斎藤さんありがとうございました(大澤)

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1月28日の土曜日に、玉置ゼミ卒業研究発表会が行われました。中田(昂)くんや渡部さんが記事に書いてくれたように、たくさん思うことはありますが、今回わたしは卒業研究発表会に来てくださった斎藤早苗さんのことを記事にさせていただきたいと思います。

斎藤さんは、玉置先生が小牧中学校の校長先生をされていたときのPTA会長さんなのですが、今でもつながりがあり、たくさんのセミナーやフォーラムにいらっしゃいます。その斎藤さんが、今回貴重な時間を割いて、わたしたちの発表会に来てくださいました。それだけでも嬉しいのに、お話とプレゼントもくださいました。

お話は、教師になって大切にしてほしいことを話してくださいました。大きく3つありました。

まず1つめに、「素直でいること」です。わからないことは素直に「教えてください」と言うこと。これは、自分だけの問題ではなく、他の先生や保護者の方たちを巻き込んで一緒に取り組むことで保護者の方も安心して子どもを学校にあずけることができます。初任者にとって、経験が浅いことは、変えることができない事実ですが、1人で抱え込まず、周りにいる人たちにどんどん素直に聞いていきたいと思いました。

2つめに「石の上にも三年」ということです。4月からたくさんの新しいことに触れます。その際、当然、自分の思うようにいかなかったり難しいと思うことがあったりと壁にぶつかることが多々あると思います。そんなとき、すぐに諦めてしまうのではなく、今まで応援してきてくれた方たちのことを思い出して、学び続けることを大切にしたいです。

3つめは、「先輩や同僚にかわいがられる人になる」ということです。感謝の気持ちを忘れずに、礼儀正しく、謙虚な姿勢で取り組んでいきたいと思いました。

そしてプレゼントは、なんと多賀一郎先生の『文学教材の授業づくり講座〜「ごんぎつね」の読みを中心として〜』(DVD)と手紙です。もう、一生の宝物です。本当にありがとうございます。これからもわたしたちの成長を見守っていただければ嬉しく思います。

※お礼のメールをした際にも温かい言葉をたくさんいただきました。ありがとうございました。斎藤さんの言葉を胸に4月から頑張ります!(大澤)

第4回 教育と笑いの会に参加して(白井)

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私は、12月10日に行われた「第4回教育と笑いの会」に参加させていただきました。落語家さんの落語を聞いたり、様々な先生方の講話を聞いたりしました。とても多くのことを学び、笑い、貴重な経験ができました。

私は、この会を通して、教育と笑いのつながりの1つに、「話す力」という点で共通しているものがあるのではないかと感じました。話す相手は、生徒と落語を聞きに来るお客さんと違いますが、相手に伝わるように話すということがどちらとも必要で、その様々な工夫があるのが分かりました。

例えば、落語では、1人で何役もするため、目線や身体の向き、声のトーンなどを変えていました。この工夫によって、会話をしている場面で誰が話しているか分かりやすくなっていました。これは、教育でも活かせるだろうと感じました。伝えたい相手の年齢や特徴、場所によって目線や身体の向き、声のトーンを変えることで、より相手に伝わるようになるだろうと思いました。

他にも、落語家さんから、必要なものをくっつけて、不必要なものは削って話すようにしているという話を聞き、生徒にも、やはり最も伝えるべきことを考え、話題を選ぶことも重要であると感じました。

このように、落語などの笑いでの「話す」大切なことは、教育での「話す」でも生徒たちに寄り添うために大切なことばかりであると思いました。

最後に、この「教育と笑いの会」という場であったからこそ、教育と笑いとのつながりを感じることができたと思います。ありがとうございました。この学びをこれからの生活にも活かしていきたいと思います。(白井)


第1回玉置ゼミ卒論発表会を終えて(牧野紘)

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先日、卒論発表会がありました。私たち一期生の集大成です。

まず卒論発表会をするにあたって、二期生のみんなが準備と運営をしてくれました。私たちは一期生なので、もちろん発表会も初めてであり、前例が無いのにもかかわらず、とてもスムーズにも進めてくれました。感謝ばかりです。私はゼミの先輩がおらず、いわば好き勝手やっていたので(笑)、とても気を遣ってくれる後輩には頭が上がりませんし、後輩から学ぶことも多いです。本当にありがとう!

また、発表会には玉置先生と二期生以外に、斎藤さん、中田くんのお父さん、大学の先生方、他の四年生、三期生と、たくさんの方が来てくれました。私たちのために来てくださり、本当にありがたいです。された質問は、どれも考えさせられるものばかりで、一つ一つの質問に、自分とはまた異なった視点と、頑張れよ!というエールを感じました。本当にありがとうございました。

私は順番が1番最後でしたので、なかば緊張しながらみんなの発表を聞いていました。みんなの発表を聞いていると、これまでみんなと切磋琢磨した日々を思い出しました。それはこれからもずっとそうだと思います。四月から、みんなバラバラになります。けれども、自己肯定感といえば松井くんを思い出しますし、外国籍の児童と出会ったら杉下さんを思い出します。信頼関係といえば中田くんと大澤さん、気づく力といえば渡部さん、やる気スイッチといえば末松さん、デジタル教科書といえば佐藤くんと小川くんと松井くん、個性といえば堀江さん、いじめといえば浦さん、活きる力といえば中田こうきくん。自分は一人じゃないなと思いました。もちろん、自分たちの研究が上手くいくほど、あまいとは思っていません。けれども、発表を聞いていて、自分も試したいなと思えるものばかりでした。みんなの発表が、また一つ大きな財産になりました。一期生のみんな、今まで本当にありがとう!これからもよろしくね!

最後に、玉置先生。今まで本当にお世話になりました。玉置先生に出会って大学生活が一変しました。たとえ私が、玉置先生以外のゼミを選んでも楽しかったとは思います。他のゼミでも学ぶことはできます。けれども、ここまで自分のやりたいことをドンピシャに学べて、ここまでたくさんのものに出逢えたこと、これは他のゼミでは得られないと思います。約2年前、なんか一期生ってかっこいい!と思い、見ず知らずの玉置ゼミを選んだ自分を褒めたいです。(笑)けれども私は寂しいとは思っていません。なぜなら、これからも玉置ゼミの関係が続くことをビシビシと感じているからです。さらに渋みが増した玉置先生と教員になった私たちが、集まり、お互いに学び続ける姿が想像できるからです。そんな一生の出逢いをプレゼントしてくれた玉置先生には、感謝をしてもしきれません。

玉置ゼミに入って本当に良かったです。(牧野紘)


「教師になるには」を読んで(吉田)

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今回の記事は酒井先生におすすめしていただいた本についてです。
去年のゼミ合宿でこの本を教えていただき、本を買って読んでみました。

結果から言いますと「僕の原点として残したい本」

この本ではそのテーマごとに様々な本を紹介しています。
また丁寧な解説・学生目線といった本を読むのが苦手な私でもすらっと内容が入ってきました。
私は2つのことを記事に残そうと思います。

1つ目は大学での学びを充実させることです。
私はしばしば「これは学ぶ意味があるのか。」ということを口にします。よくよく考えれば、そんなことは将来のことで知る由もありません。
文中に「未来に出会う子供たちに話せる活動をしよう。」と書いてあります。大学生だからできることは、違う職種や遊びだけではありません。大学の勉強も本を読み、出会うことも大切です。とても貴重な時間なのだと改めて感じました。
そして、私の中で今だからできることを精一杯、全力で主体的に取り組んでいこうという目標ができました。

2つ目は理想の教師像に会うということです。
私はこのゼミのよさは「書くことによって学ぶこと」(本書にも記載あり)と「素敵な教師・人に出会えること」だと思います。(他にもありますが…)
理想に実際に会う、本で出会う中でより近づこうと学び、「自分ならどうするだろう」「自分のよさを生かして…」と考えていくと自分のなりたい教師像、その手立て、努力しようと思えます。私は面接でも自信を持って話せるくらい考えたいです。そのためにも「教師になるための学び」をしていく重要性を感じました。

是非、この本を同じ仲間に読んでもらい、みんなで考えたいです。
酒井先生、ありがとうございました。(吉田)

第1回玉置ゼミ卒論発表会を終えて(渡部)

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1月28日、私たち玉置ゼミ1期生の卒論発表会が終わりました。
ここまで一緒に頑張ってきた1期生の仲間。いつも親身になって丁寧に指導してくださった玉置先生。卒論発表の準備、進行、片付けとサポートをしてくれた2期生。前列で真剣に発表を聞いてくれた3期生。土曜日にも関わらずわざわざ足を運んで下さり、貴重な質問をしてくださった先生方、中田くんのお父さん、斎藤さん、4年生…。
全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

卒論発表を終えて改めて思ったことは「玉置ゼミに入ってよかった」ということです。
卒業論文を完成させるというのは個人戦のような気がしますが、私はそうではないと思いました。
特に3年生の12月に行った卒論合宿をスタートにみんなで卒論完成を目指す気持ちが高まりました。卒論を書いているときは1人かもしれません。行き詰まって苦しむこともありました。しかし、研究室に相談に行くといつも玉置先生が笑顔で迎えて下さります。モヤモヤする部分があっても玉置先生に話を聞いていただき、アドバイスをしてもらうとすっきりとし次に進む力をもらえます。そして研究室にいると他のゼミ生もやってきます。
お互いの進み具合を話したり相談したりすることは良い刺激になります。卒論完成間近にはお互いに発表をし合って質問をしたり、読み合いながらチェックをしたり、最後の追い込みです。
卒論提出の日は全員でそれぞれ役割分担をしながら提出の準備をしました。
私一人では絶対に卒論完成までたどり着けなかったと思います。
本当に仲間がいてくれてよかったと思っています。
玉置ゼミの仲間がいてくれてよかったです。
玉置ゼミに入ってよかったです。

卒論発表は終わりましたが玉置ゼミはまだまだ終わりません!!
まだまだセミナー等ありますし、卒業旅行も待っています!!!
学生として玉置ゼミにいられる時間を大切にしていきたいです。
そして、卒業してからも玉置ゼミのつながりを大切にしていきたいです。

(渡部)

第1回玉置ゼミ 卒業論文発表会を終えて(中田昂)

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みなさんお久しぶりです。中田昂樹です。

卒論発表を終えて、色々と思うことがありましたので、それを少しずつ書いていこうと思います。

とりあえず、3年生から始め、2年間行ってきた研究の現段階までを無事発表することができてほっとしています。思い返せば2年前、「生きる力」について調べ始め、調べれば調べるほど益々わからなくなっていく生きる力と戦っていました。結局自分の究極の願いは、子供たちが幸せになってほしいというただそれだけです。ありきたりではありますが、教師の役目ではないのかなと思います。そのような授業づくりを有田和正先生や野口芳宏先生、玉置崇先生から参考にさせていただき考えました。やはり、授業が上手と言われる先生方は、授業のやり方に共通点がいくつかあるということがわかりました。その根本には、子どもをどうしたいのかという願いが同じであるからなのではないかなと思います。改めて根本を見直すことで、どのように子供たちと関わるべきかが明確になりそうです。

そして、玉置ゼミの1期生のみんなに「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。2年間ともに学び合えい、時には励まし合って、高め合ってくることができた仲間がいたからこそ、ここまで来ることができたのだと思います。自分勝手で、空気の読めない中田をほったらかしにせずに、ここまで連れてきてくれました。もう感謝感謝です。今回の発表会では残念ながら小川君がインフルエンザのため欠席となってしまいましたが、気持ちは全員同じところにいたと思います。12人全員で集大成を見せることができて、本当にうれしく思います。

また、今回の発表会をするにあたって、2期生のみんなが協力して運営してくれました。一人ひとりの持ち場、自分の仕事をきちんとこなしてくれたからこそ、いい研究発表会になったと思います。彼らにも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。教採や卒論など、今後忙しくなってくると思うので、また悩んだ時には何かしらアドバイスして玉置ゼミを盛り上げていきたいなと思います。いつでも聞いてください。

3期生のみなさんとは、初めての顔合わせでした。名前をまだ覚えてなくてすみません。ちなみに中田昂樹は写真の右上の人です。会う機会は今後あまりないかもしれませんが、よろしくお願いします。卒論発表会に来てくれただけでも嬉しいのに、質問もしてくれました。はじめて先輩たちと会って、緊張していたかもしれないのに、自ら学ぼうとする意欲がとても感じられました。これからの3期生に期待するのと同時に、何かわからないことがあったら、和気あいあいとしている自慢の2期生に聞いてみてください。絶対にいいアドバイスをしてくれます。自分も彼らから学んでます。(笑)

さらに、今回の発表会には玉置ゼミ以外の方々にもお越しいただけました。お忙しい中、我々の発表会を見に来ていただけるだけでも幸せなことです。それだけにはとどまらず質問もしていただけました。自分たちの研究を多くの人に知っていただけて、今まで研究してきてよかったなと思いました。いつも玉置ゼミを支えてくださる方々のおかげで、無事卒論発表会を終えることができました。ありがとうございました。
そしていつもセミナーや講演会でお世話になっている斎藤さんにもお越しいただけました。いつも可愛がってもらえて本当にありがたいことです。斎藤さんからのメッセージは胸に染みわたるものばかりで、素直さの足りない自分を大きく変えてくれそうです。また今回は、なんとDVDをプレゼントしていただけました。こんなにも愛してもらえるゼミがあるでしょうか。もう本当に幸せです。さっそくDVDを見ようと封を開けると手紙が入っていて、それに完全にやられてしまいました。あの言葉を胸にまた一歩踏み出さなくてはいけないなと思います。松井ゼミ長がよく言う、野口先生の「までの努力よりからの努力」のように。

こんなにも多くの方に感謝することができるのも、やはり玉置ゼミに入り、玉置先生との出会いがあったからこそだと思います。玉置先生には感謝してもしきれません。玉置先生のゼミに入り、玉置先生を研究して、たくさん勉強させていただけて本当によかったです。卒論が終わったからと言って、僕らをポイってしないでくださいね。(笑)
先生に出会えて良かったです。今後ともよろしくお願いします。

最後に直接は言えないのでここで。自分の父親も見に来てくれました。陰ながらいつも応援してくれている父親に感謝です。ありがとう。(中田昂)

1月12日 味岡中学校学びあいの研究会に参加して(岩田)

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 1月12日味岡中学校で行われた公開授業研究会に参加してきました。「学びあい」で有名なこの中学校ですが、生で「学びあい」を見ることはわたしにとって初めての経験でした。


 3時間目と4時間目は、校内のあちらこちらで行われている「学びあい」の授業を各教室10分にも満たないくらいの短いスパンで見学していきました。始まったばかりの「学びあい」も感じることができないような授業から何を観察すればよいのだろうかと感じていたわたしですが、玉置先生より「教師と子どもとの一体感を感じてみて」と教えていただいて、空間に目を向けてみることにしました。
 教室に入ると、特殊な机列、教室の真ん中で話す先生、教えあっている生徒同士の距離感、とてもあったかい空気を感じました。教師が授業をするのではない、生徒が授業を作っている、そんな印象を受けました。「わからない」「教えて」を自然に口にすることができる雰囲気に生徒が安心できる居場所の大切さを感じました。


 玉置先生においしいお昼をごちそうになった後、5時間目は社会科の研究授業発表を参観させていただきました。資料が多く、どちらかというと知識を植え付けるという印象を受けやすい社会科ですが、社会科における「学びあい」とはどのようなものか、何が正解なのか考えさせられる授業であったと思います。それは同時に、全ての教科で「学びあい」ができるのか、またすべきなのかという課題にもつながると感じました。


 研究協議会で現場の先生方の生の意見交流を聞かせていただき、「学びあう」対象はもちろん子どもたちでもあるのですが、それ以上に教師自身の「学びあい」が大きいと感じました。斎藤先生のご指導の中にあった「すべての生徒に平等に学びの保証を与えること」こそが教師が教師であるための最も重要な基盤になるのではないかと思います。
 本日の研究会の中で、自分の中に「学びあい」という異なる視点を取り入れることができました。教育を多面的にとらえるためにも非常によい勉強になりました。今日感じたことを忘れないように、いつか教師として実践できる日がこればいいなと思います。そのためにどうすればよいのか。はい、しっかりと勉強します。(笑)ありがとうございました。(岩田)

12月26日大治町教員養成セミナーに参加して(杉下)

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先日大治町にて、教員養成セミナーが行われました。
私たちゼミ生は、「玉置劇団」として、様々な問題場面を演じるという形で参加させていただきました。

拙い演技でしたが、先生方には何が問題だったかを読みとっていただくことができ、交流も活発に行われました。
交流してみると、先生の数だけ違った視点があり、新しい見方や考え方を吸収することができます。
「交流する」ということの意義を深く実感できました。

今回は玉置先生や大西先生の助言もあり、

・朝の会は全員の顔を見て健康確認
・固まってしまった子には「答えようとしてくれてありがとう」+笑顔
・聡明ですぐに喋ってしまう子には、指さしで「ここぞ!」という時に活躍させる

等のポイントも教えていただき、大変勉強になりました。

このようなワークショップ型の研修は、楽しくかつとても実践的です。研修を終えた先生方は晴れ晴れたとした顔をしてみえ、何かいいヒントが見つかったかのようにも見えました。
私も、今回学んだことを是非現場で生かしていきたいと思います。一足先にこのような研修を体験でき、貴重な一日となりました。(杉下)


12月26日大治町研修会に参加して(大澤)

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わたしは、12月26日に大治町の研修会に参加させていただきました。玉置先生がこの日のために大変な準備をされてきたのを知っていたので、微力ながら尽力したいという思いと今の教育現場に実際に立っている先生方の考えをたくさん吸収して帰ろうという思いで臨みました。

今回の研修会のテーマは「気になる児童生徒の対応について」でした。
前半は、玉置先生より授業をする際の心得(子どもの出力場面を増やす、向山洋一先生の授業の原則、ヒドゥンカリキュラム…など)を話してもらいました。

後半は、どこにでもある授業風景から教師は子どもに対してどのような手立てができるかを考えていきました。司会進行を玉置先生、先生役・子ども役をわたしたち玉置ゼミ生が演じ、それを受けてどうすれば良いかを大西先生、大治町の先生方含めた全員で意見を出し合いました。

例えば、教師が挙手をした子どもだけをあてていく場面。
問題点として、
・挙手をしていない子が蔑ろにされている
・子どもからしたらこの先生は挙手している子以外どうでもいいのかなと思ってしまう
といった意見があげられました。もちろん、教師からしたら子どもを蔑ろにしたいわけでも、挙手しない子をどうでもいいとも思っていません。しかし、教師の無意識的な行動でそのように子どもが受け取ってしまう可能性もあるということです。それでは、この場合、どうすれば良いのでしょうか。

改善点として、
・「みんなのノート見て回ったけどみんなできていたと思うのであてていくね。」と言ってあてていく
・挙手指名制ではなく表情発言であてる
・挙手していない子に「どこで困ってる?」と聞く
・「相談していいよ」と声をかける。また相談後「何を話した?」と聞く
といった意見がでました。一例だけでも、全体で考えてみると色々な方法があるのだなと感じました。その他にも、朝の会や帰りの会の時間の延長、子どもが忘れ物をしたときの対応など、教師になってから気をつけなければならないことをたくさん学びました。

自分1人では考えられないようなことも、こうして全員で考えて意見を出し合うことで、より良い学級をつくることができるのではないかと思いました。
玉置先生、大西先生、大治町の先生方、たくさんのことを勉強させていただきありがとうございました。(大澤)

教育と笑いの会に参加して(佐藤)

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 昨年12月10日、「第4回 教育と笑いの会」に参加させていただきました。今回が4回目の開催ですが、私自身は初めての参加だったので、この日を心待ちにしていました。

プログラムは以下のように進められました。
○野口芳宏の(しっかり)笑える教育の話
 遠足の時におやつを食べても良いか聞きに来る子どもの話を、巧みな話術で広げ会場の雰囲気を盛り上げて下さいました。
○志水廣の(微妙に)笑える教育の話
 綾小路きみまろの仮装から、ユーモアを交えて授業で教師がよく使いがちな三段活用「分かった?」「分かったね?」「分かっただろ?」といったお話をして下さいました。
○大西貞憲の笑えない(笑ってられない)教育の話
 大西先生の実体験を基にしたお話で、今では考えられない事実に確かに笑えない(笑ってられない)と思ってしまいました。
○池田修の(笑える)教育ワークショップ
 共通項を探し出す言葉遊び「なぞかけ」を行いました。自分ではなかなか思い付きませんでしたが、人のを聞いて「あーなるほど!」と納得する発見がありました。
○愛狂亭三楽と愛狂亭ふくらの落語(師匠と弟子)
 玉置先生とふくらくんの落語を見るのが実は初めてで、絶妙な掛け合いがとても面白かったです。
○プロの落語を楽しむ 桂雀太(滑稽噺)
 プロの落語を見ることも初めてでしたが、1人で何役も演じられていながら全く飽きることなく最後まで笑ってしまいました。
○プロの落語を楽しむ 林家花丸(人情噺)
 落語=笑いのあるもの。そんな私のイメージを覆すものでした。最後には感動する場面があって、思わず引き込まれてしまいました。

 これだけボリュームのあるプログラムながら、時間が過ぎるのはあっという間でした。「教育と笑い」一見すると結び付くとは考えづらい両者。しかし、子ども達を惹きつけたり、教師の話を子どもにきちんと理解してもらうためには、話術・話芸を身に付けていく必要があることを、私自身再認識することができました。野口先生の言葉をお借りすると、経験を意図的に積んで整理することで、話術・話芸をはじめとする「力」が付くことを忘れずに、様々なことにトライしてみようと思います。(佐藤)

一期生仲間紹介〈中田啓太さん〉(牧野紘)

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一期生の仲間紹介、十人目は中田啓太さんです!!

啓太さんは、玉置ゼミの牧場みたいな存在です。啓太さんの周りには、のどかな空気が流れている気がします(笑)啓太さんの穏やかで優しい性格はもちろんのこと、落ち着いた話し方や、ゆったりとした身のこなしが、その空気を作っているのだと思います。

一期生を上手くまとめ、引っ張っていってくれるのは松井くんですが、個性豊かでちょっと走りすぎちゃう(笑)男子を、上手く包んで見守っているのは、実は啓太さんではないかな、、、と思っています。(行動がのんびりすぎる所がたまにキズ)

私は何かと焦ってしまう性格があるので、いつも動じない啓太さんを尊敬していますし、時に啓太さんと接して、自分に、「落ち着け、落ち着け」と言い聞かせているときが実はあります。いつもありがとう!

また卒論の読み合いのときには、細かな部分まで目を通し、ささいなことでも相手に質問する姿が見られました。そんな、ゆったりしていながら、やるときはやる!啓太さんは、玉置ゼミにはなくてはならない存在です。

ちまちまと続けてきた一期生の仲間紹介、残すはあと1人(2人!?)となりました。いつもこの記事を書きながら、私は本当に良い仲間に出会えたなあと思っています。あと少しで卒業は寂しいですが、ずっと大切にしていきたい繋がりです。(牧野紘)

小野田正利先生の本を読んで(牧野紘)

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次回の教師力アップセミナーで講演をしていただく小野田正利先生の、「普通の教師が普通に生きる学校 モンスターペアレント論を超えて」という本を読みました。
読み進めていくうちに、今の私が不安に思っていることがそのまま出てきたので、みんなも同じかなと思い、紹介します。

『若くて経験がないことは否定できない事実だから、まずそのことはあっさりと肯定してしまう。その上で「だから」「そこで」と順接的な切り返しをする。』

私は今、自分なんかが本当にやっていけるのか、頑張るという気持ちがあっても、それだけではやっていけないのではないか、と不安に感じていました。けれども、自分が今不安に思っていることは事実なのだから、悩んでいるだけではなく、それを受け入れて一生懸命やることが大事だと思えるようになりました。

また、最後の「順接的な切り返し」が重要になってくると感じました。
「確かに私は経験が浅く、未熟です。しかし、自分にできることから頑張ろうと、日々思っています。」
「確かに私は経験が浅く、未熟です。だから、周りの皆様に教えていただきながら、一緒に頑張りたいと思っています。」
逆接的な切り返しと、順接的な切り返しでは、その後の言葉も変わってきますが、「しかし」と「だから」この二つの言葉だけでも、受ける印象はだいぶ違うと感じました。
普段一生懸命になると、すぐ「しかし」と言いたくなってしまいますが、そこで一呼吸おいて、「だから」「そこで」とつなげていくように意識したいと思います。(牧野紘)

『親はモンスターじゃない イチャモンはつながるチャンスだ』を読んで(渡部)

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1月21日の教師力アップセミナーの講師の先生である小野田正利先生の『親はモンスターじゃない! イチャモンはつながるチャンスだ』という本を読みました。

本のタイトルにあるようにこの本の中で小野田先生は「モンスター」はやめましょう、「モンスター」で片付けてはいけない…と「モンスター」という言葉の魔力について書かれています。

「モンスターペアレント」という言葉は私も何度も耳にしたことがあります。この言葉の印象はプラスかマイナスかと聞かれたら迷わずマイナスだと答えます。
そう思っていたからです。

しかし、この本を読んで少しだけ違う考え方もあるのかもしれないと思いました。
現場を知らない私にとって実際自分が教員として働いたときどう考えられるかまだ分かりません。ただ、この本を読んで今まで私の中になかった考え方を知ることができたことは確かです。

本当はこの本を読んで感じたこと、考えたことを書くべきですが自分の中で考えがまとまっていないのでここではまだ書けません。自分の中で考えがまとまったら行動で示していけるように努力します。(渡部)

事故を機に(寺坂)

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 先日の報道で、小学校4年生の男の子がゴールの下敷きになり亡くなってしまうという、悲しいニュースを見た。

 ハンドボールの授業中に、ゴールにぶら下がっていてバランスを崩し転倒。その衝撃で、ゴールも倒れ下敷きになってしまった。報道によると、ゴールは固定されていなかったようだ。

 本来ゴールは、ぶら下がって遊ぶものではないが、子供はあらゆるものを、良い意味で遊び道具にしてしまう好奇心の塊だと思う。そして、危険だという判断もうまくできない。そんな子供を預かる学校は、生活をする時間の大半を過ごす場である。子供を預かるということは、命を預かるということになる。安全に安心して過ごせる学校を作らなければいけないと感じた。

 また、子供がゴールにぶら下がるというのは、よくある光景だと思う。その時先生は、試合の審判をしていたようだ。これもよくある光景だ。しかし、そのようなよくある光景にこそ危険は隠れていると思う。「子曰く、過ちて改めざる。これを過ちという」という言葉のように、これを機に現場の先生方には、同じ事故が起こらないようもう一度安全確認を行っていただきたいと思う。。そして、教師になった時には準備しておくことで、防ぐことのできる事故が起きることのないよう安全確認に努めたい。

 最後に、亡くなられた男の子に心からご冥福をお祈り申し上げるとともに、2度と同じような事故が起きないように願う。(寺坂)

12月26日大治町研修会に参加して(浦)

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12月26日、大治町で行われた研修会に参加させていただきました。
ヒドゥンカリキュラム(隠れたカリキュラム)という、意図していないにもかかわらず、子ども達に伝えてしまうことを考える内容でした。

ゼミ生の役割は、模擬教室をつくりあげること。
教師の姿と、それぞれ考えられる子どもの様子などをみんなで演じました。

実際に演じてみて、子どもの気持ちが分かる気がしました。
例えば、「挙手する児童生徒ばかり当てる」という行為にあるヒドゥンカリキュラムを考える際に、私はずっと挙手しませんでした。
挙手しなくても、授業は進んでいきます。
置いていかれたような、寂しい思いが生まれました。
もちろん、教師に置いていこうという気持ちはないと思います。
しかし、子ども達の捉え方は様々です。
この例に限らず、授業を行う時には、全員を巻き込む授業をしていきたいと改めて思いました。

また、時間についても自身がしっかりと守って子ども達に接していこうと強く思いました。
子ども達を集中させるためには、見通しを持たせることが必要です。
時間配分をいい加減にせず、特に終わりの時間はしっかりと守ることで、メリハリのある雰囲気をつくっていけるといいなと思いました。

玉置先生、大西先生のお話から、そして、研修会に参加していらっしゃった先生方の実践等から、多くのことを学ばせていただきました。
このような機会を与えていただき、ありがとうございました。(浦)

本の紹介2(牧野紘)

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今回の趣味の一冊は「usao漫画」
4コマ漫画です。言葉は多くは書かれておらず、主に絵です。けれども、とてもほっこりします。読むと、あたたかな気持ちになります。私はこの本に出会って、言葉がなくても伝わることがあるんだなと思いました。
よく思いつめたり、悩んだりしがちな人にオススメです(笑)

教育関係の一冊は、「授業アドバイザーが教える授業改善30の秘訣」。
この本は、教師力アップセミナーでもお世話になっている大西貞憲先生が書かれた本です。なんと先日一期生に、一人一冊プレゼントしてくださいました。みんなで並んでサインをお願いしました(笑)

この本の第2章からは、「今日からできる授業の改善ポイント」が書かれています。よくある場面として25点挙げられており、その一つ一つに対して、どこに問題があるのかと、改善の方法がまとめてあります。この本を一気に読んで、日々の自分の振り返りとして活用することもできますが、私は、毎日一場面ごとに読みたいなと思いました。その一場面について、その日は特に意識をするのです。そうすれば25日で約1周します。このサイクルを繰り返せば、いつかは私も大西先生のような授業技術が身につくかもしれません!!四月から実践してみようと思います。(牧野紘)

孫子の兵法(渡部)

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祖母にある本を薦められました。
齋藤孝さんの『こども孫子の兵法』です。
「孫子の兵法」には私たちが生きていく中で出会うさまざまな場面でどのように考え、どのように行動すべきかのヒントがたくさんつまっているそうです。そしてこの本には「孫子の兵法」の中でも特に子どもたちにも知って欲しい24の言葉がわかりやすい「こども訳」と一緒に載っています。
全ページがカラーでイラストも載っていてとても読みやすいです。
24の言葉の中から1つを紹介します。

智者の慮は、必ず利害に雑う。

これはすぐれた人は1つのことをプラスとマイナスの両方から考えているという意味です。
成功したから良かったなあ、失敗したから残念だ、だけで終わってしまってはいけないということです。失敗してしまったときはなぜ失敗したのか、次はどうしたら良いのか考えるかもしれません。しかし、成功したときにマイナスの面について考えることはあまりないかもしれないと思いました。
「必ず利害に雑う」とはどんなことでもプラスとマイナスの両面があるという意味です。
うまくいったとき、プラスの面だけに目を向けるのではなく、マイナスの面についても考えることが大切だと分かりました。

(渡部)

12月17日授業深堀りセミナーに参加して(杉下)

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先日、授業深堀りセミナーに参加させていただきました。
今回は和田先生の道徳、野木森先生の理科の授業に加えて、3+1検討会が行われました。

道徳の授業は、生徒役ではなく、後ろから見させていただきました。自分の気持ちの比率を円グラフに表させること、「心があったかくなったか」という質問で締めること等、初めて見るものも多く、大変勉強になりました。また、やはり和田先生は子どもへの声のかけ方が素晴らしいと思った一場面がありました。それは、書き終わって後ろの友達を振り返った子どもの瞬間をとらえ、「お友達に話したくなったでしょ?今からその時間とるからね」と言われたことです。ただ注意するだけでなくはっとさせられる声のかけ方は、是非私も見習いたいと思いました。

理科の授業では生徒役として参加させていただきました。「1秒間ふりこをつくって 、つくるときのコツを説明しよう」という野木森先生オリジナルの課題は、「やってやろう!」という闘志を燃やさせ、つい夢中になってしまいました。また、はじめから道具を与えられるのでなく、「ほしいものがあれば言って」と声を掛けられ、「何か道具を使ってみたい」という思いが自然と湧いてきました。野木森先生の授業からは、子どもをやる気にさせる方法を体験的に学ばせていただきました。

授業が終わると、講師の先生方を交えた検討会が行われました。私は神戸先生の進行のもと、課題、机間指導等、様々な観点から意見交流を行いました。「コツ」という言葉ひとつとっても意見が異なり、とても深い話し合いができたと思います。交流することで頭もフル回転させることができ、新しい視点を得られる楽しさも実感できました。

学生として参加する深堀セミナーは今回で最後でしたが、 「これぞ深い学び!」と思える、とても充実したセミナーでした。ここで学ばせてもらったことは、これからも自分の糧としていきたいです。(杉下)

2期生ゼミ合宿(牧野友)

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 12月24日、25日に2期生でゼミ合宿を行いました。

 卒業論文の目次作りを目標に行いました。卒業論文の書き方の本を読んで、目次を作りました。1期生の先輩方や玉置先生にアドバイスをいただいて完成させることができました。今後自分が卒業論文を作る上で軸がぶれないようにこの目次を常に念頭に置きたいと思います。

 また、面接の練習も行いました。質問に対して、考えをまとめることがとても難しいと感じました。また、集団面接では他の人が話している時も見られていることがわかりました。たくさんアドバイスをいただいたので、また自分の考えをまとめ直したいと思います。

 この2日間、2期生が一緒だったから自分だけでは思いつかなかった発見があり、とても勉強になりました。また、お互いに助け合って乗り切ったことでより信頼関係が築けたと思っています。たくさんの人に支えられていることに感謝をしながら、このメンバーで教師を目指して頑張りたいと思いました。(牧野友)

2期ゼミ生合宿(吉田)

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 12月24日・25日に2期生のゼミ合宿が行われた。たった2日間であったが内容は濃く、いいスタートとなる合宿だった。多くのゼミ生が詳しい内容は書いている(ということで私は割愛する。)ので感じたことを書こうと思う。

 私が感じたことは2つである。

 1つ目はスタートラインが切られたということである。
面接練習、模試、卒論。どの戦いもこの日がスタートとなった。
私の弱点・改善点はたくさんある。
面接:声・姿勢・目線の意識、
内容の考慮(キーワードをつなぐ、説明より経験とオリジナルを、自分の言葉で)
試験:知識の底上げ
卒論:先行研究の努力
「いつやるか、今でしょ」という精神で取り組むしかないと感じる合宿となった。

 2つ目はチームが創設されたことである。
2期生というチームは個性が豊かで、尊敬できる仲間たちばかりだ。一緒に学ぶうちに「この人のここを真似したい」「この考え方は私にはない」という言葉が溢れて、いつの間にかコミュニケーションが生まれ、私もその輪の中にいた。これからもゼミの中でたくさんの学び合いをしていきたい。

 また、玉置先生を始め、酒井先生、1期生の皆さんのご指導があって、実りのある合宿となった。本当にありがとうございました。(吉田)

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