新聞の切り抜き

 私は新聞の気になる記事を切り抜きしてまとめています。その整理整頓をしていたところ、偶然面白い記事を見つけました。それは、中日新聞の「教育」というページで、各学校の取り組みが掲載されている欄に、何と玉置先生が校長時代の小牧中学校が紹介されていたのです。

 「子どもを輝かせる場づくり」の実践と題して、3週に渡って掲載されていました。

 第1週目では、生徒が命のテーマの本を読み、その内容を校長室に行って話すという取り組みです。校長室に訪問した生徒には文房具のプレゼントもあり、多くの生徒が来ていたようです。校長室に行くのは勇気がいるかもしれませんが、普段と違う生徒の一面が見られるのは良いことですし、本を通して『いのち』について考えられる機会があるのは大変貴重だと思いました。

 第2週目では、「教室ICTトラブル対応部隊」という、ICT機器に詳しい生徒にパソコンの調整やデジタル教科書の準備をさせるという取り組みです。得意分野を生かすことができ、知識が増えれば後輩にも引き継いでいくことができるので、ICT利活用が進むこれからの教育現場には、必要になってくると感じました。

 第3週目では、商店街のイベントで生徒たちがボランティアをするという取り組みです。「役に立っている」ということに楽しさを覚え、やりがいを感じられることは、生徒にとって今後働く楽しさにつながっていくと思いました。

 当時は、まさか記事に載っている玉置先生がゼミの先生になるとは思ってもいませんでしたが、記事にある通り素晴らしい取り組みをされていた玉置先生と出会えて良かったと改めて実感しました。この記事は特に大切に保管しておきます。(佐藤)

 ※ 新聞記事「命の本で輝き引き出す」はここをクリック
 
 ※ 新聞記事「得意の知識生かし活躍」はここをクリック

 ※ 新聞記事「役に立つ」って楽しい」はここをクリック

画像1
画像2
画像3

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

画像1
 1月9日(土)、「第7回教師力アップセミナー」に参加しました。講師に社会科授業名人の佐藤正寿先生を招いて行われた今回のセミナーは私にとって初めてのゼミでした。

 今回、『わくわく社会科授業~全員が「わかる」「できる」授業のつくり方~』をテーマとしたお話を聞かせて頂きました。児童の「わかる」「できる」のためには、発問のスモールステップ化など、しっかりとした順序が大切という事を学びました。社会科が苦手な私にとって、少しでも社会科を好きになる事が出来た気がします。

 佐藤先生はセミナーの最後に「社会科の教師として力をつける」について話されました。これは社会科に限らず他教科でも言える事だと思います。そして、今後の私に1番必要な事かもしれません。児童の「わかる」「できる」のために、今のうちから幅広い知識を身に付けておこうと感じました。

 佐藤先生による貴重な2時間はあっという間な2時間でした。今後もこのような学びの機会を大切にしたいです。(石川)

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

画像1
 1月9日(土)に大口中学校で行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただいた。講師は社会科の授業名人である佐藤正寿先生。小学校実習では私も社会の授業を3時間したので、そのときの様子を思い返しながら講演を聞いていた。

 講演の中で一番印象に残っているのが「知る」「分かる」「考える」を区別した授業設計をしましょうというお話である。これは授業の中で知識から概念の形成、そして価値判断をするという流れを意識することである。

 私はスーパーマーケットについての授業を実習中に行った。どうしてスーパーではたくさんの工夫がされているのかを児童に考えさせるという授業内容である。児童はたくさんの意見を出してくれたので、その授業には手ごたえを感じていた。しかし、佐藤先生のお話を聞いて、私が行った社会科の授業では概念の形成をして終わってしまっていたことに気づく。とても恥ずかしい気持ちになった。社会的なものの見方を養うとともに、社会的な考え方を養うためにはどのように価値判断をさせればいいのかがとても勉強になったので、セミナー終了後には実習前にこのお話を聞きたかっと強く思った。

 セミナーが終わってからは佐藤先生の著書『価値ある出会いが教師を変える』を読んだ。佐藤先生がどんな人と出会い、教師力を磨かれてきたのかがよく分かった。各章のまとめの中に「本は買い続けよ」「セミナー、研修会への自主参加は自分を鍛える」という言葉がある。玉置ゼミに入ってこれまで以上に本をたくさん買うようになった。また、様々なセミナーに参加させてもらえる機会がある。まさに「価値ある出会い」がたくさんあるので、1つ1つを大切にして力をつけていきたい。(松井)
画像2

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

画像1
 この4月から玉置先生のゼミに入ります。そこで、初めて教師力アップセミナーに参加させていただきました。初めてのことで分からないことだらけでしたが、先輩方に教えてもらいながら、たくさんのことを学ぶことができ、とても良い経験になりました。

 社会科についてのセミナーで、お話の冒頭にもありましたが、社会科は暗記をしないといけないというイメージが強く、私は好きな教科でありましたが、苦手だと言ってる友人も小、中学校や高校でも多くいたように感じます。そのような中、今回セミナーをしていただいた佐藤正寿先生のお話では、暗記をするような単調になりがちの授業を、子どもたちの好奇心を働かせるようなおもしろい工夫がたくさんあることを知りました。

 特に、私が驚いた工夫がありました。私は、授業は課題や質問があれば、その授業のうちに答えを出し、完結させるべきだと思っていました。しかし、佐藤正寿先生のお話では、「バスのタイヤの数はいくつだろうか」という問いを出し、答えを授業内で言うのでなく、答えは「自分で見てきてごらん」と言い、子どもたちの自分で興味を持ち、調べる力をつけるというものでした。自分が子どもであれば、答えが知りたくてたまらなくて調べに出かけると思います。その中で、新たな発見を見つけることもでき、教科書の中だけでない実物を見るという良い経験になると思いました。私も、このような授業に工夫ができるように、これからたくさん学んでいきたいという気持ちになりました。

 今回、このようなセミナーに参加してみて、学ぶことがたくさんで、とても良い経験になりました。これからも、積極的に参加して学んでいきたいと思いました。ありがとうございました。(白井)

講演「算数・数学授業 成功の極意」を聴いて

画像1
 1月8日(金)、新城市の千郷小学校で、玉置先生の「算数・数学の授業 成功の極意」と題した講演会に参加させていただきました。数学専修の学生として、どうしても参加したいと思っていた講演会だったので、大変貴重な学びの機会を得ることができました。

 教師が次に何を発言するのかを子どもに考えさせたり、教科書の数値や流れにこだわったり、玉置先生の模擬授業の様子を見ていると、次の展開が気になってしまいました。子どもにそのように思わせるために、独自の教材を研究されていることも驚きでした。どこに焦点を合わせて授業を展開するのか、工夫次第で大きく変わることを改めて実感できました。

 また、中学校数学の教材研究で、「姉と妹の日記」の問題では、会場全員を巻き込んで考えさせる場面も印象的でした。

 講演を受けて、教師の発問・指示・説明が重要性を再確認することができたので、自分の教育実習での授業と比較しながら、算数・数学の授業について考えていきたいです。(佐藤)

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

画像1
 1月9日(土)大口町立大口中学校で行われた、第7回教師アップセミナーに参加させていただき、講師の佐藤正寿先生の社会科の授業づくりについてのお話を聞かせていただきました。


 セミナーでは、まず初めに子供たちに社会科嫌いが多いという現実を受け止めた上で、教師はどのような工夫をしたらよいのかということを教えていただきました。確かに社会科は覚えることや資料が多く、子供たちが難しい、楽しくないと感じることも多いのではないかと思います。


 今回のセミナーで視点を変えて少しの工夫を行うことができれば、社会科は全く違った楽しい教科に変化するのではないかと感じることができました。資料一つに関しても、ただ読み取りをさせるだけでなく、その資料のよさを生かした読み取り方を学ばせること。教材に仕掛けをしたり、あえてあいまいなことを問い、ゆさぶる場面を取り入れたりすること。そして、改めて知識をたくさん持つことの大切さに気付かされました。教科書に掲載されている範囲以上の知識を少し話せるだけで子供たちの興味関心は一気に高まるため、それが社会科嫌いの子供たちを少しでも減らすことに繋がるのかなと感じました。一つ一つのことは些細な事かも知れませんが、そんな視点を見つけ、更に実行するとなるととても難しいことだなと思いました。自分では考えつかなかったような内容をたくさん聞かせていただき大きな学びを得ることができたと思います。

 わたしは社会専修ということもあり、社会科の授業づくりについてのお話を聞かせていただける今回のセミナーがとても楽しみでした。4月からの玉置ゼミ生としての初セミナーは、自分の想像していたよりもはるかに多くの学びがあった実りあるものとなり、参加できてよかったと感じました。これからも進んで様々な学びの会に参加し、より多くの視点を取り入れることで自分自身の教育的、社会的視野を広げていくことができればと思います。ありがとうございました。(岩田)

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

画像1
 1月9日に教師力アップセミナーに参加させていただきました。
佐藤正寿先生による社会科授業のつくり方についてお話をきくことができました。

 子どもたちの多くが嫌いな教科として挙げる社会科の授業を少しでも改善できるように、今回佐藤先生から学んだことは、発問の工夫です。子どもは教師の意図をくみとろうとします。こう言ってほしいとわかりきった発問になってはいけないのでしょう。子どもに考えるという一定の価値判断をさせることが大切だと感じました。

 実際に佐藤先生が講演の中でさまざまな発問をなされていましたが、自分もかなり考えたり、予想したりしていて楽しく発問について応えようとしていました。自分もそんな発問に没頭させるような発問をしたいと思いました。

 しかし、ただ投げやりに発問をするだけではいけないので、資料などを使う際には基本的なところから段階的に説明しながら考えさせ、全員がわかる、できる状態から発問に臨ませることが大切だと学びました。

 社会科の授業を良いものにするには教材研究が大切だと思います。佐藤先生の模擬授業は楽しかったですが、きっと教材研究をしっかりとされているからだと思います。自分も今できることとして、毎日読めていない新聞を毎日読んで、社会について学びながら自分がしたい授業に繋げていきたいと思います。

 また、今回がゼミ初の活動でした。頑張るぞという思いと大丈夫かなという不安がありましたが、この教師力アップセミナーで、これからもっと勉強しなければ!と思わされました。こういった貴重な機会をこれからも大切にしていきたいです。ありがとうございました。(佐久間)

「第7回 教師力アップセミナー」に参加して

画像1
今日は念願の社会科の先生、佐藤先生のお話を聞かせていただきました。

佐藤先生のお話は本当にわかりやすく、すぐに実践できそうなことがたくさんありました。

先生はこんなことをおっしゃいました。
「社会科で一番やってはいけないことは、いきなり資料を見せて、その資料からわかることを発表させることだ」と。
私は、はっとしました。中学校の教育実習中に、資料を見せるたびに生徒にこんな投げ掛けをしてしまっていたからです。
これでは、分かる子だけが楽しい授業になってしまいます。

こうならないためには、まずは基本事項を確認、そして全体の傾向を掴んでから部分的に見る、そのあと解釈や思ったことを交流する。というように段階を踏んでいき、全員が参加できるように仕向けていくことが大切だそうです。

このセミナーを教育実習前に受けたかったなあと思いました(笑)

佐藤先生の授業は本当に楽しいです。オリンピックの模擬授業も感動でした。こんな授業を作ることができるのは、日頃から教材研究をしっかりされているからだと思います。私も、面白い授業を作れるよう、周りにアンテナを張ってネタ集めをしなければと改めて思いました。(杉下)

「第7回 教師力アップセミナー」に参加して

画像1
 1月9日に、大口町立大口中学校で行われた「教師力アップセミナー」に初めて参加してきました。4月からの玉置ゼミの一員となりますので、参加の機会を与えていただきました。

 佐藤正寿先生のお話は、教師になるための勉強中の自分にとって大変考えさせられる話ばかりでした。

 社会の教科書によく出てくる、棒グラフの資料や、写真の資料を扱うときの注意点では、私が大学の模擬授業でやってしまっていることがあげられていました。しかし、今回学ぶことができ良かったです。

 また、授業の最後に子供に答えを言わずに焦らすというやり方も学べました。そうすることで、次の授業へのつながりを作ることができたり、子供自身が自ら学ぼうとする意欲を引き出したりできるので面白いということでした。

 今年には、教育実習があります。今回学んだこと、全てを出すためには全然力が足りないですが、よりよい教育実習にするためにも始まる前に佐藤正寿先生のお話を、聞くことができてよかったと思います。これからも多くのセミナーに参加して学びを深めていきたいです。(寺坂)

「第7回 教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)」に参加して

画像1
 1月9日(土)に第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は『わくわく社会科授業〜全員が「わかる」「できる」授業のつくり方〜』というテーマで佐藤正寿先生のお話しを聞きました。

 子どもが「わかる」「できる」と感じられる授業をつくるのには、いくつかの視点が必要なのだと学びました。そのいくつかの視点の中で共通していると思ったことは、発問です。どの視点も発問が曖昧だと子どもは、教師の意図に沿った活動や発言は出てきません。したがって、今日の講話でも出てきましたが、発問のスモールステップ化が必要なのだと感じました。抽象的な発問をするのではなく、具体的な発問の繰り返しによって、子どもに知識を身に付けさせ、事象を概念として捉えさせていくことが大切なのだと学びました。

 私は昨年に教育実習に行きました。今回のセミナーは、私がつまづいた部分を私のためかのように分かりやすく説明してくだり、「なるほど!そうしていけばいいんだ〜!」と思うところがたくさんありました。教育実習前に聞いておきたかったなと思いました(笑)

 今年度の教師力アップセミナーは今回で最後ということでしたが、来年度からも多く参加させていただきたいと思います。(末松)

「教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)」に参加して

画像1
 1月9日(土)は、今年度最後で2016年最初の教師力アップセミナーに参加しました。今回の講師は佐藤正寿先生で、以前からお話を聞きたいと思っていたのでとても有意義な時間になりました。ここだけの話、大学で行われていた願書指導を休んで、話を聞きにきてよかったです(笑)。

 以前の「授業深堀セミナー」でも、先生の模擬授業を拝見させていただきましたが、やはり社会科が好きになるような工夫がたくさんあるのだなと思いました。資料の一部を隠して考えてさせてみたり、グラフの読み取り方一つにしても段階を踏んで確実に自分たちのものにさせたり、発問一つにしても子供たちの思考力を徐々に高めていくというようなレールが引いてあったりと、講演会の中でも様々な工夫があり、聞いていて全く飽きませんでした。

 話が聞きたくなるようなテンポやしゃべり口はとても見習いたいと思いました。

 昼食の時にも質問させて頂いたり、サインまでいただいたりすることができて本当に良かったです。将来の糧になること間違いないなと思います。まず本を読みます。あと、話し方を日常から意識します。あまりにも下手です。はい。

 とてもいい講演会でした。またお話しを聞くことができたらいいなと思います。(中田昂)
画像2

新城市での算数・数学研修会に参加して

画像1
 1月8日に新城市算数・数学研修会に参加して、玉置先生の講演を聞かせていただきました。

 たくさんのなるほど!がありました。

 今、考えると、私は実習中に子どもの意見をすべて自分の頭の中で考えて受け入れていたなと思いました。多少意味が分からなくてもこんな意味かなと勝手に決めつけていました。子どもに話をさせるために物わかりの悪い教師になる。授業は子どもたちが考える場になっていないといけません。教師が答えを出すのではなく、少しわかりづらいことをいったら言い方を変えさせる、他の子に言わせてみるなどをさせることが大切だとわかりました。こういったことも言語活動の充実につながるのかなと思いました。

 また、全員が授業に参加するための意図的指名というのは本当に大切なのだと思いました。挙手には得意、苦手があると思います。問題の分かる上位の子のみの挙手になるかもしれません。そういったときに挙手している子だけを当てていては、上位の子たちしか参加していない授業になってしまいます。意図的指名によって全員参加の授業、緊張感のある授業にしていくことが出来るのだとわかりました。

 その他にも、池谷さんの脳のパフォーマンスの話や、佐藤さんのキャッチボールに例えてあった子どもとの接し方の話など興味深いお話がたくさんありました。

 脳のパフォーマンスは入力より出力の方が高いので、教師の発問や助言、指示によって、子どもに話し合い、発言、ノートなど出力場面をつくっていくことが大切です。
書くこと(出力)によって学ぶということですね!(中田啓)

道徳の授業の奥深さ

画像1
 1月6日(水)、日の出小学校で「玉置先生による道徳の模擬授業」に参加させていただきました。そこでは大きく2パターンの模擬授業を受けました。

 まず1つ目。「ぼくの仕事は便所そうじ」で、従来の指導案にとらわれない授業を見ることができました。主人公の心の変化によって、前半と後半でその様子が大きく変わることが、発問1つで展開されました。教育実習で自分が行った授業では、発問を2〜3つ用意していましたが、発問1つでも充分話し合いができることが実感できました。それに、とにかく感情の込められた玉置先生の話し方が印象的で、思わず入り込んでしまいました。

 2つ目。「手品師」取り得る行動の検討を考えていきました。以前講義で「手品師」の指導案を作成したことがありましたが、当時とは全く異なる授業展開に驚きました。まず、自分がやるかやらないかは別にして、他の取り得る行動を考えました。模擬授業でも様々な意見が出てきたので、実際の授業では子ども達からたくさんの意見が出てきそうでした。その後、どんな行動しないかを考えました。ここで何を議題にしていくかは教師次第なので難しそうですが、話し合いになれば自分の思いが分かりやすく「見える化」されていて、本心で意見が言えると思いました。

 道徳の授業は正解がないので、考えれば考えるほど本当に奥が深いと感じました。ここで学ばせていただいたことは、自分の卒論研究にも生かしていきたいです。(佐藤)

弥富市立日の出小学校で玉置先生示範授業を見て

画像1
 1月6日に弥冨市立日の出小学校で玉置先生の示範授業を見させていただきました。

 私は実習で道徳の授業をしたのですが、指導案をつくる段階から授業をどのように展開していけばよいのか分からなかったのですが、今回見させていただいたことでそのヒントが見つかった気がしました。

 主人公の心が大きく変化したところに主発問を設定し、あとは補助発問のみで授業を進めていく形の授業は、驚いたのと同時にこういった授業をすればよいのかと思いました。

 私には実習での課題として一人の子どもの発言を全員に広めるというものがあったのですが、今回の示範授業の中で玉置先生は自然とやっておられて、私も出来るようにたくさん見て、聞いて、考えていきたいです。

二種類の示範授業はあまり見たことのないものでしたが、やはりそれは教えるべき価値に近づくために想像や共有などをするための手段であって、そこを外してはいけないなと思いました。

 もっともっと学んでいかないと授業するうえで力不足だなと感じました。(中田啓)

新城市での算数・数学講演会に参加して

画像1
 1月8日(金)に新城市立千郷小学校で行われた玉置先生の算数・数学講演会に参加させていただいた。中学校実習の前に玉置先生の著書『数学科授業成功の極意』を読んで授業づくりの原則を学んだが、今回は玉置先生のお話からさらに具体的なエピソードとともに算数・数学科の授業づくりについて学ぶことができた。

 講義と授業の違いや、物わかりが悪い教師になること、子どもの出力場面を増やすといった授業づくりの基本は私も教育実習のときから心がけていたが、玉置先生のお話を聞いてまだまだ不十分であったと感じた。意識することはできたので、教壇に立つときにはさらに子どもの様子を見て考えられるような次の段階を目指さなければならない。

 講演の後半では玉置先生の模擬授業があった。2つとも魅力的な授業であったため、最後に現職の先生から質問があったように、いかに教材研究をして玉置先生は教材を生み出しているのかという点が私も気になった。その質問への玉置先生の回答は、条件がえをして規則性を見いだしたり教科書の行間を埋めたりすることから始まるというものだった。教科書の問題を条件を変えて考えるといったことは、条件がえが大切であるということを知っていても実習の際にはできなかった。また、教科書の行間を考えたつもりでもいきなり完璧なものは生まれるはずがない。今後の授業づくりにおいてのヒントを先生から教わることができた。これから教科書を読む目も変わると思う。

 玉置先生の講演後には、子どもの前で早く授業がしたいと思った。そう思わせる先生の話術と授業づくりの原則に改めて感動した1日であった。採用試験に向けて力を入れていきたい。(松井)

玉置先生の算数・数学講演を聞いて

画像1
 今回は今まで開かれたゼミの中で一番遠方である愛知県新城市に、玉置先生の講演を聞きに行ってきました。

 今回は算数、数学の授業についてのお話でした。私は正直に言うと算数も数学も嫌いです。こんな自分が先生になって、子どもに楽しく算数を教えることができるのか、とても不安です。

 でも玉置先生の講演を聞いていると、自分も努力しなければと思えます。私は算数や数字は、公式など決まっていることを教えるため、教材研究のしようがないのではないかと考えていました。しかし、それらも問題の出し方を考えれば、楽しむことも定着させることことも全員参加の授業を作ることもできます。□に入る数や、日記の問題は、すごく考えられて作ってあるなあと感動しました。

 どの教科においても教材研究は大事なのだと、玉置先生のお話を聞いていると痛感させられます。

 講演後、校長室で先生方から、「あなたたちは若いうちからこんな素晴らしい人の話を聞けて幸せだね」と言われました。これは色々な方からよく言われる言葉ですが、その言葉をかけられるたびに、今置かれている自分の環境は本当に恵まれていると感じます。この環境に感謝して、これからもたくさんの学びを得ていきたいです。(杉下)

新城市での玉置先生による講演会

 1月8日は、新城市の千郷小学校へ行き、玉置先生による「算数・数学の講演会」に参加させていただきました。

 しみじみ思うのは、本当に自分たちはいいゼミに入ったなということです。玉置先生の話を聞きに来られる先生方がたくさんおられるのに、我々ゼミ生は玉置先生のすぐそばでお話をお聞きすることができる。なんて幸せてなことなんだろうと思いました。学べるうちにたくさん学んでおかないと後々後悔するなと思いました。

 本日の講演会で、一番印象に残ったことは、「物分かりの悪い教師になれ」ということです。最初は何のことかよくわかりませんでした。しかし、話を聞いてうちに、確かに教師は物分りが悪くなくてはいけないなと思いました。物分りのいい教師は、子供たちの答えた少ない言葉から、自分が導きたい答えや、子供がこう言いたいのだなとすぐに予測してわかってあげてしまいます。これがどういけないのか。それは、子供たちが少ない言葉で意見を述べても、教師はわかってくれてしまうので、子供たちの言語活動が充実しないということです。

 つまり、自分の意見を人に伝える能力が育てられないことになってしまいます。これは、今を、これからを生きる子供たちにとってはとても大変なことなんだろうと思います。生きる力にもつながりますね。

 だから、教師は子供の言いたいことはよくわかるけど、そこではすぐにわかってあげるのではなく、他の子供達にも自分の言葉で説明できるように導いてあげなくてはいけないなと思いました。

 今日は、算数・数学の講演会でしたが、どの教科においても言えることがたくさんありました。

 2016年最初のゼミの活動でしたが、とても勉強になりました。それでは。(中田昂)
画像1

玉置先生の道徳模擬授業を受けて(日の出小学校にて)

画像1
 1月6日、弥富市立日の出小学校で玉置先生の道徳の模擬授業を受けました。

 違う題材ですが、1回ゼミで玉置先生の道徳の模擬授業を受けたことがあり、また授業を受けることができるということでとてもわくわくしていました。

 模擬授業は「ぼくの仕事は便所そうじ」と「手品師」の2つの話を題材に進められました。

 模擬授業を受けて衝撃を受けたのは、発問が1つしかなかったということです。実際に私が子どもの頃受けていた授業も、教育実習で私が行った授業も、発問は3つありました。発問が1つだと、なかなか授業が展開できないのではないかと思っていました。しかし、玉置先生の授業は、1つの発問から出てきた意見の中からキーワードを見つけ出し、そのキーワードについて、みんなで深め合うことによって、とても熱く盛り上がった展開となりました。

 今までの経験からだと、発問が1つだなんて考えが深まらないかと思っていましたが、逆に、発問が1つだからこそ深く追求することが出来るということが分かりました。

 また、「手品師」は大学の講義で指導案を書いたことがありましたが、自分が予想していたまとめとは全く違うものでした。玉置先生の授業では、いろんな行動がある、ということを中心として進められていました。道徳の授業は押し付けに近い形になってしまうけれど、このように、様々な行動があり、その行動について議論し合うことで、押し付けるような授業にはならないということが分かりました。

 今回は自分の中にある道徳の授業の概念がガラリと変わりました。今回学んだことを将来に生かしていきたいと思います!(堀江)

玉置先生の道徳模擬授業を参観して

画像1
1月6日、弥富市立日の出小学校で行われた玉置先生の道徳の師範授業を見させていただきました。

実習で実際に道徳の授業を経験したこともあり、授業の流れはもちろん、発言の仕方や子どもの発言を活かした展開法などにも注目することができました。

道徳の時間に考えることは1人ひとり異なります。多くの発問を用意するより、1つの発問から広げた方が子ども達もしっかりと考えることができるのだと改めて分かりました。

実際に、今回の玉置先生の授業で中心発問に対して私が書いた言葉が取り上げられました。そのように書いた理由を尋ねられ答えた後、全体に向けて共感できるか尋ねられました。理由を言うのみだったなら、「このように感じ取るのは変なのかな」と思ってしまったと思います。

しかし、今回は共感者が視覚的に分かったため安心感も得られました。共感できない人に対して改めて意見を言う時、自分の中で上手くまとめることができず迷ってしまいました。その中で、玉置先生は先ほど共感してくれた方々にも聞くという方法を取ってくださったので、私も改めて自分の考えを深めることができ、こういう事を伝えたかったのだ、と納得がいくことができました。

今回私が感じた気持ちは、実際の授業の子ども達の気持ちだと思います。周りのフォローがあって答えられるもの、確信が持てるものがあるため、クラスの皆で考えるということが大切なのだと思いました。

また、取り得る行動の検討をする道徳の授業も面白いなと思いました。「このような行動をしましょう」というのではなく、「どんな行動が考えられて、どんな行動はしないだろう」という視点で考えていく道徳は、私にとって新しい発見で、個人の考えが大切にさせる授業だと思いました。

この学びを今後の実践で活かせるように、しっかりと頭に残しておきたいです。(浦)

ps.サプライズバースデー(合宿時)で玉置先生にゼミ生からプレゼントしたレーザーポインターを使ってくださっていて、とても嬉しい気持ちになりました(^o^)

玉置先生の道徳模擬授業を参観して

画像1
1月6日に弥富市立日の出小学校で行われた研修会に参加させていただきました。

玉置先生の模擬授業を見させていただいて一番感じたことは子どもたちに「話したい!」と思わせる工夫がたくさんされていたということです。

その中でも特に私がすごいなと思ったことは玉置先生が発言をする人の様子に注目して声を掛けていらっしゃった場面です。首を傾げながら発言した方の後に「今、首を傾げながら話していたね。ちょっと自信がないところもあるのかな?でもさっきあなたの考えが分かるといっていた人はたくさんいたよ。助けてあげて。」と声を掛けていらっしゃっいました。

発言している方の様子をしっかりと見て、「これでいいかな…。伝わるかな…。」という気持ちをキャッチし、それを全体に発信することで子どもたちの「僕も分かるよ!僕が説明するよ!」、「私も話せるよ!」という気持ちを引き出すことができるのだと思いました。

子どもたちが「話したい!」と感じることは玉置先生がおっしゃっていた「言葉を重ねる」ということに自然とつながるのだと思いました。言葉を重ねることは一人だけではできないことです。また、いろいろな考え方に触れることは自分の考えを深めるためにも大切なことだと感じます。

そのためにも今回玉置先生がして下さった模擬授業のように、「取り得る行動を考える」など工夫が必要だと思いました。道徳が「特別の教科 道徳」として位置付けられるようになる今、どのような授業を行うのかということを考えていくことが必要になってくると思いました。道徳の授業については知らないことがまだまだ多いので、本や先生方のお話などからたくさん学んでいきたいと思います。(渡部)
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

27ゼミ生レポート

教育資料