山田洋一先生の『THE 学級崩壊立て直し』を読んで(渡部)

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2月11日の教師力アップセミナーの講師の先生である山田洋一先生の『THE 学級崩壊立て直し』を読みました。

この本には山田先生をはじめとして、16人の先生方の「私の学級崩壊立て直し」について子どもの状況をどう解釈するかという「子供観」も書かれています。そのため、学級崩壊立て直しがテーマになっていますが、私は教師として自分が大切にしていくべきことを学べたように思います。

今回は、山田先生のお話について書きたいと思います。山田先生は学級崩壊を立て直すのは精神的にかなりつらいもので「折れ」そうになってしまうが、「折れ」ないコツとして以下のようにおっしゃっています。

いまやれることを粛々と実行すこと。これがコツだ。「子供達をよくしよう」と思ってはいけない。「自分がやれることをやり続けよう」という心持ちが大事だ。(p.6)

私は「自分がやれることをやり続ける」という気持ちをこれから大切にしていきたいと思います。この「自分がやれることをやり続ける」という言葉を二つに分けて考えました。

一つは「自分がやれること」です。セミナーで先生方のお話をきいたり、本を読んで様々な実践について学んだりすることができますが、それは先生方の苦労や努力の上に成り立つものであり、経験のない私にはすぐに真似できることばかりではありません。学んだことの中から自分にできることを見つけることが必要だと思いました。

もう一つは「やり続ける」ということです。何かに取り組んだとしてもすぐに結果が出ることは少ないと思います。中途半端に終えてしまうのではなく、続けることを忘れないで取り組みたいです。まずは、自分にできることを見つけるためにも先生方のお話や書籍、職場の先生方の取り組みなどから学べることをたくさん学んで自分にできることを見つけるための選択肢を広げられるようにしていきたいです。そして、自分にできることを見つけられたら、そのことを続けられるように努力したいです。

この本を読んで4月から自分が大切にしていきたいと思うことがまた一つ増えました。(渡部)

山田洋一先生の本を読んで(牧野紘)

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2月11日の教師力アップセミナーで講演をされる、山田洋一先生の「発問説明指示を超える説明のルール」という本を読みました。この本は、どんな説明が効果的なのか、説明の仕方にはどんな例があるのか、などといった説明について書かれています。

これから先、子どもに説明をしなければいけない場面があると思いますが、自分のありきたりな説明ばかりでは、子どもに伝わるのか心配でしたので、とても勉強になりました。
その中でも特に実践してみたいと思った例を紹介します。

それは「造語をつくる」ことです。
例えば、自分が自分がというばかりで、他の人のことを考えない行動が見られたとき、「オレガー」という造語をつくります。私は素直に面白いと感じました!何度も同じ説明や注意を与えても逆効果なときや、子どもに習慣化させたいときに有効ではないかと思いました。けれども、ときには真剣に子どもに語りかけることも必要かと思います。状況を考えて、実践してみたいです。

最後に、これからの私たちにぴったりな言葉がありました。

「心のコップを上向きに」
素直な心で聞くと、アドバイス全てが身になる。

やっぱり素直が一番みたいです。(牧野紘)

1月21日教師力アップセミナー(小野田正利先生)に参加して(江口)

 1月21日(土)に大口中学校で教師力アップセミナーに参加させていただきました。

 いつも感じることですが、先輩方は自分が今何をするべきかを常に考え素早い行動をされています。机の配置や掃除など、先生方が気持ちよく講演していただけるようにされていて先輩方が卒業された後に私たちが受け継げるよう残り少ないセミナーで多くのことを学びたいです。

 午前中には、保護者への対応力について学びました。印象的だったことは、「モンスターペアレント」はいないということです。モンスターだと思ってしまっているから、教師が受け身の体制になってしまい「すみません。」と繰り返してしまうそうです。そのため、最後まで話を聞くことが大切で、出来ないことはできないとはっきり言うことが必要であると分かりました。

 クレームについての保護者対応のビデオを見ました。先生は、中級のつもりでつくったそうですが、現職の先生方は初級くらいという方が多く驚きました。私自身上級編ではないかと周りの2期生と話していたため、現実を知ることができました。ビデオのようになってしまったら、怖くて対応できないかもしれません。しかし、3つのルールを守っておけば、少しは大きな問題に発展することなくかいけつするかもしれません。それは、場所、時間、人数です。場所は、学校以外で会わないということです。家に上がってしまうとなかなか帰ることができなくなるからです。そのため、家庭訪問もなるべく避け、学校に来ていただく方がいいということが分かりました。時間については、勤務時間内に保護者対応を行い、予め終了時間を決めておくということです。保護者の中には、障がいを持っている方もいます。その方々に効果的で、時間をいうことで5分前になると、そわそわしだし時間内に終わることができるそうです。最後の人数については、担任1人で対応するのではなく、校長や学年主任など複数の人数で対応することが大切だということが分かりました。

 また教師が原因で怪我をさせてしまっても教師が賠償金を払うことは絶対にないということが分かりました。脅迫などされたら、すぐに警察に頼り、クレームをトラブルにさせない、大きくしないようにすることが対応力であると学びました。


 楽しい講演をしていただきありがとうございました。(江口)
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2月7日 ベネッセコーポレーションのインタビュー(岩田 白井 寺坂)

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 いきなりですが、2月7日に,ベネッセコーポレーション様の雑誌『VIEW 21』のインタビューを2期生岩田、白井、寺坂が受けさせていただきました。インタビューを受けた3名の気付き・感想を書かせていただきます。

 2月7日火曜日に玉置先生のおかげで縁あってベネッセの取材を受けさせていただく機会がありました。緊張しながらも大学での学びについて、自分自身の考えを話させていただきました。取材を受けながら、自分の中で答えがあいまいではっきりとは言い切ることのできないこともたくさんあると感じました。取材後、私たちのほうから逆質問をさせていただく機会を与えていただき、自分のこれからの人生に生かしていきたいと思えることがたくさんありました。その中で、わたしが最も印象に残ったことを記事にしたいと思います。

それは、方向性をもつことです。来年度より学習指導要領が変遷されます。今、日本の教育の新たな取り組みに教育界の未来を推測することは難しい状況です。すべての人にとって未知の出来事が起ころうとしています。何を道しるべにしていけばよいのかと思っていました。しかし、本日「たとえ、今は答えの見えないことであっても、ある程度の結論を出し、方向性を明確にしていくことがこれからの未来を読者に伝えるきっかけになる」ということをおっしゃられていて、なるほどと感じました。

わたしも未来に描く教師像やああしたい、こうしたいという将来のビジョンがすべて明確になっているわけではありません。今はまだぼんやりしていたり、全く見えないこともあります。しかし、それでもいいのだと思えることができました。「教師になる」という人生の方向性をもつこと、それだけで未来を前向きにとらえることができているのかもしれない、そんなことを気づかせていただきました。これから「教師になる」という自身の方向性に、様々な学びを肉付けし未来への明るい道しるべを作っていきたいと感じました。そして教師になり、そんなことをしっかりと子どもたちに伝えることのできるヒトになりたいです。堤さん、柏木さん、北沢さん、本日は本当にありがとうございました。(岩田)



『VIEW21』の取材を受けさせていただき、このような経験が初めてだったため、とても緊張しました。しかし、最終的には、「もっと話したい。」と思いました。なぜだろうと考えてみると、取材の方々が、私の話を受けとめて聞いて下さったからだと思いました。話すのが、本当に下手で、つまってしまうことが多い私の話を、目を見てうなづいて聞いて下さいました。だから、もっと考えて伝えようという思いになりました。

これは、教師が子どもの話しやすい環境を作ることに繋がると考えました。取材後、質問をさせていただく機会をもらい、そのことを伺いました。そこから学んだことの1つは、「相手が話した答えに肉付けをして、返す」ということです。私も普段から、友人の話を、共感的に聴こうと意識をしていますが、相づちがいつも同じパターンになってしまい、話が単調になっていました。今回、私も自分の話を「こういうことかな。」などと聞かれることで、考えが広がっていくことを経験しました。

この取材を通して、聴くことは相手の話す力を引き出す1つのテクニックであると思いました。私も、話すのが苦手な子どもから意見を引き出せるように、聴く力を鍛えていきたいと思いました。たくさんの学びをいただき、ありがとうございました。(白井)



 インタビューで「ふれあい体験」や「教育実践観察」の話題になった時,少し困ってしまいました。これまでに、教育実習をもとに話す機会は多くありました。しかし、この2つは思い返す機会は、なかなかなかったからです。しかし、思い返してみることで多くのことを学んでいたのだなと改めて感じました。そして、私の教育実習でうまくいったことは、その2つが大きく学びとして生きていることが分かりました。1年生のうちから、現場に出ているのは無駄ではなかったのだと思います。

また、私たちのインタビューにまで懇切丁寧に答えていただきました。異なる職種の方とお会いする機会があまりなかったので、とても刺激になりました。特に、仕事に対しての満足感の話では当たり前なことですが、どの職でもそれがあるのでやりがいがあるのだと感じました。

私は、教育実習で子供の成長を実感しそこで教師としての満足感を得ることができました。それを糧にこれからも頑張っていこうと思います。

「view 21」の完成を楽しみにしています。本日はありがとうございました。(寺坂)

1月12日味岡中学校公開授業研究会に参加して(佐久間)

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1月12日に味岡中学校公開授業研究会に参加させていただきました。「学びの共同体」を取り組んでいる学校でしたが、私は教育実習で行った学校が「学びの共同体」を取り組み始めた学校だったので、この公開授業研究会から違いを見つけたり、生徒たちがどのように授業を受けているかを見たりしようと思いました。

午前中は各学級の授業を学校を回りながら見させていただきました。教科は違っても、どの学級でも共通して感じることがありました。それはグループで交流する場面で、意見を「言い合う」のではなく、意見を「聴き合う」姿があったことです。自分の意見を言うだけの交流ではなく、他の人からの意見を聴くことで、深く考えることができる交流を行うことで、全員が協力して考え学ぼうとすることが分かりました。これが協同的学びなのか、と今まであまりよく分からなかったことが分かりとても勉強になりました。

教育実習先の校長先生に貸していただいた佐藤学先生の『学びの共同体の構想と実践』の中に教え合う関係と学び合う関係の違いについて書いてありました。
○教えあう関係
わかっている子どもがわかっていない子どもに一方的に教える
援助を待つ子どもを育ててしまう
○学び合う関係
わからない子が「ここどうするの?」と言える
他者を信頼し、他者に援助を求める能力を育てる
味岡中学校の授業は学び合う関係が学級全体にあるように感じました。自分ひとりで考え、それでも分からなければ、どうすればいいか仲間と一緒に考えている姿は学びたいという意思がとても伝わるものでした。

今回の公開授業研究会に参加して「学びの共同体」について学ぶことができました。実践するのはとても難しいものとは分かっていましたが、味岡中学校の生徒の姿を見て、学びたいと思わせる授業、環境づくりについてもっと追求したいと思いました。

味岡中学校の先生方、ありがとうございました。(佐久間)

1月12日味岡中学校学び合いの授業を参観して(吉田)

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1月12日に味岡中学校で授業見学をさせていただいた。私は午後の授業から拝見し、「学び合いの授業」を生で感じることができた。
「学び合い」といえば2期生の白井さんの研究テーマということもあり、理論的には把握していたが、やはり「百聞は一見に如かず」である。
内容は1年生の社会、地理分野「アメリカの農業の特色」の授業だ。

特に私は3つのことを取り上げていきたい。
1つ目は学び合いをしている子供の姿だ。
授業の途中で「子供全体の表情を見たら、学べる」と助言をいただき、見ていると多くのことを感じた。「わからないからスタートする」というのは、学び合いの授業の醍醐味であるが、その「わからない」を伝えられ、共に学ぼうとする姿勢に驚いた。ペアやグループになると、子供が真剣で人に伝える努力(ノートを使い説明する、わかった?と声をかける)や受け止めようとする力(人に体を傾ける、他者の考えを生かそう・自分の言葉で表現する)があり、素敵な授業だと感じた。
そして子供の同士の説明が本質を捉え、腑に落ちるのだ。一斉授業なら先生やある一部の生徒の説明が主になり、1通りで終わることが多い。しかし、学び合いはいろんな切り口があり、そこに生徒がフィットしていく。多くの生徒が納得しながら進む授業であった。まさに生徒の可能性を信じるからこそできる授業の在り方だと感じた。

2つ目はグループ活動を通しての向上である。
学び合いはグループやペアで行われる。グループの難しさは教育実習で身に染みるほど感じた。私は実習中、グループごとになると学びの質が異なり、どう工夫をすればよいかと迷った。確かに人が違うのだから学び得ること、感じることは違う。だからこそしっかりと課題に向き合う環境をグループで作り、全体交流をすることで意味のある学習になるのだと私は授業を拝見して感じた。

3つ目は学び合う内容と課題の重要性である。
子供たちが主体的に学び合おうとするには、内容と課題がどれだけ人を引き付けるかということが大切であると思う。そのためには疑問を探求したくなる、深めたくなるというのは必須であると感じた。またジャンプの課題(学び合いをより深める課題)をすることで、基礎となる知識の復習と関連付けられた見方考え方、達成感を感じることができ、よくできた授業形態だと感じた。私もそのような視点で授業などを今後考えていきたい。
私が感じたことがないことを学ばせていただけ、貴重な体験であった。

味岡中学校の先生方・斎藤先生・白井さん、ありがとうございました。

12月26日大治町研修会に参加して(牧野紘)

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玉置先生の「気になる児童生徒への対応について」という演題のもと、大治町で行われた研修会に私も参加させていただきました。

前半は、玉置先生が教師の学級経営や授業の観点で講演をされました。その中で特に印象に残ったことは、「がんばってやろう」という子どもへの声かけの話です。私たちはよく子どもに「がんばろう」と言いますが、実は「がんばる」というのは抽象的です。どんな風にしたら「がんばる」というのか、子どもに分かるようにする必要があります。例えば、「がんばって片付けよう」と言うのと、
「3分以内に片付けよう」と言うのでは、子どもの意識が異なると思います。私はついつい「がんばる」と言ってしまいがちなので、気をつけなければと気づくことができました。

後半は、私たち一期生が子ども役になり、気になる子どもへの対応の仕方を考える活動を行いました。大勢の先生方の前で演じることは緊張しましたが、実際に演じることで子どもの気持ちをしっかりと予想する良い機会となりました。また解決策を考える場面では、私たちゼミ生も一緒に考えさせていただきましたが、現場の先生方からは、私たちが思いつかないよう策がたくさん出され、思わず「あ〜〜」と声をだしてしまいました。

このように同じ志を持った先生方が集まり、話し合うからこそ、さまざまな策の交流となり、新たな考えが生まれるのだと思いました。私も何か困ったり、行き詰まった時には、他の先生方との話し合いを大事にしたいと感じました。

大治町の先生方、この度は貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。(牧野紘)

大治町教師力向上研修会に参加して(佐藤)

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昨年12月26日、大治町の教師力向上研修会に参加させていただきました。今回参加するにあたって、私たちゼミ生にはある重大な任務がありました。それは、キーワードとなる「ヒドゥン(隠れた)カリキュラム」の実例として、教師や子どもの役を演じることでした。

まず、研修会の前半は玉置先生からのお話がありました。「ヒドゥン(隠れた)カリキュラム」とは潜在的教育効果のことで、自分ではそんなつもりでなくても気付かぬうちに学級を荒らすカリキュラムを実施しているというものでした。

次に、研修会の後半は「ヒドゥン(隠れた)カリキュラム」の実例を見て、どこに問題があるのかを考えていきました。実例を演じるにあたって玉置先生とゼミ生の打ち合わせでは、こんな意見が出るだろうという想定はしていましたが、やはり現場の先生からの意見はとてもリアリティーがあって参考になりました。具体的には以下のような意見が出ました。

(1)朝の会
・書いてあることは読めば分かるので読まない。伝えなければならないことを話す。
・全体の場で話すことは全体で、個人に話すことは個人にという区別をする。
(2)帰りの会
・話すことの数を初めに言っておくことで、子どもに合わせる。
(3)授業中での問いかけ
・分かった人が半分の場合→分からない人に分かるように説明する、一答式にする、子どもの意見をつなぐ、レベルを下げる。
(4)発問
・主発問がブレないようによく練っておく。
・子どもからの問い返しは、全員注目させてから再度説明する。
(5)黙り込んでしまう子ども
・起立している場合、「答えてくれてありがとう」と満面の笑みで感謝する。
・「助けてくれる人?」と他の子どもに助けを促し、最後は分からなかった子ども自身に答えさせることで、活躍の場を与える。
(6)授業中に勝手に話す子ども
・全体で注目させる、学習規律に立ち返らせる、列ごとに指名する、あえて触れない。
(7)忘れ物をした子ども
・決めたルールは貫く。
(8)時間
・「これくらいでできるだろう」という自分で立てた見通しと、実際の授業展開は異なることを念頭に置いておく。

無事に子ども役の演技を終えてホッとしたと同時に、ここで学べたことは貴重な財産になったと改めて感じました。4月から教員として新たなスタートを切る私は、周りが見えなくなってしまいがちなので、子どものことを第一に考え、自分の言動に「ヒドゥン(隠れた)カリキュラム」がないか見直すようにしたいです。(佐藤)

斎藤さんありがとうございました(大澤)

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1月28日の土曜日に、玉置ゼミ卒業研究発表会が行われました。中田(昂)くんや渡部さんが記事に書いてくれたように、たくさん思うことはありますが、今回わたしは卒業研究発表会に来てくださった斎藤早苗さんのことを記事にさせていただきたいと思います。

斎藤さんは、玉置先生が小牧中学校の校長先生をされていたときのPTA会長さんなのですが、今でもつながりがあり、たくさんのセミナーやフォーラムにいらっしゃいます。その斎藤さんが、今回貴重な時間を割いて、わたしたちの発表会に来てくださいました。それだけでも嬉しいのに、お話とプレゼントもくださいました。

お話は、教師になって大切にしてほしいことを話してくださいました。大きく3つありました。

まず1つめに、「素直でいること」です。わからないことは素直に「教えてください」と言うこと。これは、自分だけの問題ではなく、他の先生や保護者の方たちを巻き込んで一緒に取り組むことで保護者の方も安心して子どもを学校にあずけることができます。初任者にとって、経験が浅いことは、変えることができない事実ですが、1人で抱え込まず、周りにいる人たちにどんどん素直に聞いていきたいと思いました。

2つめに「石の上にも三年」ということです。4月からたくさんの新しいことに触れます。その際、当然、自分の思うようにいかなかったり難しいと思うことがあったりと壁にぶつかることが多々あると思います。そんなとき、すぐに諦めてしまうのではなく、今まで応援してきてくれた方たちのことを思い出して、学び続けることを大切にしたいです。

3つめは、「先輩や同僚にかわいがられる人になる」ということです。感謝の気持ちを忘れずに、礼儀正しく、謙虚な姿勢で取り組んでいきたいと思いました。

そしてプレゼントは、なんと多賀一郎先生の『文学教材の授業づくり講座〜「ごんぎつね」の読みを中心として〜』(DVD)と手紙です。もう、一生の宝物です。本当にありがとうございます。これからもわたしたちの成長を見守っていただければ嬉しく思います。

※お礼のメールをした際にも温かい言葉をたくさんいただきました。ありがとうございました。斎藤さんの言葉を胸に4月から頑張ります!(大澤)

第4回 教育と笑いの会に参加して(白井)

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私は、12月10日に行われた「第4回教育と笑いの会」に参加させていただきました。落語家さんの落語を聞いたり、様々な先生方の講話を聞いたりしました。とても多くのことを学び、笑い、貴重な経験ができました。

私は、この会を通して、教育と笑いのつながりの1つに、「話す力」という点で共通しているものがあるのではないかと感じました。話す相手は、生徒と落語を聞きに来るお客さんと違いますが、相手に伝わるように話すということがどちらとも必要で、その様々な工夫があるのが分かりました。

例えば、落語では、1人で何役もするため、目線や身体の向き、声のトーンなどを変えていました。この工夫によって、会話をしている場面で誰が話しているか分かりやすくなっていました。これは、教育でも活かせるだろうと感じました。伝えたい相手の年齢や特徴、場所によって目線や身体の向き、声のトーンを変えることで、より相手に伝わるようになるだろうと思いました。

他にも、落語家さんから、必要なものをくっつけて、不必要なものは削って話すようにしているという話を聞き、生徒にも、やはり最も伝えるべきことを考え、話題を選ぶことも重要であると感じました。

このように、落語などの笑いでの「話す」大切なことは、教育での「話す」でも生徒たちに寄り添うために大切なことばかりであると思いました。

最後に、この「教育と笑いの会」という場であったからこそ、教育と笑いとのつながりを感じることができたと思います。ありがとうございました。この学びをこれからの生活にも活かしていきたいと思います。(白井)


第1回玉置ゼミ卒論発表会を終えて(牧野紘)

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先日、卒論発表会がありました。私たち一期生の集大成です。

まず卒論発表会をするにあたって、二期生のみんなが準備と運営をしてくれました。私たちは一期生なので、もちろん発表会も初めてであり、前例が無いのにもかかわらず、とてもスムーズにも進めてくれました。感謝ばかりです。私はゼミの先輩がおらず、いわば好き勝手やっていたので(笑)、とても気を遣ってくれる後輩には頭が上がりませんし、後輩から学ぶことも多いです。本当にありがとう!

また、発表会には玉置先生と二期生以外に、斎藤さん、中田くんのお父さん、大学の先生方、他の四年生、三期生と、たくさんの方が来てくれました。私たちのために来てくださり、本当にありがたいです。された質問は、どれも考えさせられるものばかりで、一つ一つの質問に、自分とはまた異なった視点と、頑張れよ!というエールを感じました。本当にありがとうございました。

私は順番が1番最後でしたので、なかば緊張しながらみんなの発表を聞いていました。みんなの発表を聞いていると、これまでみんなと切磋琢磨した日々を思い出しました。それはこれからもずっとそうだと思います。四月から、みんなバラバラになります。けれども、自己肯定感といえば松井くんを思い出しますし、外国籍の児童と出会ったら杉下さんを思い出します。信頼関係といえば中田くんと大澤さん、気づく力といえば渡部さん、やる気スイッチといえば末松さん、デジタル教科書といえば佐藤くんと小川くんと松井くん、個性といえば堀江さん、いじめといえば浦さん、活きる力といえば中田こうきくん。自分は一人じゃないなと思いました。もちろん、自分たちの研究が上手くいくほど、あまいとは思っていません。けれども、発表を聞いていて、自分も試したいなと思えるものばかりでした。みんなの発表が、また一つ大きな財産になりました。一期生のみんな、今まで本当にありがとう!これからもよろしくね!

最後に、玉置先生。今まで本当にお世話になりました。玉置先生に出会って大学生活が一変しました。たとえ私が、玉置先生以外のゼミを選んでも楽しかったとは思います。他のゼミでも学ぶことはできます。けれども、ここまで自分のやりたいことをドンピシャに学べて、ここまでたくさんのものに出逢えたこと、これは他のゼミでは得られないと思います。約2年前、なんか一期生ってかっこいい!と思い、見ず知らずの玉置ゼミを選んだ自分を褒めたいです。(笑)けれども私は寂しいとは思っていません。なぜなら、これからも玉置ゼミの関係が続くことをビシビシと感じているからです。さらに渋みが増した玉置先生と教員になった私たちが、集まり、お互いに学び続ける姿が想像できるからです。そんな一生の出逢いをプレゼントしてくれた玉置先生には、感謝をしてもしきれません。

玉置ゼミに入って本当に良かったです。(牧野紘)


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