野口芳宏先生の本を読んで

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12日に、野口芳宏先生の教師力アップセミナーがあります。以前から野口芳宏先生のお話は聞いていましたし、国語専門の先生ということで、ぜひ参加して一度お会いしたいと思っていたのですが、あいにく大学の授業があり、断念しました。

そこで、野口芳宏先生の『子どもは授業で鍛える』という本を読みました。読み進めていて、私は心が痛くなりました。なぜかというと、野口先生が著者の中で良くないとしている授業そのものが、私が実習中に行った授業と重なるからです。

特に心に刺さった箇所は、「授業は、どの子も一人残らず自分の立場を持ち、主体的、自立的に考え、判断し、緊張と期待の中で授業に臨み、明確な自己評価をする」という所です。

私は、実習中の授業の反省の一つとして、授業を理解してない子の確認を怠った、という点が挙げられます。できる子だけで授業を進めていたのです。野口先生は著者の中で、どの子も一人残らず授業に参加すること、また、できない子がどれだけ伸びてできるようになるか、を重要視しているように思います。

私は読んでいて、自分を振り返り、自分の反省点に気づくことができました。もう失敗をやり直すことはできませんが、まだ中学校実習があります。心を入れ替えて頑張りたいです。実習の合間に、この本に出会えて良かったと思っています。(牧野)

子どもたちの笑顔

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今日は、一週間ぶりに実習先の小学校にお礼状を渡すべくお邪魔してきました。

玄関で靴を履き替えていると、ボールを持ったクラスの子どもが駆け寄ってきて、わあっと歓声を上げました。すると、その声を聞いた他の子どもたちが次々にやってきてたちまち取り囲まれてしまいました。まるで有名人にでもなったかのような気分でした(笑)
きらきらの笑顔で話し掛けてくる子どもたち。もう大学生に戻ったのに、今も先生、先生と呼んでくれます。
「先生おらんくなって寂しい」「今度はいつ会える?」「試験が終わったら絶対戻ってきてね!」
たくさんたくさんあたたかい言葉をかけてくれました。その1つ1つが本当に嬉しくて、また涙が出そうになりました。
私を成長させてくれた小学校実習、そして担当学級の子どもたち。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。大好きな子どもたちの成長を見届けたい、子どもの笑顔の側で働きたい、そんな気持ちがより一層強くなりました。(杉下)

小学校教育実習を終えて

4週間の小学校実習が終わって、約1週間が経ちました。
実習へ行く前は不安でいっぱいでした。
しかし、元気いっぱいな子どもたちに会った瞬間、その不安な気持ちはなくなりました。
毎日新たな発見や学びがあり、とても充実していたので、1日1日が早く過ぎました。

実際に授業をさせていただいて、たくさんのことを学びました。
特に、実物を見せることによって、子どもたちの興味を引くことができるということが分かりました。
社会で、消防団についての授業を行ったとき、私は小学生のとき体験した少年消防クラブについての話とともに修了証を子どもたちに見せました。すると、子どもたちはぐっと前のめりになって話を聞いてくれました。
全ての授業でこのような実物を見せることはできないかもしれないけれど、なるべく子どもたちが興味を持てるような授業を考えることが大切だということが分かりました。

ずっと憧れていた教師への第一歩を踏むことができました。
実習で学んだことを忘れずに、これからも教員採用試験や卒業研究に向けて努力していきたいと思います。

写真は、子どもたちにプレゼントしたしおりです。(堀江)

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たくさん学んだ4週間

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先週、4週間の教育実習が終わりました。
終わってからもう1週間が経ちますが、子ども達の笑顔と真剣に学ぶ姿は忘れられません。
振り返ると、本当に学びの多い実習でした。

私は担当の先生から、「1回の授業につき2回規律指導をしよう」という課題をいただきました。
なぜ2回なのかと質問すると、「勉強するだけなら塾でもできる。鉛筆の持ち方や姿勢などを正しく教えることが学校では大切。でも、多過ぎても授業が進まないからまずは2回やってみましょう。」とご指導いただきました。
実際の授業では、「◯◯さんいい姿勢だね。」、「◯◯さんの字は丁寧で素晴らしいね。」とできている子を褒めると、周りの児童も姿勢をよくしたりするなど、自分の今の姿を振り返り、正そうとする姿が見られました。
あれは駄目、これは違う、という否定的な言葉ではなく、素敵ね、という褒める言葉の方が子どもの心に響き、自分もやろうとする意識が芽生えるのではないかと思います。
学校という場所で児童が学ぶことは、想像以上に多くあるということに気付くことができました。

教師の大変さも感じましたが、児童の姿、先生方の姿から、やっぱり教師になりたいという思いが強くなりました。
次は中学校実習。
小学校実習の反省も活かし、頑張りたいと思います。(浦)

充実の小学校実習

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小学校教育実習を終えて、もう1週間が過ぎようとしています。時の流れは本当に早いなと日々感じています。そんな実習では、大きく2つのことを学びました。

まずは1つ目。教師の大変さです。私は1日に1〜2時間分の授業をさせてもらいましたが、実際の先生は1日分の授業に加え、普段の学級経営、授業準備など…。やるべきことの多さを肌で感じました。しかし、どの仕事も欠かすことはできません。限られた時間の中で、効率良くかつ丁寧に仕事を行うことは、本当に難しいと改めて思いました。

次に2つ目。教師のやりがいです。教師の大変さを知りながらも、やはり子どもと接する時間は本当に充実していました。下手な自分の授業ながら、「よく分かった」「楽しかった」と言ってもらえたこと。休み時間に全力で鬼ごっこをしたこと。運動会の練習や本番で一緒になって頑張ったこと。子どもの何気ない笑顔からは、たくさんのパワーをもらいました。最終日に児童からもらった手紙に、『ぜったい先生になってね』と書かれているのを見ると、今でも涙が止まりません。教師になりたいと強く思うようになりました。

実習校の先生方にはご迷惑をおかけしましたが、丁寧なご指導をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ここで学んだことをこれからに生かしていきたいです。(佐藤)

小学校実習を終えて

4週間の小学校実習が終わり、大学では授業が始まった。実習では23時間も授業をさせていただき、担当の先生がそれに対して1つ1つ丁寧に指導してくださったので、多くの学びとこれからの課題が見つかった。

今後の私の課題は「話しすぎない」ことである。研究授業の際、緊張もあって教師が話してばかりの授業になってしまった。発問1つ取っても「35人が4人がけのイスに座るから式はどうなる?」とたずねるのではなく、「式は?」と聞いて35÷4を答えさせてから、「どうしてその式になるの?」とたずねれば児童がその理由を話すことができるということを学び、児童の発言で授業が進んでいくよう心がけるようになった。

もう一度研究授業をやり直したいくらい悔しい失敗だが、同じ失敗をしないよう、この経験を忘れないようにしたいと思う。


教師になりたいという思いが強くなり、素直で純粋な児童たちに囲まれて幸せな4週間になった。教師に向けての一歩を踏み出し、実習前よりも成長することができたと思う。中学校実習も充実した4週間になるよう頑張りたい。(松井)

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小学校実習

9月から4週間、小学校実習に行かせていただきました。実際の教育現場で教師として学ばさせていただいたことは一生の思い出と宝物となりました。たった4週間では教師の入り口しか見えていないのかもしれませんが、多くのことを学びました。

その中で特に印象に残っていることがあります。ある日の私が授業を行ったとき、子どもたちはその授業中にとても眠そうにしていました。反省会で担当の先生に子どもの知的好奇心を歓喜させ、授業に引き込むことが大切であると指導していただきました。

私の卒業研究のテーマである学習意欲に直結していることが実際の教育現場でも必要であることが実感できました。知的好奇心を歓喜させるために、例えば、理科の台風の授業であるならば、実際の台風の写真を用意するだけでなく、台風を下から見た写真を用意することなど、教科書から飛び出したものまで提示することで子どもが前のめりになってくいつくような教材を準備することが効果的であると学びました。他にも実際に授業をさせていただいて気づいたことや学んだことをもとに今後の研究に活かしていきたいと思います。

次は中学校実習をさせていただくので、さらに子どもの学習意欲を引き出せる授業を作っていきたいと思います。(小川)

写真は実習中の夜ご飯にたくさん作ったカレーです。
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小学校実習を終えて

教育実習を終えて今私が一番感じていることは「やっぱり先生になりたい!」ということです。
やっぱりという言葉には私なりに意味があります。

この4週間の教育実習では悩んだり、上手くいかないことももちろんありました。しかし、子どもたちと過ごす毎日がとても楽しく子どもたちのために少しでも楽しく、少しでも分かりやすい授業にしたいという思いを持って前向きに取り組むこともできました。
今まではただ漠然と先生になりたいと思っていましたがこの4週間での様々な経験を通して自分の夢を再確認することができました。
「上手くいかないこともある。悩むこともある。不安になることもある。
それでもやっぱり先生になりたい。」
この教育実習を終えて今私が一番感じていることです。
この小学校実習での課題や反省、楽しさや喜びを胸に中学校実習もがんばりたいと思います。
(渡部)

写真は最終日に私から子どもたちに送った言葉です。
2つの言葉が見つかりますか?
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小学校教育実習を終えて

10月3日をもって、私の小学校教育実習は終わりました。
1ヶ月という短い間でしたが、私にとって実り多いとても充実した実習となりました。
教育実習がはじまって間もない頃は、右も左もわからない状態でした。初めて教室にはいったときの緊張感は、今でも昨日のことのように思い出します。毎日が授業準備と反省の繰り返しで、あっという間に時間は過ぎていきました。

教育実習で学んだことはたくさんありますが、そのなかでも児童の実態把握が、授業においても学級経営においても非常に大切だということを感じました。そして、児童の実態を把握する根底には、教師と児童との信頼関係があるということも感じました。教師と児童の信頼関係については、私の研究テーマですので、教育実習で見て聞いて知ったこともあわせて、これから勉強していきたいです。

最後に、私は今回の教育実習を通して、教師になりたいという思いがさらに強くなりました。お世話になった先生方や子どもたちには、感謝の気持ちでいっぱいです。もっともっと勉強して、いい教師になれるようにがんばります‼︎(大澤)
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教育実習を終えて

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 金曜日で、約四週間の教育実習が終了しました。始まる前は、不安でしかたなく、自分はちゃんと先生として、児童の前に立てるのか、自信がありませんでした。

 いざ始まると、四週間はとても短く感じました。四週間の間に、児童とたくさん一緒に勉強し、笑い、たくさんのパワーをもらいました。その反面、悩み、失敗して落ち込むことも、たくさんありました。

 実習で学んだことはたくさんありますが、一番の収穫は、授業をすることの楽しみを感じることができたことです。
 十二回、授業をやらせていただきましたが、成功と言えるものはなかったと思います。実習生なのだから、上手くできなくて当たり前だと、多くの方におっしゃっていただいても、やはり、落ち込み、こうすれば良かったと後悔ばかりです。授業をするのが怖いなと思うときもありました。
 しかし、回数を重ねるごとに、授業をすることに少しずつ楽しみと、やりがいを感じるようになりました。授業での、児童の一生懸命な姿、素直な姿は私に授業をする活力をくれました。

 この収穫は、実際に授業をしないと得ることができないことです。私は、自分にとっての一番の学びだったと思っています。この気持ちを忘れず、中学校実習に向けて、また心を入れ替えていこうと思います。(牧野)

 写真は、改良を重ねたカンジーはかせの機械です。

(発信を控えていた記事)校長先生のお言葉

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 教育実習中でのゼミ生の実習先での学び発信は、私(玉置)の方で、諸事情より控えておりました。現在、終了したこと、また記事の内容には、何ら問題はなく、実習先で様々な方から指導を受け、学んでいることがとてもよくわかる記事ですので、本日、発信をいたします。(玉置)

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実習が始まり、1週間が経ちました。毎日充実した日々を過ごしています。
今回は、実習先の校長先生から教えていただいたことを紹介しようと思います!
私が、運動会練習の授業に参加している時のことです。私は、子どもたちの競技練習中、邪魔にならないようにと、いつも子どもたちの後ろの方で見ていました。それを見た校長先生が、声をかけてくださいました。
「子どもの息遣いが聞こえる所にいつもいなさい。」
私は、聞いた瞬間にはっとしました。いま自分がいる場所からは、子どもたちのことがよく見えないし、聞こえないのです。それでは先生なんて言えないと思いました。
対して校長先生は、いつも運動会練習や授業に出向き、進んで子どもと接したり、校長先生自ら準備に勤しんでおられる姿をよく見ます。そんな校長先生は、子どもたちからも、他の先生からも好かれている、頼りにされているのです。
私はこれからこの言葉を胸に、子どもたちの良いところも注意すべきところも、たくさん気づくことができるようになりたいと思いました。(牧野)

写真は実習中で会えていない愛犬です。
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