11月14日2期生ゼミ授業者記録(岩田)

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 今日は11月に入ってから初めてのゼミがあり、2限と3限を続けて行いました。模擬授業も2週目に入り、今日は小学校5年生の算数をやらせていただきました。以下に今日の学びをまとめます。

 本日の単元は、三角形の高さと面積の変化より、それらが比例関係になっていることを理解させることが課題でした。今回の授業は、以前に小学校でやらせていただいた授業でしたが、反省点も多く、もう一度深めようと思い行うことにしました。

 今回授業をしてみて、主に教材に関することと、教師の子どもたちに対する対応と2つの観点について、学ぶことが出来ました。

 まず、1つ目の教材に関することですが、「条件提示をしっかりすること」が大きなポイントであることを実感しました。今回に関して言えば、「底辺×高さ÷2」という三角形の面積公式を子どもたちがすでに履修済みであり、子どもたちの声から公式が出てきた後で、教師が「今日は、底辺は変えません。」と子どもたちに示すことが重要であるということを先生にご指導いただきました。1つの条件が示されたことで、子どもたちは自分たちがこれからどのようなことを考えていけば良いのか、また底辺を変えないならば、何を変えるのかというように、疑問がたくさん生まれます。教師が話しすぎる授業に敏感になりすぎるあまり、子どもたちに伝えなくてはならないことを言えていなかったと反省しました。これは、今回の算数の授業だけに言えることではなく、全ての授業に共通することであると思います。条件を提示することは、子どもたちが主体的に学ぶことが出来るために大きな役割をになっていると思いました。

 2つ目は、教師の子どもたちへの対応に関することで、「子どもたちの意見の取捨選択」です。これは、教師に言われる授業技術の中でもわたしがとても苦手とするものです。子どもたちの中から出る意見には、教師がとても予期できないものや、間違っているものなど授業を進めるにあたっては、不都合な場面も少なくありません。そんな時、上手く子どもたちの意見を受け止め、クラスで共有化をはからなくてはなりません。わたしは普段、自分で考えた授業案が崩れてしまうのが怖くて、子どもたちから出る意見を聞き流していたり、自分の言葉で言い換えてしまったりしていました。しかし今日、そのような時の対処法を学びました。それは、教師だけで受け止めるのではなく、子どもたちにもう一度投げかけるということです。子どもたちから受け取ったボールを、クラス全体に戻すことで、自分たちに関係のある事柄であると興味もわくのでは無いかと思う。それは自然に授業に参加する子どもたちの育成につながる。

 本日は、教材に関することと、教師の子どもたちへの対応ということで2点みていった。ゼミで模擬授業をすることで、たくさんの人にたくさんの視点より様々な意見がいただけ、とても勉強になる。これからもゼミ生と高め合い、もっともっとよりよい授業を追究していきたい。みなさんありがとうございました(岩田)

 

11月2日尾張旭市立城山小学校の研修会に参加して(白井)

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11月2日(木)、尾張旭市立城山小学校の研修会に参加させていただきました。6年生の授業参観、そして研究協議会に参加させていただき、そこで学んだことをまとめいきます。
多く学んだことがありますが、その中から2つに絞って書きます。

1つ目は、「オープンカンニング」です。教師が子どもたちが書いた答えを見て、良いところなどを全体に向けて、口に出して言うことです。今回の授業では、机間指導の時に、行われていました。なかなか考えが思いつかずにいた子も、教師がオープンカンニングした考えを生かして、鉛筆を動かし始めている場面を見ることができました。授業をしていく上で、子どもたちに、他の人の意見を聞き、自分なりに生かしていくことのできる力も、つけていけることを学びました。このように、オープンカンニングをすることで、自分なりに聞いた考えを、生かしていく力もつけることにつながり、また、考えを持つことが苦手な子なども、ヒントとして役立ち、次のグループや全体交流に参加する自信にもなると思いました。

2つ目は、「子どもたちを夢中にさせる教師の語り」です。教材についての説明をされていた時、子どもたちは、教師や、目の前にある電子黒板を真っ直ぐに見ていて、集中している印象をとても強く感じました。私も、このような子どもたちを、夢中にさせる語りができる教師になりたいと思いました。また、ICT機器を効果的に使われていて、より教師の語りが伝わりやすいようにされているのを見て、そういった知識や技術も、これから磨いていきたいと感じました。

最後に、今日学んだことを受けて、これからも教員になるために自分の力を鍛えていきたいと、改めて思いました。
今回は、授業参観、そして授業検討会にも参加させていただきました。参加させていただいた城山小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました。この学びを生かして、これからも学んでいきたいと思います。

※写真は先生方による「3+1」方式による授業検討会でのまとめ(一部)です。

11月10日 一宮教育フォーラム「新学習指導要領と授業づくり」に参加して(吉田)

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 11月10日に一宮市で行われた勉強会に参加させていただきました。学校終わりに来られた先生が熱心に勉強されており、「学び続けるとは」ということのだと感じる勉強会になりました。また、この勉強会の会長の方は「玉置先生の教育実習生」であり、つながりの深さを感じました。

 本記事では学んだことを2つに絞って書かせていただきます。

 1つ目は物わかりの悪い先生は子供に期待し待つ先生であるという考えです。玉置先生の授業の原則の中の一つに「物わかり悪い先生であれ」という内容があります。この授業技術は教師が子供の言ったことを都合よく言い換え、子供の思考を止めることを防ぐための心構えです。私は「『狙いを明確に持つ』『子供の意見をつなぐ』という意識が必要だ」と前回の記事では書かせていただきましたが、もう1つ必要な心があると思います。

 それはよく大西先生や和田先生も言われていることです。「『この子の意見、聞いてみたい』と誰よりも教師が思い、素直に受け取る」という姿勢です。授業をしている中で流ればかり意識し、子供の一言にこだわって聞くということを忘れてしまいます。それでは子供が変わりません。

 物わかりの悪い先生は「教師自身が内容を分かっていても、子どもの考えや意見を信じて待つ」という心を持ち合わせた先生になるということではないでしょうか。

 2つ目は子供から現れるものを逃さない大切さです。玉置先生は「表情発言」や「感想」「意見」あらゆる子供から出てきた表現を逃さず、見られているということが実際の授業でも見られます。私達大人でもそうだと思いますが、「気付いてくれる」「わかってくれる」「受け止めてくれる」人や場所を好みます。先生はそんな子供の姿を目指し、「発言者以外に目線を配る」「聞くことが9割」といった授業技術を活用されているのだと改めて気付くことができました。

 私にとって多くの授業を見ていく上で「自分だったら」や「玉置先生なら」といった見方をより深めるためとなる時間となりました。ありがとうございました。(吉田)

11月1日小牧市立味岡小学校での玉置先生飛び込み授業に参加して(白井)

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 11月1日(水)小牧市立味岡小学校にて、玉置先生による飛び込み授業を参観させていただきました。授業は、小学校5年生のへの「17段目の秘密」という算数授業でした。私自身も、子どもたちと一緒に答えを探しながら、夢中になっていました。子どもたちの学びへ向かう姿勢の素晴らしさや、玉置先生の1つ1つの言葉などから、深い学びが生まれた授業で、学ぶことがたくさんありました。そのうち、2つについて書きたいと思います。


 1つ目は、子どもたちの言葉、1つ1つを見逃さないということです。今回の授業が始まる前に、玉置先生が「17段目の秘密」と板書した時に、「かけ算がかくれている。」と言った子がいました。先生は、その意見を黒板の隅にメモしていました。その男の子は、なんとなくつぶやいた言葉でしたが、最終的には、本当に「7×2段目の数=17段目の数」というかけ算の言葉の式が成り立つことが分かり、先生は、その子を「すごいな!」と価値付けされていました。子どもたちからも驚きの表情が見られ、その子は少し照れながらも嬉しそうにしていました。他にも、「えー。」「やだー。」といった言葉まで、メモをしていて、その様子を見た子どもたちは、自然に感じたことをつぶやく子が多くなっていきました。

 2つ目は、グループ活動の活かし方です。今回は、いくつか出た仮説が成り立つというためには、何パターンかの数字を当てはめて、グループで確認する時に、自分たちで作業の分担をしていました。先生も、分担してやることを指示しており、グループが終わった後に、どのように分担したかの工夫をあるグループに再現するように促されていました。グループ活動といえば、話し合いをイメージしますが、こういった「分担」するグループ活動も、子どもたち自らで問題を解決する力を養う大切な要素だと感じました。


 この授業の中で、友達と話し合いにがら、試行錯誤している子どもたちや、「わかった!」と笑顔になる子どもたちの様子を見ることができました。時には、子どもたちの発言に「なるほど!」と感じる場面も多くあり、どの子も学びに向き合っていている姿でした。私も、今日学んだことを生かして、子どもたちが、自然と学びに向かいたくなるような授業を目指したいと思いました。そのために、これからも学んでいきたいと思います。

 最後に味岡小学校の先生方や玉置先生、たくさんの学びを得る機会をいただき、ありがとうございました。(白井)



11月1日小牧市立味岡小学校での玉置先生飛び込み授業に参加して(吉田)

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 こんにちは、二期生の吉田です。先月は多くの小学校に伺わせていただき、たくさんの気付きをいただきました。今月もお世話になることがあると思います。よろしくお願いいたします。

 11月1日に味岡小学校にて玉置先生による「17段目の秘密」という5年生に向けた飛び込み授業を参観させていただきました。子供達の意見の飛び交いが盛んであり、意欲的な子供の姿が見られる授業で書きたいことが多くあるのですが、3つに絞って書かせていただきます。

 
 1つ目は「価値」を褒め、言葉にしていくことです。
 先生は授業中、子供のよさを見つけ「それは仮説といういい見方だな」「条件を付けて考えるのはすごいぞ」「その考え方は反例というんだ」といったように子供を褒めるということはもちろんですが、「言語化」して意識的に継続的に授業展開される姿が見られました。子供たちにとって難しいのではと思った方もおられるかもしれませんが、子供は「その出来事や言葉を目の前で見ている」ことから無意識にその行動が進むごとに広がっていきました。

 後ほど玉置先生からの話で「見方・考え方を意識した授業」とお話をなさっていました。子供のよさを見つけ、「教科における又教科を横断するような見方・考え方」と子供を価値づけ、言葉として子供に与えることで、子供を鍛えていくことができるのだと気付くことができました。

 2つ目は「意見を束ねて、考えるポイントを焦点化させる」ということです。
 玉置先生の授業はどんな時でも意見が多く飛び交います。意見が言える環境づくり、褒める、意見の拾い方、授業テンポなどの意図的な授業技術があり、子供のどんな意見でも受け止める広いストライクゾーンが生まれているからだとつくづく感じます。そして広がった意見はどんな授業でも焦点化され、学ぶ内容へと展開されます。その工夫を今回1つだけ見つけることができました。

 それは「聞くことに徹する」ということです。先生は始めに必ず発言しやすい雰囲気を作ります。その後子供のつぶやきに対し価値づけていき、すべての子供が考えるように何度も機会を与え、仕向けています。そして多くの子供がつぶやくようになると先生は話さず、聞くのです。この授業展開を実生活で表すなら「補助輪を外して、2輪車に乗る練習をしている親子」のような関係だと思います。聞くことに徹していく中で「この子、言葉を拾う」「つながりそうだな」と思い、意図的指名を行い、話題を焦点化しているのではないかと考えました。今後も「意見を束ねて、焦点化していく」工夫を見つけていこうと思います。

 3つ目は「もしもしコーン」についてです。
 「もしもしコーン」をご存知ですか?これは授業中、子供の意見を拾う際にメガホンを耳に当て、子供たちが先生に自分の考えを伝えに行くという活動です。実際に小笠原豊先生が行われており、私もそこで学びました。この活動の狙いとして「多くの考えによる混乱を避ける」「一人一人が考えを持つようにする」「既習者の発言で他の児童の思考を止めない」といった狙いがあります。今回の授業では、多くの児童の発想が生まれ、最終的にまとめていかなければならない場面で活用されていました。子供たちは意欲的に話に行く姿も見られ、多くの考えで混乱することがなく、授業展開をされておられました。このように学んだことの狙いを理解し、生かすことの大切さも学ばせていただきました。

 将来、このような授業ができるように日々精進していこうと思います。お忙しい中、勉強会に参加させてくださり、ありがとうございました。(吉田)

11月12日佐藤正寿先生の教師力アップセミナーに参加して(寺坂、百瀬、牧野)

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 11月12日に佐藤正寿先生のアクティブな社会科授業づくりの講演に参加しました。ここでは、玉置ゼミ2期生寺坂、百瀬、牧野のそこでの学生の学びを記事にします。

 佐藤先生の講演では10個の学びも得ましたが、1つの濃い学びについて書きます。それは、「まとめ」のことです。

 自分の実習では、担当の先生と話してまとめを模造紙で準備して全員がそこにたどり着くという前提で授業をしました。私の力のなさが原因なのですが。

 佐藤先生は、社会科のまとめは「社会的な見方・考え方」が表現されているかで捉えるということでした。その中で、いくつかの書き方の例を教えていただきました。

・最初は穴埋めから始める

・「◯◯では△△するために」から書き始めさせる

・「キーワードを使ってまとめなさい」

・「課題にある『◯◯と△△の関わり』について、例を入れてまとめなさい」

・「スーパーマーケットでは、お客さんの願いに合わせたくふうをしています。たとえば、ー。わたしは、ー。一般化の後に子供の言葉を書かせる。

 なるほど。何事も経験なのだなと感じました。いきなりやれと言われてもできません。社会科が始まる3年生から少しずつ、経験させて行くことが大切なのだとわかりました。

 そして、まとめた後が大切だということも学べました。「学級全体で社会的な見方・考え方」を共有させて、全員が同じレベルに到達できるような授業をしていきたいと思います。

 また、食事の時に佐藤先生がおっしゃっていた「しないことを考える」ということも、とても印象に残っています。なにをしようと考えたばかりでしたが、全く別の考え方でとても参考になりました。(寺坂)




 教師力アップセミナーに参加し、佐藤正寿先生の講演から、社会科の授業作りについて学びました。正直な話、私は社会科が小学校の頃から好きではありません。これから教壇に立ち教えていくにも、今一番不安に思っている教科です。講演の中でも、社会嫌いの子が多い現状があることを知りました。なので、今回社会の授業づくりについて視点分けがされ、わかりやすく学ぶことができ、嬉しかったです。

 佐藤先生のお話の中で、「あっさりと答えを出しては、子どもの追求心がなくなってしまう」という言葉が印象に残っています。私が社会があまり好きになれなかった理由として、先生が話したことを覚える、覚えることがたくさんあるからということがあります。なので、子どもがアクティブに学べる授業があったら楽しいだろうなと思い話を聞いていました。子どもが主体となって考えることが出来る工夫、「切実感のある課題を考えること」「実社会との関わりを生かすこと」は、社会科ならではの工夫だと感じました。
 
 実社会で見たことある、実社会で見ることが出来る、だからこそ、子ども自身が自ら答えを見つけることができるのは社会科ならではの特徴です。その発見をより意欲的に行ったり、より考えを深めるために、課題提示の仕方の工夫を凝らしたいと思いました。そのためにも、まずは自ら社会のことに目を向けていきたいと思いました。そして、社会科を学んだからには授業内で終わりではなく、実社会に生かしていける学びになればもっと社会科を意欲的に学べるようになるのではないかと考えます。社会嫌いの子を増やさないように、そして私自身が社会科を教えることが楽しくなるように、今日学んだことを意識していきたいと思います。ありがとうございました。(百瀬)




 今回の講演ではアクティブな社会科の授業づくりについて学びました。今回はその中で2つの事柄をとりあげ、まとめたいと思います。

 1つ目は、切実感のある課題を提示することです。子どもたちが、え?なんで?と感じるような課題を用意し、本時で学ぶことの意義をもたせる導入をします。今回の講演で例としてあげられていた課題はどれも興味をひくもので、私自信今から調べてみたいという気持ちになりました。検討会で、佐藤先生はどのように資料を集めていますか?という問いに対し先生は、その単元につき最低3冊は本を読むと答えていらっしゃいました。関連しているものから関連してなさそうなものまで読むとその中から提示したら興味をひくであろう資料を見つけやすいそうです。私は、自分の教科に関係なくその教科の授業をするなら専門家でなければならないと感じました。先生のように研究を続けていけば、より深い社会科の知識を私自信もみにつけることができると考えます。

 2つ目は、社会科は実社会と一番関わっている教科ということです。学んだことが実社会で生きる工夫をしなければなりません。私はここから普段の生活を注意深く見る必要があると感じました。自分があたりまえに生活している中には子どもたちが気付いていないこと、わかっていないことがたくさんあります。このことは教育実習を行った際にも感じました。それを課題として取り上げ、子どもたちが授業の最後から普段の生活を変えていけたら社会科の授業が成功したということだと私は捉えました。たった45分の授業だけではなく、その後の子どもたちの様子まで見据えた授業づくりができるようになりたいと感じます。(牧野)

 社会科の授業の工夫によっていかに子どもたちを社会科好きにするか考えるヒントを与えていただきました。ありがとうございました。

11月12日佐藤正寿先生の教師力アップセミナーに参加して(佐久間、古川、江口)

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今回は、2期生の佐久間、古川、江口が書かせていただきます。

今回のセミナーは佐藤正寿先生による「アクティブな社会科授業づくり」について学ぶことができました。
私は専門が社会科なので、もちろん社会科は好きな教科なのですが、社会科を嫌いな子どもが多いということを大学に入ってから知りました。なので、今回の佐藤先生の講演から社会科を子どもたちが好きになる授業づくりを教えていただきました。

佐藤先生の講演から、特に印象的だった「切実感のある課題を」について記事にしたいと思います。

・切実感のある課題を
これは授業の課題に対して子どもたちが「どうして?」「知りたい!」という声が出るような課題に出会わせることで、子どもたちに追究心を持たせる工夫をすることです。
資料の中にキャベツをトラクターでつぶしている写真がありました。私は、専門が社会科ですが、答えがわからずなんでだろうと考えてしまいました。(採れすぎて売れないので潰して廃棄するしかない、ということだそうです)資料を見て、知りたい!と思えたように、子どもたちにも「どうして?知りたい!」と追究心をもたせる、追究を楽しませる工夫のある教材を作る必要があると感じました。

追究を楽しむ子どもを育てれば、きっと社会科好きな子どもが多くなると思います。
今回の講演で教えていただいた社会科授業づくりの基礎・基本を生かして、社会科好きの子どもを増やせるような授業を目指していきたいです。
佐藤先生、ありがとうございました。今回、佐藤先生の講演を聞き教師としての役割が再確認出来ました。(佐久間)



今回のセミナーで1番印象に残ったのは資料提示の際の声かけです。
資料を見せるだけではなく、見せる際の声かけの工夫が大事だと感じました。
また、たくさんの資料を事前に目を通し厳選し教師自身が多くの知識をもっておかないといけないことがわかりました。
授業終わりのまとめでは、焦点化したまとめをこどもたちに書かせるようにスモールステップでやらせていくことが大事だとわかり、教師になったら実践してみたいと思いました。
社会の授業の奥深さが学べる機会となりました。 (古川)



今回、佐藤先生の授業を聞いて、教師の役割について学ぶことが出来ました。

とても印象的だったことは、答えを言わないということです。子どもたちが自分自身で答えを見つけ出せるように好奇心を煽る発問や資料の提示を行なっていらっしゃいました。
私は、「教えなければいけない」という意識から授業内で全てを言ってしまっていました。しかし、それでは子どもたちの興味や勉強したいという意欲が薄れてしまうと分かりました。子どもたちが自ら学びたいと思えるように発問や資料提示の工夫を行なっていきたいと思います。

また、社会科の先生ということで社会の模擬授業を聞きました。私は社会が苦手なのですが、自分で考えるところ、ペアで意見交換する場面が多々あり、とても楽しく受けることができました。暗記という印象が強かったのですが、話し合うことによってその印象が残って楽しく勉強できると思いました。


今回の講演で、学んだことを活かしていきたいです。ありがとうございました。(江口)

11月12日 佐藤正寿先生の教師力UPセミナーに参加して(石川、岩田、丹羽)

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 こんにちは。11月12日(土)本日、教師力UPセミナーに参加し、佐藤正寿先生のお話を聞かせていただきました。以下にその学びをまとめます。今回は2期生石川、岩田、3期生丹羽でまとめさせていただきます。



 こんにちは。2期生岩田です。今回のテーマは「アクティブな社会科授業づくり〜社会科好きの子どもを育てるためのコツ〜」ということで、どうしても知識を教えるだけの授業になってしまいがちな社会科の授業技術を学ばさせていただきました。私は専門が社会科ということで、本日の講演は個人的にとても楽しみにしていました。先生のお話の中にあったように、社会科が嫌いという子どもたちは、現実とても多いように思います。大学生になった今でさえ、私の周りには社会科嫌いの友人が多いです。さて、今回はあまり社会科に良い印象を持っていない子でも、社会科を好きになれるそんな技術を学んで来ました。

 アクティブな社会科授業づくりの基礎・基本ということで佐藤先生は6つのポイントを教えてくださいました。私はその中から特に印象的であった、2点について述べていきたいと思います。

 1つ目は、「実社会との関わりを生かす」ということです。社会科は一番実社会と関わっている教科であるというお話を今日聞いて、とても納得しました。また同時にそれは社会科を学ぶ意義にもつながるのではないかと感じました。学んだことが生きていく上で活用できるということはとても素晴しいことであり、子どもたちにもしっかりと自覚させなくてはならないことであると思います。子どもたちも自分の得た知識が社会に生きてくると、自然に社会科が好きになると私は思います。

 2つ目は、「思考を促す発問をする」ことです。本日、佐藤先生は講演途中や、模擬授業内でこちらが発言すると、「それはいつ?」「だれが?」「どうして?」など答えた側が、答えを言うだけでなく、もう一度考えさせるそんな質問を多くなされていました。こちらも答えを言ったものの、自分の答えに根拠がなかったり、なぜそう考えたのか実は曖昧だったりとても考えさせられました。5W1Hを意識したり、発問を選択にしてみたり、考えさせたい内容に絞ってみたり、子どもたちの社会的な見方・考え方を育てるためにどれもとても大切な授業技術だと感じました。


 他にも、こうしたら社会科好きの子どもたちが増えるのかと感じるポイントをたくさん教えていただきました。今回学んだことを生かして、社会科好きがあふれるクラスを作ることができたらいいなと思います。ありがとうございました。(岩田)


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 私は、第一部「アクティブな社会科授業づくりの基礎・基本」での「視点4 思考を促す発問を」について書きたいと思います。

 佐藤先生は、1単元・1単位時間を貫くねらいに迫る中心的な問いである「キー発問」を授業に組み入れることで、社会的なものの見方・考え方を育てることができると話されました。「キー発問」は主に以下の3つの例が示されました。

例1.5W1H発問
例2.選択発問
例3.焦点化発問

 5W1H発問は「いつ」「どこ」「だれ」「なに」を、選択発問は「賛成か反対か」「もし・・したら」を、焦点化発問は「・・は何か」「・・と言えるか」を問う発問です。

 この中で私が気になったのは、どの発問も「答えが分かれる」ということです。佐藤先生は、子どもの答えに違いが生まれることで話し合う価値があると話されていました。キー発問によって、子どもが自らの考えをもった状態で話し合いを始める。そうすることで、一人の意見や一つの考えで完結することがなく、全員が参加した話し合いを行うことができると学ばせていただきました。

 また、子どもの答えに違いが生まれることで話し合いに価値が生まれることについて、玉置先生の飛び込み授業でも同じことを聞きました。このことから、社会や算数だけではなく、他の教科でも同様に価値を生み出すことができるのではないか?と思いました。

 今回の第一部では、合計6つの視点を分かりやすく教えていただきました。また、第二部ではこの6つの視点を用いた模擬授業を行っていただきました。第一部だけでも分かりやすく話してくださいましたが、第二部で例を示してくださったことで、明確なイメージを持つことが出来ました。少しずつでもものにしていきたいと思います。佐藤先生ありがとうございました。(石川)


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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。
 今回は佐藤正寿先生からアクティブな社会科授業づくりとして社会科好きの子どもを育てるためのコツを学ばせていただきました。私が1番印象に残った内容は「子どもの追究心を育てるためには教師は教えたいことは教えない」ということです。以前に有田先生の「人を育てる」という本でも似たようなことを読んだことがあるのですが、今回佐藤先生のお話を聞いて自分自身の中に落とし込むことができました。子どもたちの追究心をくすぐる授業をするためにも提示する資料にしかけをするなど工夫して子どもたちが主体的に学べるような授業作りができるようになりたいと感じました。教育実習の授業作りにも生かしていきたいです。ありがとうございました。(丹羽)

10月30日落語家とプロ教師直伝「うまい授業の作り方」に参加して(白井・吉田)

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 10月30日に行われた「落語家とプロ教師直伝 うまい授業の作り方」に参加させていただきました。

 「落語と教育って関係あるのか?」と思われる読者の皆さん!必見です!!
 講演会が進むにつれて、立川談慶師匠の話から何度も「なるほど」という言葉がこぼれていました。そんな学びの多かった講演会について、本記事では2期生の白井と吉田で書かせていただきたいと思います。

 終始笑ってばかりの時間で、とても楽しく、多くのことを学ばせていただきました。落語と授業には、通ずるところがたくさんあると感じ、立川談慶師匠と、玉置先生に感謝の気持ちでいっぱいです。学んだことのうち、主に2つのことについて、書きます。

 1つ目は、ゴールを決めるのは聞いてる人たちということです。落語は、聞いているお客さんが、話の内容から想像して、笑いが起こるものだとおっしゃっていました。今回、落語を聞く中でも、「あー、なるほど!面白い!!」という気持ちに何度もなりました。落語を聞いて、一旦自分の中で考えることで、面白さをより深く感じられました。

 半歩先を行く想像力で楽しむものが、落語であるとお話があり、授業の中でも、子どもたちの想像力を鍛えながら、楽しませたいと感じました。「あー、なるほど!」と感じることによって、もっと知りたいという気持ちを引き出せるようになっていきたいと思います。

 2つ目は、「間」のとり方について学びました。落語では、2人の登場人物を表現する時の左右の首振りで起こる「間」や、お客さんが笑い始めてから笑い終わるまで待つという「間」の中で、お客さんを魅了されるそうです。絶妙な「間」によって、笑いが生まれていくことを学びました。

 また、学校でも、その「間」は大切であると感じました。騒がしいクラスに「静かにしなさい。」ということも大切だが、子どもたちの顔を全部見て待つくらいの「間」をとることで、何をすべきかを考えるように促していくことも大切だと学びました。授業中にもこの「間」は大切なものになると学び、これから子どもたちを「間」を作ることによって、魅了できる教師を目指したいと思います(白井)


 私の中で心に残った言葉を2つ挙げ、記事にさせていただきます。
 1つ目は「聴くが9割」という言葉です
 コミュニケーションをとる時に私はついつい「話すこと」に重きを置くことがあります。特に落語はよく話すので「話すが9割」と思っていましたが、そうではありませんでした。「聞くことを9割」にするということでお客さんの様子をしっかり見ているそうです。授業でもこの意識を持つと「子供の反応を見て授業をできる」「1つ1つの言葉にこだわれる」といった授業展開において子供が話したい、聞きたいと思える雰囲気を作ることができると思います。このようにするためには落語で言えば「型を身に付ける」ということになると思います。授業では教材研究をして、何度もシミュレーションをし、息をするように行うという以前玉置先生が私の模擬授業の際に教えていただいた意識に近いものがあると感じました。聞く姿勢を省みて、努力を重ねていきたいです。
 
 2つ目は「『感情』は『勘定』」という言葉です。
 感情を露わにする場面は生きていれば、何度もあると思います。私もその一人です。そんな時「『感情』は『勘定』」という言葉が人として大切な心構えであると感じました。私は「踏み止まる」という意識を持って、人と接するようにしています。今回の講演で「勘定する」=「カウントを行い、気持ちを整理する」という考えをいただき、その感情を止めるのではなく、そのカウント内に分析する、考えることでより良い人との接し方ができる気がしました。学校現場に行っても、社会生活の中でも「感情」とどう共に生きていくかということを再確認することができました。(吉田)

 新たな視点を多く吸収し、今後に生かしていきたいと思います。(白井 吉田)

10月28日授業深堀セミナーに参加して(吉田・佐久間)

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 こんにちは、
 10月28日に行われた授業深堀セミナーに参加させていただきました。今回のセミナーでは生徒役として、野木森先生の理科と神戸先生の算数を受けさせていただきました。「こんな授業を自分もしてみたい」と思えることばかりで多く学ばせていただきました。
今回は2期生の中でも「ほのぼのとしている」吉田と佐久間で記事を書かせていただきます。

○ 野木森先生の授業 (吉田)
 野木森先生から学ぶことは多いですが、その中から3つに絞って書かせていただきます。

 1つ目は教材研究のきめ細かさについてです。
 先生の授業で大事にされたこととして「ヨウ素液との出会い」と話されました。実際に教科書では、「ヨウ素液はでんぷんに反応して青紫色になる」という説明で終わっていました。より主体的に参加できる授業を行うには、子供がアッと驚く場面が必要だと思います。そのような子供の変化を起こさせるためには、教材研究において「どんなことを学ばせるか」「教科書にこの内容を書いている意図」「より反応がわかりやすいようにするには」といった多くの視点から教材を深めていく工夫が必要なのだと改めて感じました。今度模擬授業する際にも心掛けていこうと思います。

 2つ目は子供たちから意見を生み、つないでいくことで考察に面白さを感じられるようにということです。

 理科の授業について児童に尋ねると「実験は好き」という児童がいます。教育実習時にもこのようなことがあり、考察の時間で「結果から考える楽しさ」を感じさせるにはどうしたらよいのかということは私自身の課題でもありました。本授業の中で先生は子供の意見を引き出すため「意図的に構造化した板書」や「子供の意見を聞きながら、周りの反応を確認し、つなげる」といった工夫をされていました。子供たちが一人一人意見を把握できることを目的とした丁寧な教師の動き、自由に言葉が出てくるような雰囲気づくりをされる中で事象を焦点化させていくことで活発な話し合いになるのだと体感しました。また、この際に笑顔や価値づけを繰り返し行うことも忘れてはいけないと改めて感じました。

 3つ目は子供に選択させる場面があると主体的になるという点です。
 よく玉置先生の講演会で「授業の中で選択させる場面を作ってください」という内容を話されます。それは指示されてやる学習からの脱却という意味合いがあると思うのですが、野木森先生の授業の場面でも多くのこのような場面が存在しました。「今度はどんな実験をしよう」「何を調べたい」といった選択する場面を子供たちに与えることで「こんなにも発想が広がるのか」ということを生徒役として感じました。まさに主体的になっていたのだと思います。どんな授業でも原理原則があるのだということに気付くことができました。理科は面白い教科だと感じ、子供がイキイキとする授業の大切さを学びました。ありがとうございました。


○ 神戸先生の授業(佐久間)
 神戸先生の算数の模擬授業では、算数科の学習における「数学的な見方・考え方」を働かせながら「深い学び」を子どもたちに行わせるための工夫がいくつもあると感じた授業でした。児童役をやらせていただきましたが、児童役ということを忘れ、恥ずかしながらも必死で問題を解こうとしていました。

 授業を受けていて気づいたことは、子ども自身が考えた問題を、子ども自身が解き、子ども自身でなぜその答えになったのかを考え、子ども自身で説明する、といった授業の流れどの場面をとっても子どもが主体になっていたことです。その中でも特に「なぜその答えになったのか」を「説明することができる」ことがこの授業で最も重要な場面であったと感じました。もちろん子どもだけで考えることができる訳ではないので、神戸先生は、答えは言わず、本当に全員が問題に詰まり始めた時にヒントを与えていました。受けている側としては、「問題の答えはわかっているのに、説明できない!」という状況になるので、何を考えればよいか必死で考えていました。これが「数学的な見方・考え方」を自然と子どもたちに働かせようとしていた工夫の一つだったと思います。説明するための方法や根拠を子どもたち自身で導き出せるような授業を自分もしてみたいと思いました。
グループ討議の時間では、分かった子どもの言葉を拾って全体に確認をしていて、みんなで同じことを考えさせる授業の広げ方をしている点が挙げられました。他にも、自分で考えてわかったときの感動がある授業だったという意見もありました。

 「数学的な見方・考え方」を働かせながら「深い学び」を実現するとは何かを、神戸先生の模擬授業を受け、理解することができました。本当に面白い授業で勉強になりました。神戸先生、ありがとうございました。

 半年後は先生として働くうえで、大切なことを多く学ばせていただきました。ありがとうございました。(吉田 佐久間)

10月30日落語家とプロ教師直伝「うまい授業のつくり方」に参加して(岩田・牧野)

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 こんにちは。10月30日、一宮市立大和西小学校で行われた、「落語家直伝 うまい授業のつくりかた」に参加させていただきました。今回は、ゼミ生6人の参加でしたので、2人ずつ分けてここでは、2期生岩田と牧野の学びをまとめたいと思います。



 「落語家直伝 うまい授業のつくりかた」という本は、アマゾンで評価が4以上を獲得しているとても人気のある本です。落語家の立川談慶さんと玉置先生との共著であり、もちろんわたしも持っています。きっとゼミ生ならみんな持っています。本日は、そんな落語家から見た、教育にいかせるとてもためになるお話を聞くことが出来ました。以下にその学びをまとめます。


 談慶さんのお話は初めから最後まで面白くあっという間に時間がたってしまいました。驚いたのは、教育と結びつく部分が非常に多いと言うことです。本を読んだときも感じましたが、落語家も教師も一人で何人もの人を相手にする職業です。自分の力量次第で全く異なる結果に結びつくことも多々あると思います。
 今日はそのような共通点の多い2つの職業のお話の中から、教師としても、一人の人間としても意識して生活していきたいと感じたことをまとめていきます。


 それは、「言葉にならないものを学ぶ」ということです。言葉にださないと分からないということも言われることも多々ありますが、その先を読んで感じ取ると言うことがこれからの自分にとってとても大切なことなのかと思いました。顔色、行動、癖、考え方など人によって様々な相違点がありますが、それら全てを読み取ることでどんなところでも生きていけるそんな人になれるというお話がありました。4月から教壇に立つわけですが、教えてもらっていないでは済まされないと思います。先生も、「全ては教えられない」とおっしゃられていました。教えられたことや感じ取れることから、自分の視野を拡大し最終的に自分らしい人生にしていくことが、最も望ましいことであると感じました。そうすることで、自分のフィールドも広がり自分の可能性を伸ばせるかもしれないと思いました。


 ここまで達するのはまだまだ時間がかかりそうですが、日々の生活の中でも意識的に人と人との空間を読み取ることの出来る人になりたいと思いました。教師になってもそうですが、教えてもらわなくとも行動できるそんな人になれるように、今からスキルを身につけていきたいです。まずは日頃の行動から!頑張ります。本日はありがとうございました。(岩田)



私はこの講演で特に印象に残った言葉が二つあります。


 一つ目は、「個性は迷惑」です。私は教員採用試験の勉強中「個性の伸長を目指し...」という言葉をよく目にしました。しかし、この講演ではその個性が「迷惑」となっていてとても驚きました。落語の型を体に染み込ませるために個性はいらないというものでした。個性とは、つけようと思ってつくものではなく、型にはめようとするがそれでもでてくるものが個性であるとおっしゃっていました。私は、個性の伸長という言葉を誤ってとらえていたことにこの講演で気がつき、学校現場にある規則などの型の中にあてはめてもそれでもでてくるものが個性で、その溢れ出た個性を教師がキャッチして伸ばすことだと改めて思い直しました。


 二つ目は、「独演会名人」という言葉です。自分の居心地の良いフィールドで落語をすることを指すそうです。この場面は学校現場でも置き換えることができると考え、自分の好きな子どもを中心に授業をする光景が浮かびました。ここで言う好きとは都合が良いという意味です。これでは、授業の流れがきれいになるだけで誰のための授業なのかわからないなと思いました。子どもが教師を評価する場面をもうけるなどして、独演会名人にならないように気をつけたいなと思いました。(牧野)
 

10月28日 授業深堀セミナー(野木森先生・神戸先生)に参加して(寺坂・江口)

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 10月28日に開かれた授業深堀セミナーに参加しましたので、2期生寺坂、江口で学びをまとめます。

 私は、野木森先生の理科の授業について書かせていただきます。

 ヨウ素液は、私自身小学校や中学校において使用してきましたが、今回の実験において「すごい」と感じることばかりでした。

 まず、ごはんとスポンジでヨウ素液の実験をした後、「この後何がしたい?」という先生の発問が印象的です。吉田くんが「たくさん調べてみたい」と言ったように子どもたちの好奇心を奮い立たせていました。その後、実験につかう物の多さに驚きました。かつての実験において、あれほどまで物が出てきたことはないのではないかと思うほどありました。実験は、とても楽しく、異なる種類の食べ物や物があって一つ一つの反応に「次はどうなるかな?」と予想しながらやることができました。

 理科の実験は、楽しいことばかりですが、その後の考察も楽しくなければならないということも印象に残っています。教師が、分類してまとめを書くのではなく、子どもたちが実験をもとに考え、分類をし、働きについて知るという授業づくりを行うことが大切であると学びました。

 また、教科書通りに授業を進めていくだけでは、子どもが授業に参加しないということをお話を聞いて感じました。そのために、教材研究を行い、順序を変えながら、何に焦点を置いていくのかを自分で考えることが大切であると学びました。そして、発言者だけの意見ではなく、一人一人のつぶやきを大切にしながら、授業を行っていきたいと改めて感じました。

 今回参加できてとてもよかったです。ありがとうございました。 (江口)


 神戸先生の、算数の模擬授業を受けて事前にお話が合った後藤先生の「算数科の学習における数学的な見方考え方」の説明通りに進んでいたなと感じました。事象に対して、数という概念に着目して、今回の場合は図という根拠をもとに筋道を立てて、1年生の既習事項と関連付けながら統合的に・発展的に考えさせられていました。授業をしていて、こんな風に進むと気持ちいいんだろうなあと思います(笑)

 授業の最中でも、子供役の表情を見てテンポよく指名が進んでいました。その中でも、神戸先生が指名するときの「何か言いたそうやなあ」という言葉は、子供側からするととても言いやすい雰囲気を作っているなと感じました。「どう?」とただ聞くだけでなく、子供の言いやすさも言葉一つで作れるんだと学ぶことができました。また私の、「恥ずかしいから言いにくい」という言葉も見逃さず、「なんでそう思ったの?」と周りに聞き直すことで、佐久間君から「すごいことだと思う」という言葉を引き出し、自己肯定感を高めてくれました。気持ちの話は、子供が素直に思ったことなのでそのままにするのではなく、良い方へ転換させてあげることをしなければいけないと感じました。

 グループ討議で出た意見を箇条書きでまとめておきます。
・人に説明していくうちに、子供が理解を深めていっていた。
 → 説明するということは、手立てや根拠を考えるとこにつながる
・どうしてそうなるのかなあ?という発問をするタイミングが45分の中に確保されていた。
・他のグループに自由に行けるオープンな学びであったから、より深い対話ができた。また、それが自由な発想へと繋がっていった。

 深堀セミナーは、参加するたびに違う学びを得ることができます。特に、学生には難しい「見方・考え方」についてより深い理解をすることができます。次回はどんな学びを得ることができるのか楽しみです。(寺坂)

10月28日授業深掘りセミナー(野木森先生・神戸先生)に参加して(静谷・早川)

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10月28日に行われた授業深掘りセミナーに参加させていただきました。
この記事では、野木森先生の理科の授業を静谷が。神戸先生の算数の授業を早川がそれぞれ担当して、書かせていただきます。

野木森先生の理科の授業について。

まずはじめに、本時の課題は、ヨウ素液がどんなものに反応するか調べて説明しよう。という課題でしたが、これは子どもたちが追究したいと導入で思ったことをそのまま課題にされていました。子どもの追究したいと思うことをそのまま課題に持っていき、課題までの流れがとてもスムーズで、興味が湧く導入であると実際に授業を受けて思いました。うまく野木森先生に操られて、授業が展開されていたなと思いました。

次に、1時間という短い授業時間で、実験もやり、考察する時間もありと、とても密度の濃い1時間となっていました。普通では、1時間で実験を終わらせ、次の授業で考察をするという授業になってしまいます。ですが、野木森先生は、結果を集約する時間を短くすることによって、考察に時間をかけるようにうまく授業を進められていました。考察に時間をかけられるということは、深い学びができることに繋がります。この1時間の授業でどこに1番時間をかけたいのか、そのためにどこを省くことができるのかという、授業をつくる上で、考える大切なことがまた増えました。(静谷)

神戸先生の算数の授業について。

まず生徒役として授業に参加した感想は、とても楽しかったです。ただの数遊びかと思いきや。内容には少しずつ発展があり、最後にしっかりとしたまとめで締めくくられれ、1つの授業として完璧に成立しているものだなと感じました。何より、一人でじっくりと考え続けるのではなく、グループでの考えの共有、そして教室全体としての考えの共有がなされていたのがとても授業に参加しているなと感じることのできる授業だと感じました。

次に、生徒役ではなく授業づくりの観点でいくつか自分なりに気づいたことを書きます。まず、授業開始直後から生徒の表情をいじったり、つぶやきを拾っていたりしていたこと、発言を求める際に生徒に挙手をさせずに淡々とリズムよく発言させていったことの2点が生徒が授業に参加していると実感できた大きな要因だと考えました。生徒の誰かが発言したことに対し困った顔をしている生徒がいれば、改めて誰かに説明させてみたりとわからない子がだめということではなく、その悩む過程をとても大事になさっているように感じました。

10月末から中学校での教育実習が始まりますが、先生である自分が喋りすぎることなく生徒に何もかもおまかせできるくらいの、生徒主体な授業づくりを目指して頑張りたいと思います。実習直前にとてもためになる授業をみることができて良かったです。改めてこのゼミの良さを感じました。(早川)

佐藤正寿先生の本を読んで(寺坂)

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こんにちは、2期生寺坂です。12日に教師力アップセミナーで講演していただく佐藤正寿先生の本を読みましたので、学びを書きます。



 今回自分で手にした本は、「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」です。

学んだことは、もちろん社会科の授業作りについてです。特にその中でも、重要語句の取り扱いについてです。

「社会科が嫌い」というセリフを、教採の勉強中に何度聞いたことでしょう。その最たる理由は、覚えられないから。単純明快、至極シンプルですよね。そんな話を聞くたびに、「重要語句を覚えさせると、つまらない社会に成るのか?でも、覚えなければならない。どうしたらいいの???」と疑問を持ち続けていました。佐藤先生は、この本で「重要語句を大切に扱う」という項目を書かれていました。目次を見て、飛びつきましたよね。佐藤先生は、重要語句を覚えるための活動を積極的に行われているそうです。その方法としては、

1教科書を徹底的に使う

2フラッシュカードを使う

3復習ミニテストを行う

という3つがあげられていました。ただ、やるだけではなく行うタイミングなどに工夫をすることで、子供が難しい思いをすることなく知識の定着をしてくれるそうです。



 授業参観の仕方についても学べました。実は、私が初めて参加した教師力アップセミナーが2016年2月の佐藤先生なのです。その時に、「今日は10個の学びを得る」ということをお話しされていました。そこからしばらくのゼミ活動では、10個の学びということを意識していたのですが、いつの日にか頭から抜けていました。佐藤先生でさえ一回に10個もの学びをされていた。もっともっと成長にどん欲になりたいと改めて思いました。本を読ませていただいて、改めて初心に返ることができました。今回のセミナーでは、10個の学びを!!!!!(寺坂)

10月28日 授業深掘りセミナーに参加して(丹羽 嶋藤)

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 10月28日に授業深掘りセミナーに参加させていただきました。今回は理科の授業をして下さった野木森先生と算数の授業をして下さった神戸先生から学んだことを3期生の丹羽と嶋藤でまとめたので紹介させていただきます。

 野木森先生の理科の授業から学んだことは、大きく2つあります。
 まず1つ目は教材との出会いを子どもたちにどうさせるか、これが授業をするにあたってすごく大切なことなのだと実感させられました。全て教科書通りに進めてしまうと教師が子どもたちに教え込むような授業になってしまったり、子ども自身が考える場面というのがすごく少なくなってしまうと思います。また、今回で言えば、ヨウ素液の実験をすること自体が目的となってしまうような授業ではなく、実験が終わった後の考え話し合う時間がより充実する授業をする必要があるのだと学びました。
 
 2つ目は教材研究です。野木森先生の授業を受けて本当に驚きました。「何で実験してみたい?」と子どもたちに聞いた時に、子どもたちが「やりたい!」と思ったものがその場で用意されていることで子どもたちのやる気が何倍にもなる気がします。もともと教師が指示したもので実験するよりも自分自身で調べてみたい!という気持ちを持たせることができると思います。そのためには、教科書の意図を踏まえた教材研究や、子どもたちに合わせた教材研究の時間を惜しんではいけないのだと学びました。

 子ども役として参加させていただいて、理科嫌いのわたしでも前のめりになるような授業でした。本当にありがとうございました。(丹羽)

 

 3期生の嶋藤です。私は神戸先生の算数の授業から学び得たことを書きたいと思います。

 私がこの授業を生徒役として良いなと思ったことは、「ひみつを3つみつけていく」という言い方です。勉強というよりはゲーム感覚でどんなひみつがあるのだろうか考えていけたのでとても楽しかったです。また、先生が最後までずっと答えを言わず、ヒントのみを出して子どもたち主体で考えていく授業だったので、どんな方法でひみつに対しての証明ができるのかをいろんな見方・考え方で考えることができたなと思いました。そして、1年生で既習したことをヒントに出すことで、あの時やったやつを使うことができるのかと思い出すことができるし、今回の証明で使うことでより深い学びになっていたので良かったなと感じました。

 先生はぐっとこらえて、子どもたちにいかに考えさせるようなヒントを出すかがとても大切だなと感じました。とても面白い授業をしてくださった神戸先生ありがとうございました。とても勉強になりました。(嶋藤)

岐阜聖徳学園大学附属小学校公開授業を参観して(江口)

10月22日岐阜聖徳学園大学附属小学校で行われた公開授業に参加した。2時間観たが、1時間目に観た道徳について書いていく。

3年生のクラスだった。
はじめ、玉置先生のように写真を2枚貼っていましたが、表情の読み取りというものはなかった。
朗読は、本当に上手で気持ちが込めてあり真似をしたいなと思った。

ゲームが早く欲しいという思いから、急いでいると男の子とぶつかり、言い合いになる。次の日、スーパーで買い物をしていると、ぶつかってしまったが、相手の男の子が「ごめんね」といって優しい気持ちになるという話だ。


実際にペアになって、役割演技をしていた。みんな楽しそうにやっていて、言い合いや「ごめんね」「僕もごめんね」というやりとりを本文にない表現でも考えられていた。そのため、物語を超えて、自分ならどうするのかということを考えていたと思う。

ただ、深めの発問があったかというと、あまりなかったように感じる。「ごめんね」と言われると本当に優しい、礼儀のある行動を取れるようになるのか。ただ単に、「ごめんね」と言っているだけではないかという風にも感じた。


今回の道徳を観て、やはり道徳の授業をすることは難しいと感じた。様々な道徳の授業を観て吸収していきたい。(江口)
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10月9日教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して(静谷)

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こんにちは。3期生の静谷です。
10月9日の教師力アップセミナー(野口芳宏先生)に参加して、学んだことを書いていきます。

まずは、野口先生がおっしゃっていた教育についてまとめます。
・教育というものは、子どもたちをマイナスの気持ちに思わせないこと。
・「常時善導」教育というものは、そのままにしておかず、常に良くすること。
他にもおっしゃっていましたが、私の中でとても印象が深かった2つを挙げました。
子どもたちをマイナスの気持ちに思わせないことは、もちろん大前提であるといえるが、なかなか難しいことでもあると思います。いかに子どもたちにわかりやすく、かつ楽しい授業をするか、いかに子どもたちの信頼を裏切らないか、など、子どもたちをマイナスの気持ちに思わせないために、教師は、常に子どもたちを想い、行動しないといけません。ただ、それを考えながら子どもを想い、行動するのではなく、勝手に身体が動くように当たり前に子どもたちを想い、行動することが良い教育なのではないかと、私は思いました。
「常時善導」この言葉、とても気に入りました。私の教育のモットーにもしたいと思いました。これは、子どもたちをそのままにしておかず、常に良くするという意味です。国語の授業ひとつをとってもそれは言え、もちろん教育にも言えます。カッコいい言葉ですね。

次に、野口先生が「幸福の条件」について模擬授業をしてくださったことについて書いていきます。
幸福の条件とは、観が豊であることがいえます。幸福の条件を式で表すと、
幸福の条件=(健康+金+友人など)×観
という式になります。観というのは、その考えをどう受けるのかという意味です。つまり、その考えをどう受けるのかでその人が幸福であるかないか決まります。「観」がマイナスの受け方では、いくらお金があっても掛け算のため、まったくプラスになりません。観を豊にすることを「観を磨く」といいますが、それをまともに磨くことを道徳の授業でやります。道徳の落ちこぼれは、世の中真っ暗ともおっしゃっていました。私は、この授業にとても納得させられました。私自身の人生もそうだからです。受け方次第で、まったく気持ちが違います。道徳の授業では、子どもたちの観を豊にすることを考えて、授業を構成していきたいと思いました。

野口先生の教師力アップセミナーに参加できて、本当に良かったです。3期生では、私だけが参加したため、他の3期生よりも断然教師力がアップしたと思います。また、このセミナーに参加したかったという友達にセミナーの内容を話したことによって、私自身にもより学んだことが身に付いたと思います。学んだことをこのように記事にしたり、友達に教えてあげることは、より自分のモノになります。まさにインプットよりもアウトプットですね。
これからもどんどんセミナーに参加したいです。(静谷)

10月23日玉置先生の祖父江小学校の指導助言に参加して(吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。
10月23日に愛知県の稲沢市立祖父江小学校へ行かせていただきました。キラキラとした笑顔で「こんにちは」と挨拶をしてくれる1年生の国語授業を見させていただきました。「くらべて読もう」という単元を通して、子供たちが意欲的なっていく姿が心に残っています。
学んだことがたくさんあるのですが2つに絞って、記事にさせていただきます。

1つ目は「一言も二言も言いたくなる」先生の姿です。
この授業において授業者の先生は「子供を意欲的にしたい」という点を意識されており、その工夫が授業のあらゆる場面に表れていました。
・教材の出し方 (既習したものから既習していないものへ)
・「詳しく言うと」と言って子供の意見を広げる場面
・「この言葉、もらうね!」という子供の表現を生かす場面
・具体的に演じる中で子供自身が違いに気付く。
ここに挙げたこと以上に多くのことを取り組まれていました。実際に子供達は授業の開始から益々意欲的になっていき、挙手も発言も盛んになっていきました。まさに「自ら学ぶ」といった研究テーマの姿だったのではないかと感じます。
授業検討会の際には「子供を主体としたい」ということもお話されており、先生が意識して、「子供の言葉を一言も二言も引き出そう」とする姿勢をされていることを知り、教師として大切な心構えを教えていただきました。

2つ目は学習規律を身に付けさせる過程です。
小学校1年生であるということを感じさせないほどの学習規律がこの教室には広がっていました。「机の上の整理」「話を聞く態度」「交流時の反応」「静かに待つ」といった1つ1つの姿がどの子にも備わっていたと思います。なかなか難しいことだと感じます。
子供達がその力をどこで身に付けたのだろうかと、授業を振り返ってみると「先生の意図的な努力」が隠されていることに気が付きました。
先生は授業中に「机の準備はできてる?」「これは机の中にしまってね」といった的確な指示をしていたり、「○○さん、姿勢がいいな」「静かに待てるのはいいですね」といった価値づける言葉をどの場面にも登場させています。そして4月の学級開きに「このときは△と言ったら、いいよ」と教え、それを褒める、意識させるといった方法を用いて継続することでここまで鍛えたのだということもわかりました。緻密で気の長い指導があることで子供が変化していくのだと教えていただきました。
お忙しい中、授業参観及び研究会に参加させてくださり、ありがとうございました。(吉田)

10月23日玉置先生の祖父江小学校での指導助言に参加して(岩田)

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 こんにちは。10月23日(月)本日13時30分より祖父江小学校での玉置先生の授業助言に参加させていただきました。今回は小学校1年生の国語の授業で、自動車の「しごと」と「つくり」を資料から読み取り、自動車図鑑を完成させるという次回の授業につなげる部分の単元でした。以下にその学びをまとめます。


 今回は講評会において、良かったところ3点、改善すべきところ1点という形で話し合いが行われました。今回は、わたしもその様式で記事のまとめにしていきます。

 まず良かった点1つ目は、指示の明確さです。低学年の授業を参観させていただくのはもしかしたら初めてだったかもしれないと思うほど、今まで経験したことはありません。1年生ってどのような感じなのだろうか?と思い、子どもたちの様子を観察していましたが、自分が予想していた以上に出来ないことが多かったような気がします。そんな中で先生は、指示がとても明確でした。「今から○○をします。」「前をむきます。」「めあてを書きます。」といったように指示は1つだけに焦点化されていました。このことは子どもたちにもとてもわかりやすく、戸惑う表情も見受けられませんでした。


 2つ目は、子どもたちの発言の生かし方です。子どもたちは授業中もとても活発でにぎやかに授業が進んでいきました。その中には当然発問に適した答えを述べる子いれば、全く違う発言をする子もいます。そのようなとき、「違います。」とただ否定するだけでなく、その子の意見を尊重しながら、「○○さんはそう思ったんだね。でももう一度他の人の意見も聞いてみようか。」という声かけが見られました。そうすることで、間違えてしまった子どもも、間違えてもいいんだという気持ちになると思います。また、正解がでた時にも「○○さん分かったかな?」と確認をする姿があり、即時フォローの重要性に気付きました。さらに、めあてやまとめについても子どもたちの発言を取り入れ、子どもたちと一緒に作る課題というのは授業への参加意欲をかき立てる工夫であると感じました。


 3つ目は、教師の演技力です。導入のはじめの段階から、週末のまとめの部分まで授業を通して先生は「物わかりの悪い教師」を演じられていました。これを子どもたちの前で行うことで、学びに向かう意欲は一層高まり、子どもたちの主体性を引き出す鍵となると思います。特に小学校1年生において、興味関心の分野は授業をする上で書かせない要素であると感じます。今日も、少しリアクションを大きくするだけで、子どもたちが一気に授業に引き込まれていくのが分かりました。わざと教師が間違えることで「違うよ、違うよ。」と前のめりになって授業に参加する子どもたちの様子がありました。物わかりの悪い教師を演じながらも、押さえるところはしっかりと押さえ支援をしていく、その切り替えの仕方が非常に勉強になりました。


 改善点としてあげるならば、交流方法であると思います。授業内でペアで交流し、自分にない意見を書き直すという場面がありました。わたしも本日実際に小学校1年生を見させていただいて感じたことなのですが、想像以上に出来ないということに気がつきました。どんな時でも出力することは大切なことですが、1年生にどこまで求めるべきなのかと考えたとき、玉置先生が「ここは同じ、ここは違う」という点に気がつくことが出来たのなら、それで上出来だとおっしゃられていたことを聞いて、求めすぎることで活動が作業化してしまっていたのだと感じました。


 久しぶりに授業を参観させていただきましたが、やはり学ぶことばかりであると実感しました。そしてこのような機会をいただいているからには、できるだけ多くのことを吸収していきたいと思います。わたしもいつか授業において、子どもたちの気持ちを変えられるような授業がしたいと強く思いました。本日はありがとうございました。(岩田)

1カ月の幼稚園実習を終えて(白井)

私は、1カ月間幼稚園実習に行ってきました。実習前に記事に載せていただいたトトロの名札は、1カ月でボロボロになってしまいましたが、その分、子どもたちと関わる中で、学ぶことばかりの充実した毎日でした。

学んだことの1つとして、保育者が子どもたちに呼びかける時の工夫を知りました。私は、最初、子どもたちに対して、「〜してはダメだよ。」「〜してはいけません。」といった否定的な言葉で呼びかけていました。それに対し、子どもたちは一時的にはやめるが、時間が経つと忘れてしまうことがありました。そこで保育者の方の呼びかけをする様子に注目してみると、出来ていない子に呼びかけるのでなく、出来ている子を全体の前で褒めることによって、他の子も意識をするように促していました。また、あえて受け入れて、子どもたちの「お兄さん、お姉さんになりたい。」という気持ちに訴えかけるようにされていました。それを教えていただき、実践してみると、まだまだ力不足ですが、子どもたちが変わってく場面に出会えるようになりました。1つのことを呼びかけるにしても、子どもたち1人ひとりによって、方法も変わっていくと感じました。

他にも、遊びの中で子どもたちが成長をしていくために環境作りをする大切さや、子どもを危険から守るために意識することなど、たくさんのことを学ばせていただきました。

最後に、1カ月の幼稚園実習は、大変なこともたくさんありましたが、学んだことをこれからに必ず、生かしていきたいと思います。実習をさせていただけたことに感謝をして、これからも子どもたちに負けずに学んでいきたいと思います。ありがとうございました。


下の写真は、部分実習の中で作った「紙コップロケット」です!!意外にも高く飛ぶので、ぜひ作ってみて下さい!
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