6月16日2期生ゼミ記録(白井)

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こんにちは、試験まで日付が近づき、毎日毎日、自分が後悔しないようにと思い、過ごしています。6月16日の2期生ゼミの様子について書きます。

過去問題演習では、3周目となり、どんどんスピードと正解率の上がる仲間の様子に、励まされています。しかし、前回間違えた所と同じ所を間違えてしまいます。試験に近づく今だからこそ、苦手を確実になくしていきたいと思います。そのために、間違えた問題を見直していこうと思います。

卒業論文のはじめにをゼミ生で読み合い、コメントし合いました。卒業論文の内容を知っている仲間ですが、初めて読む人にどう伝わるかなどを含め、考え合いました。試験が終わってから、本格的に卒業論文を書きますが、互いのものを読むのが楽しみになりました。

最後に、身体にも気をつけながら、ゼミ生全員で、学び合い、力を尽くしたいと思います。

6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して(佐久間・山下・岡田)

 6月17日に行われた教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は、宇野弘恵先生による「女性ならではの学級づくり」について学ぶことができました。以下に2期生佐久間、3期生山下、岡田が学んだことをまとめさせていただきます。

 
 今回のセミナーで学んだことは、教師の指導を子供たちにはどう見られているのか、どう思われているのかを考える必要があることです。

 例えば教師が叱る場面で、子どもが自分にだけいつも叱られているように感じたり、なぜ叱られなければならないのか分からなかったりすることがあると思います。教師は子どものために指導しても、その意図とは違った受け取り方をされることがあります。これが子どもの自己肯定感の低下や教師への不信感に繋がると宇野先生はおっしゃっていました。

 教師になったら、自分の指導は子どもにしっかりと伝わっているか、一貫性はあるのか、振り返りながら学級経営をしなければいけないと思いました。(佐久間)


 今回の宇野弘恵先生の女性ならではの学級づくりというセミナーに参加して印象に残ったことは力で押し通せないことを知るということでした。男性教員であれば小・中学生の男子であれば最悪力で押し通すことができますが女性教員はそれができません。ですので暴力ではなく規律で従わせることが大事だということを知りました。しかし、規律ばかりの先生との縦の繋がりだけではなく仲間同士での横のつながりも重要でありそれらのバランスを考えながら指導して行くことが大切であるということを学びました。

 宇野先生は自分にも他人にも厳しい人のように感じましたがそういう人だからこそあのような学級経営ができるのだと思いました。私はつい人を甘やかしてしまいがちなので叱るところはきちっと叱ったり縦の関係を意識した学級経営をしたいと思いました。(山下)


 宇野先生はかくれたカリキュラムについてお話されたのですが、その中で、先生の机が汚い、友だちのように話したり呼びかけたりする、などありました。

 実際、私の小学校から高校までの先生方の中にも、上のようなものに当てはまる方がいた記憶があります。私は当時、「先生はそういうものなのだ」と受け止めていました。しかし、それを真似したいとも思わないですし、自分が教師であれば真似してほしいとも思いません。

 今回のセミナーでは、自分が真似してほしくないことはやめよう、ということを学びました。また、逆に真似してほしいことは自分から率先して行っていくべきだということも学びました。今のうちから定規を使うくせや鉛筆の持ち方など、細かいところも意識していきたいです。(岡田)
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6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して…(吉田、松田、丹羽)

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 6月17日の教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回のセミナーでは北海道で現職されておられる宇野先生による「女性ならではの授業づくり」という内容で多くのことを学ばせていただきました。この記事では2期生吉田、3期生松田、丹羽が学んだことをまとめて書かせていただきます。


 このセミナーで「子どもは教師の意図とは違う受け取りをする」という言葉が印象的でした。

 事例にあった、「たびたび不適切な行動を取る子をその都度廊下に呼び出して授業中に指導する」という行動は、教師からすればそれは悪いことであり、直してほしいことであるから指導するという意図があります。しかし、その指導を受けている子は「自分はダメな人間」「自分は先生に目をつけられている」と感じること、周りの子は「あいつはダメなやつ」「先生は授業や私たちよりあいつのことが大事」と感じてしまう場合があることが分かりました。

 教師は子どもの自己肯定感を高めてあげる働きをしなければならないのに、これでは逆に自己肯定感の低下につながってしまうと思いました。教師が指導する際には指導される子だけでなく、その様子を見ている周りの子がいます。周りの子がいる中で指導するという場面も必要であるとは思いますが、場合によっては逆に子どもの間の序列につながってしまうこともあることが分かりました。私自身の経験も踏まえ、子どもは先生のことをよく見ているのだなと感じるとともに、教師も子どもたちをよく見ることが大切であると感じました。安易な行動を取るのではなく、子どもたちがどんなことを思っているのか、この行動をすることによって子どもたちがどんな捉え方をするのかということをしっかり考えて教師は行動をしなければならないと思いました。(松田)

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 こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。宇野弘恵先生の女性ならではの学級づくりのお話を聞いて特に印象に残った内容を紹介します。

 それは「隠れたカリキュラム」です。この言葉を私は初めて聞きました。これは教師が意図も意識もせずに教え続けている内容のことです。これらを事例を交えながら考えていくことで、教師が何らかの意識を持っていたとしても、子どもは違う受け取り方をしてしまったりするので子どもたちが教師に不信感を抱かないように自分の行動を見直す大切さを学びました。

 また、女性だから男性教師とは違って力で押し通せない部分もあるけれど、だからこそ違う手段や発想で子どもたちに指導してあげられるのだと思います。

 私自身、教師になった時に子どもたちの見本となれるような行動を取れるか、まだまだ不安なところだらけなので日常生活から見直していきたいです。宇野先生、ありがとうございました。(丹羽)

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 「誰のための指導なのか」という言葉が私にとって印象的な一言でした。私自身厳しく子供に指導することがあります。話を聞くときの姿勢や人に頼みごとをするときの言い方など人として、学習規律として子供に定着させたいと思っていても、指導が違えば、感じ方も違うと思います。子供は良く先生を見ていて、賢いと感じます。「誰のためか」というのも彼らは気付いてるでしょう。だからこそ私は「誰のため」ということを何度も疑うくらい考え、悩むことが「誰のため」を明確にした指導につながり、指導改善になるのではないかと感じました。

 また「隠れたカリキュラム」をグループで考えていた際に、自身の実習での行動を省みることができました。1つ行為・発言の中に3つ以上の本質とは違うものが伝えられていること、その可能性に気付ける人間性が必要であるとわかりました。教師として私は「隠れているようで隠れていない」つまり自分自身の行動に意図を持ちながら、隠れた部分を認知し、うまく使う・対処できるようになりたいと思います。(吉田)

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 セミナーに参加し、たくさんの考え方や姿を学ぶことができました。学びを生かし、しっかりとした先生になりたいと思います。本当にありがとうございました。(吉田、松田、丹羽)

6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して(石川・岩田・静谷)

こんにちは。今日、6月17日(土)は第二回教師力UPセミナーで宇野弘恵先生のお話を聞かせていただきました。以下に学びをまとめます。前回のセミナー同様2期生、石川、岩田、3期生静谷の3人で記事をまとめさせていただきます。


私は今回の教師力アップセミナーで『誰のための指導か』と言う言葉が一番印象に残りました。

 この言葉は、宇野先生が厳しさをもって子供達を指導しており、軍隊のような掃除をさせていた頃に、平田治先生に言われた言葉だそうです。宇野先生はこの言葉を聞いて「(教師の)自己実現のための学級経営」から「感化主義の学級経営」へ考えを移しました。

 私はこの『誰のための指導か?』と言う言葉を今の自分にあてはめてみました。教員採用試験へ向けて自分の教育観や指導観を掘り下げていることもあり、自己を見直すチャンスであると考えたからです。
 すると、今の面接練習等では、面接官に「お!」と思わせたり、「すごいね!」と言われたりしたい一心で話していたように思います。いわゆる「自分のため」だったのかも知れません。

 確かに、高い理想を掲げることは大切なことです。しかし、『誰のための指導か』という所は外してはならない指導の根本であると強く感じました。

 私にとってこの言葉を教員になる前に聞けたことはとても大きな事だと思います。今回学ばせて頂いた事を、先ずは自分に落とし込み「子供達のための指導」を追求していきたいです。

 ありがとうございました。(石川)

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 今回のセミナーは「女性ならではの学級づくり」というテーマで、普段のセミナーよりもさらに一歩踏み込んだ視点で聞かせていただきました。また、私事でありますが、卒業論文のテーマが学級づくりであることから、非常に勉強になることが多かったです。

 その中でもわたしは、「隠れたカリキュラム」が最も印象に残っています。「潜在的カリキュラム」ともいうこの考え方は、教師が意図も意識もせず教え続けている教育内容のことです。グループで事例を考えていく中で、子どもたちがいかに教師を見て意識的に物事を受け取っているのか、また、それが教師の無意識的な部分で行われているということに気がつきました。先生は、「教師が主導権を握りながら子どもたちを感化していく。そのために「規律の中での自由」が大切である。」ということをおっしゃられていました。


 わたし自身、教室にルールや規則は必要であると感じていましたが、その思いと同時にそれが子どもたちを管理する支配者教師につながるのではないかという不安もありました。教室に規律を徹底すべきなのか、自由にすべきなのかと考えたとき、「規律の中の自由」という言葉がとても突き刺さりました。大切なことは1つであるとは限らないと思い知らされました。教師と子どもは、教える側と教えられる側で立場が異なるという前提を子どもたちに植え付けることは、教育の基礎として必要不可欠なのだと感じました。


しかし、教師も教師で教える側という立場をとった以上は、「何かのせいにせず、自分が引き受けるという覚悟」をもたなくてはならないということにも気付かされました。

 女性だからこそできることがあり、わかることがある。「女性だから、、、」を強みにしていける、そんな方法をたくさん教えていただきました。宇野先生ありがとうございました。同じ女性として、わたしも頑張っていきたいと思います。(岩田)


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今回、宇野弘恵先生の教師力アップセミナーに参加してみて、感じたことを2つ取り上げたいと思います。

まず1つ目は、宇野先生から人格の力がとても強く伝わってきたことです。わたしは、これが人格のある人なのかと身にしみて感じました。セミナー中、すごくにこやかに話されているが、どこか厳しさも感じられ、なにかお母さんのような存在とも感じとれました。宇野先生の周りには、子どもたちが取り囲んでる様子がとても想像できました。見習いたいです。


2つ目は、教師というものはいつ何時でも子どもたちの見本となる行動を心がけることが、とても大切であると感じました。教師ができていないことを子どもたちにやれと言ってもまったく効果がないし、教師への不信感が強まるだけである。教師自身、自分の行動を見つめ直し、子どもたちに自信を持って指導できるよう、日々の小さな行動から心がけることが大切であると感じました。

2時間という短い時間でしたが、とても有意義な時間となりました。「かくれたカリキュラム」にもとても興味が湧き、意識していきたいと思いました。ありがとうございました。(静谷)


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6月17日教師力アップセミナー 宇野弘恵先生 に参加して(寺坂・林)

6月17日に宇野弘恵先生の教師力アップセミナーに参加してきましたので、2期生寺坂と3期生林で学びをまとめます。早速関係のない話からしますね(笑)今回の記事をまとめるときに、林さんが僕に学びを送ってまとめてアップするという流れにしたのですが、林さんから記事が届いたのがなんと、まだ帰宅している時でした。おそらく彼女も帰宅中だったと思いますが帰宅中に書けるなんてすごい。もっと自分に深く落としてからの方がいいという意見もあるかもしれませんが、聞いたばかりで頭の中でぐちゃぐちゃしていることを、しっかりと文字に起こしアウトプットできています。思わず後輩から学びました。僕にこう思わせようとしていたら、林さんは今日のセミナーですごいスキル(ポジティブなヒドゥン・カリキュラム)を身につけたと思います。内容も林さんにしか書けないものになっています。ぜひ読んでください。


今日のセミナーで1番印象に残ったことは、「教員には優しさと厳しさの両方が必要」だということです。
「優しさ」では、子供たちの言動や行動を理解し、要約することが必要となってきます。例えば、教員に「死ね」と言う子は、「私を見捨てないで」というSOSを出しているのかもしれないし、「言われなくても分かってるよ。これからやろうとしてたのに。」ということを訴えているのかもしれません。やはり、子供理解は大切だなと感じました。
しかし、このような「優しさ」と同時に、ここだけは譲れないという「厳しさ」も必要となってくるのだそうです。確かに、子供たちがいずれは社会に出て行くということを考えると、子供たちのことを思っての厳しさも優しさだな、と感じました。
私は子供に寄り添い、子供の気持ちに気づける教師になりたいと思っています。しかし、子供の本当の気持ちに気づくという「優しさ」ばかりでなく、「こういう子供たちになってほしいから、ここだけはしっかり指導するんだ!」ということも心に持ちたいと思うことができました。また、教師がこうした気持ちを持つだけで、子供たちもそれを必然的に感じ取ってくれるのではないかとも感じることができました。(林)


私は今日のセミナーでとても印象に残っている言葉があります。それは、「誰のための指導なんだろうな」という言葉です。早くきれいに掃除ができる。テストの点数がいい。元気に挨拶ができる。先生の言うことを聞く。男女仲がいい。どれも、子供にとって価値のある指導だと考えます。社会に出て必須のスキルもあれば、できないよりはできた方がいいスキルです。だから、教師もそこについて厳しく指導します。できるようになって欲しいという願いを込めて。しかし、その指導の対象が子供の為から教師のための指導に変わってしまうことがあるといいます。上にあげた例は、教師の評価の対象にもなるわけですから。
では、どうしたらいいのか。私は、子供が指導を受け、どうして指導されたのかを理解して、自分の行動をレベルアップさせるような指導が必要だと考えます。怒られるからやるのではなく、自分のためにするという価値を身につけさせたいです。しかし、まだ具体的には分からいので、卒業までに見つけたいと思います。誰のための指導という足元をしっかり固め、向き合いたいと思いました。

 今日のセミナーは、「女性ならではの学級づくり」というテーマでしたが、女性ならではの気付きや、子供との対応の仕方など学ぶことができました。
 特に、「力で押し通せないことを知ることができたこと」は、その典型だと考えます。男性教員は、それができますもんね。しかし、できないから考えて、そして新しい方法が生まれていく。その女性の気付きを、男性がどのように生かすか。「俺は力で通せるからこのままでいい」のではなく、そういう指導もあるのかと思い実践する素直さが大切だと思います。女性ならではの気付きと、男性ならではの気付きをうまく融合させていくことがこれから求められてくると思いました。宇野先生、本日は本当にありがとうございました。(寺坂)

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6月12日第9回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。


3回目となる発表では、佐藤正寿先生の『プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座-0からプロになる秘訣23箇条-』という本を紹介しました。

この本は、読者である教師にプロの教師として力をつけることを願って書かれた本であり、佐藤先生が担任や分掌リーダーとして取り組んできたことが述べられていました。発表では私が実践してみたいことを紹介しました。

ここでは、紹介した3つのことのうち2つを書きます。

1つ目は「機能を意識した朝の会」です。朝の会には管理的機能(出欠確認、健康観察などの活動)、指導的機能(歌活動、1分間スピーチなどの活動)、自主活動的機能(係活動)の3つの機能があります。自主活動的機能は朝の会における係活動のことです。これは係活動が停滞している学級や係で話す時間を取ることができない学級での活動です。朝の会の時間を使って係ごと話し合いをしたり、クイズ係やゲーム係はこの時間を使って活動をしたりします。これにより、係活動の活性化を図ることができます。発表の後に、係活動の活性化を図るための工夫として、複数人で同じ係をやるのではなく、1人が1つの係にしたら良いのではないか、グループで複数の係を担当し係を交代していくこと、その複数の係の中には1日何もしないという係をつけたらどうかなどということをみんなで話し合いました。話し合ってみると、他の人の意見を聞くことができ、必ずしもやり方は1つではないということを感じました。

2つ目は、「叱ること、注意することも大切。」ということです。叱る目的は「子どもたちの行動改善」です。仮に時間を守らない子どもがいたとします。その子に「なんで時間を守らないのか」と頭ごなしに言っても意味がなく、どうして守らなければならないのかということを子どもたちに考えさせることが大切です。これによって不適切な行動をなぜしたらいけないのかを子どもが理解して、適切な行動を判断できるような叱り方をすることが大切です。

私はアルバイトで叱ることについてよく考えます。アルバイト先の他の先生にはよく、叱れる先生を目指してと言われていますが、私は叱ることができません。この本を読んで、それは自分が納得できる叱る意味というものを持っていなかったからだと思いました。直してほしいこと、直さなければならないことは子どものことを思って叱らなければならないと思いました。これを機に、叱れる先生になりたいと思いました。(松田)

6月12日2期生ゼミ記録(江口)

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あと、30日を切ったということで、だんだんと本番の日が近づいてきて、不安になっています。しかし、ここまできたらやるしかありません。2期生全員合格を目指して日々頑張っています。


今日で、教職過去問2回周り終了しました!8枚という多さでしたが、みんな解くスピードも上がり、30分程で終わってしまいました。今日は、いつも以上に、答え合わせが終了した後の高め合いの時間が長かったように思います。互いに分からないところを学び合っていて、とてもいい雰囲気でした。
私の場合、「服務の宣誓」が毎回書けません。以前、百瀬さんと確認したことがあり、「次は絶対書けるようにしようね」と言っていたばかりだったのに、書けないことがとても悔しかったです。しかし、もう絶対忘れないよう毎日唱えようと思います。


討論は、人権教育について行いました。外見で判断するのではなく、内面を育てることができるようにすることが大切であると改めてわかりました。難しいお題で、もっと人権教育について学ばなくてはいけない!と感じました。

来週、2期生で面接練習をしようと約束をしました。合宿の時と比べ、一人一人成長していると思います。とても楽しみです!頑張ります。 (江口)

 ※お客様からお菓子をいただきました。ありがとうございました。

「女性教師だからこその教育がある!」を読んで(寺坂)

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 こんにちは。2期生寺坂です。6月17日の教師力アップセミナーの講師である宇野弘恵先生の本を読ませていただいたので、本から感じたことをまとめていきたいと思います。

 私が読ませていただいたのは、「女性だからこその教育がある!多賀一郎と考えるこれからの教師論」(多賀一郎・藤木美智代・宇野弘恵共著 学事出版)です。今回の、セミナーのテーマと同じタイトルだったので、この本を選びました。

 二人の女性教師の、教師観であったり学級経営論、はたまた家庭との両立の話であったりと、違う考え方や新しい見方などを得ることができました。特に、家事をしている最中の気づきを学校現場に繋げたりする話は、まさに女性ならではだと感じました。

 「外には7人の敵がいる」この言葉、皆さんご存知でしょうか。私は初めて聞きましたが、足を引っ張る上司や口うるさい上司などの、自分の仕事の障壁になる存在のことを指す言葉だそうです。宇野先生は、学校現場でも7人の敵を設けることができるとして、彼らとの上手い付き合い方について、「素直・ついでに・フットワーク・慎む・甘えない・甘える・割り切る」という7つにキーワードを軸に述べられていました。私は、特に素直に惹かれました。せっかくの意見を、自分の考えと合わないからといって、シャットアウトしてしまう。そうすると、伝えた側からするとせっかく教えたのに、、、とマイナスのイメージを持ってしまいます。素直さがないと敵ができるのです。しかし、「なるほど、実践してみます。」というだけで、相手からの意見を、受け止めて実践することで今までなかった新しい見方を見付けることができます。伝えた側も悪い気はしません。特に、教育実習で強く感じました。相手の意見を受け止め、もともとの自分の意見とすり合わせながら、新しいものを産み出す。1+1=3にも4にもすることができるのが素直さだと思います。

 またこの本を読んで、もう一つ印象に残っていることは、少しタイトルの話と外れますが「あなたは、子供にとってどんな価値がありますか」という質問です。ちょうど教採に向けて面接練習をしていますが、今までやってきた中で一番難しい質問です。本を読む手を止めて、しばらく考えましたが明確な答えは見つかりませんでした。私は、知らなかったら調べる、周りに聞くといった長所があります。また、そこから派生して迷ったらまずやってみる、そしてそこから学ぶということもできます。何十年か先の困った時、迷ったときに「そういえば寺坂先生が昔、こんなこと言ってたなー。」って思い出して人生のひとつの指針?になれるような姿を示せることが私の子供にとっての価値なのかなと…
 機会を見つけて多くの方に聞いてみたいと思います。(寺坂)

『スペシャリスト直伝!小1担任の指導の極意』を読んで(石川)

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今回は、6月17日(土)の教師力アップセミナーで講演をしていただく、宇野弘恵先生の『スペシャリスト直伝!小1担任の指導の極意』という本を読みました。

この本では、小学校1年生の担任となった先生が子供たちをよりよく育むための指導・仕事について書かれていました。私は、小学校教育実習で1年生を担当したこともあり、子供の様子を思い浮かべながら読むことが出来ました。

この本を読んで1番に印象に残っていることは「小1担任の指導姿勢」についてです。宇野先生は「子供たちの北極星であれ!」と書かれていました。

初めての学校、初めての環境で、子供たちは日々学習をしますが、迷うことも多くあります。そこで、担任の先生が子供たちの道標となる北極星となることで、安心して学ぶことができると宇野先生は述べていました。
また、小学校1年生はたった6年しか生きておらず、知らないこと、出来ないことがたくさんあります。だからこそ、むやみに叱りつけるのではなく、あたたかいまなざしをもって接することが大切になってくるそうです。

私は、この本を読んで昨年の小学校教育実習を振り返ってみました。今思うとむやみに叱ってしまった場面が多々あったように思います。「6年しか生きていない」今考えると出来ないことが多いのは当たり前です。あの時、あたたかいまなざしで接していれば…。まだまだ学ぶべきことは多そうです。

小学校1年生の可能性は無限大です。毎日たくさんのことを吸収し、大きく成長していきます。私も実習でその姿を見てきました。そんな学年だからこそ担任の先生が子供たちをしっかりと見守り、子供たちと一緒に喜びを分かち合いたいと感じました。

小学校1年生を担当する機会があれば、その子供の成長を見守り、育てていきたいです。

(石川)

6月12日 第9回 3期生ゼミ記録(早川)

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皆さんこんにちは!
3期生の早川です。

今回のゼミでは、筑波大学附属小の先生の細水保宏さんの著書「算数のプロが教える学習指導のコツ」を読み、学んだことを発表しました。
ただ今回は少し自分の中で意識が違いました。それはなぜかというと・・・。

前日の夜、僕は発表に該当する本の部分を読み直し、いつものように発表しようと思っていました。
そこにある方から1通のメール。(一部を抜粋して紹介します。紹介していいかはわかりませんが)

『だれもがよく本をもとに発表していると思ってはいますが、私は決して満足していません(笑)。
そろそろ相手に伝えることを意識して、話しましょう。まず視線です。聴き手を見ながら話す努力をしてください。
聴き手を見ていないことは実は写真を撮っているとよくわかります。ほとんどの人が、視線が下になっているのです。実習で指導案を目にして授業をやるわけにはいきません。』

というものでした。
これを読み、自分のことを言われているようで、なんとかしなければと思い、当日の発表に臨みました。
特に毎回台本などは一切用意せず発表しているのですが、今回はとにかく「前を向いて、語りかけるように話す」ことだけを念頭において発表しました。
その結果として、自分の発表を以前よりバージョンアップ出来たのかはわかりません。ただ、いつもより自分の発表中での話し合いが自然と生まれ、今までとは少し違うなと言う手応えを感じることが出来ました。更に、14日に受けた教育課程論の講義前に「おとといの発表上手だったよ」とのお言葉を、メールの送信元の方から頂き、本当に嬉しく思いました。
(これが「褒めて伸ばす」なのか・・・?と、少し思ったりもしましたが、素直に受け取りたいと思います!!)

それでは長い長い前置きでしたが、今回発表した内容の中で特に大切だと思ったことを記します。
それは「想定外が『ナルホド!』を呼ぶ」」というものです。
発表では本の中に書かれていたお話しをそのまま引用させていただきました。以下がその内容です。

とあるセミナーの参加費が2,000円ではなく2,001円だった。2,001円ピッタリお持ちでない方には受付で1円を差し上げている。

というもの。一体何が主催者側の方はしたいのか、意図がみなさんはわかりますか?







そうです。1円の数で総参加者数をカウントしようとしていたのです。
決して、その方法が合理的であるとかでないとかそこに論点はありません。この答えを聞いたときに「あ〜。」「そういうことか」「なるほどね」などと思われたのではないでしょうか?その想定外なことを感じさせることが算数好きにさせるきっかけとなると書かれていました。

ただ計算をひたすらさせるのではなく、何気ない日常の中に隠れている算数に関わる出来事を授業の中に取り入れ、触れさせていくことで算数への毛嫌いをなくし、算数に対する前向きな考え・好奇心を子どもたちに育ませることができるのではないのかなと思いました。

最後になりますが、自分の考えや学んだことを発表すること、同時にこのように記事にすることが如何に難しいかを最近実感しています。
玉置ゼミに入るときに「書くことによって学ぶ」と何度も言われましたが、やっとその意味を理解でき始めたように感じる今日この頃です。まだまだ玉置ぜみ3期生は始まって約3ヶ月ですが、ゼミ長として玉置ゼミの名に恥じぬよう頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(早川)

6月12日第9回3期生ゼミ記録(丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回は宮本博規先生の「算数学び合い授業スタートブック」という本から菱川くんが紹介してくれた実践の中でも特に印象に残った内容を3つ紹介したいと思います。菱川くんの発表を聞いていて、「子どもたち同士が学び合う場面のある算数の授業」の要素がたくさん散りばめられていました。

 まず、1つ目は子どもの姿を丹念に見とる、ということです。子どものつぶやきや、「例えば」、「でも」、「だから」などの算数言葉にきちんと目を向けてグループ活動を取り入れることで思考が広がって面白いなと思いました。教材研究においても、教師は何度もやる授業であっても、子どもにとっては一生に一回しかない授業だから全力で伝えようと努力して、手を抜くことは許されないのだと実感しました。

 2つ目は思わず考えたくなる問題提示の工夫についてです。ブラインド効果やゲーム化を取り入れることで子どもたちは授業への期待、興味関心が生まれるので、生き生きとした授業になるというものです。私はここからいつも同じ授業をしてはいけない、クラスや一人一人の学習状況に応じた授業を工夫して、教材の本質を捉えた問題を子どもたちに提示することが大切だとかんがえました。

 3つ目は、問題と真剣に向き合う時間を確保する、ということです。グループ活動や、アクティブラーニングのように、活発な授業をすることはとても大切です。しかし、低学年の子どもであれば、計算に集中する時間、問題に対して一対一で向き合う時間を作ることは大きな意味を持ちます。そのあとで、分からない子どもは、聞く努力をします。問題が出来てしまった子や、わかった子どもたちは、図や絵を使って分からない子にいかにわかりやすく教える努力をすることでよりより授業になるのだと感じました。

 9月から教育実習が始まり、先生方の授業を見せていただか機会がたくさんあったり、自分がすることも増えると思いますが、ゼミで学んだことをたくさん生かして積極的に実習に取り組みたいです。(丹羽)

6月5日第8回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。

今回は静谷さん、林さん、嶋藤さんの3人が発表してくれました。私は嶋藤さんの発表について書きたいと思います。


嶋藤さんは、山田洋一先生の「発問 説明 指示を超える 説明のルール」という本につい紹介してくれました。

まず、「わざと否定したくなるように」では、教師があえて間違った方法を説明してみるということを紹介してくれました。例で試験管を扱う説明として、A「試験管を持つときは指にはめて持つ」B「試験管を持つときは両手で持つ」のどちらが良いかという話がありました。始めの授業ではB「両手で持つこと」を説明し、2回目の授業ではA「指にはめて持つ」とあえて間違った説明することで、子どもたちが逆に自分たちで正論を主張するようになることを学びました。このあえて間違えることをすると、注意深く聞く子を育てることができるそうで、よく間違える先生を演じることで、「次は何を間違えるんだろう」と教師の発言や行動に注目する子どもが増えるということを学びました。

次に「プラス発言に変換する」ということを紹介してくれました。これは、「やる気にならない」という子どもの思いを「なんでやるのかを知りたいって言っている人がいるんだけど」というプラスの発言に変換することです。これにより、教師への信頼を高めることにつながるそうです。子どもは「こういうとき先生はどんなふうに返すのかな」と考えているそうで、教師がプラスの発言に変えて返したら子どもはうれしいのではないかと感じました。


ゼミの発表も3周目となり、みんなの発表スタイルがだんだん分かってきました。みんなの発表を聞くと、自分も真似をしたいと思うことが増えてきました。嶋藤さんの良いところは、発表のときに話し方にメリハリがあって、とても聞きやすいところです。いつも記事を書くために嶋藤さんのレポートを見返すと、自分のメモももちろんあるのですが、嶋藤さんが話していた場面が思い出されます。特に、「例えば、・・・」と例を用いて説明するときの場面がよく思い出されます。自分も嶋藤さんのような話し方ができるよう意識をしながら話をしたいと思いました。(松田)

教育フォーラム2017に参加して(岡田、嶋藤)

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こんにちは。3期生の岡田です。

先日、岐阜聖徳学園大学主催の教育フォーラムに参加させて頂きました。中々お話を聞けない先生方から、普段講義をして下さる馴染み深い先生方まで、様々な先生方から学ばせて頂きました。今回は岡田、嶋藤が学んだことを記したいと思います。


1日通しての学びの時間でした。午前は実際の算数の授業の映像を見ながら先生方が意見を言うというもので、ICTや授業技術など、学ぶことがたくさんありました。その中で私は、「手を挙げている子は挙げていない子にお話をしに行こう」というものが印象に残りました。全員が分かるようなるために伝えに行こうとする姿、あちこちから説明の声が飛び交う様子、とても魅力的です。ただ、やはりこれは日頃からの働きかけや、学級経営がきちんと成されていないことには、ぐちゃっとなってしまいます。そのことは忘れてはいけないと思いました。

午後からは2本立て、奈須正裕先生による「新学習指導要領はこうとらえる」、4名の先生方による「新学習指導要領でバトルする」というものでした。その中で私は「主体的・対話的で深い学び」というフレーズが頭に残っています。どの講義、授業でもアクティブラーニングが言われるように、私たちはこの事と向き合わざるを得ません。今回は改めてそう実感することができました。(岡田)


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今回の教育フォーラムは午前の「岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶ」と午後の「新学習指導要領はこうとらえる」「新学習指導要領でバトルする」がありました。

私は午前と午後にそれぞれ学んだことを書きたいと思います。

午前の「岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶ」では、授業づくりをするときは、つぶやきの中で何を子どもに言って欲しいか考えることが大切だということを学びました。授業を進めて行く上で、軸となってくるのは、子どものつぶやきにあると思います。子どもが良いつぶやきをしてくれるように授業を作っていくことが教師は求められるんだなと思いました。また授業では、常に聞き耳を立てて、子どものつぶやきを拾ってつなげていくことが大切だということを学びました。子どものつぶやきを拾える教師になろうと思いました。

午後の奈須正裕先生の「新学習指導要領はこうとらえる」のお話で印象に残ったのは、「科学する」理科です。実験・観察のミスや失敗の扱いで、教師は「本当はこうなります。」のように反科学的なことを言ってしまうことが多いと思います。それでは実験した意味がないので、「みなさんのデータがこうなんだから、この2つには何の関係もないということですね。」などと言うことで、「え?でも教科書にはこう書いてあるよ?僕たちがデータミスをしたかもしれない。もう一回やらせてください。」と言ってくるそうです。そしてもう一回やったら、綺麗とまではいかないが、ちゃんとした結果が出て、次からはちゃんと実験をするようになったそうです。だから、実験が失敗してしまったからと言って、答えを言ってしまうのではなく、自主的にやり直しをする子どもにしていくことが大事なんだなと思いました。

私は正直なところ、新学習指導要領の話を聞いても、勉強不足でとてもついていけませんでした。これを機に自分で教育新聞を読んだり、本を読んだりして、新学習指導要領について確認し、考えていきたいと思いました。(嶋藤)

教育フォーラム2017に参加して(山下、林、松田)

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みなさんこんにちは。
私たちは6月4日に「教育フォーラム2017」というセミナーに参加しました。
午前は若手教師向授業づくりセミナー、午後は新学習指導要領でバトルするという内容でした。1日を通して学んだことや感じたことを山下、林、松田の3人で1つの記事にまとめます。


私は午前の若手教師向授業づくりセミナーで学んだことを書きたいと思います。
内容は岐阜聖徳学園大学附属小学校の小林先生の算数授業のビデオを見ながら小林先生、鈴木先生、芳賀先生、玉置先生が解説してくださるというものでした。

私はビデオを見てすごく自然にICTが授業に使われているという印象を受けました。このビデオだけではなく教育実践観察でも附属小学校の授業を見させていただいたことがあるのですが1人1台タブレットを使用したICTを利用した授業に慣れている様子でした。そこでは電子黒板の利用価値についても語られ、何もしていないときでもデスクトップ画面ではなく今なにをやっているのか視覚的にわかるものを写すのがよいということでした。

また、授業づくりについては本時のめあてを達成できる導入かどうか、子どもにこんなことを言ってほしいなと思ったことを言わせられるかどうかなどを考えたり、児童と同じ場所で発表者を見て他の子供のつぶやきをひろうことが大切だと学びました。

ICTを使うと鉛筆を持って字を書くという場面は減ってしまいがちですが子どもたちは思ったことをつぶやくので挙手をして発言した子だけでなくその発言を聞いた他の子のつぶやきもひろいながら授業を深めていけるような授業づくりがしたいと思いました。(山下)

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今まで新学習要領についての詳しいことが曖昧でしたが、少しポイントを掴めたような気がします。
その中でも、「授業での学びを有意味学習にする」ということが印象に残っています。確かに、子供に知識を教えるのは、その知識を使ってその子の人生を切り開いていってもらうためです。子供にとっての実力としての学びでなければならないと感じました。そのため、子供主体の授業にしていくことの大切さを改めて感じました。アクティブラーニングが大切と言われているけど、まずは授業改善や指導の見直しなど教師が努力していかなければいけないと思い、もっと授業技術や子供理解について学んでいこうと思えました。私も子供達に社会の授業を主体的に学んでほしいと感じました。(林)

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奈須先生の「新学習指導要領はこうとらえる」というご講演の中で「有意味学習」というお話がありました。これは既有の知識・経験と関連付ける学習のことで、割合や小数は降水確率や靴のサイズで既有の知識として子ども達にあるということを学びました。確かにそうだなと思い、生活する中で無意識のうちに割合や小数を活用して暮らしているのだなと感じました。また、学ぶための材料は膨大にあり、その材料を使用して足場を作ると子ども達はその足場の上で考えることができるということも学びました。

子ども達にはゼロから教えるのではなく、身の回りにある材料をうまく使用して教科の知識を習得することができるように教えることが大事であると思いました。(松田)

6月9日2期生ゼミ記録(岩田)

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 こんにちは。今日は6月9日(金)のゼミ記録を書いていきます。今日6月9日は何の日でしょうか?そうです。今日で横浜・長野の試験の30日前になりました。試験1ヶ月前記念日です(笑)。 


 本日のゼミもいつも通り問題を解いていきました。問題を解いていく中で、「この問題そういえば前回も間違えたな。」と思う反面、「でも答えってなんだったかな。」と感じる問題が多く、いかに自分の見なおしが甘いか実感しています。


 その後、佐久間君もゼミに合流し、玉置先生に、集団の体型で個人面接を行っていただきました。二ヶ月ほど行ってきたゼミですが、今までほとんど個人面接に目を向けることはありませんでした。個人面接は、各自で専修や友達と行うことが多かったので、先生を目の前にしてとても緊張しました。面接はだいぶなれてきましたが、なれてきたからこそ、上手く口先だけで述べているような気がして、簡潔に、しかし的を得た面接官が求めている答えを伝えることの難しさを実感しました。



 やればやるほど不安になり、考えれば考えるほどわからなくなる、毎日頭がいっぱいです。しかしながら、自分は自分でしかないことを念頭において自分を思いっきり表現できればと思います。(岩田)

6月5日第8回3期生ゼミ記録(早川)

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こんにちは!
3期生の早川です。

僕達のゼミの冒頭の時間ではアイスブレーキングをすることが恒例になっています。
そのネタ元の本からどんどん面白いものが発表されているので、自分の番になったときにどのようなものが残ってるのかが不安です。

そんなことはさておいて。6月5日のゼミでは、静谷さん・林さん・嶋藤さんの3人が学びを発表してくれました。
その中で、今回も静谷さんの発表内容に注目したいと思います。

紹介してくれた本は「教師になるということ」という本でした。
著者は、5月の教師力アップセミナーで講演をしてくださった池田修さんです。やはり実際にお会いした人の本となると、普段よりも聞こうと思う気持ちが高まります。

静谷さんは、本の中で大切だと思ったこととして、「教育とは」「教師に必要な力」「勉強に関する誤解」の3つのテーマに絞って発表していました。
その中でも「教師に必要な力」に着目していきたいと思います。

教師に必要な力とは、
一.管理の力(子どもの生命を守り育てるのに必要な強い力)、
二.指導の力(子どものやる気を作り出す力)、
三.人格の力(子どもに好かれ、信頼され尊敬される力)
の3つの力であると説明していました。いつも自分が学びを発表するときでは授業内で使える手法ばかりにどうしても目が行きがちです。しかし、管理の力の話を聞いた時に、授業をするしない以前に大前提として子どもたちが健康で毎日学校に来れているという事があるということに気付かされました。”保護者から大事な子どもたちを預かっている”という意識をこれから先生になる身として意識しなければならないなと感じました。

また、人格の力についてはすごく説明された内容に共感ができました。”人格のある先生には子どもがついてくる”と言っていましたが、まさにその通りだと感じました。
自分が小中学生だった頃を省みてみても、「この先生が言うなら・・・(従うしか無い)」と思ったことが多くありました。何もかも言葉だけで教えていくのではなく、自身から溢れ出す何かで教えることのできる先生になりたい、そう思いました。多くを語らなくても子どもたちの目を見つめるだけで指導することができる先生、なってみたいものです。

最後になりますが、僕ら3期生のゼミも今回で8回目。
全15回なので早くも折り返したことになります。本当に早いです。
そんなゼミ活動の中で毎回思うこと。それは、菱川さんと嶋藤さんの2人の質問率の高さについてです。何も、とにかく質問すればいいということではないとは思います。ただ、質問が出るということは、それだけ話を聞いた上で自分の考えと相違を感じたり、疑問点が浮かんだり、より詳しく聞いておきたいという想いが少なからずともあるからだと思っています。1回のゼミで3人が発表するのにもかかわらず、1度も質問していない自分が情けなく思ったりします。

自分の考えをそれぞれが持っていて、それをぶつけ合うことで自分の中になかった考え方や、ものの見方というのをゼミの中で身につけていきたいと思います。また、そんなことができるゼミにしていきたい、そう思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(早川)

6月5日第8回3期生ゼミ記録(菱川)

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こんにちは。最近喉枯れ枯れな菱川です(笑)。

さて今回も林さんの発表について自分なりに感じたこと共感したことをここに綴らせていただきます。今回、林さんは『ゼロから学べる小学校の社会科授業づくり』という本からの発表でした。

まずはじめに『授業づくりのベースに子ども理解を』についてです。
ここでは子どもの良さを授業に組み立てて行くということでした。
→事柄Aについて興味を示している児童がいるとします。その児童を他の授業でその事柄Aについて出た時に話を振ってあげたりすることと僕は解釈しました。

これをするにあたり2つのやらないと行けないことがあります。
まず一つ目に『子どもの良さをメモする』です。どんな些細なことでもいいから子どもの良い所を授業中でもメモをしていってその子の授業中での活躍場面を考えて行くこと。
二つ目に『子どもの興味関心に常にアンテナを張る』です。これも似たような感じであります。
この二つをしっかりと普段から意識して行くことが大事だと思います。

次に『学習用語を身につけるための工夫』についてです。これは是非小学校でも中学校でも実践して行きたいなと思うことがありました。
・教科書で扱う時に『意味』や『関連する用語』を扱う。
・違いを教える
・辞書をこまめに引かせる
・身につけるための時間を設ける。
この4つのことを大事にして行くことが学習用語を身につけるためへの大事なことらしいです。

今回は去年卒業された松井さんと中田さんがゼミに来てくれました。
教員採用試験について教えていただき、来年の教員採用試験に向けての準備をもうしなければと焦りを感じました。
すごく良い刺激になりお二人には感謝しかありません。ありがとうございます。

来週は僕の発表の番です。あっという間に回って来ますね(笑)。
学びをしっかりみんなと共有していきたいです。(菱川)

6月4日「教育フォーラム2017」に参加して(石川、吉田、岩田)

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 皆さんこんにちは。私たちは6月4日に行われた「教育フォーラム」に参加しました。その中での学びを記事にします。

 私は、午前に行われた「若手教師向授業づくりセミナー」について記事を書きます。
セミナーは、岐阜聖徳学園大学付属小学校の小林先生による算数授業のビデオを元に小林先生、鈴木先生、芳賀先生、玉置先生の4名が解説をしてくださると言う内容でした。

 ビデオの中で私が特に気になった場面は、子供が答えの板書を終えた際に、小林先生が「書き終わりました!」と問いかける場面でした。しかも一度ではなく二度、三度と言っていました。私は、それが「学ぶ姿勢を教える」ことだとすぐに気付きました。話によるとビデオを録画したのは学級開きから間もない5月だそうです。新たな学年、新たな学級でどのように学んでいくのか。授業をしながら子供が心地よく学べる環境を作り上げていく事も、一つの授業づくりなのだと感じました。私なら間違いなく授業をするのに手一杯です(笑
また、小林先生の授業は、ねらいを達成するための工夫や声かけがこれでもか!と言うほど詰め込まれていました。その事もあり、私も楽しみながらビデオを見ることができました。小林先生は『自己満足な授業ではなく、子供がお腹いっぱい算数をする授業』を目指して授業づくりをされているそうです。まずは、大学生のうちに授業づくりのビジョンを持ち、それを軸に学び続けたいと思いました。
(石川)

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今回は午後から参加させていただきました。
私からは1つのことを書かせていただきます。
それは学習指導要領の改訂をつながりとしてみるということです。
学習指導要領が教育において、水準の確保・未来を見据えた指導を確保するということを担ってます。しかし、改訂と聞くと「また変わるのか」という気持ちになります。
那須先生の話を通して、私は「教育はぶつ切りになっているのではなく、つながりだ」と感じました。指導内容、求められること、身につけたい能力、施策は変化しています。そんな変化があるのは「今の教育があるから」と捉えることができます。つながりがあるのです。今のやり方を工夫する(子供の経験を把握し、学びに向かわせるなど)、子供を見るという本質は変わらず、学習指導要領に基づいて思考する教師、学び続ける教師になることが今の私にできることだと思いました。(吉田)

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本日は普段のセミナーとは異なり、わたしにとって少々内容が難しく話を聞きながら、理解をするのがとても大変でした。そこで、10ある話のうち、3は自分のモノにして持ち帰ることができるようにという心構えで話を聞かせていただきました。結果として、3も得ることができたのかは謎ですが、自分の視野が広がったのには間違いないと
感じています。

 その中でもわたしが最も印象に残ったことは、講師の奈須先生がおっしゃられていたお話の中にあった、「子どもたちには元々主体性が備わっている」という言葉です。主体性を養わなくてはならないとしつこく言われている時代にどういうことだろうと思いましたが、話を聞いて納得しました。誰の評価も受けることのない幼稚園時代、子どもたちは自由に自身の経験を活用して、学んでいきます。しかし、義務教育段階に入り、教科学習を深めなくてはならないという教師の思いから、ただの知識伝達に変容してしまっているということでした。主体性を養わせなくてはならない教師が、実は子どもたちが潜在的にもっている主体性を排除していたのです。ますます教師という職業が大きな責任と影響力で成り立っていることに気がつきました。

 頭をフル回転して挑んだ教育フォーラムでしたが、とても回転が追いつかなかったなと感じました。しかしながら、今回得たわずかなワードや考え方を心に留めて、生活に生かすこと、まずはそこからはじめてみたいです。ありがとうございました。

 *帰りに石川君、吉田君と名古屋で大反省会を行いました。笑
二人ともありがとうございました。(岩田)

6月4日「教育フォーラム2017」に参加して(早川・丹羽)

こんにちは。
3期生の早川です。
今回は6月4日に行われた岐阜聖徳学園大学主催の「教育フォーラム2017」に参加し、感じたことを早川・丹羽のペアで1つの記事にしたいと思います。

まずは、早川からです。
あまり長くなりすぎるのも良くないので、印象に残ったこと2つに絞って綴ります。
1つ目は、ICTを活用した授業と意識させない小林先生の授業全体です。(午前・岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶより)
「ICTを活用した・・・」というとどこか無理やりICT機器を従来の授業に組み込んだような印象を受けがちでした。しかし、小林先生の授業ではあたかもICT機器を使用するのが昔からの伝統であるかのような自然な使用の仕方でした。児童も何不自由なくと言うばかりか自分の考えなどを他人に伝えるツールの一つとして使いこなしているように見えました。これが将来の教育現場のスタンダードかと思うと、不安な気持ちに少しなりました・・・。

2つ目は、私が普段講義を受けている先生方が「新学習指導要領でバトル(討論)している光景」そのものです。国は学習指導要領というかたちで、今後の教育の方針を定めているのにもかかわらず、これだけ先生方の受け止め方や、それを踏まえてどのようにしていくべきなのかという考え方が違うのがとても面白いと思いました。また、自分なりに考えを持って何事にも臨むことの大事さも学べた気がしました。

朝早くからお手伝いという形含めて1日をこのフォーラムで過ごしましたが、とても有意義な1日に出来たと思います。ありがとうございました。(早川)


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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。
6月4日に行われた「若手教師授業作りセミナー」と教育フォーラム2017に参加して特に印象に残った内容を1つずつ紹介したいと思います。

まず、午前中に行われた「若手教師授業作りセミナー」から学んだことは、《本時の目標を達成できる導入になっているか》ということです。ただ導入をさせればいいのではなく、目標を達成するための効果的な導入を取り入れることが子どもの考えを深めたり、広げたりする事に繋がるのだと感じました。また、ICTがたくさん活用された授業で子どもたちの反応を見ていたのですが、どの子も積極的で自ら進んで学習する姿が印象的でした。ICTだけでなく、ノートもきちんと有効に使われていて小林先生の工夫がよく見られる素晴らしい授業を見せていただけました。

午後に行われた教育フォーラム2017「新学習指導要領でバトルする」では、奈須先生のお話を聞いて、指導要領が変わるということで教師自身が教え方を今までとは変えなければならなかったり、子どもたちの学力を伸ばすためにまずは「授業研究」を中心とした自律的、創造的な取り組みをしなくてはならないのだと考えさせられました。また、主体的・対話的で深い学びをするために具体的な行動目標も大切になってくるのだと学びました。

一日のセミナーを通して、ICTを使った導入の効果的な取り入れ方や、新学習指導要領の肝となる部分が以前より少し分かった気がします。もっともっと勉強していかなければと思いました。(丹羽)
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弥富中学校道徳飛び込み授業を参観して(岩田)

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 6月6日(火)玉置先生による弥富中学校での道徳の飛び込み授業を2期生寺坂君とともに、参観させていただきました。午後からの授業の前に玉置先生に昼食をごちそうになりました。おしゃれなカフェで、店内は奥様がた女性客ばかりの中にスーツの3人(笑)。おいしいお昼をいただき、今日の授業のポイントを聞き、弥富中学校に向かいました。

 お昼中に玉置先生に聞いてはいましたが、弥富中学校に着くやいなや驚きで叫んでしまいました。「きれいすぎる、、、」建てかえをしてとてもきれいな校舎。授業の後には、教頭先生に校舎内を案内していただきました。言いたいことはたくさんありますが、ここではとにかくすごかったという一言にしておきます(笑)。

 さて、本題です。今日の学びについて深めていきたいと思います。本日の教材は「あるレジ打ちの女性」という、何をしても続かない女性が、自分の過去の日記から人生を変えていくというお話です。昨日のゼミで発問については先生からお聞きしていましたが、大学生が真剣に考えてもなかなか答えの見つからない、少し難しい印象を覚えました。

 しかしながら、先生の子どもたちを引きつけるというテクニックである、価値付け、独特の間、演技力などすべてが重なり、後ろから見ていて次第に子どもたちが、授業にのめり込んでいくのがわかりました。

 先生の揺さぶりに困った表情を見せながらも、真剣に考える子どもたちは、まさに「深い学び」を体現しているようでした。

 また、先生が主導のはずの授業ですが、あれ?と思ったら生徒中心の授業になっていました。言葉のキャッチボールの中で、はじめはキャッチするだけだった子どもたちが、次第に自分たちから言葉を投げてかけていました。与えるけど、与えすぎない、わかりそうでわからない、そんなどこかもどかしいような思いを抱かせることが、子どもたちの本心からの、なんで?を生むのかなと思いました。そして、やはり自分から感じたなんで?にはどんな小さななんで?でも、教師から教えられる以上の価値があるのだと思いました。


 本日も、ここには書き切れないほどの学びをしましたが、詳しい分析は寺坂君にお任せして、(笑)わたしは先生のお話から、本日最も印象に残った一言を記録しておきます。

 「人の生き方を参考にしたい。それが道徳。」

 人の人生が、思いが、行動が変わった瞬間を感じ、自分が何を考えるか。人の生き方を感じ取り、見方・考え方を養う。改めて、道徳の重要性、影響力を実感した一日でした。できることならこの言葉を中学生の頃の自分に教えてあげたいと思います。道徳が大嫌いだったわたしも今日の授業を受けたら、先生の思うツボにはまっていただろうなと自分に置き換えて考えたりしていました。玉置先生、弥富中学校の先生方本日は、ありがとうございました。ますます教師になり、やりたいことが増えました。これは、絶対に教師になるしかないなと決意を新たにした一日でした。(岩田)
 
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