最近気になったこと(江口)

私は、朝ごはんを食べるときに新聞をパラパラ読むのが中学生からの習慣です。そんな中、読んだ人も多くいるかもしれませんが、11月10日にとても悲しく感動したコラムがありました。

世界では、一年間におよそ八十万人が自ら命を絶っているという。四十秒に一人、世界のどこかで誰かが自死していることになる。その中には、死にたくないのに、自殺を強いられた子どもたちもいる。ナイジェリア北東部に住むハディザさん(16)は、かの地でテロを繰り返すイスラム過激派組織ボコ・ハラムに誘拐された。幹部に「最も幸福な所に行かせてやる」と言われて、彼女は帰宅できるのかと喜んだが、違った。
爆弾が付いたベルトを腰にきつく巻かれ、人混みの中で自爆するように命じられた。そうすれば、多くの人の命を奪うことになる。一緒に自爆を命じられた十二歳の少女に「どうするの?」と聞いたら、こう答えたそうだ。「どこかでひとりきりになって、自分を吹き飛ばす」

国連などによると、ボコ・ハラムによる子どもを使った自爆テロは今年になって急増し、既に百人以上の子が「自殺」させられ、数百人もの犠牲を出しているという。自らの機転と周囲の助けで自爆をまぬがれたハディザさんらの貴重な証言を集めた米紙ニューヨーク・タイムズの報道によれば、人混みを避け、自爆しようとする子も少なくないそうだ。
自爆テロで何十人もが犠牲になれば、ニュースになって、世界中で報じられる。しかし、他人を巻き込まぬため、たったひとりでの死を選んだ少女たちのことは、まず報じられぬ。


これを読んで、自らの命を大切にしなくてはならないと改めて感じました。そして、この世の中から絶対に戦争というものをなくし、全人類が幸せに暮らせる日が来るようにしなくてはならないと思いました。
そして、これほどまでに子どもたちが、周りの人々のことを考え、孤独に死んでいく悲しい世の中であるのかと感じさせられました。
この子どもたちの思いが、全人類に伝わり、自らの命を大切にする人が増えるといいです。 (江口)
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12月14日一宮市立浅井中学校で講演&口演

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 12月14日に一宮市立浅井中学校で、山田校長先生のご理解もあって、保護者対象に「新学習指導要領の話」や「落語」をさせていただくことになりました。学校RRの教育漫才もあります。先生方の教育コントもあるようです。「やってみなけりゃわからない」といった感じですが、三楽ファンを一人でも増やしたいと思っています(笑)。

参観への臨み方(寺坂)

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こんばんは。2期生寺坂です。佐藤先生の本を読んだ記事に10個の学びをする!と書きました。読んでいただけましたか?(笑)そんなことに関する記事です。

佐藤先生のセミナーでは10個の学びを得るために必死で聞きました。しかし、満遍なく聞こうとしすぎて本当に先生は自分の理解していることと同じことが言いたいのかなぁと、聴きながら思っていました。そんな時に、ふと自分の今までのことを思い出しました。

玉置ゼミに入って、たくさんの授業を見る機会をいただいています。最初は、先生を見て子供を見て、発問や資料など全部見ようとしていましたが、これは無理だと気付きました。そこで、今日は子供を見る!今日は先生を見る!といったように、焦点を絞って見ることを意識し始めたことを思い出しました。見るポイントを知ることで、自然と意識することなく全体が見えるようになっていっていることを感じました。まだまだ見る目が足りていないのはわかっていますが。

僕たちみたいな経験のない学生は、そうやって焦点を絞った方が濃い学びができるのではないかと思います。(寺坂)

後輩の試合の応援(寺坂)

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みなさんこんにちは。2期生寺坂です。

5日に、岐阜県大学バレーボール選手権の応援に行って来ました。僕も佐久間くんも引退していて、3期生の菱川くんも引退しているので、みなさんが知っている方はいませんが、、、

岐阜聖徳学園大学は、一部リーグに所属しています。しかし、毎回4チーム中4位というのが定位置でした。僕たちが現役の時の目標は、3位の岐阜大学に勝つということでした。しかし、僕が現役の時には達成することができませんでした。1セットは取ることはありましたが、地力の差を見せつけられるということがありました。

しかし、今年の彼らはやってくれました。岐阜大学に勝って、4チーム中3位ということをしてくれました。一点一点手に汗握る試合で、体育館の二階から声をかけ続けました。僕たちができなかったことを後輩がやってくれました。後から聞いたのですが、彼らの目標も岐阜大学に勝つということだったみたいです。後輩が想いを引き継いでくれました。それだけでも嬉しかったですし、勝ってくれてありがとうという気持ちです。

これで今季の試合は終わりました。次は、来年の5月。もし興味のある方は、一緒に応援に行きましょう!!(寺坂)

大人のための「いのちの授業」を贈る

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 2期生はあと4ヶ月あまりで卒業。余裕がある今こそ、教師人生を送る上で、大切な「いのち」のことを考えてほしいと思い、鈴木中人さんがこのたび上梓されました「大人のための『いのちの授業』」をプレゼントしました。

 以下はこの本の紹介です。出版元の致知出版社サイトから転載しました。

 小児がんで六歳の長女を亡くした著者。その悲しみを経て語られる「いのちの授業」は、これまで25万人を超える聴衆に感動を与えてきました。

「いのちに思いをはせて、自分の生き方・働き方をみつめてほしい」

 その思いから編まれた本書では、著者の体験中心に、命や人生について考えさせられる41の実話を収録しています。
 最愛の娘が送った最後の誕生日にまつわる話では、「将来の夢はお嫁さん」と語る娘に著者の妻がウェディングドレスをプレゼント。涙でカメラのピントが合わず、何枚も何枚も幼い花嫁姿を撮る著者の姿に自然と涙が溢れ、“いのち“の儚さや夢を抱く意義を学びます。
 これまでの活動の中で出逢った、子供の病や障碍と向き合いながら幸せに生きる人々の感動実話も収録。
 人生を振り返りながら読むことで、本当に大切なもの、幸せに生きるヒントを得ることができるでしょう。

研究発表を終えて(牧野紘)

ご無沙汰しています。一期生の牧野です。
先日、学校で研究発表会がありましたので、熱が冷めないうちに文字に起こそう!と思い、今回記事を書かせていただきます。

今の正直な感想は「時間を巻き戻したい」です。時間を巻き戻してもう一度授業をしたとしても、納得のいく授業なんてできるわけはないのですが、それでももう一度やりたいなと思う後悔のある授業でした。欲を言えば、今日から巻き戻すのではなく、単元構想を練るあたりから巻き戻したいです(笑)
働き始めのころは、まず日々の生活にやっとで、研究発表については、「まだ先のことだから」と言い聞かせ、分からないままにしていました。ほかの先生方が、「今年は研究発表があるから忙しいよ、一年目から大変だね」と声をかけてくださったのですが、もちろん研究発表がない一年を経験しているわけではないので、その言葉の意味もあまり分かっていませんでした。
夏休みに入り、指導案作りを始め、10月に研究発表がありました。
いざ研究発表を終えてみると、いかに自分が研究発表に向けて日々の授業をしていたのかがよく分かりました。今思えば、子どもにこの力をつけたいから、とか、こうなってほしいから、ということよりも、研究発表当日にこの授業をしたいから、ということを念頭において日々の授業を行ってしまっていた自分がいました。自分本位の授業です。子どもたちに申し訳なかったなと感じました。申し訳ないと思うからこそ、これからを大切にしなければいけないと思っています。研究発表を通して学んだことを、子どもたちに還元していきたいです。発表して終わり、になってはいけないです。
また、研究発表当日はもちろんのこと、それまでの過程はとても勉強になりました。引き出しをいっぱい持っている先生方と一緒に、授業をお互いに考えたり、見合ったりしたことは、すべてが新鮮で、新しい学びで、自分の財産になりました。
一年目でこのような経験をさせていただいて、本当にありがたいです。
気づいたらもう11月です。後悔のないように過ごしたい、と言いたいところですが、日々後悔ばかりしています。けれど後悔のまま立ち止まっていられないのが先生という仕事だなあとつくづく思います。大変で弱音も吐きたくなるけれど、それぐらい夢中になれるこの仕事が好きです。(牧野紘)

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よく分からない記事(寺坂)

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こんにちは。2期生寺坂です。こんなことここで書くことじゃ無いですが、卒論が全くすすみません。考えれば考えるほど、底なしの沼にはまっていくような感じがしています。でも、進まないからってなにもしてないわけではないんです!!

誠文堂新光社から出版されている「落語家直伝うまい!授業のつくりかた」という本ご存知ですか?(笑)
最初は、時間を持て余していたので読み始めたのですが、いつのまにかのめり込んでしまい、サーっと読んでしまうことができました。授業の大きな流れの作り方はもちろん、導入で意識することなど細かく書かれています。また、教師としての心がまえなどもとても勉強になりました。ここで紹介してしまうと、購入率が下がってしまうかもしれないのであまり触れませんが、、(笑)

現場にたってもいないのに、こんなに感動する授業づくりの本なので現職の先生が読まれたらもっと感動できるんだろうなぁと羨ましくなります。

授業づくりと言えば(笑)、今週末に「授業深掘りセミナー」が開かれます。「教師力アップセミナー」と違って、実際に著名な先生方の授業を受けれるまたと無いチャンスです。子供役をやることによって、教師の言動、立ち回りなどで子供はどう思うのか、学ぶことができます。また、検討会では先生方の熱い熱い授業観を聞くことができます。教師力アップセミナーより、強い刺激をもらうことができます。ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしています。特に、玉置ゼミ4期生を希望している2年生の方、いかがですか?玉置ゼミではこんなことが学べるって事前に把握できますよ!

と、まあこんなところで卒業論文の執筆に戻りたいと思います。先生の、「形あるものは直せる」という言葉に頼って形だけはつくりたいなと思いますま
自分の良くないとこは、本を読んだり、話を聞いただけでやった気になっちゃうところなんです。ぜひ、来年から!いや、次のゼミで活かしていきたいと思います。(寺坂)

※この記事は2017年10月27日の記事、つまり「授業深掘りセミナー」前の記事です。アップが遅くなってしまいました。すみません(玉置)

教師の可能性(岩田)

 こんにちは。10月もあっというまに過ぎ、11月となりました。気がつけば今年も残り2ヶ月弱となりました。卒論、卒論、卒論、、、はやく書きたいと思います(笑)。


 さて、先日10月23日に祖父江小学校における公開授業に参観させていただきました。祖父江はわたしの地元であり、母校ではないですが祖父江小学校も実家から車で10分もあれば行くことが出来ます。これまで様々な機会をいただき、いろいろな地に行かせていただきましたが、稲沢市は初めてだったので何だか不思議な気分でした。小牧での開催があるときの白井さんはいつもこんな気持ちなのかなとかいろいろ考えていました。


 祖父江の他の小中学校から代表の先生方が集まられる中、なんと中学校時代の数学の先生にお会いすることが出来ました。正直中学時代数学の授業を真面目に受けていたかどうかはあまり記憶していませんし、覚えていることと言えば数学が嫌いであったということだけです。少人数クラスで授業を担当してもらっていたなと少しずつ思い出してきました。中学時代の先生と、同じ授業を参観させていただいているのかと思ったら、不思議な気持ちでした。そして同時に次は教師サイドの視点で行動しなくてはならないということも実感しました。


 どのような形でも何年前の出会いが心に残っているってすごいことなのかもしれないと思い、教師の可能性が広がった気がします。家に帰って両親にそのことを話しました。きっと嬉しかったんだなと思います。(岩田)

※写真は1年前の岩田さんです(玉置)
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子どもが教えてくれること(岩田)

 こんにちは。そろそろ紅葉のきれいな季節ですね。地元の祖父江が1年に1回銀杏祭りとして賑わう季節まであと少しです。


 今日は、先日小学校で行った算数の授業について振り返りをしたいと思います。授業内容は小学校5年生の三角形の高さと面積の比例の単元でした。とても素直な子どもたちで授業に真剣に取り組んでくれました。


 先回、ゼミの授業をしてみて「子どもたちの立場に立つ」という大前提がなっていないと感じました。教えたことに満足してしまっている教師主導の授業になってしまっていると思いました。今回は、できるだけ子どもたちが授業を作っていくスタイルを目指したいと思い挑みました。以下に反省をまとめます。


 まず、1つ目の反省点として、ヒントの出し方です。授業後に先生にご指導をいただき、「本当に子どもたちがヒントをほしがっていたのか。」という言葉をいただきました。確かにその通りであると思いました。子どもたちの表情や机間巡視をする中で、考えさせる前にヒントを与えてしまっていました。子どもたちの中には、「どうせ先生が答えを教えてくれる」という意識が生まれ、考えることにつながらなかったのだと思います。考えて考えてそれでも分からなかった時のヒントと、あらかじめ与えられているヒントでは価値が大きく異なってくると感じました。


 2つ目に、子どもの発言の受け止め方です。予期せぬ答えや間違っている答えなど、教師がほしくない答えを子どもたちが発言したとき、わたしは明らかに表情に出てしまいます。さらに、フォローの仕方がいまいちよく分からないでいました。子どもたちは想像以上に教師の表情、行動を見ています。わたしが1回でもそういったことをすると、一気にやる気をそいでしまうことになりかねないと感じました。参加したくなる授業とは、子どもとのやりとりの中で生まれていくものであると実感しました。



 前に立っていると、子どもたちの「分からない」という表情が手に取るように分かります。次第に「もういいや」となっていく様子もとても良く分かります。教室には、様々な子どもたちがおり、学力の差も様々です。上位層、中間層、下位層に区分できる中で、自分はどこに焦点を当てて授業を作っていきたいのか、もう一度しっかり考えて見たいと思います。子どもたちの表情サインから授業の質が読み取れると感じました。授業を受けるプロであり、授業評価者である子どもたちから多くのことを学んだそんな一日でした。授業をさせていただき、ありがとうございました。(岩田)

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人生二度目の。(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。

10月22日といえば。そうもちろん、衆議院議員選挙の投票日です。写真を見れば分かるように、投票に行ってきました。


投票へ行く前の期日前投票期間中には、自分の一票をどの人・党に票を入れたとしても、大きく結果が変わることはないし、選挙行くのはやめようと思っていました。にも関わらずなぜ投票することに決めたのかというと、ネットニュースである記事を見たからです。


その内容をざっと説明すると、「10,20代が他年代よりも投票率において比較的高い結果が出ていることを受け、各政党が若者向けの公約を打ち出すようになった」というものです。もちろんその記事はそのライターが個人的に感じたことを書いただけなのかもしれないので信憑性は定かではありません。

それでも、私はその記事を見て、「どうせ投票したって変わらないから」という理由で国民に平等に与えられている選挙権を放棄しようとしていた自分に納得がいかなくなり、結局22日に投票をしました。同時に最高裁判所の裁判官の国民審査もしっかり行いました。


投票をしていないくせに、国政に対して文句ばかりいうのも無責任な話だと思っています。日本の動きを知らない世界観の狭い先生にならないためにも、世の中の動きによく目を向けなければならないなと感じました。(早川)

星の王子様(丹羽)

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こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。
最近は大学も実習もないため、退屈した日々を送っています。勉強しなくてはならないと分かってはいるのですが(泣)
今日は前から気になってないたけれどずっと読めなかった「星の王子様」のワンフレーズから考えさせられたことを書こうと思います。


「いちばんたいせつなことは、目に見えない。」


このフレーズを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
大人はなんでも外見で判断して中身を見ようとしないということを小さい王子様が教えてくれます。
子どもはたくさん想像力を働かせたり考えたりしようとするのに対して、大人は外見ばかりを気にして生活していることから、私はこう考えました。これは教師にも通じるものがあるのではないかと。
子どもたちに対して外見や表面上の態度や会話からその子がどういう子どもなのかを判断するのではなく、
その子の生活している背景や子どもの気持ちといった目には入らないところまでしっかりと配慮していくことが教師には求められるのではないかとこの本を読んで感じました。

中学校実習まであと1週間となりましたが、実習を通して関わる子どもたちに対しても表面上の関わりにならないように、目で見ある部分だけで判断せずに関わっていきたいと思います。(丹羽)

人との出会い(山下)

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 こんにちは。3期生の山下です。

 3週間ほど前に小学校実習が終わりました。実習が始まる前は私なんかに授業ができるのか、先生とうまくやっていけるだろうか、子どもたちに受け入れてもらえるだろうかと不安ばかりで早く終われと思っていました。最初は先生になるかどうか迷っていたし、他にやりたいこともないからとりあえず昔からの夢だった先生を目指そうという感じでした。

 しかし、いざ実習が始まってみると毎日なにをやっても勉強になるし、子どもたちもかわいいのでいつしか学校へ行くのが楽しみになっていました。授業で失敗しても「分かりやすかったよ。」「先生の授業楽しみ。」と言ってくれる子どもたちや、夜遅くまで残って一緒に頑張った他の実習生たちのおかげでまた頑張ろうと思うことができました。実は担当の先生がとても忙しい方で指導案の指導などをあまり受けられなかったので一人でやるしかないんだと心が折れそうになっていました。同じ学年を担当していた実習生やその担任の先生に助けられ最後までやり遂げることができましたが、もしも最後まで一人でやろうとしていたらきっと先生になることを諦めていたと思います。ですが私はクラスの子どもたちと実習メンバーに恵まれ、先生の大変さや面白さを知ることができたので最終日には心から先生になりたいと思うようになりました。今でもお別れ会でもらった手紙を読み返すと涙が出そうになるほどたくさんの思い出ができた教育実習でした。

 また、日々親睦を深め、実習が終わってから休みの日に実習メンバーで郡上へ遊びに出かけました。冬にはスノーボードに行く約束もしました。たまたまその学校に行くことになって出会った5人が今後も関わり続けていけることをとても嬉しく感じます。

 小学校実習では先生になりたいと思わせてくれた子どもたちとの出会い、実習中助け合い今後も関わっていける仲間との出会い、実習校の先生方との出会い、たくさんの出会いと学びがありました。明日からの中学校実習ではどんな出会いと学びがあるのか楽しみにして早く寝たいと思います。(山下)
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