「主体的」と「自主的」の違い(寺坂)

画像1
突然ですが、質問です。「自主的」と「主体的」の違いって、はっきり分かりますか?


はっきり言います。私はわかりません。むしろ、違いは無く雰囲気で使い分けるものだと思っていましたし、実際にそのように使ってきました。

なぜ、このようなことを考えたのか。それは、教採の問題によく穴抜きで出てきてくれるからです。出題された方も、丁寧に「自主的」と「主体的」を選択肢に含めてくれるのです。ありがたいですね(笑)私は、この条文の時は、「主体的」こっちは「自主的」と覚えるしかないと思っていましたが、ふと気になって調べてみたら、、、、、、、、、、違いありました。それもかなり明確に。

自主的・自主性…他人からの干渉や保護を受けず、独立して行うこと。つまり、やるべきことは明確で、それを人に言われる前に行うこと。
主体的…様々な状況下においても自分の意思や判断で行動すること。つまり、何をやるか決まっていない状況でも自分で考え、判断し行動できること。

 つまり「自主的」と「主体的」の違いとは、「主体性」は、やるべきことをやるだけにとどまらず、場合によっては、今までやってきたことが効果的では無いからやめると判断することも出来る。それに対して「自主性」は、やるべき事をいかに人に言われる前にやるかということなので、自分で物事を考える習慣が付きにくいということになる。

 これを踏まえて、この2つの言葉の大きな違いは自分の頭で物事を考えるか、考えないかにあるとわかりました。これで、穴埋め問題は攻略できそうです!!ふとした疑問でも、調べてみるものだと思いました。(寺坂)

4月17日 第2回3期生ゼミ記録(静谷)

画像1
こんにちは。3期生の静谷公希です。
4月17日に第2回3期生ゼミがありました。今回私は、発表した立場で学んだことについて書いていきます。

まず始めに、私自身強く痛感したことが、人の前で話す難しさです。このことについては、大学に入ってから何回も痛感していて、簡潔に言いたいことをまとめることができません。とくに相手の質問に対して答えることがどうしても苦手で、毎回まわりくどく説明してしまいます。こういったことが起こるということは、自分の言いたいことがまとまっておらず、自分自身が完全に理解ができていないからだと思います。ですので、人の前で話すときには、自分自身聞き手に「これを伝えたい!」という明確なテーマを決めて、しっかり準備することが大切であると思いました。

今回、私が発表した内容を一部紹介させていただきます。
私は、野口芳宏先生の「教師に必要な3つのこと」という本を紹介しました。この本には教師としての使命から、子どもへの指導の仕方、授業づくりの方法までをわかりやすく説いていて、大変興味深い内容ばかりでした。冒頭で「話す難しさ」について話をしたので、わかりやすい話し方のポイントについて紹介していきます。話し方のポイントとして、「目を見て話す」「明快に話す」「間を取る」「抽象と具体のバランスに気を配る」という4つのポイントが挙げられていました。「目を見て話す」とは、子どもと正面から向き合い、視線はしっかり子どもの目を捉えるということです。「明快に話す」とは、話し出す前に言いたいことを吟味して、短い言葉で伝えることです。「間を取る」とは、話し手が沈黙している間に、聞き手は話の内容を心に深く取り込み、話し手が次に何を言うかに思いをめぐらせるため有効です。「抽象と具体のバランスに気を配る」とは、抽象と具体のバランスが取れている話ほど、知的にも心情的にも、興味深く理解することができます。どれほどよい話でも、子どもの心に届かなくては意味がなく、言いたいことばかりに気をとられるのではなく、話しながらも、子どもの心の状態を丁寧に観察することが大切である。

あと、4ヶ月で教育実習です。子どもたちの前に立って、わかりにくい説明をしていたら子どもたちに頭が上がらない。教職というものは、崇高な使命を帯びた重要な仕事であるため、たとえ教育実習であっても強い責任感を持って、挑むことが大切である。そのために、今のうちから教壇に立つことを意識して、普段の会話から話し方のポイントを意識していきたいと思いました。(静谷)

4月17日第2回3期生ゼミ記録(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。2回目のゼミでは嶋藤さん、林さん、静谷さんの3人が発表をしました。そのうち私は嶋藤さんの発表について書かせていただきます。
 
 
 嶋藤さんは授業力について研究したいそうで、「達人に学ぶ授業力〜10年目までに身に付ける授業の4力(よぢから)〜」(千葉市教育センター)という本を紹介してくれました。
  
 4力とは、「授業コミュニケーション力」「一瞬の対応力」「意欲の向上力」「授業構成力」のことで、今回はそのうちの「授業のコミュニケーション力」と「一瞬の対応力」について発表をしてくれました。

 「授業コミュニケーション」では、き「く」・み「る」・はな「す」の「くるす授業コミュニケーション」について学び、教師が子どもたちに”先生はあなたたちのことを聞いているよ”と態度や視線でアピールすることによって子どもたちに変化が起こることや、授業中に外を眺めている子どもがいたら、すぐ叱るのではなくなぜそのような態度を取るのかをまず先に考えることが大切であることを学びました。

 「一瞬の対応力」では、授業での「広げる・勇気づける・位置づける」のコメント力について学びました。「広げる」は「付け足しがある人?」と聞き、そこから授業を広げること、「勇気づける」は「よく考えているね」とほめること、「位置づける」は「○○君はこんな風にできていて良いですね。」「○○君の話し方は先生は分かりやすかったです。」「○○君の音読は聞き取りやすかったのでみんなが分かりやすかったです。」などと、「先生は」や「みんなが」と言い、単調なほめ方ではなく異なる目線からその子を位置づけてあげることが大切であることを学びました。

  
 3人の発表の後に、○付け法のビデオを見て、実際にゼミ生の中で教師役・子ども役に分かれて○付けをやってみました。教師役で○付けをしたときは予想外の答えが書いてあると、かける言葉がとっさに出てきませんでした。それにより、子どもが「せっかく書いたのに」という気持ちになってしまうと感じました。子ども役で○をされるときは、「どんな言葉をかけてくれるのだろう」というわくわくした気持ちでした。
 
 学ぶだけでなく、実際にやってみることでさらになるほどな、と理解を深めることができるということが分かりました。(松田)

教師の学び(中田昂)

画像1
お久しぶりです。中田(昂)です。
自分は今、小学2年生の子供たちと元気よく過ごしてます。

社会に飛び出してから、はやくも3週間くらい経とうとしています。
学生ではなくなりましたが、今の思いや学びをつらつらと書きたいと思います。

ゼミで玉置先生に教えて頂いた実践や本を読んで知った実践、セミナーで聞いた実践に、現場の先生方に教えていただいた実践、様々な実践を真似しています。

聞いて真似して自省して、自分の形を見つけようと日々奮闘してます。

先生によって色んな実践があるので、何を実践すべきか悩みます。そんな日々です。

それでも、ゼミで教えていただいた丸付け法によるオープンカンニングや○×法は、なるたけ実践しています。
さっそく席替えも行い、市松模様になるようにしました。これにより班の話し合いがもっとより良いものなるといいです。

1分間スピーチや誉め言葉のシャワーなども、2年生ではあるものの案外できるものなのだなと感心しました。

授業では、物分かりの悪い教師を演じるばかり、子供たちに忘れんぼうの先生と呼ばれています。

自分の卒業研究のテーマである、「実生活で活きる力を育む授業のあり方」の通り、これからも研究を続けていきます。

最後に、教師の忙しさを実感した3週間になりました。(笑) 中田昂

4月17日第3期生ゼミ記録(早川)

画像1
4月も早くも4週目に入り、3期生は2回目のゼミを行いました。
嶋藤さん、林さん、静谷さんの3人の発表のうち、僕は静谷さんの発表から学び、思ったことを綴ります。

静谷さんは「教師に必要な3つのこと(野口芳宏)」という本を紹介していました。

主に、これから教師を目指す学生や教師人生をスタートした新任の先生に向けた、子どもの指導方法・授業づくりの方法などが分かりやすく書かれているそうです。

静谷さんは本にかかれている内容の中で印象に残った部分を抜粋して紹介してくれました。
その中でも特に僕が印象に残っていることは、「教師になる『までの努力』は誰でもしますが、教師になって『からの努力』をする人は多くはない」ということです。

教師を志すタイミングは人それぞれですが、本格的に勉強するのは大学生になってからで、どれだけ1年生の時から勉強を頑張っても4年足らずの時間しかないのに対し、先生になってからは40年ほどの時間があります。

このことに気付かされてから、「子どもから学ぶことがたくさんある。いつも学ばせてもらっている」と今まで世話になった先生方が言う言葉の意味がわかった気がしました。
子どもはひとりひとり違うので、教師を続けていても学び「続ける」ことができる。


また、3人の発表が終わった後、丸つけ法の実践を行いました。
ゼミ内での練習とはいっても、テンポよく、1パターンの言葉がけにならないように、1人あたりの時間が長くなりすぎないようになどとたくさんのことを意識するとなかなかうまくいかないなと実感させられました。

地道な練習を重ね、教育実習のときに少しでも有利になるように頑張っていきたいと思いました。(早川)

4月17日第3回2期生ゼミ記録(白井)

今日のゼミも前回までと引き続き、教員採用試験の勉強として、過去問題演習と面接練習をしました。その中で、2つのことついて書きます。

過去問題演習では、「時間内に解く」ということを第一目標としています。最初はまったく、解き終わらなかったのですが、少しずつ時間内に解けるようになってきて、嬉しく感じます。そして、ゼミ全体のスピードが上がってきてるのも、感じています。また、「正確に」というのも目標です。答え合わせをする時、みんなの丸をつける音が聞こえるので、いつもドキドキしています。しかし、「私も負けないぞ」という気持ちになり、とてもよい刺激をいつももらっています。

面接練習では、卒業研究のテーマと研究したきっかけを練習しました。自分で考えていたことを、文にすることによって、研究したいと思ったきっかけを再確認できたように感じました。

最後に、問題の分からないとこを教え合ったり、互いの面接の文を聴き合ったりする中で、みんなの良さをたくさん感じます。最初は全く繋がりのなかった10人ですが、これからも、一緒に切磋琢磨していきたいと強く感じました。玉置先生と共に、これからも力を出し切れるように、頑張ります。
画像1

4月17日第3期生ゼミ記録(菱川)

画像1
こんにちは。元気が取り柄な菱川です!笑
3期生は早くも2回目のゼミを行いました。
嶋藤さん、林さん、静谷さんの3人の発表のうち、僕は林さんの発表から学び、思ったことを書いていきたいと思います。

林さんは金 大竜さんの『一人ひとりの凸凹に寄り添う「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方』という本を紹介してくれました。

この本は、様々な家庭環境で生きる子どもたちは教師が経験したことない世界で生きていて、そのため、その子がどのような心で何を考え、生きているのかと言う点に観点を置き、「気になる子」「苦しんでいる子」への寄り添い方が綴られている。

僕は今回林さんの発表で最も印象に残った2つの言葉をあげていこうと思う。
まず最初に、「環境を整え、条件をつくっていくこと、待ってあげれること、問題を許してあげることが大事」
子どもの成長は個々によってバラバラであり、長期的なものが多く見られる、だから今ばかりを見るのではなく許し次へつなげていく先を見ることが大事と言うことである。

次に、「表面に現れた問題行動に対して頭ごなしに叱っているばかりでは、その子との心の距離が遠くなる」
子どもは環境を選ぶことはできません。なので目の前の問題にどう心で寄り添っていくのかがその子どもにとって一番の答えなのかを考えていくことが大切である。

これらの言葉を聞いて、子どもといざ教室で関わる時どんな態度、話し方、言葉などを選べばいいのか?と深く考えさせられました。
そして、周りの子たちからその子への関わり方をしっかり観察して、その子が良い方向に向かって行くように教師は最大限の努力をしないといけないのだなと深く感じました。
自分が実習に行くときに是非考え、行動して生きたい課題になりました。

このような気づきを与えてくれてほんとに林さんに感謝感激です。笑

また、3人の発表が終わった後、丸つけ法の実践を行いました。
早川くんと松田さんに丸つけ方を実際にやってもらい僕らは生徒役をやりました。
1〜2秒くらいでどう声をかけて行くのか2人はすごく苦戦をしているように見えました。
やはり練習あるのみなんだなと生徒役からでも感じました。

地道な練習を重ね、教育実習のときに少しでも有利になるように頑張っていきたいと思いました。(菱川)

4月17日第3期生ゼミ記録(林)

画像1
私は金大竜さんの『一人ひとりの凸凹に寄り添う「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方』という本を紹介しました。
教室には様々な家庭環境のもとで生きている子がいます。その子がどのようなこころで何を考え生きているのかは、結局教師には分かりません。この本には答えではなく、一手段が書かれています。私はこの本を読んだことによって、自分の世界観が広がったし、たくさんの新たな捉え方を学べました。
また、「小学校と中学校の時にいい先生に出会いたかったなあ。」とずっと思っていました。だから、私は子どものことを分かってあげられる教師になりたいと思い始めました。曖昧な目標だったけれど、この本を読んで、私がしたい子ども理解はまさにこの本の通りでした。
その中でも特に印象に残ったのは、
◯一面だけで判断してその子を理解したつもりにならない(p18l12)
◯表面に現れた問題行動に対して、頭ごなしに叱っているばかりでは、その子との心の距離が遠くなる(p30l15)
の2点です。
この2点は、私が小学校当時の先生にされて嫌だったことなので、余計に心に残りました。「本当はこうなのにな」とか「私だって…」と思ってたことを言えない自分が悪いと思っていたけれど、この本を読んで、「教師の責任でもあるのかな」と心が少し軽くなりました。

小学校の時からずっと同じことで悩んでいたり、先生に言われて傷ついた何気ない一言を覚えていたり…今までモヤモヤしていた気持ちが、この本を読んですっきりしました。それと同時に、「こんな先生になりたい!」とか、「私がされて嫌だったことを子供達に経験させないためには、こうすれば、こうなればいいんだ!」と明確な目標もみえてきました。

もう三年生です。いつも過去ばかり見たり、自分のこういうところがダメだ、と落ち込んでばかりだったけれど、私ももっともっと世界観を広げて、いろいろな考え方ができる大人になろうと思えました。(林)

4月14日第2回2期生ゼミ記録(牧野友)

画像1
4月14日に第2回2期生ゼミがありました。内容は、教員採用試験の過去問題を解くことと、面接練習でした。今回のゼミで私が学んだことをこの二つの内容に沿って話したいと思います。

過去問題は時間内に解くということが私の課題です。この課題にした理由は、前回のゼミで周りに比べてできなかったことだったからです。今回も最後までいけなかったことは悔しいですが、なんとなく時間を短縮する方法がわかったような感じがしました。まだ確信したわけではないのでここには書きませんが、次回試してみたいと思います。

面接練習では、大学で研究していることがテーマでした。私は構成がよくわかっていなかったのですが、白井さんと意見を交換するなかで話す順番を工夫するとよいことがわかり、新しく構成を考えることができました。

周りに影響されて自分の課題を見つけそれを解決するために考えることや、周りの意見を自分のなかに取り入れることは大人数のゼミだからこそできることだと感じました。あと約3ヶ月、2期生と玉置先生と一緒に戦いたいと思います。
(牧野友)

最近学んだこと(江口)

先日、福島県の原発事故により避難した児童生徒がいじめに遭っている件数が発表されました。199件という衝撃を受ける件数でした。地震による被害を受けたことに加え、さらにいじめという心理的な苦痛を受ける子どもたちがいるという事に驚きと深い悲しみを感じます。一刻も早い解決を願うとともに、いじめをしている子どもたち、その周りの大人が正しい原発についての知識を学ぶ必要があると思います。

愛知県について調べてみると、「H26年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果についての説明がありました。
いじめの認知は、小学校では減少したものの、高校は全国1位であり、全体に増加しているというものでした。これをみて、これほどまでいじめがあるのかという驚きがありました。しかし、認知をしっかりしているということから、早期対応に向かうことができているのではないかと思いました。

また、自殺予防を啓発するリーフレットも作成されているということを知り、愛知県がいじめに対し真剣に向き合っていることを改めて知ることができ、益々愛知県で教師として子どもたちの命を守っていき、楽しい学校生活が送れるよう支援していきたいと思いました。 (江口)
画像1

4月10日第3期生ゼミ記録(山下)

画像1
こんにちは。3期生の山下涼香です。

4月10日に3期生初のゼミがあったのでその時のことを書きたいと思います。
私は発表者として第1回目のゼミに臨みました。人前で話すことに慣れておらず何度も練習したはずなのに本番では伝えたいことの10分の1も伝えられなかったような気がしています。しかし、ゼミのみんなが質問してくれたり意見を言ってくれたので自分の発表のよさや改善点に気づくことができました。

それでは、本の紹介をしたいと思います。今回私が発表したのは大羽沢子先生の『算数授業のユニバーサルデザイン 5つのルール・50のアイデア』という本です。

この本には誰でも楽しく「わかる・できる」授業をするためのルールとアイデアが書かれていました。その中でも特に実践したいと思ったのは◯付け法です。○×法というものもあるそうですが◯付け法であることに意味があると思いました。私は子どもたちは先生に見てもらいたい、褒めてもらいたいと思っていると考えているのでこの◯付け法はどちらの欲求も満たせるとてもよい方法だと思ったからです。教師は子どもたち1人1人をしっかり見ているつもりでも教壇からでは表情や仕草しか見えていないと思います。教壇を降りて子どもたちの中に入り、丸をつけて回ることでノートの中までしっかり見ることができ会話も生まれます。子どもたちが「先生は自分のことを見てくれている」と感じ、信頼関係を築くことができれば学級経営も円滑に行くのではないかと考えました。

しかし、ただ丸をつければいいというわけではなく話しすぎてもいけないし全員に同じようなことを言ってもいけないので経験とコミュニケーション力が必要だなと感じました。発表の後に玉置先生が取り上げて分かりやすく説明してくださり実際にゼミ生でやってみたのですが思っていたより難しく課題の設定や声かけなど様々な指摘をいただきました。やはり最初からうまくはいきませんが教育書を読み、紹介し、実践する中で他の8人のゼミ生と共に学びを深めていきたいと思いました。(山下)

4月10日第3期生ゼミ記録(静谷)

画像1
4月10日の月曜日に第1回目のゼミがありました。今回私は、岡田さんの発表を聞いて、学んだことについて書いていきます。

岡田さんは、「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいてない学級づくりの秘訣」という本を紹介してくれました。

私が岡田さんの発表を聞いて、大変印象に残ったことは、学級開きの3日間という内容のところです。これは、学級開きの初日の帰りの会でさようならの挨拶をする前に「ちょっと待った!」と先生が間に入り、その日良いことをした子どもを褒めます。それを2日3日同様に行うと、子どもが自分から友達を褒めるようになり、それが習慣化するたいう内容です。まず、先生がいきなり「ちょっと待った!」と言うことで、子どもたちは「なんだ!?」と先生の話に興味を示します。そして、それを数日続けると今度は、子どもたちから「ちょっと待った!」と言ってきて、友達を褒め出すことがとても私の頭の中で想像ができ、ぜひとも取り組んでみたいと思いました。

このことが、私の中で大変印象に残りましたが、他にもたくさん学級づくりに関することが書かれていて、発表を聞いている私でもとても多くのことを学ぶことができました。逆に発表をした人にとっては、学んだ上にそれを発表することで人に説明する力がついていきます。また、さらにそれを記事にすることで学びが深くなり、教師力がとてもついていくと改めて強く思いました。これからのゼミがとても楽しみです。(静谷)

4月10日第3期生ゼミの記録(林)

画像1
丹羽さんの発表についての学びを書きます。丹羽さんは、『はじめに子どもありき』という本を紹介してくれました。

実際に教師にならないと分からないことが多く書かれている中で、丹羽さんは、「優れた教師とは、一人ひとりの子どもがその持てる力を存分に発揮して自らの力で成長していけるような支援をすることのできる人である」「学習とは教わるものであり、させられるものであるという学習観を持ち、学ぶことの喜びを感ずるどころか忍耐と結びついてイメージするようになってしまっているに違いない」という部分などが印象に残ったそうです。

私が丹羽さんの発表で一番印象に残ったのは、「一人の教師の持っている理想像に基づいてその教室のすべての子どもを同じ人間にすることが教育の目指すところではないはずである」と本に書かれているように、教師の理想を子どもに押し付けるのではなく、子どもにさたちの個性を大切にするべきだというところです。 個性とは、その子の長所だけではなく、短所も含めたその子ならではのものだと聞いて、知ってはいたけど、「なるほどな」と再認識することができました。

また、発表の中で図を提示して、「この図は何を表してると思う?」と問いかけてくれました。ただ説明されただけの知識と比べると、自分で考え、仲間と交流し合い、全体で発表し合ったため、しっかりと理解することができました。

そして「一番大事なのはやっぱり子どもだな」と強く思いました。
9月に教育実習があります。「授業作りを学ぼう」とか、「子供との関わり方を学ぼう」とか、教育を成り立たせるためのことばかり学ぼうとしていたことに気づかれました。丹羽さんが感じた、「教師がいて教育が成り立つのではなく、子どもがいるからこそ成り立つ」のように、教師になるためにああしなくちゃ、こうしなくちゃ、と思うのもいいけれど、まずは子ども理解をして、子どものことを第一に考えていきたいな、と思いました。(林)

4月10日第3期生ゼミの記録(丹羽)

画像1
こんにちは。3期生の丹羽 亜由美です。
4月10日に第一回のゼミがありました。私は発表する立ち場でどうなるか心配でしたが、ほかの仲間がたくさん意見を言ってくれたり考えてくれたりしたおかげでとても意味のある1時間になったと思います。

私が読んだ本を紹介したいと思います。私は「はじめに子どもありきー教育実践の基本ー」という本を読ませていただきました。そこには、子どもの大切さ、子どもがいるからこそ教師が成り立つと言ったスタンスで話が展開されており、大変興味深い内容ばかりでした。

一文抜粋して紹介したいと思います。
「優れた教師とは、一人ひとりの子どもがその持てる力を存分に発揮して自らの力で成長していけるような支援をすることのできる人である」
この文から私は、教師は子どものためにできることは何でもしてあげる、できる限りのことはしてあげるのがいい教師だと思っていました。ですが、それは間違いで子どもが持っている能力を信じてできるだけ見守ること、最低限の支援をしてあげることが重要なのだと学びました。

今回のゼミでは、発表する立場として思った通りに伝えられない部分もあったので、
人に伝えるということの難しさを身にしみて感じることができました。
今度は聞く立場なので、しっかりと話を聞いて質問したり、意見を述べたりしていきたいです。(丹羽)

4月10日3期生ゼミ記録(岡田)

画像1
こんにちは。3期生の岡田です。

ついに3期生のゼミがスタートしました。みんな探り探りな第1回ゼミになるかと思いきや、お互いに質問し、一緒に考え、実際にやってみるなど、とても良い雰囲気で学ぶことができました。そして、発表した者としては説明することの難しさ、上手く伝えられないもどかしさも感じたため、これから力を付けていきたいです。

今回はその第1回で発表した私が学んだことをまとめたいと思います。

田中博史先生の「子どもが変わる接し方 9割の先生が気づいていない学級づくり」という本を読んだのですが、その本にはおもしろい、興味深いが盛りだくさんでした。

保護者との関わり方や子どもとの距離の縮め方、子どものほめ方や日記の提出制度など、実際の経験談に基づくものや考えがたくさん載っており、読んでいてなるほどと思い、勉強になりました。

そして、私は良いことみつけなどに興味があるのですが、そのこともこの本には載っていました。
初めの学級開きの3日間で、帰りの挨拶をする前に先生が「ちょっと待った。」といって、そのクラスの誰かひとりを褒めます。これを毎日続けて、子どもから「〇〇くんも△△くんと同じことしたよ!」と声が上がるようになったらそれを取り上げ、友だちの良いところをみつけられるなんてすごい、と褒めるようにするというものがありました。
上手く伝えられていないかもしれませんが、これをすることで、良いことみつけが自然と習慣化され、形骸化するのを防ぐそうです。私も形だけのものになるのは嫌なので、こういう手段もあるのかと知ることが出来ました。

他にもまだまだ良いことみつけに関する内容や子どもからの信頼を得る方法などもあり、自分の理想の学級像、やりたいことを実現するための方法などたくさん学べました。

第1回ゼミはきちんと学びを深めることが出来ました。次回からも楽しみです。(岡田)

4月10日第2期生ゼミ記録(寺坂)

画像1
 4月に入り、新しい年度を迎えました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。今日4月10日から、大学も新学期を迎え、2期生のゼミも今日から本格的な教採対策が始まりました。

 前期のゼミは、一時間半という短い時間を、過去問を解く時間と面接の練習を行う時間との二部構成になっています。やらなければならないことが多く、時間はいくらあっても足りませんね。あと3時間くらい増えて1日27時間とかにならないかな...

 そんなゼミで今日学んだことは「切磋琢磨できる環境が一番やる気を引き起こす」ということです。先日の牧野さんの記事にもありましたが、大人数ゼミの大きな利点です。自分が解けなかった問題をほかの誰かができている。これほど単純に悔しいと思える状況はないと思います。また、そんな感情を素直に思えるのもこの10人だからだと思います。お互いがお互いを高め合っていきたいと思います。また、切磋琢磨の有効性を身をもって感じたので、将来このような関係が作れる学級にしていきたいと思いました。

 次回のゼミは、4月14日金曜日。記事を書くのは、2期生の元気印 牧野友紀さんです。お楽しみに!!(笑)

 実は、2期生が全員揃うのは2月19日のフォーラム以来実に2か月ぶり。サークル活動で忙しい石川君、体調崩しがちな岩田さん、もちろん玉置先生も含めて2期生いいスタートが切れました!!!

4月10日第3期生ゼミ記録(嶋藤)

画像1
4月10日、第1回目のゼミがありました。
今回私は、山下さんの発表で学んだことについて書きたいと思います。

山下さんは、「算数授業のユニバーサルデザイン」という本についての発表をしてくれました。
その発表の中で1番印象に残っているのは、◯付け法です。×は書かず、◯だけ付けることで、子供の自信につながるし、ここまでは合っているよという印をつけてあげれば、どこからが違うのかが明確にわかって分かりやすいし、否定されていないと子供が思うことができるので、とてもよい方法だなと感じました。

また、先生は子供を見ているようで、一人ひとりどんな答えをノートに書いているかまでは見ることができていないので、端的に一人ひとり◯付けをしていき、子供たちのことをしっかり見ることが大切だなと思いました。

オープンカンニングをすることで、自信がない子供に「あ、やっぱりこういう答え方でいいんだ。」と、自信を持たせたり、全然分かっていない子供に「先生が、足し算いいね。って◯付けしながら回っているから、これは足し算なんだ。」と解いていくヒントをあげたりできるので、どのレベルの子供でもついていけるような授業になるのではないかなと感じました。教育実習で是非取り入れたいと思います。(嶋藤)

復活寄席に参加して(岩田、江口、百瀬、佐久間、寺坂)

画像1
3月26日に元先生方による復活寄席を聞かせていただき、2期生5名が感じたことを書かせていただきます。

復活寄席として、玉置先生をはじめ、元先生方の落語を聞かせていただく機会がありました。わたしは今日が人生で初めての生落語でしたのでとてもワクワクしていました。聞いてみての率直な感想として、話を聞いているだけにも関わらず話の情景が手に取るように想像できてなんだか不思議な感じがしました。個人個人で話の捉え方は異なるのに、会場のお客様が一体になって笑いを共有できるってステキなことだと思うと同時にそう感じさせてくれる落語ってすごいと思いました。そして、何よりも舞台の上で話をされている4人の先生方がすごく輝かれていて、とてもうらやましかったです。何年たっても同じ思いをもった仲間の存在というのは、人生においてなくてはならないものであるなと感じました。わたしもいつか教員になるという大きな夢を叶えた後で、自分の成長のための小さな夢を叶えてみたいと思います。来年の今頃配属先を堂々と報告できるように、やるべきことをやりたいと思います。4人の先輩方とふくらくん本日はありがとうございました。また、一期生の先輩方4月から頑張ってください。二期生みんなでよい報告ができるように努力していきます。(岩田)

今回、初めて落語を聞きました。落語というと、堅いイメージでしたが、楽しんで過ごすことができました。また、愛狂亭ふくらさんは、小学校を卒業したばかりなのに、とても一生懸命やっていて大勢の前であんなに堂々と行えることに驚きを隠せませんでした。ぜひ今後も続けてもらってまた聞きたいと思いました。4人の先生方、今日は本当にありがとうございました。 (江口)

落語を生で聞くのは初めてで、すごく楽しみにして参加しました。
先生方の話す姿を見ていて、とても楽しそうに話しているから私たちも面白いなと感じるのだなと思いました。やる人が楽しむからこそ惹きつけるものがあったと思います。自分の好きなことをすることや何かやりがいをみつけてやることの良さと大切さを感じました。
素敵な会に参加させていただき、ありがとうございました。(百瀬)

私は落語を聴く機会が今まで数えるほどしかありませんでした。その中で、話を理解する能力が聴く側に必要になる難しいものという印象を持っていました。
今回聴いた落語はどれも聴いているうちにその場面を想像することができてとても面白かったです。その中でも特に光泉細鶴さんの「千両みかん」は笑った場面もあり、ハラハラするような場面もあり、聴き終わった後「すごい…!」と思わず声に出てしまうほどでした。
落語は、着物を着て座布団の上で話すだけなのに、落語家の伝える力で聴く側にストーリーを想起させることができるものだと感じました。
本当にとても楽しい時間でした。今回落語にとても興味を持ったので、また落語を聴きに行きたいです。
(佐久間)

今回落語を聞かせていただいて、改めて話術について考えるいい機会になりました。まるで、その場に多くの人がいるかのように感じました。聞く立場に立ってみないと分からないことがあり、自分の実習での国語の朗読はどうだったか、考えました。子供の反応から、やはりあまり良くなかったのではと思います。
話術は、鍛えれば必ず伸びると思います。子供が興味を持って聞いてくれる術、身につけます!(寺坂)

愛される学校づくりフォーラムに参加して(吉田)

画像1
2月19日に愛される学校づくりフォーラムへ参加させていただきました。
それぞれ1つずつ学んだことを記事にしたいと思います。
前半はカリキュラムマネージメントについて4つの視点からの提案を聞かせていただきました。
ここでは「教師としての姿」です。
私は講演前、カリキュラムマネージメントについて「学校がチームとして組織的、計画的に教育力を高めていくための取り組み」という認識しかありませんでした。確かに言葉しか知らず、具体的なことを考えたことはなかったので、考え方だけでも学ぶことができたことは私にとって大きな収穫でした。
それだけではなく、登壇された方に共通していえることを見つけました。
それは研究し、修養を絶え間なくされているということです。
教育基本法の9条に記載されている教員の姿です。それは発表されている方にとっては当たり前なのかもしれません。「私は本当にこの学校をよくしたい。」「こういう取り組みで日本の教育を支えていく。」という思いがひしひしと感じました。私は今、カリキュラムマネージメントを云々いえるほどの人ではありません。しかし、この気持ちだけは負けてはいけないと思うのです。私だって教師を目指す者です。「もっとこうしたい。」「日本の教育をよりよくしたい。」と思うべきであり、真剣に考えるべきなのだと感じました。知識も経験も全然足りませんが、学び続けることでその情熱は燃やし続けていきたいと思います。

後半は授業検討会におけるアドバイスツールの提案として2つの模擬授業を拝見し、考え方を学ばせていただきました。
ここでは「教材研究の大切さ」です。
佐藤先生の授業を拝見し、このことを感じました。授業で昔のものとして羽釜を提示し、現在との比較で便利というところへ行きつき、今の炊飯器がいいという流れが一般的ですよね。しかし、先生は炊飯器に羽釜の技術が使われていることで昔の知恵が生きているということへ気付かせる、その羽釜が地域との関連があるなどすべてがつながっていく構造となっており、思わず「おー」と言ってしまう展開でした。まさに教材研究の賜物だと感じました。それだけではなく、1つ1つの発問に意図を感じ、自然に考えながら流れていく授業はやってみたいと強く感じました。教材研究が授業の良し悪しを決める一因だと学ばせていただきました。

多くのことを学ぶことができ、また一つ大きな姿を来年見せることができたらと思います。(吉田)

「復活寄席」に参加して (末松・佐藤)

画像1
「復活寄席」の感想です。今回は1期生の末松・佐藤の感想です。

落語は頭が良くないと楽しめない。落語を聴いているうちにその言葉の意味が分かってきました。
どの落語も面白かったのですが、ふくらくんの落語が落語初心者の私にとっては分かりやすく好きでした。次はどんな読み方をするのかな?っと考えながら聞いていました。
とても楽しい時間でした。また機会があれば来年も聞きに来れたらいいなと思います。(末松)


光泉鶴太さんの犬の目は、普通ではあり得ないですが、その情景を思い浮かべながら、楽しむことができました。
愛狂亭駄楽さんの道具屋は、何役も演じられながら、その一役一役に個性があり、たくさん笑わせてもらいました。
愛狂亭ふくらくんの平林は、以前聞いた時よりも勢いがあり、引退してしまうのは惜しいなと私も感じました。
愛狂亭三楽さん(玉置先生)の親の顔は、学校現場にありそうな話をが、笑いに変わっていくのがとても面白かったです。
光泉細鶴さんの千両みかんは、笑いだけでなくどこか人間味溢れる雰囲気に、思わず引き込まれました。
私を含めて多くのお客さんが笑っていましたが、落語をされている方々自身も楽しまれているのを見て、こちらもさらに楽しむことができたと思います。機会があれば、ぜひまた見に行きたいです。(佐藤)
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30