「算数・数学科授業 成功の極意」を聞いて

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 1月23日、知多で行われた「算数・数学授業 成功の極意」の講演会に参加させていただきました。

 講演の中で特に注目した点が2つあります。

 1つ目は、「物わかりが悪い教師になれ」です。

 子どもの発言などでその授業をどんどん深めていくことが大切ですが、物わかりの良い教師だと、教師に勝手に解釈され、子どもの発言が減ってしまいます。この、物わかりが悪い教師になれというのは、前々からゼミで言われていたことです。しかし、教育実習を振り返ってみると、自分は物わかりが悪い教師にはなれていなかったなと思います。算数の授業で自分が答えてほしいなと思っているキーワードを子どもが言ったら、あとは自分がそのキーワードから広げていた気がします。子どもの発言を大切にして、子どもたちで深めていくことの大切さを感じました。

 2つ目は「子どもにまとめをさせる」ということです。

 授業の最後のまとめは、教師が行うものだと勝手に思っていました。しかし、まとめができるということは、その1時間の授業を理解し、最も大切な部分が分かっているということです。短くまとめることが大切であるので、「今日やったことを30秒くらいでまとめてみて」などと言って、子どもにまとめをさせることで理解が深まることが分かりました。

 また、今回の講演会で、去年卒業された先輩に会うことができました。現場で働くようになっても、たくさんの講演会に参加して多くのことを学んでいきたいと思いました。(堀江)

「算数・数学科授業 成功の極意」の講演会に参加して

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 1月23日(土)、知多市民体育館で行われた「算数・数学科授業 成功の極意」の講演会に参加させていただきました。

 玉置先生のお話で印象に残ったことは、「子どもの出力場面を増やす」ということです。

 教師の一方的な教授による入力ではなく、子どもが自身の意見を表現したり、活動したりする出力に重きをおくのがよいことを学びました。つまり、アクティブ・ラーニング。いかに、子どもに出力させるのか、教師は発問・助言・説明・指示を工夫していくことが大切だと知りました。

 また、表情発言も大切だと学びました。ある生徒の発言を聞いた後に、ニコっと笑ったり、難しそうな顔をしたりした生徒に「今、ニコっと笑ったけど○○さんはどう思いましたか?」などと問いかけることで、意見のつながりが生まれることが分かりました。

 昨年の教育実習では、自分に余裕がないということもあって、子どもたちの表情までよく見ることができていませんでした。ドンドン当てていくのも一つの方法かもしれませんが、一つの意見を深めていくことで、子どもたちの理解も深まっていくのではないかと思いました。

 そして、今回エレベータートークということを初めて知りました。これまでの学びを相手に30秒で伝えるというもので、学習のまとめや復習に使える学習活動だと思いました。実践してみたいと思いました。

 算数・数学についての講演会ということでしたが、その他の教科についても同じことが言えることが多く、社会専修の私にとってもためになる話ばかりでした。今回、学んだことをこれからに生かしていきたいです。(末松)

「算数・数学科授業 成功の極意」講演会

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 1月23日(土)、知多市民体育館で行われた、玉置先生による「算数・数学科授業 成功の極意」の講演会に参加させていただきました。 

 特に印象に残ったことは、表情発言についてです。1つの子どもの発言に対して、「他にありませんか?」と聞くのではなく、頷きや困った顔などの表情につっこみを入れることも繋ぎのテクニックの1つと知りました。

 実習での授業を思い返すと、数学の授業で1つの考え方が出た後、「他の考え方をした人はいませんか?」と聞いてしまっていました。よく見渡せば、頷いている子や首を傾げている子、他のもあるよと訴えてくる子など様々だったと思います。いきなり流れを変えるのではなく、子どもの表情から深め、繋げていくこともできたなと後悔すると共に、今後実践していきたいと思いました。

 脳のパフォーマンスは「入力<出力」であるそうです。表情も出力の1つであることも学びました。子どもが出力する場面を授業内で多くつくることも、教師としてすべきことであると思います。少しの工夫や発問、指示で変わってくるものだと思いました。

 また、私は数学専修に所属しているため、算数・数学らしい指示ができるようにならなければいけないなと思いました。そのためには、定義をしっかりと理解することが必要であると実感しました。もう一度定義を見直し、当たり前のことを当たり前のように言えるよう、頭に入れていこうと思います。(浦)

算数・数学講演会に参加させていただいて

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 1月23日、知多で行われた算数・数学講演会に参加させていただきました。

 玉置先生のお話の中で「数学的な用語をきちんと使うこと。(例えば線を引くではなく、直線を引くなど。)当たり前のことをしっかり行うことが大切。」というお話がありました。

 私は国語専修なので、国語の当たり前とは何かを考えました。私の中で一番最初に思い浮かんだことは漢字の書き順です。黒板に漢字を書くときに、正しい書き順で書くことは言われてみれば当たり前のことかもしれません。しかし、実習前に漢字の書き順テストがあり、漢字の書き順を確認してみると、思っていた以上に書き順を間違えていたものがあったことを思い出します。「当たり前のこと」と言葉で言うことは簡単ですが実行するためには日々の積み重ねが大切だと思います。「当たり前のことを、馬鹿にしないで、ちゃんとやれる人」を目指して頑張ります。

 また、玉置先生の「もの分かりの悪い教師になれ」、「子どもたちの表情に注目する」というお話では中学校実習での授業を思い出します。

 国語の授業で首をかしげながら、言葉を詰まらせながら一生懸命話してくれた生徒がいました。そして、その生徒が発言したことは授業の中でキーワードとなる内容でした。それなのに私はその生徒が話してくれたことを「待ってました」と言わんばかりに私の言葉で補足をしてしまいました。もの分かりの悪い教師になれていたら、生徒の表情に注目できていたら、もっと違う声を掛けることができたはずです。生徒の言葉で学びを深められたはずです。

 実習に行く前に学んでおきたかったと思う反面、実習に行った後だからこそ、あのときもっとこうすれば良かった、こういう場面でこんな声掛けができていたら…と自分の中で具体的な場面と結びつけて学ぶことができてると思います。

 私が経験してきたことは本当に少しのことですが、時にはその経験と結びつけて学びを深められるように頑張っていきたいと思いました。(渡部)

玉置先生の講演を聞いて思ったこと

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 1月23日、知多市民体育館で、玉置先生による「算数・数学授業 成功の極意」の講演会に参加させていただきました。

 講演を聞いていて、今回のキーワードの一つは「出力」であると考えました。「出力」とは、主に子供が学んだこと、発見したこと、考えたことなどを、ノートに書いたり、相手に話し、伝えることなどを言います。

 そして、今回玉置先生のお話自体が、先生の学びと経験の賜物による大きな「出力」であると感じました。玉置先生は講演中に、オリジナルの話に加え、先生が実際に本や先生方から、学ばれたことを、私たちに話してくださいました。これも「出力」であると思います。

 これがただの「出力」でないのは、先生の経験談とともに話されているからです。今回のお話は、先生が、学ばれたことを実践され、経験をもとにさらに推敲されたことを、講演してくださったので、より深い「出力」だったと思います。

 あまり、上手く説明できなかったですが(笑)、私はそんなことを少し考えながら、今回の講演を聞いていました。

 そして今、記事を書きながら、私が今していることも「出力」の一つだなあと感じています。(牧野)

「算数・数学授業 成功の極意」を聞いて

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 1月23日に玉置先生による算数・数学講演会が行われました。

 講演会の内容は、以前に話していただいたこともあり、改めて教師のしかけしだいで授業が学び深いものになるということを噛み締めました。

 1番大切なことを教師が言う講義に対し、授業は1番大切なことを子どもが言う(1番大切なことを子どもが言うように教師がしかけていく)。授業をするために、教師がするべきこととして印象に残っている話の1つに、「子どもの出力場面を増やす」という話がありました。

 例えば、挙手指名方式をやめて1つの意見に対して賛成なら○、反対なら×を書くというような○×方式をとりいれたり、賛成なら笑って、反対なら嫌そうな顔をしてというような表情発言から意図的指名をしたりと、いずれの方法も挙手した子だけで行われる授業ではなく、全員が授業に参加できるという魅力があります。

 また、出力場面を増やすことの1つにエレベータトークをすることもあげられました。エレベータトークとは、別名30秒トークとも言うそうで、その日の授業で学んだことをノートを見ずに隣の人に伝えるというものです。このエレベータトークはその授業のまとめを子どもたちが自身の言葉で隣の人に伝えたり、友だちのまとめを聞いたりすることで教師がまとめるより記憶に残ります。

 子どもたちの出力場面を増やすことによって授業内容の定着をはかるのです。

 全員参加型授業はわたしの理想の授業であり、目指すところの授業です。今日学んだことをぜひ実践にうつしていきたいと思います。(大澤)

久しぶりの玉置先生の講義

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 知多市で行われた算数・数学の講演会に参加させていただきました。玉置先生による講演会は私自身久しぶりのことでとても楽しみでした。大学の講義でも玉置先生に多くのことを学ばさせていただいていますが、こうしてたくさんの人の前で講演する玉置先生はきらきらしていてかっこよかったです。

 さて、今回の講演で授業づくりについて多くことをお話くださり、その中でも印象的だったことは生徒の出力場面を増やすことについてです。
 
 私は教育実習で、生徒の発言に対して「ハンドサインは?」や、「どうですか?」などと全体に向けてばかり切り返していました。それでは生徒は黙り込んでしまって当然です。

 そこで、生徒一人一人の出力場面を増やしてあげる方法として、生徒が発言したことや黒板に書いたことは他の子に説明させる。「次に先生はなんて言うと思う?」と問うことで数の広がりを考えさせることができる。「ノートに写しなさい」から「ノートに再現しなさい」と写すときの問いかけ次第で考えながらノートに書くことを促せるなどの多くのテクニックを学びました。

 また、生徒が「えー」と発言したり、ニコニコ笑ったりと気持ちを言うのも出力です。このときの生徒の様子を見逃さず、「今何か考えた?」と切り返してやれば授業が深まっていくのだと学びました。玉置先生の経験を踏まえながら様々な授業のテクニックを学ばさせていただいたのでわかりやすく、とても楽しい講演でした。(小川)

新聞の切り抜き

 私は新聞の気になる記事を切り抜きしてまとめています。その整理整頓をしていたところ、偶然面白い記事を見つけました。それは、中日新聞の「教育」というページで、各学校の取り組みが掲載されている欄に、何と玉置先生が校長時代の小牧中学校が紹介されていたのです。

 「子どもを輝かせる場づくり」の実践と題して、3週に渡って掲載されていました。

 第1週目では、生徒が命のテーマの本を読み、その内容を校長室に行って話すという取り組みです。校長室に訪問した生徒には文房具のプレゼントもあり、多くの生徒が来ていたようです。校長室に行くのは勇気がいるかもしれませんが、普段と違う生徒の一面が見られるのは良いことですし、本を通して『いのち』について考えられる機会があるのは大変貴重だと思いました。

 第2週目では、「教室ICTトラブル対応部隊」という、ICT機器に詳しい生徒にパソコンの調整やデジタル教科書の準備をさせるという取り組みです。得意分野を生かすことができ、知識が増えれば後輩にも引き継いでいくことができるので、ICT利活用が進むこれからの教育現場には、必要になってくると感じました。

 第3週目では、商店街のイベントで生徒たちがボランティアをするという取り組みです。「役に立っている」ということに楽しさを覚え、やりがいを感じられることは、生徒にとって今後働く楽しさにつながっていくと思いました。

 当時は、まさか記事に載っている玉置先生がゼミの先生になるとは思ってもいませんでしたが、記事にある通り素晴らしい取り組みをされていた玉置先生と出会えて良かったと改めて実感しました。この記事は特に大切に保管しておきます。(佐藤)

 ※ 新聞記事「命の本で輝き引き出す」はここをクリック
 
 ※ 新聞記事「得意の知識生かし活躍」はここをクリック

 ※ 新聞記事「役に立つ」って楽しい」はここをクリック

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「第7回教師力アップセミナー」に参加して

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 1月9日(土)、「第7回教師力アップセミナー」に参加しました。講師に社会科授業名人の佐藤正寿先生を招いて行われた今回のセミナーは私にとって初めてのゼミでした。

 今回、『わくわく社会科授業~全員が「わかる」「できる」授業のつくり方~』をテーマとしたお話を聞かせて頂きました。児童の「わかる」「できる」のためには、発問のスモールステップ化など、しっかりとした順序が大切という事を学びました。社会科が苦手な私にとって、少しでも社会科を好きになる事が出来た気がします。

 佐藤先生はセミナーの最後に「社会科の教師として力をつける」について話されました。これは社会科に限らず他教科でも言える事だと思います。そして、今後の私に1番必要な事かもしれません。児童の「わかる」「できる」のために、今のうちから幅広い知識を身に付けておこうと感じました。

 佐藤先生による貴重な2時間はあっという間な2時間でした。今後もこのような学びの機会を大切にしたいです。(石川)

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

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 1月9日(土)に大口中学校で行われた第7回教師力アップセミナーに参加させていただいた。講師は社会科の授業名人である佐藤正寿先生。小学校実習では私も社会の授業を3時間したので、そのときの様子を思い返しながら講演を聞いていた。

 講演の中で一番印象に残っているのが「知る」「分かる」「考える」を区別した授業設計をしましょうというお話である。これは授業の中で知識から概念の形成、そして価値判断をするという流れを意識することである。

 私はスーパーマーケットについての授業を実習中に行った。どうしてスーパーではたくさんの工夫がされているのかを児童に考えさせるという授業内容である。児童はたくさんの意見を出してくれたので、その授業には手ごたえを感じていた。しかし、佐藤先生のお話を聞いて、私が行った社会科の授業では概念の形成をして終わってしまっていたことに気づく。とても恥ずかしい気持ちになった。社会的なものの見方を養うとともに、社会的な考え方を養うためにはどのように価値判断をさせればいいのかがとても勉強になったので、セミナー終了後には実習前にこのお話を聞きたかっと強く思った。

 セミナーが終わってからは佐藤先生の著書『価値ある出会いが教師を変える』を読んだ。佐藤先生がどんな人と出会い、教師力を磨かれてきたのかがよく分かった。各章のまとめの中に「本は買い続けよ」「セミナー、研修会への自主参加は自分を鍛える」という言葉がある。玉置ゼミに入ってこれまで以上に本をたくさん買うようになった。また、様々なセミナーに参加させてもらえる機会がある。まさに「価値ある出会い」がたくさんあるので、1つ1つを大切にして力をつけていきたい。(松井)
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「第7回教師力アップセミナー」に参加して

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 この4月から玉置先生のゼミに入ります。そこで、初めて教師力アップセミナーに参加させていただきました。初めてのことで分からないことだらけでしたが、先輩方に教えてもらいながら、たくさんのことを学ぶことができ、とても良い経験になりました。

 社会科についてのセミナーで、お話の冒頭にもありましたが、社会科は暗記をしないといけないというイメージが強く、私は好きな教科でありましたが、苦手だと言ってる友人も小、中学校や高校でも多くいたように感じます。そのような中、今回セミナーをしていただいた佐藤正寿先生のお話では、暗記をするような単調になりがちの授業を、子どもたちの好奇心を働かせるようなおもしろい工夫がたくさんあることを知りました。

 特に、私が驚いた工夫がありました。私は、授業は課題や質問があれば、その授業のうちに答えを出し、完結させるべきだと思っていました。しかし、佐藤正寿先生のお話では、「バスのタイヤの数はいくつだろうか」という問いを出し、答えを授業内で言うのでなく、答えは「自分で見てきてごらん」と言い、子どもたちの自分で興味を持ち、調べる力をつけるというものでした。自分が子どもであれば、答えが知りたくてたまらなくて調べに出かけると思います。その中で、新たな発見を見つけることもでき、教科書の中だけでない実物を見るという良い経験になると思いました。私も、このような授業に工夫ができるように、これからたくさん学んでいきたいという気持ちになりました。

 今回、このようなセミナーに参加してみて、学ぶことがたくさんで、とても良い経験になりました。これからも、積極的に参加して学んでいきたいと思いました。ありがとうございました。(白井)

講演「算数・数学授業 成功の極意」を聴いて

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 1月8日(金)、新城市の千郷小学校で、玉置先生の「算数・数学の授業 成功の極意」と題した講演会に参加させていただきました。数学専修の学生として、どうしても参加したいと思っていた講演会だったので、大変貴重な学びの機会を得ることができました。

 教師が次に何を発言するのかを子どもに考えさせたり、教科書の数値や流れにこだわったり、玉置先生の模擬授業の様子を見ていると、次の展開が気になってしまいました。子どもにそのように思わせるために、独自の教材を研究されていることも驚きでした。どこに焦点を合わせて授業を展開するのか、工夫次第で大きく変わることを改めて実感できました。

 また、中学校数学の教材研究で、「姉と妹の日記」の問題では、会場全員を巻き込んで考えさせる場面も印象的でした。

 講演を受けて、教師の発問・指示・説明が重要性を再確認することができたので、自分の教育実習での授業と比較しながら、算数・数学の授業について考えていきたいです。(佐藤)

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

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 1月9日(土)大口町立大口中学校で行われた、第7回教師アップセミナーに参加させていただき、講師の佐藤正寿先生の社会科の授業づくりについてのお話を聞かせていただきました。


 セミナーでは、まず初めに子供たちに社会科嫌いが多いという現実を受け止めた上で、教師はどのような工夫をしたらよいのかということを教えていただきました。確かに社会科は覚えることや資料が多く、子供たちが難しい、楽しくないと感じることも多いのではないかと思います。


 今回のセミナーで視点を変えて少しの工夫を行うことができれば、社会科は全く違った楽しい教科に変化するのではないかと感じることができました。資料一つに関しても、ただ読み取りをさせるだけでなく、その資料のよさを生かした読み取り方を学ばせること。教材に仕掛けをしたり、あえてあいまいなことを問い、ゆさぶる場面を取り入れたりすること。そして、改めて知識をたくさん持つことの大切さに気付かされました。教科書に掲載されている範囲以上の知識を少し話せるだけで子供たちの興味関心は一気に高まるため、それが社会科嫌いの子供たちを少しでも減らすことに繋がるのかなと感じました。一つ一つのことは些細な事かも知れませんが、そんな視点を見つけ、更に実行するとなるととても難しいことだなと思いました。自分では考えつかなかったような内容をたくさん聞かせていただき大きな学びを得ることができたと思います。

 わたしは社会専修ということもあり、社会科の授業づくりについてのお話を聞かせていただける今回のセミナーがとても楽しみでした。4月からの玉置ゼミ生としての初セミナーは、自分の想像していたよりもはるかに多くの学びがあった実りあるものとなり、参加できてよかったと感じました。これからも進んで様々な学びの会に参加し、より多くの視点を取り入れることで自分自身の教育的、社会的視野を広げていくことができればと思います。ありがとうございました。(岩田)

「第7回教師力アップセミナー」に参加して

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 1月9日に教師力アップセミナーに参加させていただきました。
佐藤正寿先生による社会科授業のつくり方についてお話をきくことができました。

 子どもたちの多くが嫌いな教科として挙げる社会科の授業を少しでも改善できるように、今回佐藤先生から学んだことは、発問の工夫です。子どもは教師の意図をくみとろうとします。こう言ってほしいとわかりきった発問になってはいけないのでしょう。子どもに考えるという一定の価値判断をさせることが大切だと感じました。

 実際に佐藤先生が講演の中でさまざまな発問をなされていましたが、自分もかなり考えたり、予想したりしていて楽しく発問について応えようとしていました。自分もそんな発問に没頭させるような発問をしたいと思いました。

 しかし、ただ投げやりに発問をするだけではいけないので、資料などを使う際には基本的なところから段階的に説明しながら考えさせ、全員がわかる、できる状態から発問に臨ませることが大切だと学びました。

 社会科の授業を良いものにするには教材研究が大切だと思います。佐藤先生の模擬授業は楽しかったですが、きっと教材研究をしっかりとされているからだと思います。自分も今できることとして、毎日読めていない新聞を毎日読んで、社会について学びながら自分がしたい授業に繋げていきたいと思います。

 また、今回がゼミ初の活動でした。頑張るぞという思いと大丈夫かなという不安がありましたが、この教師力アップセミナーで、これからもっと勉強しなければ!と思わされました。こういった貴重な機会をこれからも大切にしていきたいです。ありがとうございました。(佐久間)

「第7回 教師力アップセミナー」に参加して

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今日は念願の社会科の先生、佐藤先生のお話を聞かせていただきました。

佐藤先生のお話は本当にわかりやすく、すぐに実践できそうなことがたくさんありました。

先生はこんなことをおっしゃいました。
「社会科で一番やってはいけないことは、いきなり資料を見せて、その資料からわかることを発表させることだ」と。
私は、はっとしました。中学校の教育実習中に、資料を見せるたびに生徒にこんな投げ掛けをしてしまっていたからです。
これでは、分かる子だけが楽しい授業になってしまいます。

こうならないためには、まずは基本事項を確認、そして全体の傾向を掴んでから部分的に見る、そのあと解釈や思ったことを交流する。というように段階を踏んでいき、全員が参加できるように仕向けていくことが大切だそうです。

このセミナーを教育実習前に受けたかったなあと思いました(笑)

佐藤先生の授業は本当に楽しいです。オリンピックの模擬授業も感動でした。こんな授業を作ることができるのは、日頃から教材研究をしっかりされているからだと思います。私も、面白い授業を作れるよう、周りにアンテナを張ってネタ集めをしなければと改めて思いました。(杉下)

「第7回 教師力アップセミナー」に参加して

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 1月9日に、大口町立大口中学校で行われた「教師力アップセミナー」に初めて参加してきました。4月からの玉置ゼミの一員となりますので、参加の機会を与えていただきました。

 佐藤正寿先生のお話は、教師になるための勉強中の自分にとって大変考えさせられる話ばかりでした。

 社会の教科書によく出てくる、棒グラフの資料や、写真の資料を扱うときの注意点では、私が大学の模擬授業でやってしまっていることがあげられていました。しかし、今回学ぶことができ良かったです。

 また、授業の最後に子供に答えを言わずに焦らすというやり方も学べました。そうすることで、次の授業へのつながりを作ることができたり、子供自身が自ら学ぼうとする意欲を引き出したりできるので面白いということでした。

 今年には、教育実習があります。今回学んだこと、全てを出すためには全然力が足りないですが、よりよい教育実習にするためにも始まる前に佐藤正寿先生のお話を、聞くことができてよかったと思います。これからも多くのセミナーに参加して学びを深めていきたいです。(寺坂)

「第7回 教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)」に参加して

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 1月9日(土)に第7回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回は『わくわく社会科授業〜全員が「わかる」「できる」授業のつくり方〜』というテーマで佐藤正寿先生のお話しを聞きました。

 子どもが「わかる」「できる」と感じられる授業をつくるのには、いくつかの視点が必要なのだと学びました。そのいくつかの視点の中で共通していると思ったことは、発問です。どの視点も発問が曖昧だと子どもは、教師の意図に沿った活動や発言は出てきません。したがって、今日の講話でも出てきましたが、発問のスモールステップ化が必要なのだと感じました。抽象的な発問をするのではなく、具体的な発問の繰り返しによって、子どもに知識を身に付けさせ、事象を概念として捉えさせていくことが大切なのだと学びました。

 私は昨年に教育実習に行きました。今回のセミナーは、私がつまづいた部分を私のためかのように分かりやすく説明してくだり、「なるほど!そうしていけばいいんだ〜!」と思うところがたくさんありました。教育実習前に聞いておきたかったなと思いました(笑)

 今年度の教師力アップセミナーは今回で最後ということでしたが、来年度からも多く参加させていただきたいと思います。(末松)

「教師力アップセミナー(佐藤正寿先生)」に参加して

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 1月9日(土)は、今年度最後で2016年最初の教師力アップセミナーに参加しました。今回の講師は佐藤正寿先生で、以前からお話を聞きたいと思っていたのでとても有意義な時間になりました。ここだけの話、大学で行われていた願書指導を休んで、話を聞きにきてよかったです(笑)。

 以前の「授業深堀セミナー」でも、先生の模擬授業を拝見させていただきましたが、やはり社会科が好きになるような工夫がたくさんあるのだなと思いました。資料の一部を隠して考えてさせてみたり、グラフの読み取り方一つにしても段階を踏んで確実に自分たちのものにさせたり、発問一つにしても子供たちの思考力を徐々に高めていくというようなレールが引いてあったりと、講演会の中でも様々な工夫があり、聞いていて全く飽きませんでした。

 話が聞きたくなるようなテンポやしゃべり口はとても見習いたいと思いました。

 昼食の時にも質問させて頂いたり、サインまでいただいたりすることができて本当に良かったです。将来の糧になること間違いないなと思います。まず本を読みます。あと、話し方を日常から意識します。あまりにも下手です。はい。

 とてもいい講演会でした。またお話しを聞くことができたらいいなと思います。(中田昂)
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新城市での算数・数学研修会に参加して

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 1月8日に新城市算数・数学研修会に参加して、玉置先生の講演を聞かせていただきました。

 たくさんのなるほど!がありました。

 今、考えると、私は実習中に子どもの意見をすべて自分の頭の中で考えて受け入れていたなと思いました。多少意味が分からなくてもこんな意味かなと勝手に決めつけていました。子どもに話をさせるために物わかりの悪い教師になる。授業は子どもたちが考える場になっていないといけません。教師が答えを出すのではなく、少しわかりづらいことをいったら言い方を変えさせる、他の子に言わせてみるなどをさせることが大切だとわかりました。こういったことも言語活動の充実につながるのかなと思いました。

 また、全員が授業に参加するための意図的指名というのは本当に大切なのだと思いました。挙手には得意、苦手があると思います。問題の分かる上位の子のみの挙手になるかもしれません。そういったときに挙手している子だけを当てていては、上位の子たちしか参加していない授業になってしまいます。意図的指名によって全員参加の授業、緊張感のある授業にしていくことが出来るのだとわかりました。

 その他にも、池谷さんの脳のパフォーマンスの話や、佐藤さんのキャッチボールに例えてあった子どもとの接し方の話など興味深いお話がたくさんありました。

 脳のパフォーマンスは入力より出力の方が高いので、教師の発問や助言、指示によって、子どもに話し合い、発言、ノートなど出力場面をつくっていくことが大切です。
書くこと(出力)によって学ぶということですね!(中田啓)

道徳の授業の奥深さ

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 1月6日(水)、日の出小学校で「玉置先生による道徳の模擬授業」に参加させていただきました。そこでは大きく2パターンの模擬授業を受けました。

 まず1つ目。「ぼくの仕事は便所そうじ」で、従来の指導案にとらわれない授業を見ることができました。主人公の心の変化によって、前半と後半でその様子が大きく変わることが、発問1つで展開されました。教育実習で自分が行った授業では、発問を2〜3つ用意していましたが、発問1つでも充分話し合いができることが実感できました。それに、とにかく感情の込められた玉置先生の話し方が印象的で、思わず入り込んでしまいました。

 2つ目。「手品師」取り得る行動の検討を考えていきました。以前講義で「手品師」の指導案を作成したことがありましたが、当時とは全く異なる授業展開に驚きました。まず、自分がやるかやらないかは別にして、他の取り得る行動を考えました。模擬授業でも様々な意見が出てきたので、実際の授業では子ども達からたくさんの意見が出てきそうでした。その後、どんな行動しないかを考えました。ここで何を議題にしていくかは教師次第なので難しそうですが、話し合いになれば自分の思いが分かりやすく「見える化」されていて、本心で意見が言えると思いました。

 道徳の授業は正解がないので、考えれば考えるほど本当に奥が深いと感じました。ここで学ばせていただいたことは、自分の卒論研究にも生かしていきたいです。(佐藤)

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