教師力アップセミナー

5月9日、大口中学校で行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。
講師の先生は菊池省三先生。
菊池先生のお話には常に笑顔がありました。
それは菊池先生はもちろん、セミナーに参加している先生方、そして菊池先生が見せて下さった動画の中の子どもたち。
子どもたちは本当に楽しそうで、菊池先生のクラスのように子どもたちがいきいきと、笑顔があふれるクラスをつくりたいと強く思いました。

また、「ほめる」ことについて、「ほめることは、子どもたちにこれが良いんだという基準をつくることになり、このほめることを積み重ねることで子どもたちが成長する」ということを学びました。
1人に対するほめ言葉もそれを聞いている周りの子どもたちにも連鎖していく。
ほめることは素敵なことだなと改めて思いました。

写真は私が読んだ菊池先生の本です。

(渡部)

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話術

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5月9日、教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は「ほめ言葉のシャワー」などの言葉で有名な、菊池先生のお話でした。
会場には多くの現役の先生方や、お客様がいらっしゃり、私はとても緊張していました。また、講演というと、しっかり先生の話を聞いて、メモをとって、というような静かな形を想像しており、若干肩に力が入っていました。
しかし、講演が始まってみると、先生の話を聞いている皆さんから、笑い声が何度も聞こえました。緊張して聞いていた私も、楽しく聞くことができました。これは菊池先生の話術によるものであり、長年の経験から生み出された芸なのだと思いました。また、菊池先生は、講演中に、何度か私たちに向かって、隣の人と話してみてくださいとおっしゃいました。知らない人同士が隣あって座っているのですが、皆さん和気あいあいと話されていました。これが、玉置先生が前からおっしゃっていた、周りを巻き込むということの一つなのかなと感じました。
私はもうすぐ実習に行く身なので、今日学んだ、周りを巻き込みながら話す、というのを少しでも実践できたらなと思います。(牧野)

ことばの力

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愛知県の大口中学校で行われた、第1回教師力アップセミナーに参加させていただいた。

今回の講師の先生は「ほめことばのシャワー」で有名な菊池省三先生。菊池先生の著書『「ことばシャワー」の奇跡』を読んでからセミナーに参加できたため、より実践的なことを学ぶことができた。子どもたちの実際の映像はどれもいきいきとした姿。映像を見るたびに、あんな学級にしたいなと強く感じた。

子どもが変わっていくためには、まずは先生が価値語をシャワーのように子どもたちにふりかける。それが子どもたちに浸透することで次第に子どもが成長していく。菊池先生のお話からことばの持つ大きな力を知ることができた。

今日は大勢の学校の先生方が参加されていた。自分も早く教員になれるよう、著書の中にあった名言「価値ある無理をせよ」をこれから自分に言い聞かせて、日々精進していきたい。(松井)

失敗を活かす

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先日の記事で野中信行先生の「3・7・30の法則」が取り上げられていた。自分も気になったので、読んでみた。

物事は終わり良ければすべて良しと言うが、学級経営は最初の一ヶ月で決まってしまうと言っても過言ではない。

野中先生自身も若い頃は、力量よりも自信に頼って空回りな一年になってしまい、学級経営を失敗してしまったようだ。その反省として生まれたのが、「3・7・30の法則」だ。

今ではベテランの先生方も、やはり何度も失敗を重ねて、自分のやり方を見つけている。

最初からうまくいくことなんて、そうそうない。実習でもポジティブにいきたい。(中田昂)

ひとりひとり

今日の中等教科教育法の授業で「ひとりひとり」の意味の違いを知った。

「一人一人」個性などを関係なしに、頭数としての数的な意味合い。

「一人ひとり」個々が人格や個性を持った異なった存在という意味。

今まで自分は上の一人一人を使ってきた。これからは、個々を大切に思い、その意味合いを込めて下の一人ひとりを使っていきたい。

ちなみに写真の指導要領解説では、「一人一人」で統一されていた。(中田昂)

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生きる力

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生きる力とは何か。

有田和正先生は次のように言っている。

「時代の変化に対応して、新しい知識や新しい学習技能を生産し続けていく力」

とてもわかりやすい。自分の言葉で、「生きる力」が何であるのかを表せるように日々勉強しなければ。(中田昂)

評価の工夫

先日から読んでいた「無気力の心理学」に効力感を伸ばす学校教育として、評価の工夫が書かれていた。


1.自分の活動のどこが良かったか、どこが悪かったかが分かるような評価
→具体的に示すことでその子どもが考え、次の活動に生かすことができる。

2.自分の進歩のあとが自分で分かるような評価
→50m走のタイムをずっと記録していくなど、努力や頑張りが見えることが効力感につながる。

3.ある目標に照らして、自分がどこまで達成したか分かるような評価
→いわゆる到達度評価。自分がどこまで到達したか、目標に対してこれから何を頑張ればいいのか分かることが効力感につながる。


聞いたことのある評価だったがどれを見ても次につながる形になっていた。たしかに先生からマルだけうたれたノートやプリントが返ってくるより、コメントがある方が嬉しかったことを思うと、効力感を引き出すのにも納得ができる。機会があれば教育実習で実行してみたい。(松井)
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行動の主人公

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玉置先生に薦めていただいた本、「無気力の心理学」に効力感を獲得する前提が書かれていた。

それは「自分の行動は自分がはじめ、自分がコントロールしているのだ」という自律性の感覚である。やはり、「人にやらされている」「仕方なくやっている」などといった状況では効力感は生まれない。子どもが自律性を感じるために自己選択の機会を設けることも必要だと学んだ。

ではどうやったら子どもたちが効力感を得られるのか…この本の続きで学んでいこうと思う。(松井)

ほめことばのシャワー

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9日に教師力アップセミナーに参加させていただく。その日話をしていただける先生は、「ほめことばのシャワー」などで有名な菊池省三先生だ。

セミナーがとても楽しみなので、先生の本を読んだ。どれも素敵な実践だが、今回はほめことばのシャワーを取り上げたいと思う。

この本は前半と後半で別れていて、前半では実際に小学校で行われた様子が書かれている。ここでもやはり、クラスみんなのいいところを見つけて発表する、ほめことばのシャワーが行われていた。

ほめことばのシャワーを通して、子供たちが成長していく過程が手に取るように分かった。それにももちろん感動した。しかし、もっと感動し、涙してしまったところがある。

それは、卒業式の時に子供たちが涙しながら、先生に向けてほめことばのシャワーを行う場面だ。

一年で子供たちがここまで成長するのかと、思わされた場面だ。

自分が実際に教師になった時、ここまで愛される教師になれるだろうか。ことばの力を改めて実感させられる本であった。(中田昂)

登山型の授業

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先日から相馬一彦先生の『数学科「問題解決の授業」』を読んでいる。
説明中心の授業と問題解決の授業が上の写真のような
「バス型」と「登山型」に例えて説明されていた。

「バス型」の説明中心の授業では、生徒はバスに乗って山頂(=指導目標)まで向かう。景色は見えるが、気温の変化や草花を自分の肌で感じることはできない。仮に眠っていても山頂までは連れていってもらえる。

一方、「登山型」の問題解決の授業では、山頂はひとつでも登山ルートはいろいろあり、遠まわりでも景色のよいルートや、道のりは短いが険しいルートもある。「バス型」に比べて楽ではないが、自分の足で歩き、いろいろな発見をしながら、困難を克服して山頂にたどり着いたときの喜びは大きいと書かれていた。

どんな山であっても生徒自ら登りたくなり、たくさんの喜びが味わえるような授業づくりをぜひしていきたい。(松井)
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