教師論へ飛び込み授業参加(岩田、寺坂)

画像1
 こんにちは。今日は、2限にゼミを終え、玉置先生の教師論に初参加させていただきました。お昼に面接の打ち合わせが長引き、3限も始まってしまったしどうしようと考えていましたが、「まだ間に合う!」と寺坂君に教えていただき、滑り込みセーフで参観させていただきました。以下に学びをまとめます。


 本日見た授業DVDは盛山先生の算数の授業でした。単元は、小学校二年生のかけ算。「かけ算なんて九九の表を覚えるだけじゃん。」そう思っていませんか?あまいです。(笑)先生の行う一つ一つの動作に意味があり、流れのある授業。すごい!という言葉しか見つからなかったです。
 盛山先生の授業技術については、以下に寺坂君がしっかりと書いてくれていますので、彼の記事を熟読してください(笑)。


 では、わたしからは最も印象に残った一言を。


「見えないもの隠れているものがあると、子どもは燃える。その見えないところにこそ学びの本質がある。」
 教師として、子どもに何を考えさせたいのか。それに尽きると思いました。


  また、それよりも教師論の授業の雰囲気の良さ。生意気ながら、後ろの席から感心してみていました。教師次第で生徒は変われるんだなと。玉置先生ってすごいです。教師論を受けているみなさん、これからもぜひよい学びをしてください。
 また、学びをすぐアウトプットすることはとても大切だと感じました。3限後すぐに寺坂君から記事が届きました。(笑)「誠意はスピード」同時に大切にしたいです。(岩田)



 1年生の「教師論」に転がり込んで、盛山先生の授業を見させていただきました。 

 単元は「かけ算」の導入でした。この表現が正しいか分かりませんが、憎たらしいほどスマートで聞いていて心地良い授業でした。「仕組みを理解する」というのは、子供にとっても教師にとっても1番難しいところなのではないでしょうか。実際私は、嫌いでした。そんなこと、覚えるだけだと思っていました。しかし、この授業は楽しく、正確に仕組みを理解させる授業でした。

 図を用いての授業だったので、内容の説明は難しいので、学んだことをあげていきます。

1、対話で深い学びを

 授業をするのは教師ですが、学びを生むのは子供かなと思いました。言葉足らずな意見でも、丸ごと復唱法で、子供が本当に伝えたかったことを引き出す力が大切。

2、タイミング

 全員を立たせて、分かったら座らせるというシーンがありました。つまり、座った子供は心や頭になにかしらの変化が起きているということです。意見を言わせるならここしかない。座らせたままだとできない、意図的指名までできると思いました。

 ノートを書かせる時も、常にたくさん書かせるのではなく、1番考えさせたい時こそ使う。書くことによって、自分の考えがまとまるというのは、多くの先生も仰っていますね。

 事前に、教師論だから教師としての指導観についてよく見ろと言われていたのですが、まだまだ表面しか見れてません。まだまだ見る力足りていないなと思いました。

 もう1つ、驚いた話を。一緒に受けた1年生の授業への意識の高さには本当に驚きました。玉置先生が、話しながら後ろの方へ行くと、自然と体で追っているのです。大学の講義でです。そして、1番後ろに座っていた僕と岩田さんが意見を言う機会があったのですが、その時も、全員が体を向けて聞いてくれました。話しやすいです。こういう雰囲気を作っていきたいと思います。しかし、1年生がすごいのか、玉置先生の指導の賜物なのか。どっちもにしておきます(笑)。(寺坂)

5月19日第11回2期生ゼミ記録(岩田)

 こんにちは。ゼミ記録2週目です。5月に席替えをしてから、ぼっち席のつらさをひしひしと感じています。また、隣に玉置先生ということで、右半身がいつも緊張で凍っている岩田です(笑)。

 さて、今日から問題も2週目に入りました。「ああ、この問題見たことあるな。」と思いながらも、答えが曖昧で、なんとなく回答している問題も少なからずあるなと感じました。しかし、初めの頃と比較すると、正答率も随分上がってきたのではと思います。自分自身で成長を確認できることで、安心してはいけませんが、自己肯定感が高まるきっかけになりますね。

 後半戦は、初!論作文講座でした。自分が考える魅力的な学級について、論作文をどのように展開していくのか。一人一人根拠をもって考えていきました。それは根拠なのか、具体性はあるのか、最終的な論の根幹が揺らいでいないか、様々な視点から1つの論作文を作り上げていきました。考えれば考えるほど、ぐるぐると迷走している気がして難しいなと感じました。

 先生のご都合によりゼミは早く終わり、最後は2期生だけで、意見交換をしていきましたが、「これってどうなんだろう。先生〜〜。」という場面が多かったです。まだまだ、玉置先生に頼りっぱなしの2期生です。これからも高め合って行きましょう!

 最後に、わたしが考える魅力的なゼミとは、「自分だけでは無く、みんなのために頑張りたいと思えるゼミ」です。これからもそんなゼミを目指していきましょう(岩田)
画像1

5月15日第6回3期生ゼミ記録(山下)

こんにちは、3期生の山下です。

今回は前回に引き続き「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」という本の後半を松田さんが紹介してくれました。第5章の子供の学力を伸ばす「言葉」の技術というところの中から学んだことを2つ書きたいと思います。

1つ目は子供の間違いを活かす教師の言葉というものです。これは授業内で当たった子がもし間違えてしまっても「◯◯くんのおかげで学べたね、学んだことをノートに書いてみましょう」や「◯◯さんを助けてくれる人はいますか?」などと言葉かけをして間違えた子どもに失敗感を持たせないようにするということです。子どもに失敗感を持たせないことで発言しやすい雰囲気を作り、授業が活発になると思いました。

2つ目は授業終末の教師の言葉です。これは授業の感想を書かせるときにただ感想を書きなさいというのではなく例えばキーワードを3つ与えてこれとこれとこれを使って書きなさいと内容を指示したり、書き始めや書き終わりなどの書き方を指示するなどすることで子どもたちが感想を書きやすく内容もよくなるということです。また、そのとき落ち着いてかけるような指示をするということも書かれていました。そのとき静かに書きましょうや集中して書きましょうではなく鉛筆の音だけにしましょうなどと指示するとよりよくなるそうです。キーワードを与えられるのはテスト問題によく出るし、書き始めが決められていればなんと書き始めたらいいのかわからなくて内容にたどり着けない子が減るのでよい方法だと思いました。

松田さんは今回の発表にあたり著者の菊池省三先生が出演されている番組を見たそうです。自分の勧められた本を読むだけではなく本を書いた人がどのような人か知るためにその人が書いた他の本を読んだり出演しているテレビ番組を見るのは学びを深めるためによい方法だと思いました。追いかけたい先生を1人決めてその人の本をたくさん読むのも自分の授業づくりの方向性が決まっていれば手段の1つなのかなと思いました。(山下)
画像1

5月15日第6回3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
こんにちは。3期生の岡田です。

先日のゼミで早川くんが発表していたことについて今回は書きたいと思います。

早川くんは志水廣先生の「算数好きにする授業力」という本について発表していました。既に前半は発表し終えていたため、今回は後半です。

私は「鏡の理」というものが印象に残りました。なぜならそれは、どんな人に対しても当てはまるからです。
これは、他人の自分への態度は自分の他人への態度の反映であるということ、好かれたいならまずは自分から好きになれということ、相手が弱っている時こそより優しく接するということでした。
こうすることで、信頼関係を築けるそうです。

早川くんも言っていましたが、これは教師と生徒に限らず、人間なら誰しも当てはまることです。私は自分の中で考えてみたとき、困っている時に助けてくれる人こそありがたいと感じますし、信頼度が増します。そうされることで、お返ししようという気にもなります。これがずっとお互いに続いていくことで、当たり前にもなり、信頼関係がぐっと深まるのだろうと実際に頭の中でいろんな人を思い浮かべながら考えました。

素敵な話だと思いました。私がクラスを持ったら、そういう子たちでいっぱいにしたいです。「好かれたいならまずは自分から好きになれ」ではありませんが、「そうなってほしいならまずは自分からそうなれ」と思って、より意識的に過ごしていきたいです。(岡田)

友達の存在(古川)

画像1
教採まで残り2ヶ月きりました。
毎日勉強をしている中で感じるのは友達の大切さです。
私は毎日友達と学食で勉強しています。

大学に入る前の私には考えられません。
私は大学受験の時はいつも塾にこもり静かな場所でもくもくとやっていました。
教採を始めた最初の頃も図書館にこもっていました。静かな場所でしか勉強出来ないと思ってたからです。

あるとき、よさこいサークルが終わったあと8人ほどで友達と勉強をしてみました。ふと疲れたときに周りを見たらみんなが真剣な表情でやっていて私も頑張ろうと思いました。また、わからないとこかあったら聞きあうということもしました。そこから毎日私は、友達と毎日勉強をするようになりました。
面接も毎日いろんな人たちとやっています。

頑張っている仲間がいるから私も頑張れる!
受験は団体戦!
本当に強く実感しています。

一緒にいつも勉強をしてくれる友達。
ともに高め合う友達に出会えたことに感謝しっぱなしの毎日です。

毎日の勉強で苦しいとか逃げ出したいときに目の前にいる友達の「あと少しだけ一緒に頑張ろう」笑顔でいう一言ほど私の心を奮い立たせてくれる言葉はないです。友達って偉大な存在なんだととても実感します。

あと残り2ヶ月大好きな周りの友だちと一緒に頑張って教採を乗り切ります。(古川)

5月15日 第6回 3期生ゼミ記録(菱川)

画像1
こんにちは。でかい図体して泣き上戸な菱川です(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
意外なギャップですね(笑)

はい。今回は自分の二回目となる発表でした。
前回に引き続き平田オリザさんの『わかりあえないことから〜コミュニケーション能力〜』から学び得たことをここに綴らせてもらいます。

今回は大きく2つのことについて学びました。

1つ目に『対話の基礎能力』についてです。

<対話の基礎能力>
『対話の基礎能力』とは説明しなくてもわかってもらえる事柄をその虚しさに耐えて説明する能力のことです。
日本人の芸術家が海外に出て、必ずしも才能を伸ばせないのは対話の時間に耐えられなかったため。と著者は推測していました。
日本型のコミュニケーションに慣れてしまうと海外の対話の時間に耐えきれずに(なんでわからないんだ)と切れるか、(どうせ、わからないだろう)とあきらめてしまうらしいです。

2つ目に冗長率についてです。
ん?冗長率?ってなりますよね?あまり聞かない言葉だと思います。けどみなさんの普段話をする時に関係する言葉なんですよ(笑)
冗長率とは1つの段落、1つの文章に、どれくらい意味伝達とは関係ない無駄な言葉が含まれているかを数値で表したものであります。

簡単に説明すると、
冗長率の低い会話と言うものが要点だけを言って簡潔に説明したりするときの会話。
冗長率が高い会話は会話の途中に無駄な話(ちょっとした小話を話の途中に入れたり)が多い人のことです。
僕は冗長率が高い方ですね。きちんと話がまとまらず1つの質問に10で返してしまうからです。これは前回の玉置先生からご指摘された点です。現在治す努力をしています(笑)

これを聞くとなんか僕って私ってもしかしたら冗長率が高いから話が下手なのかもしれないって思う方もいるかもしれませんがそれは違います。真に話が上手い人は冗長率を時と場合に合わせて操作する人なんです。

日本では『簡潔に話せ』『きちんと話せ』といった冗長率を低くする教育がまだまだ行われている学校が少なくはないようです。冗長率の操作を将来大人になったとき困らないように幼い時から冗長率を気にして教育を行って行くといいかもしれませんね。

最後に『みんな違ってみんないい』金子みすゞさんの詩の『私と小鳥と鈴と』の最後に出てくる言葉にちなんだ話を綴っていきます。

みんな違ってみんないい
→ 何かに秀でている人だけが素晴らしいのではなく、みんなが同じである必要もない、それぞれが、それぞれの個性なりに素晴らしい
と言う意味と僕は解釈しています。

今回平田さんは『みんな違って、たいへんだ』と本で述べていました。この言葉だけでその通りだなと思いました。違う個性を待っていてそれをそれぞれに合った形で伸ばしていかないといけない。教師ってすごいな。と思いました。けどこのたいへんと言う言葉から目を背けるといけないんだと思います。『みんな違ってみんないい』んです。だからその『みんないい』になるように『たいへんだ』から目を背けないように教師生活を頑張っていかないといけないんだと思いました。(菱川)

こんなところに「説明責任」(石川)

いきなりですが、皆さんは「説明責任」の意味を知っていますか?私を含め知らなかったそこのあなた!安心して下さい、調べました!(以下、国語辞典引用)

せつめいせきにん【説明責任】
行政機関や企業が、社会に対して事業計画や収支などについて情報公開する責任。アカウンタビリティー。

ふむ。なるほど。

私は、この言葉を玉置先生からよく聞きます。
手術の体験談と絡めながら「今は教育現場でも説明責任が求められる時代」と繋げていく話は、面白く、分かり易く、印象に残っている話の一つです。

実際に、子供の状況やその保護者、社会の多様化に伴って学校が指導の在り方についての説明を求められる場面が多くなっているそうです。いずれ私にも説明責任を果たす場面が来るのでしょう。正直、自信はありません。
しかし、何事にも意図を持って取り組む事で、この自信の無さが少しでも解消されるのではないでしょうか。普段から無意味な行動が多い私ですが、まずは今の生活から意図を持って行動をしたいものです。

あと数ヶ月後、
「こんな風に過ごしてたら落ちたよ」ではなく、
「こんな風に勉強したら受かったよ」と『良い形で』後輩への説明責任が果たすことが出来るよう、努力していきたいです。

以下、記事を書くきっかけとなった写真です。
1枚目:玉置先生と寺坂くんと行ったお寿司屋さんにて
2枚目:あるお菓子のパッケージにて
これもある意味企業の「説明責任」なのでしょう。意外と身の回りに「説明責任」は溢れているのかもしれませんね。

(石川)
画像1
画像2

5月15日第6回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。
 私は前回に引き続き、「授業がうまい教師のすごいコミュニケーション術」(菊池省三著)という本を紹介しました。今回は全6章のうちの第4章から第6章の中で印象に残ったものを紹介しました。

 第4章では『子どもをグングン成長させる「質問」の技術』が書かれていました。ここでは「子どもが自ら考え始める質問」を紹介しました。生徒指導の場面で、「先生が言っていることが分かっているの?」という問いかけではなく、「今の自分に必要なものは何かな?」と子どもに自分を考えさせる問いかけを心がけると良いということが書かれていました。

 第5章では『子どもの学力を伸ばす「言葉」の技術』について書かれていました。ここでは「子どもの間違いを活かす教師の言葉」「授業終末の教師の言葉」の2つを紹介しました。間違えてしまった子どもに失敗感を持たせないように「○○君のおかげで学べたね。何を学んだのかノートに書いてみましょう。」と1人の学びをみんなの学びに変えることや、授業の終わりに感想を書くときに「キーワード3つで今日の授業の感想を書きましょう。」と書き方の指示をすることで感想が書きやすくなること、落ち着いて書けるように「鉛筆の音だけにして」と指示することなどが書かれていました。

 第6章では『同僚・保護者とのコミュニケーション』について書かれていました。会話が次につながらない若い教師が増えてきていると菊池先生は述べていて、同僚とのコミュニケーションでは「双方向のコミュニケーションの関係をつくる」こと、保護者とのコミュニケーションでは「クレームへのうまい対処法」を紹介しました。双方向とは教師同士の「教える」「教えられる」という関係で、「教えを乞う」ことが双方向の良い関係を築くそうです。心理的に人は教えることが好きなので、その心理を利用することでうまくコミュニケーションを取ることができるようになるそうです。保護者との関係は、まずはしっかり保護者の話を最後まで聞くこと、そして笑顔で対応することが大切であると書かれていました。
 
 本以外に、菊池先生が出演されていた番組を動画で見たことを話しました。菊池先生は子どもが自分に自信がないから学級崩壊が起こるとおっしゃっていました。「どうせできないから」と投げやりになり、人目を気にして攻撃的になる子どもたちがでできてしまうそうです。その投げやりになる気持ちを直すために「ほめ言葉のシャワー」と呼ばれる活動を日課にしたそうです。毎日1人の児童に間髪を入れずにほめるという活動です。ほめる内容がとても具体的で、よくその人のことを見ているのだなと驚きました。子どもたちは「ほめる」「ほめられる」ことでお互いを認め合い、もっとほめられたいという気持ちになり、積極的に頑張るようになるそうです。

 この本にも子どもに自信をつけさせるための教師の働きかけについてたくさん書かれていました。分かりやすい説明の仕方や、ほめ方、子どもがやる気になる教師の言葉や行動、1冊の本からこんなにも学ぶことができるのだなということを感じました。(松田)

5月15日第6回3期生ゼミ記録(丹羽)

画像1
 こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。今日は6回目のゼミでした。早速ですが、記憶が新しいうちに菱川くんが発表してくれた、「わかりかえないことから〜コミュニケーション能力とは何か〜」という本の後半を紹介したいと思います。

 今回の発表でなるほどと思ったことを2つ紹介します。

 まず、1つ目は対話の基礎能力です。これは、説明しなくてもわかってもらえる事柄をその虚しさに耐えて説明する納涼ことだそうです。例えば、日本人の芸術家が海外に出て、必ずしも才能を伸ばしたり成功したりできないのは、対話の時間に耐えられないからなのです。日本型のコミュニケーション型、つまり、説明することに慣れていない日本人は説明を相手は分かっているものだと思って省略しがちですが、それは良くなくて相手と対話することを諦めずに続けることが大切だということです。この力は大学生や社会に出てから学ぶものではなくて、小学校や中学校できちんと先生が教えてあげることが大切だと学びました。わたし自身分かっているだろうと勝手に相手のことを決めつけて話をしてしまうことがあるので日常会話から意識していきたいです。

 2つ目は冗長率を操作するということです。まず、冗長率とは、1つの段落、1つの文章にどれくらいの意味伝達とは関係ない無駄な言葉が含まれているかを数値で表したもので、「メシ、フロ、シンブン」という単語の会話は冗長率が低いということになります。私は今まで話が上手い人=端的に話す人だと思っていました。しかし、本当はそうではなくて、端的に話す人は話の盛り上がりに欠けるのです。話の途中に言葉を入れられるひと、つまり冗長率を操作できる人こそが会話が上手いのであり、コミュニケーション能力が高い人なのです。余計な言葉をたくさん入れすぎても聞いている相手が飽きてしまったりするのでそれを調節するのは難しいことだと思いますが、先生になるにあたってコントロールできたら子どもたちもたくさん反応してくれるのかな、と思いました。

 今回の菱川くんの発表からコミュニケーション能力について知らないことをたくさん学ぶことができ勉強になりました。これらの学んだことを生かして生活していきたいです。(丹羽)

5月15日第6回3期生ゼミ記録(早川)

画像1
こんにちは。3期生の早川です。

今回も前回に引き続き、
「算数好きにする授業力」(志水廣著)を読み、
学んだことを記します。


ゼミ内で発表したことでも伝えたいことを絞っていますが、ここでは更に絞っり、1つだけ紹介します。

それは授業内で子どもたちの発言の扱い方である、CR法(Catch&Response)です。
この方法は、子どもたちの発言を(1)「なるほどなあ」で受け入れ、(2)復唱し、(3)子どもの意思を明確にし、(4)「ここがいい」と良さを認め、(5)さらに質問してみる、という流れのものです。

意図的指名や挙手指名にかかわらず、子どもたちの発言は宝物です。発言の真意をねじ曲げ、教師の指導構想通りに進めていくのではなく、子どもたちが発言したその言葉そのものの意味、考えの背景を読み取ることが大事なのだとこの本から学びました。

今回のゼミ活動では、前回の発表でも触れた、「(2)復唱し」→「丸ごと復唱法」に注目し、実際にペアを組み相手の発言を一言一句変えることなく復唱することを実践しました。
実際にやってみると分かるのですが、相手の発言の要約はスーッと頭に入るものの、発言の全てをそのまま復唱しようとすると、容易なことではありません。

そんなときには、「短区切り法」を使用すると良いということも学びました。それは、発言を文節ごとに区切り、子どもに発言の意図を確認しながら対話するという方法です。
(この「短区切り法」の名称が本を読んだにもかかわらず、頭からスグ出てこなかったのが情けなかったです。)

毎週のゼミ活動を通して教師になっていく上での土台作りができているような実感が湧いています。学んだ方法が実践できるかどうかは別にしても、良い学びができているなあと感じる限りです。

玉置先生から次の発表用の本も紹介頂いたので、また3週間後に良い発表ができるよう準備したいと思います。(早川)

5月12日第9回2期生ゼミ記録(石川)

画像1
5月12日(金)第9回目のゼミがありました。
内容ははじめに教採過去問演習、次に2次試験対策でした。

前半は今まで通り過去問に取り組みました。いくつかの問題は自信を持って答えることができましたが、逆に全く歯が立たない問題もありました。勉強の成果が感じられる一方、勉強不足を痛感しました。(早く満点を取って自信満々に手をあげたいものです...。)
その後、アレルギーでエピペンを使用することについて少し話し合いました。エピペンについて知らない人も多く、調べながらの話し合いでした。先生の勘違いもあり、楽しく学ぶことができました。

後半は新聞の記事を元に2次試験の対策を行いました。2次試験のポイントを評価の観点から、1つ1つ確認をしました。「明朗快活」「人間性」「肯定的に」等のキーワードが多く、改めて人物重視を感じました。そして最後には「小6の子どもにスマホを持たせること」について私たち10人を学年団と見立てて討論を行いました。学級・学校・組織として、保護者の方の思いを読み取るところに難しさを感じました。そんな中、仲間からの意見は参考になり、勉強になります。私も頑張りたい。

最近のゼミは「週に2回では足りない!」そう思えるほど楽しく、刺激をもらいます。共に学び、それを共有し、更に深め合う事のできるゼミ。この時間をこれからも大切にして過ごしていきたいです。

(石川)

5月8日第5回3期生ゼミ記録(静谷)

画像1
こんにちは。3期生の静谷です。

5月8日に第5回目の3期生のゼミがありました。今回は、わたしが学んだことを皆さんに伝えていく、発表者でした。話した内容を書く前にまず、今回の発表で自分の「計画性の無さ」を実感しました。今回の発表のレジュメを完成させたのは、発表日の朝の4時です。1回目の発表を終えて、わたしは「まだ発表まで3週間もあるからあとでいいや」とレジュメを作るのを後回しにしていました。すると、他の授業での課題であったり、部活やバイト、サークルであったりとレジュメにかける時間がまったく作れなくなってしまいました。GWでは、遊びとサークルとバイトで予定がすべて埋まっていました。こんなことなら1回目の発表が終わった後の暇な日に、少しでもレジュメを進めておけば良かったと追い込まれてから気づきました。本に関しては、行き帰りの通学の時間で読んでいたため、しっかりと読み切ることはできていましたが、自分の追い込まれてからでしかモノゴトに取り組めない弱い部分がモロにでてしまった発表準備となってしまいました。

さて、自省はここまでで学んだことを書いていきます。
今回わたしは、前回に引き続き野口芳宏先生の「教師に必要な3つのこと」について発表しました。
野口先生は、授業の本質は「学力の形成」と説いています。授業とは、学力を形成するための1つの指導であり、授業の最も重要な目的は、「学力形成」であることを、常に心に留めておかなければなりません。確実に学力を伸ばす授業なら、子どもたちは結果的に、学ぶ喜びに気づきます。楽しい授業にしようとする前に、まずは「子どもの理解を確かにするにはどうしたらよいか」という点に、全力を注ぐことが大切であると説いていました。

わたしはこれまでの模擬授業で、どうしたら生徒たちを楽しませることができるかばかりを考えていました。実際に、指導案を考えている時に結局何を生徒たちに伝えたいんだ?と毎回途中で考え込んでしまいます。もちろん生徒たちを楽しませることは大切であると思うが、授業の本質を忘れずに授業を考えていくことが大切であると学びました。(静谷)

「教師になるということ」を読んで(寺坂)

画像1
5月20日の教師力アップセミナーでお話をしていただく池田修先生の「教師になるということ」を読み、学びをまとめたいと思います。

実は、池田先生とお会いするのは3度目。一回目は、「教育と笑いの会」で、もう一回は、玉置先生から借りた、上越教育大学の赤坂先生のDVDでお会いしています。「教育と笑いの会」での、先生のお話がとても面白くて、とても印象に残っています。

この本の中で、一番印象に残っているのは「指導の力」とは、

つまらないを、おもしろい!に
分からないを、分かった!に
できないを、できた!に


変える力だと言うことです。勉強が嫌いな子、できない子は、往々にして、つまらない・わからない・できない、で終わったままなので、好きになれない。当たり前ですが、教師の果たす役割の大きさを感じました。授業を作る時に一度、子供の目線・思考に立ち返ってあげることで全員が参加できる授業になるのだと分かりました。その実践例として、漢字の苦手なN君の話がありますが、牧野さんが詳しく書いてくれているので割愛、、、、、
でも、授業を考える難しさと同時に、やりがいをとても感じるお話でした。

今回のセミナーは、教師の切り返しについての講演です。私は、中学校実習では自身の中学生の時を思い出し、やんちゃな子へのとっさの対応はできましたが、小学校実習でなかなかうまくできなかったので多くのことを学びたいと思います。(寺坂)

『先生子どもたちをよろしく!担任の仕事を楽しもう』を読んで(石川)

画像1
つい先日、5月20日(土)に行われる教師力アップセミナーの講師である池田修先生の『先生子どもたちをよろしく!担任の仕事を楽しもう』を読みました。

1期生の牧野さん・渡部さんをリスペクトし、私も真似してみようと思いました。物事を継続して行うことが苦手な私の挑戦です。記事が上がらなくなったら、察して下さい(笑)。2期生の牧野さん・寺坂くんに負けず劣らず頑張ります!

この本では、学級担任の仕事について具体的に書かれていました。さらに、「あなたは〇〇してしまっているのではないでしょうか」「〇〇に気づくあなたでした」と、まるで自分のことのように書かれており、イメージを持って読み進めることができました。
内容も各項目が短く構成されておりスラスラと読むことができました。
(個人的におすすめです。ぜひ読んでください。)

今回、私が新任になれたら気をつけようと思ったことを紹介します。それは、「指導哲学を持つ」と言うことです。本の中で池田先生は、

教師は、その場で答えなければならなりません。『ダメだよ』ときちんと声に出して言う必要があります。(中略)ところが「自分の指導哲学」を持っていない先生は、誤った対応になりがちです。

と、述べておられました。
考えてみると、いつ、誰を指導するにも自分なりの指導基準(哲学)は必要です。私は中学校教育実習中にダメなことに対して生徒に押し負けてしまうことがありました。教壇に立つ(予定の)身として、2度とこのようなことのないように「自分の指導哲学」を確立したいと思いました。

最後に、言い返しを効果的に行うために先生が心がけていたことの一つに「言葉遊びで練習する。」と述べていました。以前教育と笑いの会で池田先生自らが行なっていた「謎かけ」です。
せっかくなので私もチャレンジしてみたいと思います。(温かい目で見てください。)

「生徒指導」と掛けて「重量挙げ」と解く。
その心は、
どちらも「想い(重い)を持ち続けることが大切」でしょう。(石川)

5月11日小牧市立味岡小学校研究会に参加して(白井・石川・寺坂)

画像1
5月11日に味岡小学校の「平成29年度 第1回授業研究会」にゼミ2期生白井、石川、寺坂で参加させていただいてきました。3人の学びをまとめたいと思います。

私は、5時間目、4年生の算数の授業を書かせていただきます。子どもたちは、学びに向かう姿勢がどの子もできていました。特に私が印象に残っている子供の2つの姿があります。

1つ目は、話をする人に身体の向きを変え、聴く姿です。2つ目は、「分からない」を友達に伝える姿です。どちらからも、互いの存在を大切にする学級づくりというものが、学びに向かう姿勢につながるということが分かりました。そして、「学び合い」から子どもたちが、友達を大切にする心情を学んでいることを実感しました。

授業では、その後の分科会でも話されていた「学び合い」をすることが目的ではないということを学びました。子どもたちにどんな力をつけさせたいかを見通しを持って、「学び合う」場面をどこで活用するかを考える重要性を知ることができました。私は、「学び合い」について研究をしていますが、「学び合い」することを目的に、考えてしまっていた気がします。子どもたちの学びが深まるにはどうすべきかを目的に、これからもっと学んでいきたいと思いました。(白井)


3年生の特設授業では「加減計算と乗除計算を組み合わせた問題」が行われました。学び合いを始めて見る機会でした。

学び合いの時間では「どうやったの?」と仲間に聞いたり、グループ全体で「教えて」「そういう風にやったんだ!」と話し合ったりしていました。1つの問題をグループで解決しようとする姿に学び合いの良さが現れていました。しかし、誤答を正答のように扱ってしまう事があり、正しい方向へ導くことの難しさを感じました。

分科会では、「話し合いをさせようとして授業が複雑化してしまう」という指摘がありました。このことから、教師が明確な目的を持って学び合いに取り組ませることが良い学び合いの一歩だと知ることができました。(石川)


1日参観させていただいて、玉置先生も仰っていましたが全クラスで学習規律が整っているなという印象を持ちました。その中でも、ロッカーの整頓状況でクラスの雰囲気は変わってくるということもとても分かりました。「環境の乱れは、心の乱れ」というように、何気ないところでも、気にかけていかなければならないと学べました。

箇条書きになりますが、1日で学べたことを列記します。

○ 「先生話すよ。誰が一番上手に聞けるかな。」
これは、1年生?の体育の授業での一コマです。良い学びは、真似から始まると言いますが、それがよくあらわされた瞬間かなと思います。実際に、子供の背筋はピンと伸び「先生の方向いて。」というよりも効果があることも分かりました。

○ 教師の立ち位置、目線
協議会でも玉置先生が触れられていましたが、5年2組の先生の子供が発表している時の目線の配り方がとても印象的でした。学び合いは、与えられた時間だけではなくどんな時でも起こせます。それをより深めるために、子供の表情発言からの意図的指名が大切だと思いました。それにしても、怒っているのかな?と勘違いしてしまいそうなとても強い目力でした。それほど、子供のことを強く真剣に見ていらっしゃるのだなと思いました。

○“教えてはならない”という思いに縛られすぎている
これは、本当に難しいと思います。私も、この日参加するまでは、すべてを学び合わせなければいけないと思っていました。しかし、割り切りは必要で本当に学び合わせるべきところを絞る必要があると分かりました。

○受容する雰囲気
全クラスで感じたのですが、子供たちがとても話しやすそうに話しているなと感じました。間違えた答えでも、クラスが温かく包み込んでいる姿を見て自分の小学生の時や実習では感じることのできなかった温かい雰囲気を感じました。白井さんも書いていますが、友達を思いやる気持ちも培えるのかなと思いました。

1日を通して、多くの大きな学びを得ることができました。また、10月の研究会にも参加させていただきたいと思います。

味岡小学校を出た後、玉置先生と近くのお洒落な(笑)カフェで夕食をとり、先生のご自宅へお邪魔させていただきました。しっぽのある娘さんの「ななちゃん」と遊ばせていただき、奥様からも教師としての心構えを教えていただきました。短い時間でしたが、ここでも深い学びを得ることができました。ありがとうございました。教採が終わったら、2期生全員でお邪魔させていただきたいと思います(寺坂)

画像2

5月8日第5回3期生ゼミ記録(菱川)

画像1
こんにちは!呑むとすぐ寝るけどお酒好きな菱川です( ̄∇ ̄)

早いものでもう5回目のゼミが終わりました〜!
今回も林さんの発表について僕が印象に残った観点でまとめていきたいと思います。

今回林さんは、家本芳郎先生の『子供をみる24の発想』という本からの発表でした。
この本は「みる」は広くて深い意味を待つ言葉であり子どもをみるときは様々な『みる』を考えて行く必要があると書いてあるそうです。

今回はそんな林さんの発表からの第三章の『生活をみる』のまとめが僕の中で印象深かったのでそれについて綴らせていただきます。

○悪い子はいないとみる
その子が悪いことをしてもしたことは悪いことだけど悪い子では決してないんだということをその子にわかってもらう指導が必要。
頭ごなしに怒るだけだとその子はまた同じことを繰り返してしまうかもしれない、だから悪いことをする子が悪いではなく悪い子なんて元々いないんだってことをわからせてあげられる指導をしていかないといけないんだって思いました。

○家庭・父母をみる
家庭の5つの教育力について、1.経済の力2.しつけの力3.文化の力4.人格の力5.愛の力である。
まだまだ学生そして親のすねをかじる子どもの立場でこんなこと綴るのも生意気なんですがどうでしょうか?このホームページを見ている親さん方この5つの教育力間違えていませんか?家でできていると思っても出来ていないこともあります。昔は家庭の教育が悪循環を生むものであれば家庭訪問や親の指導などもまだやりやすかったそうです。だが、現在はプライバシーという力が強くなり家庭への踏み込みが困難になりました。それによって先生方がうまくお母さんお父さんへ話したいこうしてほしいと言った家庭内の要望をうまく伝えれてないかもしれません。だからもう一度この5つの教育力をこのホームページ見ているお母さんお父さんは考えて見てください。

僕も自分の子どもが将来結婚して出来たらこれらをしっかり考えて子供の教育に当たっていきたいなと深く思いました。

誰しも同級生に家庭内でひどい扱いを受けている子どもや同級生に出会ったことがあると思います。そんな子どもを1人でも減らしたいなって日々思います。
長々と失礼しました。(菱川)

5月8日第5回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。前回に引き続き、嶋藤さんが発表した内容について書きます。

 嶋藤さんは前回と同じ「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4[よぢから]〜」(千葉市教育センター)という本のうち、今回は後半に書いてあったことを紹介してくれました。

 後半は4力のうちの「意欲向上力」「授業構成力」というものでした。
「意欲向上力」では、学習意欲のない子どもにやる気を持たせる術について学びました。それは「導入」でその授業の必然性を話すという術です。「この授業は生活の○○に役立ちます。」と伝えることで、学習意欲のない子どもの気をつかんだり、驚きを与えることができたりするという術です。また、この術は「○○に役立てるために勉強するんだ!」と学習意欲のある子どもにとっても有効な術であるということが分かりました。授業のスタートである導入は、その授業における子どもたちの集中力を左右する大事な部分であると思うので、どうやって話したら子どもに興味を持ってもらえるのか、と子どもの立場になって考えたいと思いました。

 「授業構成力」では、評価規準を教師が知っているだけではなく、子どもたちにも共有するという評価規準の共有化について学びました。評価規準は子どもの目標であり、その規準によって授業の内容、ゴールも変わるということでした。図形の面積を求める授業で、「1通りの求め方を見つける」と「2通り以上の求め方を見つける」とでは授業のゴールが異なります。ということは、教師の評価や子どもの学習内容や目標が変わってくるということです。子どもも評価の規準を知っていることで、どんな力が自分につくのか、どんな力をつけなければならないのかを理解することができるので、教師と子どもの両方にプラスになり、良いと思いました。

 前回から、レクリエーションを1つ行ってからそれぞれの発表を始めるようになり、和やかな雰囲気でスタートします。どんなレクリエーションをするのかはそのときの担当の人が決めるので、毎回どんなゲームを知ることができるのかがとても楽しみです。(松田)

5月8日第5回3期生ゼミ記録(林)

画像1
今日紹介した本は、『子どもをみる24の発想』というものです。この本には、「みる」は広く深い意味を持った言葉であるので、子どもを見るときはこれら一切の「みる」を動員してみる必要があるということが述べられています。この中で感じたことが大きく2点あります。

一つ目は、子どもを集団の中でみるということです。これは、集団の中で比較してみるということではありません。学校ではみんな同じであることが要求されます。私も、子どもの個性が押しつぶされることにずっと納得いきませんでした。確かに集団の中で育てることに意味はありますが、だからといって子どもたちを同じ形にする必要はないな、と感じました。集団の中でみると、みんな静かに勉強している中に騒ぐ子がいると、騒ぐ子が異端者として映ります。また、遅刻してくる子でも、その子のものさしでみると、「今日は昨日より1分早く来れたね」と、一人一人にあった指導ができると感じました。

二つ目は、生活をみるということです。教師は、子どもの行為からその子の心にあるものをみる力を育てなくてはいけません。しかし、中々難しいことです。この本を読み、「みようとするだけで、子どもへの指導態度が変わり、その教師の優しさを受けて、子どもの態度も変わってくるかもしれないよ」と知り、その意思が大切なのだと気付かされました。また、悪い子と悪い事を区別して指導するという新しい考え方を学べました。それは以下のようなものです。

「君は悪い子ではないよ。君は本当は良い子だ、だけど君のしたことは悪い。それは分かるね。ではどうしたら悪いことをしないようになると思う?先生もクラスのみんなも力を貸すから、一緒にその悪いことを退治していこう。君はそれを退治する力がある。」と、自分の中に住む悪い自分を退治しようと指導します。確かに君は悪い子だと決めつけられたら、それを乗り越える力は養われないなと思いました。また、自分をみつめる良い機会にもなると思います。

前の紹介した本では、なかなか子どもをみることは難しいなと感じてしまいました。しかし、まずは、自分の意思が大切なんだ、と学べ、難しいなと思うのではなくとりあえずたくさん本を読んだり、セミナーに参加するなどして自分の力をつけていきたいです。(林)

5月8日 第5回 3期生ゼミ記録(早川)

画像1
こんにちは。玉置ゼミの3期生の早川です。

最近、3期生全体の関わり方が最初に比べて何か壁が砕けてきているように感じ、嬉しく思います。毎週月曜のゼミ中でも、ちょっとしたことで笑い合えたり、個々の疑問や考えをぶつけあうことが自然にできていたりするのをふと思います。嬉しいです。どうも、早川です。

さて、今回も静谷(しずや)さんの発表から学び、感じたことを記していきたいと思います。本のタイトルは「教師に必要な3つのこと」(野口芳宏 著)です。
発表の中で特に印象に残った2つ、紹介します。

1つ目は、「授業の本質は『学力の形成』である」ということです。楽しい・おもしろい授業づくり云々以前に、まず学ばせるべき内容がしっかり教えられる授業でなければならないということです。子どもの授業内容の理解をまず第一に考えなければならないというものでした。


2つ目は、「授業の傍観者を作らない」ということです。傍観者とは発言等をせずに授業に積極参加することなく見ている、ただ受けている子を指します。ただ、発言と一言にいっても、(1)音声発言、(2)ノート発言(ノートに意見書き込み)、(3)音読発言(文章の読み取りから理解の深浅をはかる)、(4)表情発言(表情から理解度をはかる)があるそうです。


ここからは自分の考えになりますが、以上2つは非常に関連の深いことだと思いました。子どもたちの内容理解を深めるためには、まず授業に参加させなければならない。では、どのようにすればいいのか。→傍観者をまずつくらないようにしなければならない。

というように、ゼミで学んだ1つひとつのことが関連していくことで、良い授業というものが出来上がっていくんだなと感じることのできた今回のゼミ活動でした。
来週は再び自分の発表の番です。週末までになんとか頑張ってまとめたいと思います。(早川)

4月27日 尾張旭市立城山小学校の研究協議会に参加して(寺坂、石川)

画像1
4月27日に、尾張旭市立城山小学校で行われた研究協議会にゼミ長石川と2人で参加させていただきました。そこでの学びを書きたいと思います。

研究協議会では、新学習指導要領の捉え方について玉置先生が講義をされました。その中で子供に培いたい力として、思考力・判断力・表現力・探求力・主体性・協働力があげられていました。
しかし、教育実習しか経験していませんが、1時間で全部は無理です。そこで大切になるのが、単元観なのかなと思いました。中学校の教育実習で、単元構造図というものを作りました。作るのは大変でしたが、作って授業に臨むとこの1時間でなにを子供に培わせるのかはっきりしたので、とてもスムーズに授業ができました。1時間という単位で成長を見るのではなく、1つの単元でどう変わったかトータル的に見ることが大切なのかなと感じました。(寺坂)

4月27日(木)に、第1回城山小学校学校訪問がありました。今回は一般向けの講演会ではなく、校内での研修会でした。講師は玉置先生、テーマは『新学習指導要領のとらえかた』でした。

研修会は「笑い」から始まりました。玉置先生の話はいつ聞いても面白く、空気が和やかになります。私自身も笑いながら学びました。

研修会では「深い学び」について印象に残りました。
「深い学び」には「見方・考え方」が大切であり、それを育む事で未来に対応できる子どもが育つ。と玉置先生は話されました。そのために、先ずは教員が「見方・考え方」を育てていくことが大切です。私自身、ゆくゆくは子ども自ら「見方・考え方」を持った意見が言えるよう育てたいと思いました。(石川)

今回の研修会では、改めて玉置先生の話の上手さ、トーク力の高さを実感しました。学びあり、笑いありの研修会、ぜひ次回も参加したいと思いました。
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31