1年を振り返って(浦)

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 初任者としての1年が終わる。右も左もわからない状態で始まった4月から、3月の修了式まで本当にあっという間だった。この1年いろいろなことがあったが、その分学んだことも多かった。振り返りとして、特に意識してきた2つのこと(授業と指導)を書く。


【授業】
 1つの授業で全員挙手を意識して授業を行ってきた。積極的に手を挙げる子が多い中、自分の考えに自信がもてず、挙手できない子がいた。間違えるのを恐れる子も多かった。そこで、「間違えても恥ずかしくない」とあえて難しい問題を出してみたり、答えのない問いを出してみた。すると、どんな問いでもどんどん手が挙がり、なかなか挙げれなかった子も「違うかもしれないけど…」と言いながらも発表をすることができるようになった。

【指導】
 人数が少ない中での人間関係のトラブルが多くあり、私自身どうすればよいかわからずとても悩んだ。まずはとことん話を聞き、その子がどうしていきたいかを大切にして指導を行ってきた。これがよかったのか分からないが、「喧嘩が多いのが嫌だ」と言っていた子も、3学期には言うことがなくなり、毎日みんなで楽しそうに遊ぶ姿を見ることができた。


 単学級で、授業の進み具合や「4年生」の子どもたちへの指導についていつも不安があったが、その分自由にいろいろなことに挑戦させていただいた1年だった。ゼミで研究したことや学んだことも挑戦してみた。上手くいったかというと、残念ながらそうとは言えない。しかし、物わかりの悪い教師になると子どもたちは楽しそうに説明してくれた。子どもの考えを深めようとぐいぐい聞いてみると、「先生ならそう聞くと思った」と、最初から「なぜ・どうして」を意識して答えられるようになってきた。

 上手くいったことはほんのわずかで、授業においても、指導においても、子どもたちには申し訳ないと思うことが多くある。今年度の反省はもちろん次年度に活かしていくが、これからも失敗を恐れずに挑戦する気持ちは持ち続けていきたい。そして、今後も分からないことや悩むことはどんどん先生方に聞き、経験を積んでいきたい。

 決して「楽しかった」だけの1年ではなかった。しかし、振り返ると、充実した1年を過ごすことができた。これからも、毎年、1年を振り返った時に「充実していた」「頑張った」と胸を張って言えるよう、1日1日を大切に、子どもたちと向き合っていきたいと思う。(浦)

※写真は2017年2月19日愛される学校づくりフォーラムから

1年を振り返って(渡部)

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 この1年、何事に対しても「不安」と「後悔」がつきまとっていた。授業をどう進めていくと良いのだろう、準備はこれで十分なのだろうか、子どもたちにしっかりと伝えられるだろうか…不安だった。

 終わってみると、もっとこうすればよかった、こう伝えたらよかったのか、うまくいかなかった…後悔してばかりだった。

 しかし、その「不安」と「後悔」の間には「嬉しさ」「楽しさ」があった。発言ができなかった子が発言できたとき、分からないと困っていた子が嬉しそうに「分かった!」と言ったとき、子どもたちが私の手作り練習プリントを張り切ってやってくれたとき…嬉しかった。

 子どもたちの発言にドキドキしたり、はっとさせられたりした授業、子どもたちと一緒になって練習したリレーや長縄、市内見学、総合的な学習の時間での調理実習…どれも楽しかった。

 授業では、ゼミで学んだことを少しでも実践してみようと取り組んだ。算数では「物分かりの悪い教師」になってみた。わざと間違えると子どもたちが「ちがうよ〜!!」と言いながら自分の言葉で説明してくれた。国語や道徳では前から順にどんどん考えを言わせてみた。卒業論文で書いた「1秒で褒める」。手でOKを作って笑顔でうなずくと、子どもたちがニコッと嬉しそうにしてくれた。

 学級経営では黄金の3日間、最初が大切だとゼミで学んだはずなのに、気づいたら1ヶ月が経っていた…。少しずつ学級のルールが決まっていった。子どもたちには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

 最初に書いたように不安と後悔ばかりの1年。うまくいかないことばかりだった。でも、楽しかった。来年度もきっと、不安と後悔の連続だろう。しかし、来年度は今年度と同じで終わらせたくない。少しでも不安が少なくなるように、もしこうだったら、もしこう言ったら…子どもたちの姿を予想して対策を考えたい。少しでも不安がなくなるように教材研究をしたい。他の先生方の授業を見て勉強したい。後悔をただの後悔で終わらせないように自分で振り返りたい。学年の先生方にどうするとよかったか聞いてみたい。他の先生方の板書と自分の板書を比べてみたい。不安も後悔も無駄にしないように。不安も後悔も自分の成長につなげたい。(渡部)

※写真は2017年2月19日愛される学校づくりフォーラムから

1年を振り返って(松井)

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 初任者としての1年間を学級経営、授業、その他の3つの視点で振り返る。

 4年生を担任したこの1年。学級経営では特に最初の3日間を意識してスタートした。学級開きでは「1.いじめを許さない、2.言葉を大切にする、3.失敗を怖がらずに挑戦する」という3つの大切にしたいことを伝え、事あるごとにこの3つの約束に立ち返って生活してきた。くどいくらい繰り返し話してきたが、そのおかげでブレずに1年過ごすことができたと考える。軸をもつこと、それを曲げずに継続すること(ときには見直しも必要だが)が、大切であるということを学んだ。

 男女間の仲もよく、休み時間には可能な限り子どもたちと遊んだ。手を抜かず大人の力を見せることで、子どもたちとの関係も近すぎず遠すぎずの距離感を保つことができた。しかし、1年も終わりに近づくにつれ、ふとしたときに子どもたちとの距離感が近くなっていることを感じた。これは私自身の意識が少しずつ薄くなっていたことが大きな原因である。縦糸と横糸のバランスは気をつけていても難しい。私の場合、比較的横糸は張りやすいと感じたので、縦糸の張り方を課題にして2年目に臨みたい。

 授業では毎日が失敗の連続。上手くいった授業が数時間あるかないかの1年だった。専門である算数の授業は自信をもって行えると思っていたが、子どもの発言やつまずに対応しきれず、自分の教材研究の浅さを実感することになった。唯一できたと思うことは「ものわかりの悪い教師」になること。子どもの発言にすぐに飛びつかないよう意識して授業を続けてきた。子どもから「算数の時間になると先生はいじわるだ」と言われたことがあったが、子どもをゆさぶろうとしてきたことがよく分かる子どもの発言。どの授業でも子どもをゆさぶれるよう、切り返しのパターンを増やしていきたいと思う。

 図工や音楽など、子どもたちには申し訳なかったと思う授業が多い。算数以外の教科でも、少しずつ専門性を高めることが課題である。

 ICT機器の活用にも挑戦した1年。2学期からは作成した教材をタブレットで操作し、スクリーンに映しながら授業を行ってきた。板書との併用ということで、まだまだ課題は残るが、視覚的な情報がいかに子どもたちに有効であるかということが分かった。大学でのデジタル教科書の研究が少し生かせた場面である。今年度の反省点を踏まえ、さらに活用していきたいと考える。

 その他で今年度取り組んできたことは、学級通信の発行である。週に1回のペースで45枚の通信を発行してきた。決して多い枚数ではないが、定期的に子どもたちのがんばっている姿や、授業の紹介、時事的な内容、担任の思いなどを発信。子どもたちだけでなく保護者の方にも情報を発信することができた。「毎週楽しみにしています」という声も多くいただき、保護者の方との話題も増えた。特に保護者の方と話すのに緊張していた1学期は、学級通信の話題が自分を助けることになった。正直発行するのが負担になった時期もある。しかし、通信がなかったら保護者の方との信頼関係もここまで強くならなかったと思う。45枚の通信が無事に1年をやり遂げるための支えになったことは間違いない。

 自分のブログでの振り返りも、1年間継続することができた。本当に継続することの難しさを感じる毎日。でもこの記録は必ずや自分の財産になる。来年度もできたこと、学んだこと、反省点や課題を記録し、自分の成長につなげていきたい。

 いろいろなことがあっという間に過ぎ去った1年目。教員になってよかったと思えた幸せな1年間だった。(松井)

※写真は2017年2月19日愛される学校づくりフォーラムから

4月に向けて(岩田)

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 こんにちは。2期生岩田です。季節はすっかり春で、辺りは桜が満開。お花見をしている様子を横目で見ながら新生活へ向けて準備を進めています。

 卒業して10日余りがたち、いよいよ4月からの勤務が迫ってきています。学校によっては担当学年が発表されているところもあると聞きました。不安で不安で仕方ないはずなんですが、いまいち何が不安なのかもよくわからない状況で、毎日のんびりと過ごしてきてしまいました。

 そこで今日は4月からの決意表明をして、きっぱり前に進もうと思います。そうです。石川くんの真似です。(笑)


 石川くんは、「チャレンジ」を4月からのテーマに挙げていました。わたしは4月からどうしていきたいのかと考えたとき、「じぶんらしく。」を貫いていきたいと考えました。

 これは、わたしが日常生活でも常に意識していることでもあります。(笑) 大学時代、何度この言葉に救われたかわかりません。(笑)

 人間誰しも心のどこかで他人と自分とを比較して生きている気がします。それは決して悪いことではないと思いますが、自分が本当に求めている本来の目的を見失ってしまうのではないかと感じます。人と競ったり、比べたり、知らないうちにベクトルが異なる方へ向いてしまうことは経験されたかたも多いのではないかと思います。

 「じぶんらしく。」4月からも継続してこの言葉にお世話になりたいと思います。当然失敗することだらけだと思います。先輩方の振り返りの記事を読ませていただいていても、これから先簡単にはいかないことばかりであると感じます。しかし、そんな中でも「じぶんらしさ」を大切にしていきたいと思います。いつだって自分を一番に信じてあげられるのが自分であればいいなぁと思います。これを機に、心を入れ換えようと思います。ありがとうございます。(岩田)

新年度へ向けて(石川)

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 皆さんこんにちは。2期生の石川です。

 3月15日に卒業してしまってからゼミや大学の友人との関わりがすっかりなくなってしまいました。さみしいものです。

 さて、あと数日もすれば平成30年度、そう、新年度です。神に祈ろうが、逆立ちしようが、どれだけ大学生のままが良かろうが新年度がやってきます。私達2期生は新社会人。教員採用試験からあっという間にここまで来てしまいました。同じ2期生の話を聞いていると、9割が不安で、1割が楽しみといったところでしょう。私も同じような感じです(笑)。

 そんな中、この記事は新年度へ向けての決意表明のようなものになればと考えています。大学の4年間を踏まえての決意表明(のようなもの)です。これを機に、ぜひ皆さんも決意表明をしてみてはいかがでしょうか?(恐らく2期生がこのバトンを受け取ってくれるでしょう。笑)

 新年度へ向けて、私は「やらずの後悔よりやって後悔」この言葉を意識して過ごしていきたいです。つまり、チャレンジです。

 私は、大学の4年間「やらずの後悔」を何度も経験しました。色々なことを、風のうわさや、食わず嫌いのようなものではなから毛嫌いをしていたからでしょう。大学を卒業した今、改めて振り返ってみると「あの時○○をやっていれば…」というものが学習面だけでなく、サークル活動、交友関係等々…からいくつも出てきます。(今となってはもう取り返しのつかない事です…)。逆に「やって後悔」した経験はあまり出てきません。もちろん、やって失敗したことはたくさんあります。しかし「やる=自分の決断」だからか、それが後悔まで行くかというとそうでもないのです。

 この経験から考えても、ぜひ新年度はチャレンジの年にしたいと考えています。新たな社会に足を踏み入れ、右も左もわからないまま新年度がスタートします。初めてのことばかりで、学ぶことや、覚えることがたくさん出てくると思います。そんな中、はなから挑戦せずに後悔するのはもう十分です。この1年間「やらずの後悔よりやって後悔」というチャレンジ精神を忘れずに、がむしゃらに1年間突っ走って行きたいです。


 ……と、こんな記事を書いている時に、ふと、ある言葉が思い浮かびました。私が教師を目指すきっかけになった、中学校3年生の担任の先生からの言葉です。せっかくなので共有したいと思います。

 『人生に「つまらない」という言葉はない。あるのは「つまらなかった」という結果だけ。つまらないと決める前に、まずは一生懸命、全力でやってみろ。』

 今でも思い出す印象深い言葉です。新年度、私たち2期生は、恐らく辛い辛い辛い1年になるでしょう。そんな状況に負けず、先生からの言葉のように、まずは全力でチャレンジをして、そこからたくさん学びます。そう簡単に倒れないようにゼミで玉置先生を含めたくさんの先生方に鍛えられてきたはずです(笑

 思いの外、長い記事になってしまいました。

 私だけでなく、他の2期生も新社会人。そんな2期生を少しでも応援していただければなと思っています。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。(石川)

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1年を振り返って(大澤)

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1 はじめに

4月。教室のドアを開けたときの緊張感は今でも覚えている。「どんな子たちなのだろう。」「担任として上手に引っ張っていけるだろうか。」そんな期待と不安が入り混じった感情を抱きながら教室に入った。それから早1年が経った。考えてみれば本当にあっという間だった。毎日が新しいことばかりで必死だった。時には、自分の力では何もできない悔しさや情けなさに涙することもあった。しかし、そんな中で子どもたちの成長を感じられた日は嬉しかったし、自分の頑張れる原動力となった。

2 ある子どもとの出会い

 その子どもは、勉強が苦手で落ち着かなくなってしまったこともあったので、放課の時間も利用して指導をした。最初こそ嫌がっていたが、勉強が分かると嬉しそうだった。
「今日の先生からのミッションはこれね。ちょっと難しいよ。解けるかな。」
と計算問題を2問ほどだすと、翌日には、
「先生、解けたよ!見て!」
と誇らしげな顔をしてノートを見せてきた。
1学期の終わりになると、宿題をほぼ毎日出すようになり、授業中も積極的に挙手するようになった。目に見えてわかる成長に喜びを感じた。2学期に行った「劇と歌の会」では、クラスの子たちからソロで歌う役に抜擢され、持ち前の美しい歌声を体育館中に響かせた。自信がついたのか、輝きはさらに増した気がする。保護者にも、「あの子、あんなに歌うまかったんですね。」と言っていただけた。
 2月に2分の1成人式に向けて、10年の間に自分が成長したと感じた部分を書き出した。ワークシートには「○年生になって、できなかった計算ができるようになった。友達がたくさん増えた」と書かれていた。

3 小さな目標づくり

 我がクラスの子どもは素直で頑張り屋である。これまで運動会やマラソン大会、なわとび集会などの大きな行事もクラスで一致団結し、乗り越えてきた。この良さを学校行事だけでなく、普段の生活の中でも取り入れると、とても良い雰囲気で1日を終えることができることが分かった。例えば、給食配膳の時間。4月当初はわたしのクラスだけ遅く、食べる時間が充分に確保されていない状態だった。指導員の先生に相談したところ、タイマーを使うことを勧められた。
「今日はみんなの力をあわせて15分で配膳したいんだけど、できそうかな。」
と聞くと、
「できる!」
と声をそろえた。タイマーを使って行ってみると、子どもの動きが全く違った。「15分以内に配膳をする」という目標意識をもつだけでこんなにも変わるのだと驚かされた。最初は声をかけながら行っていたが今では特別な声かけをしなくても子どもたち自らタイマーを設定し、動いている。この「小さな目標づくり」は給食配膳だけでなく「帰りの会の支度を6分で行う」「授業の始めと終わりのあいさつの声をそろえる」など、1日に1つ課すことで楽しく学級力を高めることができると感じた。

4 おわりに

 自分が教師になって初めて、「自分は今まで先生たちにこんなにも多くのことをしてもらっていたのだ。」と気付くことができた。わたしは、器用な方ではないため、1つひとつのことに時間がかかってしまうし、失敗も多い。それでも子どもたちは一生懸命に目の前のことを乗り越えようとする。その姿を見てわたしも「頑張らなきゃ。」と思う。正直、楽しいだけでは務まらない。しかし、楽しい以上のやりがいが、この仕事にはあると思う。(大澤)

※写真は2017年2月19日愛される学校づくりフォーラムから

入院して思うこと(嶋藤)

 こんにちは。高校の時に膝の前十字靭帯を損傷し、今のタイミングで再建の手術をした3期生の嶋藤です(笑)。3月12日から入院し、25日に退院予定です。

 入院して思うことは、自分は周りから愛されているということです。すごく感じました。自分は1人じゃないんだなと。こういう環境に置かれないと分からないなんてだめですよね(笑)。心配してお見舞いにまで来てくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

 もう、思い切ってスポーツすることは無理だと思っていたので、今回手術をすることができて良かったです。まだまだ完治までは程遠いですが、日々リハビリを頑張っていきたいと思います。(嶋藤)
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学習チューターを終えて(岩田)

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 こんにちは。2期生岩田です。三月に入りました。年が変わってから、ここまで本当にはやかったです。いよいよという気持ちに体がついてきていないのが現状です(笑)。

 2月で私は学習チューターを終えました。4月からの1年間小学校で本当にお世話になりました。教採と並行しながら様々なことを学び、様々なアドバイスをいただきました。

 チューターでは、1時間ごとに異なったクラスに配属され、子どもたちが困っていたり、悩んでいたりしたときにアドバイスをしたり、タイムの計測や○付けなどいろいろなことを勉強させていただきました。わたしは、3,4,5,6年生の様子を週に1回、1時間交代で見させていただきました。学年事に差があり、またクラス事に色があって毎回非常によい勉強になりました。


 その中でも、私が最も嬉しかったことは、やはり子どもたちの些細な成長が見られたときであると思います。週に1度しか訪れてはいませんが、1時間の中で以前は出来なかったことが出来るようになっていたり、出来なくても取り組もうとしていたり、感動する場面が多々ありました。


 自分を変えることは容易なことではないと思います。小学生は小学生なりに様々な悩みを抱えながら、葛藤しながら毎日学校生活を送っているのだと思います。子どもたちの様子を見ながら、自分もいろいろあったなあと自分の様子と重ね合わせたりしていました。心が柔軟なそんな時だからこそ、教師の言葉にはその言葉以上の重みがあるのではないかと感じました。素直だからこそ、吸収が早いからこそ、その子の人生のきっかけとするか、傷を負わせてしまうのか、全ては教師次第であると思いました。

 今までも、ずっと教師次第であるということは何度も記事に記してきたと思いますが、ここでもう一度、こどもたちの人生を背負っているという責任感をしっかりと心に刻みたいと思います。(岩田)

※ 卒業式前に届いていた記事です。アップが遅くなりすみません(玉置)

中澤佑太の一考(お試し)

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 皆さんお疲れさまです❗四期生ゼミ長の中澤佑太です。私は以前から四方山話に興味がありました。そこで今回、お試しとして初投稿したいと思います!それでは本題へ参ります。

 3月5日の中日新聞夕刊の一面を飾った『名古屋市小学校の部活廃止』という記事、皆さんは御存じでしょうか?教員の負担軽減などのため2022年から名古屋市の小学校の部活がなくなるという内容の記事である。これについて私は、名古屋市が思いきったことをしたものだと考えた。

 部活とは『教師が子どもを監督できる状態』で、主体的且つ社会的な集団形成をする力を子どもが養うことができる環境であり、学級では見られない子どもの成長を教師が見届けられる活動であると私は考えている。それだけでなく、子どもや先生にとって、小学校の思い出にもなる活動である。それがなくなるということは、子どもだけでなく、大人、学校教育にものすごい影響を与えることだと私は考えているが、読者の皆さんはどう考えるであろうか。

 想像よりも固い文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もし次回投稿する際は、もう少し砕けた記事にしたいと思います。(中澤)



一年間を振り返って(牧野紘)

 小学生のころからの夢であった教師になって、もうすぐ一年が経とうとしている。あっという間の一年間であった。この一年間を振り返ってみると、本当にいろんなことがあった。自分が一年目で何も分からないとしても、子どもから見たら先生。この責任の重さを知った。子どもたちは待ってはくれない。毎日元気に登校してくる子どもたちのために、がむしゃらに進む日々が続いていた。
 そんな日々を思い出していると、一人一人の子どもたちの顔が浮かんでくる。
 『苦手なことがある日は学校に来るのを嫌がる時もあったあの子』は、今では嫌がることもなくなり、元気に学校に来ている。一学期の振り返りでは、不器用な字で「先生の笑顔がいい。」と書いてくれて本当に嬉しかった。
 『自分の気持ちが押さえられず、友だちと喧嘩になったり、反抗的になったりしていたあの子』は、まだ喧嘩はするけれど、きちんとごめんねと言えるようになった。私の話を聴くとき、目をしっかり見てくれる。
 『スピーチや発言をしようとすると、涙が出てきてしまうあの子』は、学期初めの目標に、もっと発言できるようになりたいと書き、少しずつ手を挙げる回数が増えるようになった。授業の振り返りには、発言できて嬉しかったと書く日も出てきた。スピーチがある日は、事前に考えてきてメモを用意していた。まだ小さな声だが、それを聴こうとするクラスのみんなの雰囲気が嬉しい。
 『ノートに落書きばかりしていたあの子』は、まだ授業中に落書きをすることもある。けれど、きちんとノートもとっている。濃くて力強い字で。漢字のノートの宿題を見ると、格段に字が上手くなっている。絵日記の分量も増えた。保護者の方からは、「最近少しずつ勉強が楽しくなっているみたいです。」と話していただいた。私だけじゃなくて、お家の人と子どもの成長を共有できたことが本当に嬉しかった。
 『長縄の集団跳びが一回も跳べなかったあの子』は、三回連続で跳べるようになった。正直言うと私は諦めようとしていた。しかし、子どもたちは諦めなかった。その子本人も練習を続けたし、周りの子が一緒に手をつないで跳んだり、声を出したりしてくれた。三回跳べた時は奇跡だと思ったし、泣きそうなくらい嬉しかった。
 それに比べて自分はどうか。この一年間で成長できただろうか。そう考えると自信がない。子どもたちの方がたくさん成長している。自分ももっと頑張らないといけない。そう思えるのは子どもたちのおかげである。この子たちと共に過ごすことができるのはあと少しだが、子どもの成長に食らいついていく自分でありたいと思う。(牧野紘)

※写真は2017年2月19日「愛される学校づくりフォーラム」での牧野紘子さん

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悩み。(早川)

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こんにちは。3期生の早川です。
今日は、最近悩んでいることをここに書きます。

率直に言えば、自分は本当に何が何でも先生になりたいと思っているのかわからなくなりました。周りは模試に向けて熱心に勉強をし、就職課が行っている集団面接指導にも積極的に参加して、自分を高めている。

一方の自分は、なんとなく周りがやっているから、とりあえず問題集に取り組んで。ただ、どうしても自分が先生になりたい理由ってなんだろう。どんな先生になりたいんだろうって考えれば考えるほど、わからなくなります。周りを見ればみるほど、焦りは出るけどうまく昇華できず。

かといって、先生じゃない何かになりたいのかと言われればそれも分からず。中学生の頃から先生になりたかった熱はどこにいったのかなと本当に思います。
(早川)

玉置先生紹介(岩田)

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 こんにちは。2期生岩田です。さて明日は卒業式ですね。ということでゼミの思い出を振り返る記事でも書いていきましょうか?そんなことをしていると日が暮れそうなのでやめておきます(笑)。

 今日の本題はゼミ生紹介です!あれ?もう全員終わったんじゃない?と言われる方、まだ終わっていません。今日は我らが玉置ゼミの先生、玉置崇先生の紹介をさせていただきたいと思います。学生として先生のそばにいられるのも明日まで。今日だけは全て許してもらおうと思います。


 玉置先生というとどのようなイメージでしょうか。これ実は、2期生ゼミ合宿でやったんですよね(笑)。いろいろな意見がでました。これについてはぜひ2期生に聞いてみてほしいと思います。なかなか面白いですよ。冗談はさておき、今から玉置先生の紹介をさせていただきます。

 出会った当時の玉置先生のイメージは怖い人でした。「何を言っているんだ、岩田は」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当なのです。ゼミに入るための面接の時抱いた印象がそれでした。今思えば、ゼミへの覚悟を試されていたのかもしれません。しかし、今では先生には何でも話すことが出来ます。何かあったら、先生にメールをし、研究室に足を運んでいる自分がいました。

・お忙しくてもゼミ生のために時間を割いてくださる先生。(いつも朝早くから押しかけてすみませんでした。岩田)
・悩みにも真面目に受け答えしてくださる先生。(進路選択では本当にご迷惑をおかけしました。岩田)
・どんなときでもちゃんと話を聞いてくれる先生。(泣きながら突然電話してすみませんでした。岩田)

 ここまでの話を読んで、玉置先生の大半をおわかりいただけたのではないでしょうか。要するに、玉置先生はいつだってわたしたちゼミ生のことを一番に考えていてくださる、最高の先生であるということです。後半の大学生活が充実し、実りあるものへと変化したのも玉置先生に出会い、ゼミに入ることが出来たからだと考えています。先生私をちゃんと人にしてくださりありがとうございました(笑)。

 後輩の皆さん、これからみなさんは先生と一緒にいられる機会がまだまだありますね。率直に、非常にうらやましく思います。しかし、それと同時に大切にしてほしいこともあります。わたしたち2期生も1期生牧野先輩の玉置先生紹介の記事を読んできました。先輩からのアドバイスをぜひ心に刻んでください。そこに私が1点付け加えたいと思います。

それは、
・ゼミ生として一番先生を気にかけられる存在でいてほしい。
ということです。先生だって人間です。辛いことや、悲しいこと、寂しい時や、疲れている時、たくさんあると思います。そんなときにゼミ生の気のきいた一言や行動があったら。少しは支えになるはずです。期待しています。後輩のみなさん。

 牧野先輩と同様、玉置ゼミで良かったとは言わないでおきます(笑)。これからもぜひよろしくお願いいたします。以上2期生岩田から、玉置崇先生のご紹介でした。(岩田)

玉置ゼミに入って…(吉田)

こんにちは、2期生の吉田です。今回は「玉置ゼミに入って…」というテーマで記事を書かせていただきます。この2年を振り返ることで次につなげたいと思います。私の学生最後の記事です。

<玉置ゼミは「書くことによって学ぶ」>
始めは書くことがないという状況でしたが、2年間を通して「これって学びだな」と身の周りから学びを探すようになり、記事を書くことが好きになりました。2年間で100以上書き、見返すとさすがに成長を感じます。読者の皆さんもそう思っていてくれたら嬉しい限りです。最近は書いた記事がアップされるのが楽しみでサイトを見るよりも人の記事から1日1個学ぶことにはまっています。同じことを記事にしても書き手によって捉え方が違います。いろんな見方を今後もこのサイトを通して学んでいきたいです。

<多くの経験をしました>
セミナーや学校訪問にいくと凄い先生方の輪に入って勉強しました。初めて行ったセミナーは卓越した話ばかりで常に受け身の姿勢で話を聞いてました。
しかし、それではもったいないです。私は夏の模擬授業の時に気付きました。
先生方に自分から話を聞きに行かせてもらうようになってから、1の話が10になり、ノートが読めないくらい走り書きしてしまうほど没頭していました。その時の感覚が忘れられないのです。本当に楽しかったのだと思います。他にも落語や講談、面接といった今まで知らない世界を体験し、素敵な2年間でした。

<多くの人にお会いしました>
私は多く勉強会に参加しました。そこには先生方や子供がたくさんいました。百聞は一見に如かずというように行く度に新たな発見です。クラスの雰囲気・先生方の取り組み・子供の姿などを見て「こんな姿を目指したい」「こんな表情で、こんなクラスで」といった考え方をいただき、自分の考えを持てるようになりました。
学校だけに留まらない玉置先生の人脈で多くの方からお話をいただきましたし、先輩に憧れ、同期と高め合い、後輩から沢山学びました。本当に贅沢な学生です。

<玉置ゼミを満足したい、楽しみたい人へ>
1つだけ伝えます。
「玉置ゼミは汗をかくから楽しめる」ということです。
1期生の牧野さん・渡部さんはいつもセミナーの前に本を読んでおられ、2期生の寺坂・岩田・石川もそれに続き、汗をかきました。特に寺坂の最後の模擬授業は彼が努力を2年間してきたから出来た授業だと思います。(2年間、ゼミで共に勉強していたのでわかります。)
ここに記載されていない先輩、同期も様々な汗をかいてきました。こうやって私の記事を読んでいただけることも1つの努力なのかもしれませんね。
いくらでも悩み、転んでもいいと思います。自分のペースでいいと思います。その中で汗をかくことを厭わず、楽しんでください。
大切なのは、「玉置ゼミを通して、何を学び、自分が最後にどんな言葉を言いたいか」です。私は胸を張って最後に言えます。「玉置ゼミに入って、よかった」と

この記事は不十分な記事ですね。記事だけで収まるわけのない感情を書くのは無茶でした(笑)
私は遠い地で働き、楽な道ばかりではない未来です。でも、楽しもうと思います。一度きりの人生をこれからも駆け抜けます。
本当にお世話になりました。そして、ありがとうございました。(吉田)


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