人はもちろん、周りの友達も一緒になって喜んで、ハイタッチしている姿を見ることができました。
好き嫌いがはっきり分かれる体育は、授業作りが大変だと思いますが、工夫次第で子どもたちの意欲的な姿が見れると思いました。

また、久しぶりに会った子どもたちの驚いた表情や笑顔がとても可愛いかったです。
(堀江)

中学校実習を終えて(2)

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中学校実習を通して学んだことを書ききれなかったので、改めて紹介したいと思います。

それは当たり前のことですが、体調管理の大切さです。私は実習期間中に腸炎になってしまい、1日学校を休んでしまいました。食欲がなかったので体重は2キロも落ち、熱も上がってきてとても苦しい思いをしました。それでも、看病してくれた家族や、私の体調を気遣って連絡してきてくれた実習生仲間のおかげで、何とか1日で復帰することができました。また、復帰してからも実習先の先生や生徒にまで心配してもらい、本当にいろんな人に迷惑をかけてしまったなと痛感しました。

しかし、その時に周りの支えのありがたさに、改めて気付くことができました。自分は1人じゃない、だからこそ頑張らなくてはいけないと、強く思いました。そのためにもまずは、人に迷惑をかけないように、しっかり体調を整えておく必要があります。これからも気持ちを引き締めて生活していきたいです。(佐藤)

中学校実習を終えて(1)

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私は中学校実習を通して、大きく2つのことを学びました。

1つ目は、生徒に対する教師の明確な働きかけの重要性です。私にとって分かりやすい例えとして、指導の先生には「授業は駅伝だ」と言われました。駅伝には次の中継所までの『コース』があるように、授業にも生徒の「?」というスタートから、スモールステップを積み重ね、「!」というゴールへたどり着くまでには『コース』があります。私の授業にはその『コース』が足りませんでした。生徒にとってはよく分からないまま、私がゴールまで一方的に説明してしまっていたので、もっと生徒に発言させる場面を設けるべきでした。最後は全員が「分かった」と思えるような授業づくりのためには、教師が上手く働きかけることで、少しずつ生徒の理解を深めることはやはり欠かせないと痛感しました。

2つ目は、生徒と関わる時間の大切さです。授業中の机間指導や給食、掃除など生徒と積極的に関わってきました。特に、私の実習先は12月初旬に合唱祭を控えているので、合唱に対する取り組みは活発でした。そこで、私も生徒に交じって合唱練習をしつつ指導していました。こうして生徒との距離を少しずつ縮めることができました。実習最終日には、至らない所ばかりだった私の授業を「先生の授業、分かりやすかったよ」と言ってくれたり、「絶対先生になってね」と励ましてくれたり、本当にありがたいことだと思いました。どんなときも生徒と関わることは欠かせないと実感することができました。

小学校実習よりも悩み、苦しむことも多かったですが、自分を一段階成長させてくれた中学校実習は大変貴重な経験となりました。ここで学んだことを糧に、さらに自分を成長させられるように努力していきたいです。(佐藤)

信頼関係

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中学校実習が終わりました。私は4週間の実習で、生徒との信頼関係について気付いたことがあります。

初日、不安と緊張いっぱいで生徒の前に立ちました。普段あまり接することがない中学生に対し、話しかけることに戸惑いましたし、あまり生徒から多く話しかけられることもありませんでした。

そんな戸惑いが1週間続き、どうしようかと悩んでいた時、担任の先生から「もっとあなたの自身ことを生徒に話すといいよ」とアドバイスをいただきました。私は初日から朝の会と帰りの会に、先生の話として話す機会をいただいていました。そこで、方言の話(岐阜と福井の違い)や中学校での思い出話、数字を使ったクイズを出した結果、休み時間などに生徒と話すきっかけになりました。きっかけあれば、生徒からも多く話しかけてくれます。生徒のことを聞くだけでなく、自分のことを話すことも必要なのだと知りました。

また、私は生徒と一緒に行動することを大事にして実習に臨みました。一緒に雑巾を持って掃除をする、給食の準備や片付けをする、合唱をする。一緒に笑って、悩んで、悔しんで、喜ぶ。話しかけることに悩んでも、これらは初日からずっと続けました。

たくさん関わり方に悩みましたが、この積み重ねの結果、第4週目にあった研究授業と道徳で先生から、「信頼関係が築けているのが分かる授業だった。先生の頑張りが生徒に伝わったね。」と言っていただけたことがとても嬉しかったです。

何事も積み重ねが大切なのだと改めて思いました。学びの多い実習をさせていただき本当に感謝でいっぱいです。素敵な学校、先生方、生徒との出会いを忘れずにこれからも頑張っていきます。(浦)

中学校実習を終えて

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中学校実習が終了しました。始まる前は不安でいっぱいでしたが、終わってみると良い実習だったと思える自分がいます。

この実習では、特に2つのことを学びました。学んだというより、実感したの方が正しいかもしれません。

1つ目は、教科に対する知識、研究、理解の甘さです。私は国語科ですが、初めて授業をやらせていただいて、教えることの難しさ、授業をすることの難しさに直面しました。これからの自分にとっての課題、やるべきことがたくさん見つかった実習でした。

2つ目は、生徒指導の大切さです。中学校は小学校と違って教科ごとに先生が変わります。1人の先生が1日ずっと一緒にいるわけではないので、担任するクラスの生徒と関わる時間が短いです。しかし、授業をするには生徒との信頼関係のもと成り立ちますし、中学生という多感な時期には、やはり生徒指導が大切になってくることが分かりました。私が実習をさせていただいた学校では、先生全員で生徒全員をみる、という考えのもと、手厚い生徒指導がされていました。

これで全ての実習が終わり、ひと段落ですが、次なる目標が迫ってきています。ゼミに、教採に、向かって頑張ります!(牧野)

写真は最後に生徒がくれたものです!

10×10=100<2×40=80

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みなさんは掃除がない日にこんな言葉を聞いたことはありませんか?
「今日は掃除がないから床に落ちているゴミを10個拾って。」

私が実習中に聞いた言葉は
「今日は掃除がないから床に落ちているゴミを2個拾って。」
でした。
私は2個という数に驚きました。
後から先生にお聞きするとこんなことを教えてくださいました。
「ゴミを10個拾ってと言われるより2個拾ってと言われる方が『2個なら拾うか』と生徒も思う。でも実際拾い始めると2個以上拾う生徒はたくさんいる。その時見ておくのはたった2個のゴミを拾わない生徒がいるかどうかということ。クラスをつくっていくときにみんなと同じことができるかどうかは大切なポイント。たった2個のゴミでも全員が拾うことのできるクラスにしたい。
10人が10個のゴミを拾って100個のゴミが集まるよりも40人が2個のゴミを拾って80個のゴミが集まる方がクラスとして価値がある。」
先生がなぜ2個と言ったのか理解することができました。

中学実習では本当にたくさんのことを学びました。うまくいかないことやどうしたら良いのか悩むこともありましたが、だからこそもっとがんばりたいという思いも持つことができました。(渡部)

中学校実習を終えて

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4週間の中学校実習が終わり、普段の生活に。
小学校実習と同様、あっという間の日々であった。

教科担当の先生からは「最初から上手くいかなくてもいい。自分のやりたい授業をやりなさい。」との言葉をいただき、先生は私のアイディアを全て受け入れてくださった。教材研究では教科書の数値を大切にしながら、どう考えさせるか、どう問いかけるかなど、何度も何度も頭の中で授業をイメージしてから授業に臨んだ。

この実習での成果は、目標としていた「教師が話してばかりではなく、生徒の発言を大切にする授業」が少しではあるが実現できたことである。生徒の発言に対し、「どう?」と他の生徒にたずねたり、ノートに○や△をつけさせて意図的指名したりと、これまで学んできたことを自分なりに実践。まだまだ力不足ではあるが、生徒を巻き込み発言させることができた。
また、必ず生徒の発言を流さずに、数学的な価値づけを心がけて授業をしたことで、生徒の思わぬ発言も授業の流れに組みこむことができたのは非常に大きな経験である。教材の作成をしたり電子黒板を活用したりした経験もこれからの学びに活かしていけるはずだ。どれもこれも、私のやりたいことを実践させてくださった先生のおかげである。

担任の先生は、最終週に私に担任の役割をさせてくださった。ちょうど合唱祭に向けての練習が始まったが、なかなか声の出ないクラスの合唱。朝や帰りに何度も私の経験や思いを話してきたが、そこで伝えることの難しさを感じた。授業とは違う、教師としての役割。担任を持つということの大変さと責任の重さを感じた最終週となった。そして、最終日。私の最後の話の後に、生徒が練習を始めて1週間の合唱を私に聞かせてくれた。今までにない大きな声、そして泣きながら歌う生徒の姿を見て、苦労した最終週だったが自分の思いを話し続けて良かったと思えた。上手い下手ではなく、心に響く合唱であった。

生徒からのプレゼントには数々の応援メッセージ。必ず教員になって生徒からの応援に答えたい。高め合い、私を大きく成長させてくれた4週間。先生方、生徒に感謝の気持ちで一杯である。(松井)

いよいよ中学校実習での研究授業

 今週で中学校実習最後の週となりました。月曜日はいよいよ研究授業です。

 私は中学生の頃から中学校の先生に憧れを持ち、教壇に立つことを夢にしてきました。実際に立ってみると授業観察では見えなかった生徒の様子や、授業のあり方が見えてきて、授業をするたびに課題がたくさん見つかります。やりたいことの100%が授業でできず、生徒の意見をつぶしてしまうこともあり、授業することの難しさを感じています。

 それでもこの授業の中でこれだけは身につけてほしい、大切にしてほしいと思うところは必ず持ち、ぶれずに授業をすることを心がけてきました。研究授業でも小学校で培ったことや、担当の先生や校長先生、玉置先生からのご指導の全てをもって挑みたいと思います。

 先日、実習先の校長先生から「玉置先生が新聞に載っていたよ」とお話くださり、新聞をいただきました。玉置先生が「校長先生同士、通じ合うものがある」と先日お話くださったことを思い出し、校長先生の背負うものは私の想像のつかないくらい大きなものであるんだろうなと思いました。(小川)
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第6回教師力アップセミナーに参加

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先日教師力アップセミナーへ参加しました。もう次の講演で今年度はラストなんですね。毎回いい講演を聞かせて頂きありがとうございます。

今回の小笠原先生の講演では、とにかく笑いました。今までの講演会の中で、間違いなく一番面白い講演会でした。先生の話される内容や間が何と言っても面白かったです。ああいう話術を身に付けたいですね。

とにかく驚いたことは、先生が準備されていた教具の数です。多い上に、一つ一つのクオリティがものすごく高かったです。大きな乾電池にしても、一つの説明書にしても、小笠原先生の工夫が随所に見られました。影での努力が、実際の授業では活きてくるんだなと思いました。

子供が自らなぜだろうと、疑問に思える授業を、作らないといけないなと思いました。小学校や中学校の実習でされている授業や、自分が今まで受けてきた授業、自分が行ってきた授業では、教師側が疑問に思って欲しいことを、子供に無理やり押し付けていたように思います。教師が「これはなんでだろうね?じゃあ、考えてみようか。」などと言い、子供たちは考えたくもないことを考えさせられていることがあります。これでは、やはり学習に対する意欲は湧いてこないでしょう。

しかし、小笠原先生の授業では違いました。授業を行っていく中で、子供たちの中から「なぜ?」「どうして?」という疑問が浮かび上がってくるようになっていました。こういう授業の流れができるようにしたいです。

ということで、研究授業の本事案を見直したいと思います。(中田昂)

第6回教師力アップセミナーに参加して

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土曜日(11月14日)にセミナーに参加し、小笠原先生のお話を聞かせていただきました。

感想を一言で言うと、とにかく面白かった!!

次々に出てくる理科の実験道具。たくさんの三面鏡や大きなアンティーク時計等々…ご自分で調達されたものや手作りのものばかりだそうで、どれも目を引きました。

先生の授業は工夫がいっぱいです。導入でキャラクターが登場したり、お話コーンを使って意見を言ったり、わざとバラバラにして不足を作った人体模型を使ったり…
また、手作りの教材で不十分を味あわせてから理科室の実験道具を使わせるところもすごいなあと感動しました。

小笠原先生の授業を聞いていると、大人でもなぜ?どうして?調べたい!!と思えます。それは、先生が授業が楽しくなる工夫を最大限にされ、たくさんゆさぶりをかけられるからだと思います。
理科ってこんなに楽しいんだと初めて知りました。

わたしも小笠原先生の、「子どもを楽しませられる教師になってくれ」という言葉を胸に、こどもが楽しめる授業を研究していきたいと思います。(杉下)
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