新城市での算数・数学研修会に参加して

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 1月8日に新城市算数・数学研修会に参加して、玉置先生の講演を聞かせていただきました。

 たくさんのなるほど!がありました。

 今、考えると、私は実習中に子どもの意見をすべて自分の頭の中で考えて受け入れていたなと思いました。多少意味が分からなくてもこんな意味かなと勝手に決めつけていました。子どもに話をさせるために物わかりの悪い教師になる。授業は子どもたちが考える場になっていないといけません。教師が答えを出すのではなく、少しわかりづらいことをいったら言い方を変えさせる、他の子に言わせてみるなどをさせることが大切だとわかりました。こういったことも言語活動の充実につながるのかなと思いました。

 また、全員が授業に参加するための意図的指名というのは本当に大切なのだと思いました。挙手には得意、苦手があると思います。問題の分かる上位の子のみの挙手になるかもしれません。そういったときに挙手している子だけを当てていては、上位の子たちしか参加していない授業になってしまいます。意図的指名によって全員参加の授業、緊張感のある授業にしていくことが出来るのだとわかりました。

 その他にも、池谷さんの脳のパフォーマンスの話や、佐藤さんのキャッチボールに例えてあった子どもとの接し方の話など興味深いお話がたくさんありました。

 脳のパフォーマンスは入力より出力の方が高いので、教師の発問や助言、指示によって、子どもに話し合い、発言、ノートなど出力場面をつくっていくことが大切です。
書くこと(出力)によって学ぶということですね!(中田啓)

道徳の授業の奥深さ

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 1月6日(水)、日の出小学校で「玉置先生による道徳の模擬授業」に参加させていただきました。そこでは大きく2パターンの模擬授業を受けました。

 まず1つ目。「ぼくの仕事は便所そうじ」で、従来の指導案にとらわれない授業を見ることができました。主人公の心の変化によって、前半と後半でその様子が大きく変わることが、発問1つで展開されました。教育実習で自分が行った授業では、発問を2〜3つ用意していましたが、発問1つでも充分話し合いができることが実感できました。それに、とにかく感情の込められた玉置先生の話し方が印象的で、思わず入り込んでしまいました。

 2つ目。「手品師」取り得る行動の検討を考えていきました。以前講義で「手品師」の指導案を作成したことがありましたが、当時とは全く異なる授業展開に驚きました。まず、自分がやるかやらないかは別にして、他の取り得る行動を考えました。模擬授業でも様々な意見が出てきたので、実際の授業では子ども達からたくさんの意見が出てきそうでした。その後、どんな行動しないかを考えました。ここで何を議題にしていくかは教師次第なので難しそうですが、話し合いになれば自分の思いが分かりやすく「見える化」されていて、本心で意見が言えると思いました。

 道徳の授業は正解がないので、考えれば考えるほど本当に奥が深いと感じました。ここで学ばせていただいたことは、自分の卒論研究にも生かしていきたいです。(佐藤)

弥富市立日の出小学校で玉置先生示範授業を見て

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 1月6日に弥冨市立日の出小学校で玉置先生の示範授業を見させていただきました。

 私は実習で道徳の授業をしたのですが、指導案をつくる段階から授業をどのように展開していけばよいのか分からなかったのですが、今回見させていただいたことでそのヒントが見つかった気がしました。

 主人公の心が大きく変化したところに主発問を設定し、あとは補助発問のみで授業を進めていく形の授業は、驚いたのと同時にこういった授業をすればよいのかと思いました。

 私には実習での課題として一人の子どもの発言を全員に広めるというものがあったのですが、今回の示範授業の中で玉置先生は自然とやっておられて、私も出来るようにたくさん見て、聞いて、考えていきたいです。

二種類の示範授業はあまり見たことのないものでしたが、やはりそれは教えるべき価値に近づくために想像や共有などをするための手段であって、そこを外してはいけないなと思いました。

 もっともっと学んでいかないと授業するうえで力不足だなと感じました。(中田啓)

新城市での算数・数学講演会に参加して

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 1月8日(金)に新城市立千郷小学校で行われた玉置先生の算数・数学講演会に参加させていただいた。中学校実習の前に玉置先生の著書『数学科授業成功の極意』を読んで授業づくりの原則を学んだが、今回は玉置先生のお話からさらに具体的なエピソードとともに算数・数学科の授業づくりについて学ぶことができた。

 講義と授業の違いや、物わかりが悪い教師になること、子どもの出力場面を増やすといった授業づくりの基本は私も教育実習のときから心がけていたが、玉置先生のお話を聞いてまだまだ不十分であったと感じた。意識することはできたので、教壇に立つときにはさらに子どもの様子を見て考えられるような次の段階を目指さなければならない。

 講演の後半では玉置先生の模擬授業があった。2つとも魅力的な授業であったため、最後に現職の先生から質問があったように、いかに教材研究をして玉置先生は教材を生み出しているのかという点が私も気になった。その質問への玉置先生の回答は、条件がえをして規則性を見いだしたり教科書の行間を埋めたりすることから始まるというものだった。教科書の問題を条件を変えて考えるといったことは、条件がえが大切であるということを知っていても実習の際にはできなかった。また、教科書の行間を考えたつもりでもいきなり完璧なものは生まれるはずがない。今後の授業づくりにおいてのヒントを先生から教わることができた。これから教科書を読む目も変わると思う。

 玉置先生の講演後には、子どもの前で早く授業がしたいと思った。そう思わせる先生の話術と授業づくりの原則に改めて感動した1日であった。採用試験に向けて力を入れていきたい。(松井)

玉置先生の算数・数学講演を聞いて

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 今回は今まで開かれたゼミの中で一番遠方である愛知県新城市に、玉置先生の講演を聞きに行ってきました。

 今回は算数、数学の授業についてのお話でした。私は正直に言うと算数も数学も嫌いです。こんな自分が先生になって、子どもに楽しく算数を教えることができるのか、とても不安です。

 でも玉置先生の講演を聞いていると、自分も努力しなければと思えます。私は算数や数字は、公式など決まっていることを教えるため、教材研究のしようがないのではないかと考えていました。しかし、それらも問題の出し方を考えれば、楽しむことも定着させることことも全員参加の授業を作ることもできます。□に入る数や、日記の問題は、すごく考えられて作ってあるなあと感動しました。

 どの教科においても教材研究は大事なのだと、玉置先生のお話を聞いていると痛感させられます。

 講演後、校長室で先生方から、「あなたたちは若いうちからこんな素晴らしい人の話を聞けて幸せだね」と言われました。これは色々な方からよく言われる言葉ですが、その言葉をかけられるたびに、今置かれている自分の環境は本当に恵まれていると感じます。この環境に感謝して、これからもたくさんの学びを得ていきたいです。(杉下)

新城市での玉置先生による講演会

 1月8日は、新城市の千郷小学校へ行き、玉置先生による「算数・数学の講演会」に参加させていただきました。

 しみじみ思うのは、本当に自分たちはいいゼミに入ったなということです。玉置先生の話を聞きに来られる先生方がたくさんおられるのに、我々ゼミ生は玉置先生のすぐそばでお話をお聞きすることができる。なんて幸せてなことなんだろうと思いました。学べるうちにたくさん学んでおかないと後々後悔するなと思いました。

 本日の講演会で、一番印象に残ったことは、「物分かりの悪い教師になれ」ということです。最初は何のことかよくわかりませんでした。しかし、話を聞いてうちに、確かに教師は物分りが悪くなくてはいけないなと思いました。物分りのいい教師は、子供たちの答えた少ない言葉から、自分が導きたい答えや、子供がこう言いたいのだなとすぐに予測してわかってあげてしまいます。これがどういけないのか。それは、子供たちが少ない言葉で意見を述べても、教師はわかってくれてしまうので、子供たちの言語活動が充実しないということです。

 つまり、自分の意見を人に伝える能力が育てられないことになってしまいます。これは、今を、これからを生きる子供たちにとってはとても大変なことなんだろうと思います。生きる力にもつながりますね。

 だから、教師は子供の言いたいことはよくわかるけど、そこではすぐにわかってあげるのではなく、他の子供達にも自分の言葉で説明できるように導いてあげなくてはいけないなと思いました。

 今日は、算数・数学の講演会でしたが、どの教科においても言えることがたくさんありました。

 2016年最初のゼミの活動でしたが、とても勉強になりました。それでは。(中田昂)
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玉置先生の道徳模擬授業を受けて(日の出小学校にて)

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 1月6日、弥富市立日の出小学校で玉置先生の道徳の模擬授業を受けました。

 違う題材ですが、1回ゼミで玉置先生の道徳の模擬授業を受けたことがあり、また授業を受けることができるということでとてもわくわくしていました。

 模擬授業は「ぼくの仕事は便所そうじ」と「手品師」の2つの話を題材に進められました。

 模擬授業を受けて衝撃を受けたのは、発問が1つしかなかったということです。実際に私が子どもの頃受けていた授業も、教育実習で私が行った授業も、発問は3つありました。発問が1つだと、なかなか授業が展開できないのではないかと思っていました。しかし、玉置先生の授業は、1つの発問から出てきた意見の中からキーワードを見つけ出し、そのキーワードについて、みんなで深め合うことによって、とても熱く盛り上がった展開となりました。

 今までの経験からだと、発問が1つだなんて考えが深まらないかと思っていましたが、逆に、発問が1つだからこそ深く追求することが出来るということが分かりました。

 また、「手品師」は大学の講義で指導案を書いたことがありましたが、自分が予想していたまとめとは全く違うものでした。玉置先生の授業では、いろんな行動がある、ということを中心として進められていました。道徳の授業は押し付けに近い形になってしまうけれど、このように、様々な行動があり、その行動について議論し合うことで、押し付けるような授業にはならないということが分かりました。

 今回は自分の中にある道徳の授業の概念がガラリと変わりました。今回学んだことを将来に生かしていきたいと思います!(堀江)

玉置先生の道徳模擬授業を参観して

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1月6日、弥富市立日の出小学校で行われた玉置先生の道徳の師範授業を見させていただきました。

実習で実際に道徳の授業を経験したこともあり、授業の流れはもちろん、発言の仕方や子どもの発言を活かした展開法などにも注目することができました。

道徳の時間に考えることは1人ひとり異なります。多くの発問を用意するより、1つの発問から広げた方が子ども達もしっかりと考えることができるのだと改めて分かりました。

実際に、今回の玉置先生の授業で中心発問に対して私が書いた言葉が取り上げられました。そのように書いた理由を尋ねられ答えた後、全体に向けて共感できるか尋ねられました。理由を言うのみだったなら、「このように感じ取るのは変なのかな」と思ってしまったと思います。

しかし、今回は共感者が視覚的に分かったため安心感も得られました。共感できない人に対して改めて意見を言う時、自分の中で上手くまとめることができず迷ってしまいました。その中で、玉置先生は先ほど共感してくれた方々にも聞くという方法を取ってくださったので、私も改めて自分の考えを深めることができ、こういう事を伝えたかったのだ、と納得がいくことができました。

今回私が感じた気持ちは、実際の授業の子ども達の気持ちだと思います。周りのフォローがあって答えられるもの、確信が持てるものがあるため、クラスの皆で考えるということが大切なのだと思いました。

また、取り得る行動の検討をする道徳の授業も面白いなと思いました。「このような行動をしましょう」というのではなく、「どんな行動が考えられて、どんな行動はしないだろう」という視点で考えていく道徳は、私にとって新しい発見で、個人の考えが大切にさせる授業だと思いました。

この学びを今後の実践で活かせるように、しっかりと頭に残しておきたいです。(浦)

ps.サプライズバースデー(合宿時)で玉置先生にゼミ生からプレゼントしたレーザーポインターを使ってくださっていて、とても嬉しい気持ちになりました(^o^)

玉置先生の道徳模擬授業を参観して

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1月6日に弥富市立日の出小学校で行われた研修会に参加させていただきました。

玉置先生の模擬授業を見させていただいて一番感じたことは子どもたちに「話したい!」と思わせる工夫がたくさんされていたということです。

その中でも特に私がすごいなと思ったことは玉置先生が発言をする人の様子に注目して声を掛けていらっしゃった場面です。首を傾げながら発言した方の後に「今、首を傾げながら話していたね。ちょっと自信がないところもあるのかな?でもさっきあなたの考えが分かるといっていた人はたくさんいたよ。助けてあげて。」と声を掛けていらっしゃっいました。

発言している方の様子をしっかりと見て、「これでいいかな…。伝わるかな…。」という気持ちをキャッチし、それを全体に発信することで子どもたちの「僕も分かるよ!僕が説明するよ!」、「私も話せるよ!」という気持ちを引き出すことができるのだと思いました。

子どもたちが「話したい!」と感じることは玉置先生がおっしゃっていた「言葉を重ねる」ということに自然とつながるのだと思いました。言葉を重ねることは一人だけではできないことです。また、いろいろな考え方に触れることは自分の考えを深めるためにも大切なことだと感じます。

そのためにも今回玉置先生がして下さった模擬授業のように、「取り得る行動を考える」など工夫が必要だと思いました。道徳が「特別の教科 道徳」として位置付けられるようになる今、どのような授業を行うのかということを考えていくことが必要になってくると思いました。道徳の授業については知らないことがまだまだ多いので、本や先生方のお話などからたくさん学んでいきたいと思います。(渡部)

道徳の模擬授業を参観して

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1月6日、玉置先生による、道徳の師範授業を見学させていただきました。

会場となった弥富市立日の出小学校は、とてもきれいで、児童が過ごしやすい工夫をたくさん感じる学校であり、先生方もあたたかく、将来こんな職場で働けたら嬉しいなと思う学校でした。

今回、玉置先生がされていた授業を見て、道徳の授業とは何か、学ぶことができたように思います。特に印象に残ったことは、先生がしきりに想像をするように促していたことです。先生は相手の気持ちに立つことが、想像することだとおっしゃっていましたが、想像の方が子どもたちに伝わるから、想像という言葉を使うと話されていました。

私は実際、たくさん想像をしました。自分だったらどうするか考え、また自分とは違った意見を聞くのも面白く、授業の中でぼーっとしている時は無かったなと思います。それほどずっと想像することを楽しんでいました。

私は、実習で道徳の授業をさせていただきました。今思うと、自分がした授業は、型に沿ったつまらない授業だったと後悔しています。そして、今回の玉置先生の模擬授業を見て、道徳の授業をやってみたいと思うようになっている自分がいました。見ている人に、そんな風に思わせるような授業をする玉置先生はすごいと改めて思いました。これからも、玉置先生から多くのことを吸収して、自分の肥やしにしたいです。(牧野)

「日本一ハッピーなクラスのつくり方」を読んで

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先日、金大竜先生の「日本一ハッピーなクラスのつくり方」を読みました。

金大竜先生は、学級開きの際にいつも子どもたちに出す宿題があるそうです。それは、「子どもは何のために学校に来るのかを考えてくる」というものです。

次の日、子どもたちが考えてきた意見をすべて板書します。「勉強ができるようになるため」「将来困らないため」「友だちをたくさんつくるため」など、たくさんの意見がでてきます。

そこで、金大竜先生は「これが全部かなったらどんな気持ちになるのか」と聞きます。子どもたちは、「幸せ」「うれしい」などと答えます。そこから、「学校は幸せ(ハッピー)になるために来るところなんだよ。今から、みんながハッピーになるように学校で生活していこうね」と伝えるそうです。

この考え方の素晴らしいところは、あらゆる活動の基本軸として考えることができるところだと思います。例えば、あいさつ。「あいさつをしなさい」と学校から指導されることはありますが、これだけでは子ども全員が進んであいさつすることは難しいです。

そこで、金大竜先生は子どもに「あいさつ勝負」をしようと提案します。あいさつ勝負とは、例えば、クラスに30人子どもがいたとすると、教師が先に子ども16人にあいさつをしたら教師の勝ち。逆に、子ども16人が先に教師に対してあいさつをしたら子どもの勝ちというもの。

そして、あいさつ勝負に負けた日、子どもたちにこう言います。「今日はあいさつ勝負に負けたけど、なんか気持ちよかったなあ。それは、なんでかわかるかな?まずはお隣と話してごらん」すると、「僕らが大きな声であいさつしたからだ」「そうだ。先生より先にしたから先生がうれしかったんだ」という意見がたくさんでてきます。そのときに「その通りだね。そういうふうに自分から元気よくあいさつすると、相手もうれしいんだね。すごいことに気がついたね!今日からはA君やBさんの言ったように、相手をハッピーにするあいさつをしていこうね」とつなげます。

自分や相手がハッピーになるために自分はどう行動するかを考え、それを実行にうつしていく。そんなクラスをつくることができたら、とても幸せだと感じました。金大竜先生の本をもっと読みたいと思いました。(大澤)

「第2回教育と笑いの会」に参加して

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先日、「第2回教育と笑いの会」に参加しました。

感想はとにかく面白かった。とても面白かったです。たくさん笑いました。「笑い」が教育の大切な要素だということがよくわかりました。

玉置先生と野口先生の教育漫才から始まり、志水先生の「しみまろ」、池田先生の切り返しのお話、そして熊八さん、雀太さんの生の落語、最後には有田和正先生の授業をビデオで見ました。どれもとても勉強になり、たくさん笑いました。

中でも特に印象に残っているのは、池田先生の切り返しのお話です。子どもたちから投げかけられる様々な疑問、質問に対してユーモアを含んだ切り返しをしていくというもので、実際にやってみましたが、とても難しかったです。それを池田先生は簡単にやってみせていて、すごいなと思いました。懇親会の時にお話を伺うと、池田先生はなぞかけをずっとやっていて、全く別のものの共通点を見つけるということがとても役に立つとおっしゃられていました。その話を聞いて僕もなぞかけやっていこうと思いました。

最後の有田先生の授業は6年生最後の授業をやるというもので、戦争を題材にしたものでした。この授業についての議論が見た後に行われましたが、授業の中では緊張と緩和が大切だというお話がありました。そして、これらを作り出すことはとても難しく表情や息、間の取り方など様々な手立てを使うことで作り出せるのだとわかりました。教育の中の笑いは大切ですが、ただの緩い授業になっては何の意味もありません。緊張と緩和、楽しいけど本質を外さない授業というものがつくれるようにもっともっと勉強していきたいなと思いました。

そして、多くの先生方が落語を見た方がいいと言っていました。少しずつ落語にも触れていこうと思います。(中田啓)

※ 写真は、池田修先生(京都橘大学)から話を聞くゼミ生です。

「第2回教育と笑いの会」に参加して

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平成27年12月19日、名古屋にて開かれた「第2回教育と笑いの会」に参加させていただきました。

玉置先生、野口先生の漫才から始まり、生の落語を聞かせていただいたり有田先生の授業DVDを見せていただいたりと、盛りだくさんの内容でした。終日笑いっぱなしのとても楽しい会でしたが、たくさんの学びを得ることもできました。

特に印象に残ったのは、間の取り方です。今回話してくださった先生方は、本当に巧みに間を取られます。中でも落語の絶妙な間の取り方には大変感動させられました。生の落語を見たのは今回が初めてだったのですが、こんなにも面白いものなのかと、興味が湧きました。(玉置先生の落語も早く見てみたいです。)

また、落語と授業を繋げて考えてみると間の取り方の大切さがよりよく伝わります。教育と落語、一見何も関係なさそうですが、このようにして関わってくるのかと新しい学びがありました。そこに目を付けて、このような会を主催された玉置先生はやはりすごいなと思いました。

今回の会に参加して、教育には笑いが必要であるということがよくわかりました。「1時間の授業で1度も笑わせない先生は逮捕すべき」と有田先生がおっしゃったそうですが、なるほど、納得です。確かに、一度も笑うことのない授業なんてつまらないし、面白くありません。

私も有田先生のようにユーモアを磨かないといけないなと思いました。今日は子どもの発言に対してユーモアで返す例を見せていただいいたり実際に演じてみたりと、実践的なこともやっていただき、大変勉強になりました。またこのような機会があれば是非参加したいです。(杉下)

※ 写真は、「校長もできる落語家」と言われた小林幹政先生(月の輪熊八)から話を聞くゼミ生です。

「第2回教育と笑いの会」に参加して

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12月19日、「第2回教育と笑いの会」に参加させていただきました。

野口先生と玉置先生の漫才から始まり、志水先生、池田先生のお話、小林先生、桂雀太さんの落語、有田先生の模擬授業ビデオと盛りだくさんの内容でした。

私はこの「教育と笑いの会」で生まれて初めて生の落語を見ました。落語家の方の話し方から学ぶことが本当にたくさんありました。声の大きさ、声のトーン、抑揚、テンポ、間の取り方、身振り手振り…全て私たちが子どもたちの前に立って話をするときに気をつけるべきことだと思いました。さらに、落語は落語家の方の言葉や身振り手振りだけでもその様子がイメージでき、楽しむことができます。落語家の方は役者のようだと思いました。

私は「教師は役者であれ」という言葉を聞いたことがあります。役者になるためのポイントを落語から学ぶことができたと思います。

また、有田先生の模擬授業ビデオを見た後の先生方のお話では授業の中で笑いを取り入れるための工夫について多くのことを学びました。緊張(真剣に考える場面)があるからこそユーモアが効く、その緊張のために必要な「間」の存在、認める笑いの大切さ…そしてどのことについてもその前提にある関係、にこやかな関係が存在しなければならないということが分かりました。

にこやかな関係を作るためにできることはまずは自分が笑顔でいることだと思います。笑顔を大切にできる先生になりたいと思いました。(渡部)

ゼミ合宿で痛感

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昨年のことになりますが、1泊2日でゼミ合宿がありました。そこで、やるべきことの多さにかなり焦りを感じました。

まず卒論の目次づくりでは、自分の卒論のテーマが揺らいでいたこともあり、かなり時間がかかりました。元々は子どもへの言葉掛けについて考えていましたが、教育実習を経て少し変わったのです。教師が一方的に話すだけでなく、子どもとの掛け合いについて考えていくべきだと思うようになりました。結局その方向に卒論のテーマは変更したので、あとは玉置先生にいただいた本を基に、自分の卒論の参考になることに対してアンテナを広げていきたいです。

また面接練習では、必要以上のことを話しすぎてしまうことがよく分かりました。緊張していたこともあり、自分が何を言いたいのか混乱してしまいました。もっと自分の思いを伝えられるように、日頃から練習しておく必要があることを改めて痛感しました。

ゼミ合宿前には教採模試もありましたが結果は撃沈…。
やるべきことは多いですが、1つずつ頑張っていきたいです。(佐藤)

第2回教育と笑いの会に参加して

わたしは12月19日に行われた「第2回教育と笑いの会」に参加させていただきました。

玉置先生・野口先生による漫才、志水先生による漫談、池田先生による講座、小林先生と桂雀太さんによる落語、有田先生の模擬授業を見るなど、内容が盛りだくさんで、わたしにとって大変刺激的で有意義な時間を過ごすことができました。

佐藤先生が有田先生の有名な言葉を紹介してくださいました。
「1時間に1度も笑わせない教師は逮捕すべきである」
この言葉にはどきっとさせられました。わたしは普段自分が笑わすというよりも、周りの人に笑わせてもらっている方なので、自分が教師を目指すにあたって大変な課題になると感じました(笑)

振り返ってみると、今回の会だけではなく、これまでに教師力アップセミナーや授業深掘りセミナーに参加させていただきましたが、どんな時にも「笑い」がありました。「笑い」があることで、楽しいと思うことはもちろん、リラックスして、安心して、授業を受けることができました。だから、教育と笑いの関係性は、わたしが今までに思っていたものよりもずっと深いものなのだと思います。

わたしは、教育実習中に「間」について指摘されたことがあります。自分が発問したことに対して生徒が発言すると、それが嬉しくてついすぐに反応してしまいました。「間」をつくることによって生徒におや?と思わせる時間をつくることができること、そして今回「間」は笑いをおこす1つの要因としても大切だということがわかりました。

また、池田先生の切り返し術には感銘をうけました。「どうしてこんにゃくにはつぶつぶがあるの?」「クソババア、ぐれてやる!」こういった生徒からの言葉にもユーモアで返すことができたら、とても素敵ですよね。池田先生の切り返しにはたくさん笑わせてもらいました。他にも、池田先生は「学級委員は教師の発問に対し0.5秒で挙手し、くだらないことを言う」というルールを設けていたそうです。とても面白いと思いました。授業中の明るい雰囲気、そして挙手がしやすい環境が目に浮かびます。わたしも教師になることができたら、学級づくりにこういった楽しい工夫を取り入れたいと思いました。

「教育と笑いの会」を通して、たくさんの人や、新しい考えに出合うことができました。懇親会ではたくさんの人にエールをいただき、がんばろうと思えました。ありがとうございました。

写真は桂雀太さんからもらったものです。初めて落語を拝見しましたが、本当に面白かったです。確実にNK細胞が増えたと思います(笑)ありがとうございました。(大澤)
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ゼミ合宿でゲストを招く

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 ゼミ合宿二日目は、教師力アップセミナーでお世話になっている酒井直樹先生をお招きして、教員採用面接についてしっかり学びました。貴重な資料も用意していただき、教師になるために読むとよい書籍も紹介していただきました。(玉置)

ゼミ二日目風景

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 ゼミ二日目(12月27日)は、一日目から始めた各自の「研究論文のストーリー」を互いに伝え合い、ストーリーの流れについて検討しました。(玉置)

第一回玉置ゼミ合宿

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12月26日27日に第一回玉置ゼミ合宿がありました。
大学での教採模試から始まり、卒論指導に面接練習と、とても内容の濃い二日間になりました。

一日目は午後から卒論のための本を読みました。
初めて知ることばかりで、今のうちに知っていてよかったなと思いました。
夜は飲み会。いろいろとありましたが(笑)、とても楽しかったです。

二日目は面接練習をしました。
初めての面接で、とても緊張しました。練習でこれだけ緊張していたら本番はどうなるのだろう・・・と、とても不安になりました。
卒論はとりあえずの流れが決まったのでよかったです。

この二日間で、教採に向けてやらなければいけないことがたくさんあるなと実感しました。
正直とても焦っています。
卒論もたくさんの文献を読み漁っていかないといけません。
ただ、玉置ゼミにはチームワークという心強いものがあります。
チームワークを大切にがんばって取り組んでいきたいです。

ところで、みんなも記事で第一回と書いているので第二回も期待していいですよね・・・(笑)(中田啓)

玉置ゼミ合宿

12月26.27日とゼミ合宿を行いました。

ゼミ合宿を通して何度も思ったことは、「このゼミに入ってよかった」ということです。今回の合宿を考えてくださったり、様々な先生方との出会いの機会を与えてくださった玉置先生。卒業論文の目次作成や面接指導の際、親身になって相談に乗ってくれたり、アドバイスをくれたゼミ仲間。合宿を通してさらにこのゼミの良さに気づきました。

懇親会では、いろいろなことがありましたが、目次作成の時のあの真剣な雰囲気とはちがい、ゼミ生の明るさが全面に出た会となりました。玉置先生へのサプライズも成功してよかったです。

今回の合宿の目的は目次完成でありましたが、2日目の午前は面接練習を行いました。初めての面接練習はとても緊張して、自分が何を言っているのか分からないくらいでした。他のゼミ生と比べて、自分はまだまだだなと何度も思いました。自分に自信がないから、堂々とすることができないのではないかなと思いました。これからたくさんの本を読んで知識をつけたり、様々な経験を積んで、厚みのある人間になりたいと思いました。

模試を合宿の前に受けたし、面接練習もこの合宿で行いました。教員採用試験まで長いようで短いと思います。時間を上手く使って、ゼミのみんなと協力して、乗り切っていきたいと思います。玉置ゼミのチーム力で頑張りたいです。
(堀江)

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